ジェルポリッシュとは、マニキュアのように気軽にネイルを楽しむことができるジェルネイルです。
オフも簡単にできるので気軽にネイルチェンジをすることも叶います。
ジェルポリッシュのつけ心地は、マニキュアのように軽く、ジェル程の厚みや強度もないため、一部のユーザーを除きあまり需要はありませんでした。
しかし、爪の健康を意識したネイルがトレンドとなりつつある今、爪に負担の少ないジェルポリッシュの人気は上昇してきています!
今回は、お爪に優しいネイル「ジェルポリッシュ」について、ジェルネイルとの違いや使い方についてご紹介します。
ジェルポリッシュとは
ジェルポリッシュとは、簡単に言えば「ジェルネイルとマニキュアの良いとこ取り」をしたジェルネイルのこと。
最近ネイルサロンで取り扱いが急増している人気のアイテムです。
「ジェルネイルとマニキュアの良いとこ取り」とはどういうことかというと、マニキュアのように気軽にカラーリングができて、ジェルと同じ様なツヤ感を楽しむことができます。
ジェルポリッシュはあくまでジェルネイルなのでネイルライトでの硬化は必須ですが、逆を言えばマニキュアのように乾かすための時間は不要です!
また、通常のジェルネイルほど持ちませんが、マニキュアよりも格段に持ちは良く、1〜2週間は持たせることができます。
そして面倒なオフも、簡単にすることができるのです。
ただし、仕上りの感じはマニキュアに近いので、厚みや強度はあまりありません。
軽い付け心地が特徴となります。
気軽にマニキュアを塗る感覚で、通常のジェルに近い状態のツヤや持ちを楽しむことができます。
ジェルポリッシュとジェルネイルの違い
ジェルポリッシュは、ジェルとマニキュアの間という言い方をすることもあるのでマニキュアと勘違いされがちです。
しかし、最後にUV/LEDライトで硬化させる必要のあるので、ジェルポリッシュのカテゴリーはあくまで「ジェルネイル」です。
では、通常のジェルネイルとジェルポリッシュの違いを詳しくご紹介します。
塗布前のサンディングの有無
パラジェルのような特殊なジェルを除き、通常のジェルネイルは爪の表面をサンディングする必要があります。
しかしジェルポリッシュと謳っている製品はマニキュア同様に爪のサンディングが不要です。
オフ時のサンディングの有無
ジェルネイルの場合、オフをする際はアセトンを浸透させやすくするためにネイルの表面を削る必要があります。
ェルポリッシュの場合、オフするのにアセトンは必要ですがネイルの表面を削る必要がありません。
テクスチャーの違い
ジェルポリッシュのテクスチャーはぷっくりと仕上がるジェルネイルに比べて、柔らかくサラサラとしていてマニキュアに近いです。
そのためセルフでも扱いやすく通常のジェルよりも塗りやすいです。
しかし薄付きで厚みがなく通常のジェルのようにフォルムの修正ができないので、自爪のフォルムがそのまま出ることになります。
通常のジェルであれば粘度が高いので爪の凹凸や反り爪などの修正が可能です。
持ちの良さの違い
通常のジェルネイルと比べて、サンディング不要、オフし易い、薄付きで塗りやすいなど、爪への負担も少なく気軽に楽しむことが魅力のポリッシュジェル。
しかし爪に優しい分、ネイルの持ちは圧倒的に悪くなります。
しっかりと下準備を行った上で、厚みのある仕上がりにしているジェルネイルは、3~4週間は持ちます。
人気のジェルポリッシュ
ネイルサロンでも使用されている人気のジェルポリッシュは、
OPIの「ジェルカラー by OPI」シリーズです。
ジェルカラー by OPI(オーピーアイ) シリーズは、言わずと知れた世界中で人気のネイルブランドOPIから発売された、ジェルポリッシュです。
塗りやすさと発色の良さ、仕上がりの美しさはさすがOPI。
人を選ばず誰でもムラのないきれいなネイルが叶うので1本は持っていて損はありません。
ジェルポリッシュがセルフにおすすめの理由
セルフネイルの人にはマニキュア派とジェルネイル派がいると思います。
どちらの方にもぜひ取り入れて欲しいのがジェルポリッシュです。
ではセルフネイルにジェルポリッシュがおすすめの理由をお伝えします。
セルフジェルネイル派がジェルポリッシュを使った場合
ジェルネイルをセルフでした場合、持ちの平均は2週間程度といわれています。
ネイルサロン通いの人の付け替えは月1回という人が多く、セルフネイルはどうしても付け替えの頻度が高くなります。
ネイルしていて爪が薄くなる最大の要因はネイルオフの時です。
特にセルフオフをしいる人の爪は、最終的にジェルを無理やり剥がしていることが多く、傷んでいる確率が高いです。
その点、ジェルポリッシュはアセトンを使えば勝手にふやけてポロポロと剥がれ落ち、すぐにツルンとしたキレイな自爪が現れます。
ジェルネイルをしていた人なら使用方法も同じですから、いつものようにライトで硬化しながらアートを楽しむこともできます。
また甘皮の処理と油分除去を行えばサンディング不要で、すぐに塗りに入ることができます。
セルフの場合、ジェルネイルもポリッシュジェルも持ちはそんなに変わらないので、気にすることはありません。
サンディングの手間が省け、通常のジェルネイルと変わらないアートができてオフが手軽というのは、かなり魅力的ではないでしょうか。
1つ難点を挙げるとすれば、ぷっくりとした厚みがジェルネイルのようにはいかないので、慣れるまでは物足りないかもしれません。
セルフマニキュア派がジェルポリッシュを使った場合
マニキュアの場合、セルフの人がほとんどだと思います。
ボトルから好きな色を選び爪に塗るだけでOKなので、誰でも気軽にネイル楽しむことができますよね。
しかしマニキュアをする時、永遠の悩みのテーマは「乾燥タイム」が必要ということ。
こればかりはプロ・セルフに関係なく絶対に必要です。
しかし、ジェルポリッシュはこの乾燥タイムが不要です。
マニキュアと同じように塗ったらすぐに「ライトで硬化」すれば良いのです。
また、マニキュア派の人がジェルネイルに抵抗があるのは「すぐに取ることができないから」という理由がほとんどです。
たしかに通常のジェルネイルであればオフが大変ですが、ジェルポリッシュなら簡単です。
マニキュアで濃い色は(特に赤など)除光液でオフする際、溶けたカラーが指の周りの皮膚に色素沈着して、しばらく取れなくなることがよくありますが、硬化済のジェルポリッシュはポロポロと剥がれ落ちるので、色素沈着の心配がありません。
マニキュア派の人にとってジェルポリッシュは、使用感や自爪を活かした自然な仕上がりはマニキュアと同じで、ジェル並のツヤ感、かつ乾燥時間もいらず持ちも良くなるという利点だらけです。
ただし、ライトが必要なこと、アセトンを使用する、マニキュアと比べてジェルポリッシュは単価が高くなること、これら3点が難点といえます。
ジェルポリッシュの使い方とオフのやり方
では、セルフで行いジェルポリッシュのやり方をお伝えします。
ジェルポリッシュの使い方
- 甘皮の処理をしたら、しっかりと油分除去をする
- マニキュアを塗るのと同じ感覚でジェルポリッシュを爪に塗布していく
この時、爪先を忘れずに塗るとネイルの持ちが良くなりますよ。
もしはみ出してしまった時は、硬化する前にウッドスティックで拭っておきます。 - 1度塗り目をライトで硬化する
- 2度塗りでムラをなくすように塗ったら硬化して、完成。
ジェルポリッシュの場合、拭き取りもトップコートも不要なので、気軽に楽しむことができます。
オフのやり方
次に、ジェルポリッシュのオフのやり方をお伝えします。
■用意するもの
- アルミホイル(10cm×12cm程度にカットしたもの10枚)
- コットンを爪のサイズにカット(10枚)
- アセトン
- ウッドストック
■オフのやり方
- カットしたコットンにアセトンを含ませ、爪の上にのせる。
- 蒸発しないように爪先をアルミで覆う。
- 10分程放置。
- アルミを開き、浮いているジェルポリッシュをウッドスティックで除去する。
まだ爪に密着している箇所があれば、もう一度コットンを乗せてアルミを巻き、放置。 - 全て除去できたら終了。
終わった後は、すぐに手を洗って保湿しましょう!
ジェルネイル派の人もマニキュア派の人も、簡単で便利なジェルポリッシュをぜひ一度試してみて下さい。