ネイリストのライターってどんなものかご存知ですか?
ネイリストでありながらライター業務(ライティングと言います)も行うことは、実は様々なメリットがあるのです!
今回の記事では、ライターとはどんなものなのか、そしてネイリストのライターはどんなことをライティングし、どんなメリットがあるのかをご紹介します。
ライターとはどんな仕事?
ライターは「物書き」を表す言葉であり、著作家とも言います。
文章を作成する人のことを指し、自分が作成した文章は雑誌や新聞などの紙媒体、WEBサイトやSNSなどのWEB媒体などに掲載されます。
内容はクライアントが指示するものもあれば、テーマだけ示され、ライターがある程度自由に内容を決められるものもあります。
そして文章をライティングするだけでなく、取材やインタビューをしたり、編集や校閲作業を行ったりすることもあります。
自分の文章を人に見てもらうために文章を書く、という点では作家やブロガーも同じです。
しかし作家やブロガーは題材を自由に取り扱えますが、ライターは基本的に題材を自由に決めることはできません。
「企業や依頼者が指示した内容を、読み手にわかりやすく伝える」ということが重要になるのです。
ネイリストのライターとは?
ネイリストのライターとはネイルに関する文章のコンテンツを作成する人です。
ネイリストの中には「ブログやSNSで文章を書いたり、考えたりするのが好き」という人や、「情報を発信するのが好き」「本やWEB記事を読むことが好き」という人もいるのではないでしょうか。
どれかに該当する方は、ネイリストのライターとして活躍できるかもしれません!
そして「餅は餅屋」という言葉がある通り、ネイルのことはネイリストが一番知っています。
そんなネイリストがライターになることで、経験や知識を生かしたネイルのコンテンツが書けるので、より専門性の高い内容を作成できます。
ネイリストライターは何を書くの?
ネイリストのライターは主にどんなコンテンツを書いているのでしょうか。
以下でご紹介します。
ネイルに関する基礎知識
ネイリストとして働くために、ネイリスト検定やジェルネイル検定を取得した人は多いのではないでしょうか。
美容師や柔道整復師と異なり、ネイリストは国家資格がないため、検定級を取得していなくてもネイリストになることは可能です。
しかしネイリストとして安全に、衛生的にネイルの施術をするには技術だけでなく知識も必要です。
そのため検定では消毒の知識や皮膚科学などの基礎を学び、テストします。
これらの学んだ知識はネイリストだからこそ、一般の人やネイリストを目指す人にも広められます。
またネイルの施術や技術に関しても、サロンワークからの知識や検定級の実技試験など、一般の人が知らないことも含むことでより専門性の高い、貴重なコンテンツになります。
ネイルデザインの解説
ネイリストならネイルデザインを考えるのが好きな人も多いですよね。
コンテンツにネイルデザインを入れて、写真と文章でやり方を解説することで、ネイリストになりたい人やセルフネイラーの人のお手本になります。
また使用しているカラーの種類やネイル用品なども加えて解説することでより深い内容になりますし、新たなデザインをWEB上で提案することにより、ネイルのトレンドを作る可能性もあります。
ネイリストになる方法
かわいいものやおしゃれが好きな人、細かい作業やアートを仕事にしたい人の中にはネイリストを目指している人がいます。
未来のネイリストを増やし、ネイル業界を盛り上げるために、ネイリストになる方法を紹介してみてはいかがでしょうか。
ネイリストのライターの中には、ネイリストになるにはどうすればいいのか、検定級を取る流れや、スクールに行くべきなのか、どのような練習をしていたのかなどをコンテンツ化している人も多いです。
ネイリストがライターになるメリット
ネイリストがライターになることは、様々なメリットがあります。
知識が深まり、視野も広がる
ライティングをしていく時は、改めて調べ直したり、派生してさらに調査することが多くなります。
そのためもともとあった知識がより具体的になっていきます。
例えば、ネイルオイルは本当に爪を丈夫にするのか、爪にとって安全性の高いジェルはどんな成分が使われているのかなど、日々のネイリストとしての業務だけでは調べないことも、文章化するためにしっかり調べてコンテンツ化していくので、よりネイルに関する知識が深まります。
そして知識が深まると新たな疑問が生まれていくので、ネイリストとしての視野もより広がります。
文章化・言語化することが得意になる
急に文章を書こうとすると、何から書けばいいのかわからないという人が多いです。
ネイリストのライターとしてライティングを続けると、文章を書くことや言語化することに慣れてきます。
たとえば求人広告を出すためにも文章は必要ですし、サロンのホームページを作る場合も、サロンのコンセプトを言語化する必要がありますよね。
ライティングをしていると、そんなときも文章を書きやすくなります。
またライティングをしていくと言葉の意味や文の流れを考えることが多くなるので、接客中の言い回しや語彙も増えていきます。
ライティングはサロンワークにも役立ちます。
文章を書くことが好き、または興味があるという人は、ネイリストのライターにぜひチャレンジしてみてください!