ジェルネイルを無理やり剥がしたら痛いのはなぜ?傷んだ爪を補強する方法 | ネイル女子

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ジェルネイルをセルフでオフするのがめんどくさいからと、無理やり剥がしたりしていませんか?

ネイルマシンを使っている方ならともかく、ネイルファイルで10本のジェルを削ろうとすると、かなりの時間と労力がかかりますよね。
だからといって、ジェルネイルを無理やり剥がすのは絶対にNG!
どんなにキレイにジェルが剥がせたとしても、正しいオフをしないと爪には細かいダメージが蓄積してしまい、自爪が薄くなる原因となってしまいます。

今回の記事では、ジェルネイルを無理やり剥がすことのデメリットや、剥がれてしまったときのアフターケアについてご紹介します。

ジェルネイルをオフするのは大変

ジェルネイルをオフするためにアルミを巻いている手の写真

ジェルネイルは持ちが良いぶん、マニキュアのように除光液でササッと拭き取りオフすることはできません。
ジェルネイルには種類があり、「ソフトジェル」または「ソークオフジェル」と呼ばれるものは、ジェルをネイルファイルやネイルマシンである程度まで削って、アセトンという溶剤で溶かし、溶けた部分を少しずつ落としていくという工程が必要です。

さらに、ジェルネイルの中でもハードジェルという種類は、アセトンでも溶かすことができません。
ネイルファイルやネイルマシンで全て削り落とさなくてはならないのです。これはセミハードジェルなど、アセトンで溶けにくいものも同じです。

セルフネイル用に売られているジェルや、100均ジェルネイルなどは基本的にソフトジェルですが、ネイルサロンで施術を受けたものや、一部のジェルはハードジェルやセミハードジェルを使っている可能性があります。

セルフでソフトジェルのオフをするなら、ファイルとアセトンを使うことがほとんど。
しかし、10本全ての爪にアルミを巻いてしまうとオフがしにくいので、片手ずつしか使えず、かなり時間を要します。
早くても30分ほど、そして初心者や、ぷっくりネイル・大きめパーツがついたジェルをオフするとなると、さらに時間がかかります。

このように、セルフのジェルオフは時間も労力もかかってしまうので、めんどくさい要素の一つです。
セルフネイルは好きだけど、オフは嫌い・・という方も多いのでは。
ですが、オフが面倒だからと爪から無理やりジェルを剥がしてしまうのは絶対にやめましょう。
自爪が傷むだけでなく、キレイに爪が生え変わるまでネイルができなくなるかもしれません。

ジェルネイルを無理やり剥がすとどうなる?

ジェルネイルを無理やりオフしてしまい傷んだ爪の写真

ジェルネイルを適切な方法でオフせず、無理やり剥がしてしまうと、以下のようなことが起こります。

  • 爪の一部の層がジェルと一緒に剥がれてしまう
  • 爪表面がザラザラになる
  • 爪が薄くなる
  • 痛みが残る
  • 爪が割れたり折れたりしやすくなる
  • 服やストッキングがひっかかりやすくなる
  • ジェルネイルがつけられなくなる

ジェルを無理やり剥がすことで自爪は大きなダメージを受けます。たとえツルンと剥がれて、表面上はキレイに見えても、実は細かい傷やデコボコがついていることが多く、深刻なダメージが残ってしまうのです。

ジェルネイルを無理やり剥がすと痛みがでることも!?

自分の手を包むように重ねる女性の写真

ジェルネイルを剥がしてしまう理由としては、「ジェルと爪の間にスキマができており、ひっかかりや取れかけが気になるから剥がしてしまった」という人も多いです。
しかし、無理やり剥がしてしまうと、上記のように爪にダメージが残るだけでなく、痛みを感じるときもあります。
これは爪の層がジェルと一緒に剥がれているからです。
痛みが残るのは爪の下に神経があるからで、怪我をして傷ができ、ジンジンとした痛みが残るのと同じような状態です。

ジェルネイルを無理やり剥がした時の痛みは、数時間もすれば引くことがほとんど。
しかし、爪が折れてしまったり、皮膚の上にのっている爪が割れてしまったりすると、指先を使うたびに痛みが走るケースがあります。
なかなか痛みが引かなかったり、内出血のようになっていたり、爪や指先の感覚が普段と違う時はすぐに皮膚科を受診し、ジェルネイルを無理に剥がしてしまったと、医師に事情を説明しましょう。

傷んだ爪は元に戻らない?

首を傾げてハテナマークを頭に浮かべる猫の写真

ジェルネイルを無理やり剥がすと、爪の層が傷ついて表面はザラザラになり、ペラペラの薄い爪になってしまいます。
そして残念ながら、一度傷ついた爪は皮膚が自然治癒するように元には戻らないのです。

もともと爪は、甘皮の下にある「爪母(そうぼ)」というところから爪先に向かって伸びていきます。
自爪の先端にある白い部分(フリーエッジ)から伸びているわけではなく、甘皮の下から伸びているのです。
そして甘皮下から出てきて、私達から目視できる爪と呼ばれる部分は、すでに細胞分裂が終わって角質化した状態。角質化しているので、爪の傷は自然治癒によって修復したり、爪の折れた部分が繋がって治ったりといったことは起こらないのです。

つまり、一度爪を傷つけてしまうとその部分は元に戻ることはなく、傷ついた箇所をカットできるようになるまで伸ばすしかありません。
伸ばしている間も、爪には傷が残ったままなので、亀裂が入りやすかったり、薄くて爪がくにゃっと曲がりそうになったりと、普段通り生活するのも大変ですよね。

ジェルを無理やり剥がしてしまうと、大きなダメージが残るだけでなく、きれいな爪が伸びるまで折れないように過ごさなくてはなりません。
剥がすという楽を取ってしまうと、爪にはかなりのダメージを残してしまうので、やはり無理矢理剥がすのはやめておきましょう。

ジェルネイルを無理やり剥がしてしまった時のケア方法

花を手の甲に乗せている写真

ジェルネイルを無理やり剥がしてしまったら、

  • 補強する
  • マニキュアでコーティングをする
  • 保湿をする

などのケアを行うのがおすすめです。爪の状態によってはやすりで整えるが出来ないくらいダメージを受けている場合もあるので注意してください。

傷ついた爪をしっかり補強するならシルクがおすすめ

自爪が薄くなってしまい、今すぐにでも折れそう・・という場合は、単にマニキュアでコーティングするだけでは足りないかもしれません。
すでに折れてしまった爪も含めて、シルクとネイルグルーで補強しておきましょう。

爪の補強に必要なもの

  • シルクシート
  • ネイルグルー
  • ベースコート
  • トップコート
  • 消毒用エタノール
  • ネイルワイプ
  • ピンセット

■ibd ファインテクスチャーシルク 45cm

シルクシートはプロのネイリストも使うアイテムです。シルクにシールがついており、補強したい部分に貼ることで強度をプラスすることができます。ibdはネイルブランドとしても知名度が高く、プロユースの商品を数多く販売しているので、品質も安心です。

■erikonail(エリコネイル)ネイルグルー(ENG-1)

ネイルグルーは爪用の接着剤を指します。文房具の接着剤やボンドは、爪に使うことを想定していないので絶対に使わないでくださいね。こちらのネイルグルーは、マニキュアのようにハケがついているので塗りやすく、ネイルチップをつけるのにもおすすめです。

補強のやり方

  1. 爪の長さは負荷がかからないように短めにしておきます。
  2. 消毒用エタノールをネイルワイプに含ませて、爪表面をしっかり拭き取りましょう。
  3. シルクシートを補強する部分が覆えるよう、少し大きめにカットします。
  4. シルクの剥離紙を剥がし、補強したい部分にピンセットで貼り付けます。
    爪のサイドにシルクがはみ出さないように注意してくださいね。
  5. シルクに皮脂がつかないようネイルワイプを当てて、シルクが爪に定着するよう指の腹でそっと押さえましょう。
  6. ネイルグルーを使い、シルクの網目にグルーを染み込ませるように塗っていきます。グルーがシルクに染み込むと、シルクは半透明になります。
  7. グルーが乾くまでしばらく待ちましょう。塗布量にもよりますが、短いと1~2分で、長くても10分程度で乾きます。乾かないうちに触らないよう気をつけてください。
  8. グルーが乾いたら、ベースコートを爪全体に塗ってしっかりコーティングします。
  9. ベースコートが乾いたことを確認して、トップコートを爪全体に塗り、乾いたら完成です。

ネイルグルーとシルクを貼った爪をオフする時は、小さくカットしたコットンにアセトンを含ませて爪の上に置き、アルミホイルを巻いて5分程度おきましょう。アセトンが染み込めばグルーとシルクがふやけてくるので、後は除光液を含ませたコットンで全体を拭えばキレイにオフできますよ。

マニキュアのベースコートでコーティングもおすすめ

ベースコートを塗るネイリストの手元の写真

ザラザラに傷ついてしまった爪は、マニキュアのベースコートを使ってつるんとした表面にコーティングしましょう。自爪にダメージがある時は、ジェルネイルではなくマニキュアを使うのがおすすめです。

マニキュアのベースコートなら、基本的に塗り重ねて使えるので、剥がれてきてもその上から塗り重ねてササッとコーティングできちゃいます。

おすすめのベースコート

■OPIインフィニットシャイン リッジフィラー ベースコート IST12

OPIはアメリカ発の大手ネイルブランドで、世界各国に愛用者がいます。もちろん日本もプロ・セルフ問わず人気で、こちらのインフィニットシャインシリーズは速乾性が高く塗りやすいと口コミで話題になっている商品です。

■ZOYA ゾーヤ アンカーベースコート 15ml

ナチュラルな成分で出来ており、有害物質をカットしているZOYAシリーズは、近年人気急上昇中のネイルブランドです。ナチュラルにキレイなコーティングができて、爪に優しくマニキュアが楽しめます。

■BWハードベースコート クリア

プチプラながらも、しっかりコーティングできて強度がアップできるベースコートがビューティーワールドのハードベースコートです。クリアで馴染みやすいことから、男女問わず使いやすいのも嬉しいですね。

ちなみに、爪がひどく傷んでペラペラになっている場合、ジェルネイルをするのはおすすめできません。
ジェルネイルはライトで固めるときに硬化熱が発生しますが、爪が薄いと硬化熱が爪の下の皮膚に伝わりやすく、酷い時は硬化熱でやけどをする恐れがあります。

また、ジェルネイルをオフする時のアセトンでの乾燥や、ファイルで削る時にさらにダメージが深刻になるかもしれません。
爪に優しくコーティングをするなら、マニキュアのベースコートを使いましょう。

補強やコーティングをしなくても保湿ケアは必須

ネイルオイルでケアをしている写真

補強やコーティングをするほど傷んでいなくても、ジェルネイルを剥がしてしまった時はネイルオイルやハンドクリームで保湿しましょう。
ジェルが取れたあとの自爪は乾燥しやすくなっているので、爪に浸透しやすいネイルオイルで潤いを与え、手肌全体を保湿し膜をはる効果も期待できるハンドクリームを使うのがおすすめです。

ジェルを剥がしてしまった直後はもちろんのこと、毎日こまめに保湿を行うようにしましょう。
手を洗った後すぐや、お風呂上がり、寝る前、乾燥が気になる時など、保湿ケアは1日で何度も行うのがおすすめです。
乾燥を防いで健やかな爪や肌にするには、高価なネイルオイルやハンドクリームを使う必要はなく、つける頻度の方が大切です。

プチプラなネイルオイルやハンドクリームでも、こまめに保湿を繰り返せば、乾燥知らずの手元になりますよ。
また、潤いが行き届くことで、乾燥している時よりもきれいな爪が生えやすくなります。

保湿ケアにおすすめのアイテム

■ukaネイルオイル24:45

ネイルオイルは香りが良いものを使うと、リフレッシュタイムとして演出できます。ukaのネイルオイルは、スタイリッシュな見た目とバリエーション豊富な香りが人気です。プレゼントにもおすすめ。

■Rimmel (リンメル) キューティクルオイル

リンメルのキューティクルオイルは、プチプラでありながら100%ボタニカル成分というのが嬉しいポイント。ナチュラルな香りとしっとり感が持続するので、高頻度で使いたくなるはず。

■MAINE BEACH リグリアンハニーシリーズ ハンド&ネイルクリーム

リグリアンハニーシリーズは、貴重なオーガニックハニーを使ったボディケアブランドです。厳選されたオーガニック成分を配合し、保湿力が抜群でベタつきにくいと口コミで人気を集めています。

■Lefune ハンド&ネイルクリーム<レモンの香り>

レフュームはレモン果実配合で、爽やかな香りが嬉しいハンド&ネイル用のクリームを販売しています。すっと馴染みやすく、持ち運びしやすい大きさなのもあって、1年中使いやすいですね。

ジェルネイルは適切なオフの方法で落として、もし剥がれてしまったら、補強や保湿でしっかりケアしていきましょう!

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