初めてのジェルネイルで爪の長さはどれくらい必要?バラバラでもつけられる?理想的な長さと理由を解説 | ネイル女子

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ジェルネイルをつけてみたい!
ネイルサロンに行ってみたい!

でも、爪が短かったり、爪の長さがバラバラだと、ジェルネイルは付けられるのか不安・・・
そう考える方も少なくないようです。

そこでこの記事では、ネイルサロン初心者さんや初めてのジェルネイルに挑戦する方向けに、
ジェルネイルを付ける時に適切な爪の長さはどのくらいなのか?すごく短かったり、長さがバラバラでも付けられるのか?という疑問にお答えします!

ジェルネイルで爪の長さはどれくらい必要?

シンプルなジェルネイルを付けた女性の手元

ジェルネイルを施術する際、自爪の長さはどれくらい必要なのでしょうか?

理想的なのは、フリーエッジ(爪先から指を超えて出ている白い部分)が1〜2mmほどある状態です。

この程度の長さがあればジェルが自爪にしっかり密着しやすくなり、剥がれや浮きといったトラブルの予防にもつながります。

また、ネイルベッド(ピンクの部分)とのバランスも整いやすく、仕上がりが自然で美しく見えるのもメリットのひとつ。
厳密に長さを測る必要はありませんが、指先からほんの少し爪がのぞいているくらいの長さを目安にするとよいでしょう。

ただし、自爪が極端に短かったり2枚爪や深爪の状態になっている場合は、ジェルがしっかり定着しにくくなることも。
そういったケースではネイルチップやスカルプを使って爪の長さ出しを行うことで、美しく安定したジェルネイルが楽しめますよ。

ネイル初心者なら短めがおすすめ

ジェルネイルを初めて付ける、初めてネイルサロンでジェルネイルを施術してもらうという方は、伸びた時のことを考えて自爪を少し短めにしてジェルを付けるのがおすすめです!

ジェルネイルは基本的に3~4週間くらいで付け替えやオフを行います。
爪が伸びてきたからといってジェルが付いたまま爪切りで切ったり、爪やすりで短くしてしまうと、ジェルが剥がれやすくなってしまいます。
さらに切った爪とジェルの間に隙間ができ、そこから水分が入るとグリーンネイルという爪の病気になる可能性も・・・

常に爪を短くしたい方や、長い爪に慣れていない方だと、爪が伸びているけどジェルが付いているからそのまま、という状態はなかなか慣れませんよね。
基本的に短い爪が好きなら、付けている間のことも考えて、爪を短めにしてからジェルネイルを塗ってみてくださいね。

ちなみに、お客様からよく相談されるのが「爪の面積が小さい、縦幅が短いけどジェルネイルは付けられるの?」というような内容です。
ジェルネイルはネイルベッド(爪のピンクの部分)が小さい・短い状態でも、基本的にフリーエッジが1ミリ以上あれば付けられるので安心してくださいね。
ただし短すぎるとジェルが取れやすくなるので注意が必要です。

爪の長さがバラバラでもネイルできる?

ネイルサロンに行ったことがない人や、ネイル初心者だと、爪の長さがバラバラでも付けられるのか不安になりますよね。

結論からお伝えすると、ネイルサロンではジェルネイルを塗る前に、ネイリストが爪を整えてくれるので、爪の長さがバラバラの状態で行ってもOKです!
そして一番短い爪に合わせて他の爪も整えたり、爪の長さはほとんど変えずに形だけ合わせるということも可能です!

ネイルサロンでは爪を整える時に、基本的に一番短い爪に合わせて他の爪も短くしていきます。
爪を伸ばしていて、多少長さに差があってもいいから短くしたくないという方は、「長さはなるべくそのままで、形だけ同じにしてほしい」とネイリストに伝えてみてください。

長さがバラバラでネイルをすると変になりそう、と思われるかもしれませんが、数ミリ違う程度なら意外と気にならない仕上がりになります。
(ただし、何センチも違うと流石に違和感が出てきます)

それに、自分では気になる差があっても、他人から見たら殆どわからなかったりするものです。
ネイリストは基本的に爪の長さは10本全て揃えることを勧めるはずですが、どうしても切りたくないという時は上記のように伝えてみてください。

ジェルネイルは付けることで、爪に厚みが出てしっかりコーティングされるので、自爪よりも爪を伸ばしやすくなります。
多少ばらつきがあっても、気にせずにそのまま伸ばしていきましょう。

深爪だとネイルできないかも

爪切りで爪を切っている様子

深爪の状態では、ジェルネイルの施術を断られることがあります。

これは見た目は整っていても爪に十分な長さや土台がないとジェルがしっかり密着せず、浮きや剥がれの原因になるためです。

ジェルネイルはフリーエッジがある程度あることで、定着しやすくなります。
ですが深爪ではこの部分がほとんどなく、ジェルを安定させるのが難しくなります。

爪の先端と皮膚が密着していることでジェルの厚みが強調され不自然に見えたり、施術中に刺激を感じやすくなったりすることも。
衛生面でもトラブルが起こりやすいため、ネイリストが施術を控えるケースも少なくありません。

とはいえ、深爪だからといってネイルを完全に諦める必要はありません。
アクリルやハードジェルを使った「スカルプ」であれば、強度のある長さ出しをしながら爪を育てていくことが可能です。

なお、ネイルチップは接着面が少なく取れやすいため、深爪の方にはあまりおすすめできません。
深爪に合った施術方法を選ぶことで、安心してジェルネイルを楽しむことができますよ。

ネイルサロン前のNG行為

ネイルサロン前のNG行為

ネイルサロンに行く前は、少しでも準備しておこうと、自分なりに爪を整えたりケアしたくなる方も多いかもしれません。
ですが、実は「やらない方がいいこと」もあるのをご存じでしょうか?

自己判断でケアしてしまうと施術に支障が出たり、ジェルの持ちが悪くなってしまうこともあります。
ここでは、ネイルサロンに行く前に避けた方がいいNG行為とその理由についてご紹介します。

初めての方はもちろん、サロン通いに慣れている方もぜひチェックしてみてください。

爪を切ったり爪やすりで整える

ネイルサロンに行く前に爪の形を整えておこうと爪切りや爪やすりを使う方もいるかもしれませんが、実はこれは避けたほうが良い行為のひとつです。

ネイリストは施術前にお客様の爪の状態や形を見て最適な長さやフォルムに整える準備をしています。
先に自分で切ってしまうと理想的な長さよりも短くなりすぎたり、左右でバランスが取りにくくなったりする可能性も。

また、爪やすりで削る際に表面を傷つけてしまうと、ジェルの密着が悪くなって剥がれやすくなる原因にもなります。
とくに初心者の方は、知らないうちに必要以上に削ってしまっていることも少なくありません。

爪の長さや形は、ネイリストにすべてお任せするのがベスト。
きれいに仕上げてもらうためにも事前に自分でカットや整形はせず、ありのままの状態でサロンに行きましょう。

甘皮ケアをする

ネイルサロンに行く前に、甘皮まわりをきれいにしようとセルフケアをする方もいますが、実は控えたほうが安心です。

甘皮はとても薄くてデリケートな部分のため、プッシャーやニッパーで無理に押し上げたり切り取ったりすると、出血や傷の原因になることがあります。
とくに自己流の処理は、見えない小さな傷から雑菌が入り炎症につながるリスクも。

ネイリストは専用の道具と技術を使って、安全かつ適切に甘皮処理を行う準備をしています。
多少甘皮が伸びていても問題ないので、無理に取ろうとせずそのままの状態で来店するのがベストです。

きれいに見せたい気持ちは大切ですが、仕上がりを美しく保つためにも甘皮ケアはプロに任せるのが安心ですよ。

ネイルオイルやハンドクリームを塗る

乾燥対策として、ネイルサロンに行く直前にネイルオイルやハンドクリームを塗る方も多いかもしれません。
一見良さそうな行動ですが、施術前には控えておくのが正解です。

ジェルネイルは自爪の表面にしっかりと密着させることで持ちの良さが決まります。
しかし爪やその周囲に油分や水分が残っているとジェルが浮きやすくなったり、すぐに剥がれてしまう原因になることも。

特にネイルオイルは密着の妨げになりやすく、施術の仕上がりに影響を及ぼすことがあります。
サロンでは施術前に爪の油分をふき取る工程がありますが、来店直前にたっぷり保湿してしまうとそれだけでは落としきれない場合もあります。

特に甘皮周りにオイルが残っていると、ジェルがきれいに定着しにくくなるため注意が必要です。
保湿は施術後のホームケアとして取り入れるのがベスト。
サロンに行く当日はなるべく何も塗らず、乾いた清潔な状態で行くようにしましょう。

ジェルネイルを無理やり剥がす

浮いてきたジェルネイルを見ると、つい気になって自分で剥がしてしまいたくなることってありますよね。
ですが、無理やりジェルをはがす行為は絶対にNGです。

ジェルは自爪にしっかりと密着しているため、無理に剥がそうとすると爪の表面ごと一緒にはがれてしまい爪が薄くボロボロになってしまいます。
その結果2枚爪やひび割れ・白く傷んだ爪になることもあり、次にジェルを塗ったときの持ちも悪くなってしまいます。

ダメージを受けた爪はジェルが密着しづらくなり、せっかくサロンで施術しても浮きやすくなったりきれいに仕上がらない原因に。
無理に剥がすクセがあると、爪の健康状態がどんどん悪化してしまいます。

ジェルネイルをオフしたいときは必ず専用のリムーバーやプロのオフ技術を使い、正しい方法で落とすようにしましょう。
爪を守るためにも、自己流のオフは避けるのが鉄則ですよ。

長さ出しでロングネイルを楽しもう

1本だけ爪が割れて、極端に短くなってしまった!となると、どうしても短い部分が気になりますよね。
また、せっかくネイルをするならネイル映えするロングネイルで楽しみたいという方もいるはず。

そんな時は、スカルプや長さ出しというメニューをオーダーしてみてはいかがでしょうか?
スカルプも、長さ出しも、ネイルサロンでは同じような内容のメニューです。
自爪に様々な方法で長さをプラスすることで、人工的に自爪よりも長い爪を作ることができます。

実はスカルプや長さ出しをするための材料は種類豊富!
そこで、1つずつ特徴やメリット・デメリット、セルフで長さ出しをするときのやり方もご紹介して参ります。

アクリルスカルプチュアとは?

白いロングのスカルプネイル

アクリルという材料を使って、自爪に長さを足す技術です。
ネイルサロンで「スカルプ」というと、特に指定がない時はアクリルスカルプチュアのことを指すケースがほとんどです。

アクリルスカルプチュアは、アクリルパウダーとアクリルリキッドを使って、爪の形を形成していきます。
そして、爪先につけるフォームというアイテムも必要です。
フォームとは爪先に筒状にして取り付けるシールのような台紙で、フォームを繋げれば超ロングのスカルプネイルも楽しめます。

アクリルスカルプチュアは、ネイルの歴史において比較的昔からある技術なので、根強いファンが多いのも特徴。
ギャルネイルとして象徴される芸術的な超ロングネイルは、アクリルスカルプチュアでないと実現できません。

また、アクリルパウダー自体にカラーがついたものや、ラメ・パールなどを含んだものもあるので、長さ出しを作りながら、フレンチネイルやグラデーションネイルを作ることも可能です。

■アクリルスカルプチュアのメリット

  • 強度が高い
  • 短めネイルから超ロングネイルまで自由に作れる
  • クリアや色が付いたものだけでなく、ラメなども混ぜて作れる
  • 大きめパーツやストーンも付けやすい

■アクリルスカルプチュアのデメリット

  • 取り扱っていないネイルサロンもある
  • セルフではオフが難しい
  • 難しい技術なのでネイリストによって仕上がりに差が出やすい
  • ジェルやマニキュアより強いニオイがする

■アクリルスカルプチュアのやり方

  1. アクリルをつける前のプレパレーションを済ませる
  2. フリーエッジの長さは1ミリ程度にする
  3. フォームを爪先につける
  4. アクリルリキッドとアクリルパウダーを筆に取る
  5. リキッドとパウダーが混ざってミクスチュアになるので、爪とフォームの上にのせて、長さを足すように爪全体に伸ばす
  6. 自然乾燥させる
  7. 固まったらファイルで形を整えて完成

上記のような7工程で、アクリルスカルプが完成します。

アクリルはジェルネイルのようにライトで固めるのではなく、自然乾燥で固まる材料です。
そのため、ミクスチュアの状態になったら素早く筆で形成していく必要があり、セルフでやるには少々難易度が高めです。

ファイルからリムーバーまでいっぺんに揃うNaility!のアクリルセットです。
これ1つでアクリルスカルプチュアがセルフで作れます。

ジェルスカルプチュアとは?

ナチュラルロングのジェルネイル

ソフトジェルやハードジェルを使って、自爪に長さを足していく技術です。

ソフトジェルなら5ミリ程度まで、ハードジェルなら1センチ程度の長さ出しが可能です。

それ以上のロングネイルになってしまうとジェルスカルプが取れやすくなったり、自爪とジェルに亀裂が入りやすくなるので注意しましょう。
1センチ以上の長さ出しは上記でご紹介したアクリルスカルプチュアの方が向いています。

ジェルスカルプチュアは、アクリルと同じようにフォームを使って長さを足していくやり方だけでなく、チップフォームで爪の長さを型取りする方法もあります。

■ジェルスカルプチュアのメリット

  • ライトで固めるまで何度もやり直しができる
  • セルフでも作りやすい
  • 取り扱っているネイルサロンは多め
  • ソフトジェルならオフが簡単

■ジェルスカルプチュアのデメリット

  • 作れる長さはハードジェルでも約1センチが限界
  • ハードジェルはセルフのオフが難しい
  • 薄い爪だと取れやすい

■チップフォームを使ったジェルスカルプチュアのやり方

  1. ジェルネイルを付ける前のプレパレーションを済ませる
  2. フリーエッジは1ミリ程度に短くする
  3. ベースジェルを塗ってライトで硬化する
  4. チップフォームに専用のジェルやビルダージェルを流し込む
  5. 筆でジェルの厚みや足したい長さになるよう整える
  6. 爪にチップフォームを貼り付けてライトで硬化する
  7. チップフォームを取り外してファイルで形を整えて完成

ジェルスカルプの場合、紙のフォームを使ってアクリルと同じように長さ出しを作ることもできますが、上記のようにチップフォームを使う方法もあります。
どちらも慣れるまで大変かもしれませんが、セルフならアクリルよりもスカルプが作りやすいはずです。

チップフォームの場合、ポリジェルという長さ出し用ジェルが有名ですが、やり方を理解していればビルダージェルやテクスチャ―が固めで強度のあるジェルでも代用可能です。
ソフトジェルやセミハードジェルなら、アセトンオフができるのでセルフネイルでも安心ですね。

ポリジェルで長さ出しをはじめるならセットの購入がおすすめです。
チップフォームやブラシだけでなく、ベースジェルやトップジェルも入っています。

チップオーバーレイとは?

ネイルチップで長さ出しをするチップオーバーレイの施術中

ネイルチップを貼り付けて自爪に長さを足していく方法です。

ネイルサロンやネイリストがチップを使って長さ出しをする場合、「ハーフチップ」というアイテムを爪先に取り付けるやり方を指す場合がほとんどです。
ハーフチップを使った長さ出しは、チップ&ラップという名前で、ネイル検定2級の実技試験にもなっています。

ハーフチップ以外では、ベーシックなネイルチップを爪全面に貼り付ける方法や、ジェルでできたネイルチップを爪全面に貼り付けるやり方もあります。

■チップオーバーレイのメリット

  • 素早く長さ出しができる
  • ジェルやアクリルより簡単
  • 短めもロングも作れる

■チップオーバーレイのデメリット

  • 強度はアクリルやジェルに劣る
  • 自爪のような自然なカーブは作れない
  • ネイルグルーやジェルなど付け方に種類があり難易度が変わる

■ハーフチップを使ったチップオーバーレイのやり方

  1. ジェルネイルをつける前のプレパレーションをしてフリーエッジは短くしておく
  2. ハーフチップの長さや形を整える
  3. ハーフチップの根元やサイドが、自爪の先端に合うようにファイルで削る
  4. ハーフチップの根元周辺をやすって、自爪とチップに段差ができないよう整える
  5. ハーフチップ裏の根元にネイルグルーを塗布
  6. チップの根元や中央、サイドがずれないよう自爪に貼り付ける
  7. 自然乾燥させる
  8. チップが固定できたらチップの先端を整えて完成

ハーフチップをつかった長さ出しは、自爪の横幅やカーブに合わせて整えるのが少し難しいですが、取り付けてしまえばすぐにロングネイルが完成します。
自爪とチップの段差を減らして取り付ければ、ナチュラルな形に仕上げることもできます。

チップオーバーレイが完成したら、その上からジェルネイルやアクリルを塗りましょう。
チップオーバーレイ自体の強度も増しますし、華やかな仕上がりが楽しめます。

長さ出しで超ロングのネイルにする人は意外と少ないのではないでしょうか。
少しだけ長さをプラスしたい時は、こちらのちょい足しネイルチップを使うことでさらに時短できます。

まとめ

ネイルサロンで施術中

ジェルネイルは爪が短い状態でも付けることができます。
具体的には爪先の白い部分(フリーエッジ)が1~2mmほどあればOK!

ただし深爪になっていて、爪先が指のお肉より短い状態だと、ネイルサロンでは施術をお断りされるかもしれません。
深爪はジェルが取れやすかったり、施術中に痛みや違和感が出やすいので、爪を伸ばすことを心がけ、サロンに行きましょう。

また、ネイルサロンに行く前に爪を切ったり、甘皮をケアしたりしてしまう人がいますが、これもやめておきましょう。
ネイルサロンのメニューでは爪の長さや形を整える、甘皮をケアするといった内容も含まれています。
自己流で爪を切ってしまうと、希望通りに爪を整えられなくなることもあるので注意してくださいね。

自爪の長さが短いけど、ロングネイルを楽しみたい!という人は、サロンでスカルプ(長さだし)のメニューを予約しましょう!
アクリルやジェル、ネイルチップで長さをプラスして、自分好みのロングネイルにできますよ。
長さだしの気になることはネイリストに気軽に質問してみてくださいね。

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