使いきれずに家で眠っているアイシャドウ、捨てるのはもったいないと思ったことはありませんか?
実は、使わなくなったアイシャドウはアイメイク以外にもさまざまな使い道があります(^^)
眉、チーク、ネイル、アクセサリー作りなどにアレンジすれば、コスメを無駄にすることなく新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
今回は、使わないアイシャドウを活用するおすすめのアレンジ方法をご紹介します。
余ったコスメを活用して、生活に彩りをプラスしてみましょう♪
使わないアイシャドウをポイントメイクにアレンジ
使わないアイシャドウがなんだかもったいなくて捨てられない…これってあるあるですよね。
特に複数の色が並ぶパレットだと、たくさん使う色と全然使わない色が出てくるのも仕方がないことです。
そのまま捨てるのはもったいない…そこで、使わないアイシャドウをポイントメイクに活用してみましょう!
アレンジをする前に、使わなくなったアイシャドウの使用期限をチェックしましょう。
アイシャドウは肌に直接つけるものなので長期間放置しているものはお肌に使うのはおすすめできません。
アイシャドウの場合、未開封なら製造日から3年以内に、開封後は1~2年以内に使い切ることが推奨されています。
まだ期限内だったら、余ったアイシャドウを以下のように活用してみてください♪
ブラウン系:アイブロウパダーとして使う
ブラウン系のアイシャドウは、色味によってアイブロウパウダーとしても活用できます。
筆者はアイシャドウをアイブロウパウダーにして使っています(^^)
マットなブラウンは、眉に自然になじみやすく、ナチュラルな仕上がりに。
パウダータイプのアイブロウブラシに少量取って、眉の足りない部分を埋めるように描けばOKです。
濃すぎるカラーは軽くティッシュオフして調整しましょう。
複数のブラウンが残っていれば、明るめを眉頭に、濃いめを眉尻に使うなど、グラデーション仕上げも楽しめます♪
ブラウン系:シェーディングに活用
ブラウン系のアイシャドウのもう一つの使い方として、顔まわりのシェーディングにもぴったりなんです。
マットタイプのアイシャドウは、自然な影を演出できておすすめです。
フェイスブラシに少量取り、フェイスラインやこめかみ、ノーズシャドウに軽くのせてぼかすだけで立体感のある仕上がりに♪
濃すぎると不自然になりやすいので、少しずつ乗せて調整してみてくださいね!
大きめのアイシャドウパレットには複数のブラウンが入っていることも多いため、自分の肌色に合った色を見つけて使ってみましょう。
レッド系やピンク系:チークに使う
レッド系やピンク系のアイシャドウは、実はチークとしても使えるアイテムなんです(^^)/
使っていないアイシャドウがあれば、ぜひ頬に使ってみましょう!
マットタイプはふんわりした血色感を出しやすく、パール入りならツヤ感のある華やかな仕上がりになります。
指やチークブラシに少量取り、頬骨の上にポンポンと乗せてから、やさしく広げてなじませていくのがコツです。
色が濃い場合は、ティッシュで調整してからのせると失敗しにくいです♪
ラメ・パール系:リップメイクの上から重ねる
ラメやパール系のアイシャドウは、リップメイクの仕上げにプラスするとおしゃれ度がアップします。
手持ちの口紅やティントの上に、指先やチップでぽんぽんと優しく付けると、輝きのある立体的な唇に仕上がるのが特徴です♪
ゴールドやピンク系のラメは、肌なじみがよく使いやすいのでぜひ取り入れてみてください。
マットリップにツヤを加えたり、単色リップに一工夫足したい時にも便利なアイテムです。
粒が大きいラメは控えめにのせると、ギラつかず上品な印象に仕上がります。
眠っていたキラキラ系シャドウも、リップメイクに使うと一味違った楽しみ方ができちゃいますよ♪
使わないアイシャドウをセルフネイルで活用
ポイントメイク以外でも活用方法はあります!
使わないアイシャドウを活用した、簡単セルフネイルに挑戦してみましょう!
セルフネイル好きの方ならご存知かと思いますが、ネイルでもアイシャドウのようなカラーパウダーを使って作るデザインがたくさんあるのです。
ここではジェルネイルを使う方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね♪
ジェルネイルとアイシャドウを混ぜてオリジナルカラー作り
マニキュアとアイシャドウを混ぜてオリジナルカラーのマニキュアを作ってみましょう♪
アイシャドウを混ぜる量を調整すれば、シアー感や色の濃さも変更することができますよ!
■用意するもの
- クリアジェル
- 使わなくなったアイシャドウ
- スパチュラ
- アルミホイル
クリアジェルはベースジェルでもトップジェルでもミキシングジェルでもOK!
ただし、ノンワイプトップジェルやピールオフジェルはうまく混ざらなかったり、固まらなくなったりするので使わないでくださいね。
■やり方
- アルミホイルにスパチュラでトップジェルを少量取り出します。
- アイシャドウを少し砕いて少量のパウダーをアルミホイルに取ります。
- スパチュラで優しく混ぜて撹拌します。
- 作ったカラーを爪に塗って色味を確かめましょう。
色が薄ければまたアイシャドウを少量混ぜていきます。
アイシャドウの量が多すぎるとジェルが硬化しづらくなるので注意してください。 - あとはいつものカラージェルのように使えばOKです!
ポイントは「アイシャドウを混ぜる量は少しずつ」です。
アイシャドウをはじめからたくさん混ぜてしまうと薄くするのが大変です。
カラージェルは10本2度塗りワンカラーでも、意外と使う量が少ないものです。
まずは少なめのクリアジェルと少量のアイシャドウを混ぜて調整していきましょう!
ジェルネイルとアイシャドウで簡単グラデーションネイル
初心者にはちょっぴり難しいグラデーションネイルも、ジェルネイルとアイシャドウを活用すれば簡単に作れます!
濃いめの色のアイシャドウと、薄いベースカラーの組み合わせがおすすめ。
アイシャドウチップも一緒に用意しましょう。
■用意するもの
- 使わないアイシャドウ
- アイシャドウチップ
- ベースジェル
- ベースカラージェル
- ノンワイプマットトップジェル
- ノンワイプトップジェル
アイシャドウの発色を良くするために、以下のポイントを押さえましょう!
アイシャドウのカラーが濃いめまたはダークトーン
→ライトトーン(白が混ざった明るい色)のベースカラーを使う
アイシャドウのカラーが明るめまたはライトトーン
→ダークトーン(黒が混ざった暗めの色)のベースカラーを使う
色の組み合わせをちょっと工夫することで、綺麗なグラデーションが作りやすくなります♪
■やり方
- ベースジェルを塗って硬化します。
- ベースカラーを塗って硬化します。
- ノンワイプマットトップジェルを塗って硬化します。
- アイシャドウチップにアイシャドウを含ませて、グラデーションになるよう塗っていきます。
この時エッジに塗るとネイルが剥がれやすくなるので、エッジには塗らないでください。
爪先から爪の中央にかけてアイシャドウをポンポンと塗りましょう。 - グラデーションの幅が決まったら、爪先が濃い色、中央が薄い色になるようぼかします。
ぼかしたい部分は綺麗な面のアイシャドウチップを使いましょう。 - 最後にノンワイプトップジェルを塗って完成です!
ポイントは「エッジにパウダーは塗らない、ジェルはエッジに塗る」という点です。
エッジにパウダーを塗るとジェルもパウダーも持ちが悪くなるので注意してくださいね。
パウダーの剥がれやすさがどうしても気になるときは、ベースジェルでコーティングしてからトップジェルを塗りましょう。
レジンとアイシャドウでハンドメイドアクセサリーを作ろう
使わなくなったアイシャドウは、割れてしまったものもありますよね。
むしろ割れている方が使いやすいアレンジ方法があります。
それがレジンアクセサリーの着色料に使う方法です。
レジン液はモールドに入れ込んで、ライトで固めることでクリア感のかわいいアクセサリーやキーホルダーを作ることができます。
レジン液自体に色がついている商品も売られていますが、透明のレジン液の方がお得で手に入りやすいです。
透明のレジン液に色をつけたい時は、粉々になったアイシャドウをしっかり粉末状にして、透明のレジン液と混ぜてみましょう。
ジェルネイル用ライトはレジンを硬化するのにも使えるので、セルフジェルネイルが好きな方もぜひ挑戦してみてください♪
用意するもの
- クリアのレジン液
- 使わないアイシャドウ
- 調色カップ
- 調色スティック
- ミール皿やシリコンモールド
- ホログラムや箔などの封入物
調色カップや調色スティックは、パレットやスパチュラとして使えるなら代用もOK!
ホログラムや箔を入れるとさらに華やかになりますよ!
やり方
アイシャドウを細かい粉末にするには、オーブンシートなどのツルツルとした紙にアイシャドウを出し、シートでしっかり挟んでから、ペンやスプーンの腹などをつかって細かく潰しましょう。
- まずはアイシャドウを粉末にします。
- オーブンシートなどツルツルの紙にアイシャドウを出して、シートで挟みます。
- スプーンの腹などを使って潰し、細かいパウダー状にしましょう。
- 調色カップにクリアのレジン液を入れます。
- パウダー状にしたアイシャドウを少量入れて、調色スティックでゆっくりとかき混ぜます。
- 好みの色になったら、ミール皿やシリコンモールドに流し込みましょう。
ホログラムなどの封入物もこの時点で入れます。 - レジン液の規定時間通りライトで硬化すれば完成です!
きれいに作るポイントは「アイシャドウとレジンを混ぜる時は、空気を入れないようにゆっくりと」です。
勢いよくかき混ぜると気泡が入ってしまいますし、レジン液は粘度が高いので気泡がなかなか無くなりません。
アイシャドウは粒子が細かく、パールやラメが入ったものが多いので、レジン用着色剤とは異なる仕上がりになるのが特徴です。
使わずに眠っているアイシャドウを活用して、オリジナルアクセサリーを作ってみてくださいね。
まとめ
使わなくなったアイシャドウも、まだまだ大活躍します!
クリアジェルと混ぜてオリジナルカラーを作ったり、グラデーションネイルに使えばサロン級の仕上がりに♪
そのほかにも、アイブロウやチーク、リップ、レジンアクセサリーまでアレンジは無限大です。
眠っているアイシャドウを使って、いろいろ楽しんでみてくださいね(^^)