「ワンホンネイル」ってよく聞くけど、どんなネイルなの?と疑問に思ったことはありませんか?
SNSで見かけるきらびやかなデザインに憧れても、「自分でできるのかな?」「派手すぎないかな?」と不安になる方も多いかもしれません。
実はワンホンネイルはパーツやカラーの組み合わせ次第でセルフでも楽しめるうえ、上品で大人っぽく仕上げることもできるトレンドデザインです。
この記事では、初心者でも失敗しにくいワンホンネイルのやり方から100均アイテムを使ったコツ・チークネイルやマグネットネイルのアレンジまでわかりやすく解説します!
ネイルチップ派・自爪派の方はもちろん、今っぽい指先を作りたい方もぜひ参考にしてみてくださいね。
ワンホンネイルとは?
ワンホンネイルとは、中国語で「インフルエンサー」を意味する「網紅(ワンホン)」が語源のネイルデザインです。
SNSやライブ配信などで注目を集める中国インフルエンサーたちが発信源となり、日本でもトレンドになりました。
ストーンやラメ・マグネットなどを贅沢に使った華やかな装飾と、シアー系のカラーやツヤ感のある仕上がりが特徴です。
肌になじむチークネイルやグラデーション・透け感のあるカラーをベースに、大粒ストーンやハート・リボンなどの立体パーツを組み合わせることで可愛さとゴージャスさを両立できます。
シンプルなのに印象的、上品なのに華やか。
そんなワンホンネイルは、ネイルチップで手軽に試せるのも魅力です。
自爪にスカルプで長さ出しをしたり爪の形をロングバレリーナやロングスクエアに整えることで、より本格的なワンホンネイルに仕上がりますよ。
ワンホンネイルの人気デザインを紹介!
インスタグラムで見つけたワンホンネイルのデザインをご紹介します。
出典:www.instagram.com(@raviy_riho)
肌なじみの良いベージュに大ぶりのストーンやチェーンが視線を集める華やかでエレガントなデザインです。
右手人差し指と左手薬指のストーン埋め尽くしがゴージャスで素敵ですね!
出典:www.instagram.com(@_r__nail)
スクエアオフのショートネイルに合わせたワンホンネイル。
ビジューのつややかな輝きと下に塗られているラメの繊細なきらめきが上品です。
ゴールドのスタッズがアクセントになっています!
出典:www.instagram.com(@__07k31)
さまざまな大きさのラメのグラデーションに、オーロラのような輝きが綺麗なパーツがゴージャスな雰囲気。
ちゅるんとしたツヤと透け感が存分に楽しめるワンホンネイルですね。
涼しげで今の季節にぴったりです!
出典:www.instagram.com(@tokotan_pu)
繊細なラメのグラデーションに様々なサイズのストーンが散りばめられたワンホンネイル。
きらめきがありながらも派手すぎず、透明感のある上品な指先ですね!
シーンを選ばない大人可愛いデザインです。
出典:www.instagram.com(@cooomuta)
繊細なゴールドのラインにさまざまな大きさのパールが指先を華やかにしています。
クリアな蝶々のパーツが立体感をプラスしていてエレガントなワンホンネイルです。
左右でアートの配置が違うのもおしゃれですね!
出典:www.instagram.com(@nyoon123578)
微細なラメのワンカラーに、ストーンがグラデーションのように散りばめられたゴージャスなデザイン!
涼し気な透明感とラメ、ストーンの輝きが周囲の視線を集めるきらびやかなワンホンネイルです。
セリアのジェルで簡単ワンホンネイルの作り方
ここではセリアのジェルネイルを使った簡単ワンホンネイルの作り方を解説します!
道具とジェル、ネイルパーツさえ揃っていればすぐに始められるので、セルフネイル初心者の方もぜひ参考にしてくださいね。
用意するもの
- SHジェルネイル(ライト対応)ベース&トップコート 110円
- SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ 110円
- SHジェルネイル(ライト対応)ヌーディコーラル 110円
- SHジェルネイル(ライト対応)ライナー シルバー 110円
ジェルの硬化時間目安 LED約1分/UV約2分 - ネイルパーツ パールミックス 110円
- ピンセット(パーツをのせるときに使います)
- 硬化用LEDライト
ネイルパーツ パールミックスは袋入りなのでそのままの状態だとピンセットでパーツを掴みにくいです。
使用する楕円のストーン、ラウンドのストーン、パール数個、ブリオン20個程度を小皿やストーンケースのフタなどに取り分けておきましょう。
ジェルを塗る前の下準備のやり方
爪切りやエメリーボードで爪の長さと先端の形を整えて、ストーンプッシャーやニッパーで爪周りの甘皮やささくれを除去します。
インスタグラムを見ていると、ワンホンネイルはショートネイルよりロングネイルであることが多いですが、ライフスタイルや好みに合わせて楽しんでください。
バッファーで軽くこすって爪表面のツヤを消し、爪の表面や裏側に削りかすが残っていないことを確認して、プレプライマーやエタノールで油分と水分を拭き取ります。
ワンホンネイルのやり方
①SHジェルネイル(ライト対応)ベース&トップコートを爪全体に塗ります。
ジェルが馴染んで表面がつるんとするので何度も触らず少し待ちましょう。
爪の先端がジェルで覆われていること、はみ出しがないことを確認してからライトに入れて硬化します(硬化時間1分)。
②SHジェルネイル(ライト対応)ヌーディコーラルを1度塗りします。(硬化時間1分)
先端までしっかり覆いましょう。
③SHジェルネイル(ライト対応)ヌーディコーラルを2度塗りします。(硬化時間1分)
透け感がある薄めのカラーなので、ムラになると目立ちやすいです。
筆圧をかけないように筆を持つ手の力を抜いて優しい力で筆を動かしてください。
④人差し指、中指、小指の爪先に、SHジェルネイル(ライト対応)ライナー シルバーで、ラインを引きます。
ジェルの量が多いと表面が凸になってしまうので爪を横からも見ながらラインを引き、ラインの幅を揃えてライトで硬化します。(硬化時間1分)
セリアのジェルネイルは「ライナー」と書かれているものはハケが細くなっています。
ラインが描きやすいので、スキニーフレンチやチェックのアートをする時に重宝します。
⑤親指の根元にSHジェルネイル(ライト対応)ベース&トップコートを塗り、ラウンドストーン、ピンクパール、ブリオンを置いていきます。
配置が決まったらストーンの位置が動かないように注意して、ライトで硬化します。
今回使用するブリオンはサイズが小さいので、ピンセットでつまみにくい場合があります。
そのような時は、ウッドスティックの先端にごく少量のベースジェルを付けて、ブリオンをくっつけて拾うやり方が便利です。
⑥薬指の根本にSHジェルネイル(ライト対応)ベース&トップコートをたっぷりのせます。
ジェルが流れて皮膚に付かないように気をつけてください。
⑦楕円のクリスタルストーンとパール2個をベース&トップコートをのせた部分に乗せます。
楕円のストーンは接着面が平らではなく船底型になっているので、2個のパールと組み合わせて斜めになるように乗せてください。
パーツの位置がズレやすいので手をライトに入れて硬化するより、ライトを持って光を当てて硬化するのがおすすめです。
ジェルを厚めに乗せているので、硬化する際の化学反応で発生する硬化熱が強く出ることがあり、指先が熱く感じることがあります。
その場合は一旦ライトから手を出し、熱が引いてから再度ライトを当てて硬化します。
⑧薬指にのせたパーツの隙間にベース&トップコートを流し込むように塗ります。
さらに、パールと楕円ストーンの隙間にブリオンを乗せていきましょう。
今回、薬指には11個のブリオンを乗せています。
⑨親指と薬指は立体的にパーツを乗せており引っ掛かりやすいので、全体をコーティングする前にベース&トップコートをパーツ部分に乗せて硬化してください。
⑩最後にSHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプでコーティングしていきます。
はみ出さないように注意して、しっかり爪先やサイドにも塗りましょう。ジェルが馴染んで表面がつるんとしたらライトで硬化します(硬化時間1分)。
ノンワイプなので拭き取りはしなくて問題ありません。
シルバーのラメラインを引いた指は爪の表面や先端にラメのザラつきが出やすいのでよく確認して、気になるところがなければこれで完成です。
セルフでもかわいいワンホンネイルを作るコツ
セルフでも華やかで上品なワンホンネイルを楽しむためには、ちょっとしたポイントを押さえることが大切です。
ここでは初心者でも取り入れやすいテクニックや、セルフネイルで失敗しないための4つのコツを解説します。
セルフでかわいいワンホンネイルにチャレンジしたい方はぜひチェックしてみてください。
チークネイル・グラデーション・フレンチを取り入れる
ワンホンネイルをセルフで上品に仕上げたいときにおすすめなのが、「チークネイル」や「グラデーション」「フレンチネイル」をベースに取り入れる方法です。
チークネイルは爪の中央にぽわっと色を乗せて内側からにじむような血色感を出すデザインで、可愛らしさと透け感のある印象を演出できます。
シアーなピンクやコーラルを使えば、大人っぽさもプラスされて◎
グラデーションネイルは境目をぼかした自然な色の変化が特徴で、マグネットネイルやラメと組み合わせることで立体感のある輝きが加わって一気にワンホンらしさがアップします。
スキニーフレンチや逆フレンチのようなラインアートを取り入れるのもおすすめ。
爪の形が引き締まって見え、ストーンやパーツを引き立てる役割にもなりますよ。
これらのベースデザインは、シンプルでありながら華やかさを引き出すのにぴったり。
セルフネイルでも取り入れやすく、ネイルチップとの相性も抜群です。
ストーンやラメ、マグネットをプラスする
ワンホンネイルといえばやはり欠かせないのが「ストーン」や「ラメ」「マグネットネイル」などの光を反射するアイテムです。
これらを効果的に取り入れることで、セルフでもサロンのようなゴージャス感を演出できます。
大ぶりなストーンやビジューをポイント使いするだけで、爪先が一気に華やかになりますよ。
特に親指や薬指に立体的なパーツを配置すると、視線が集まりやすくおすすめです。
小粒のストーンやブリオンは隙間に散らすことで、より繊細で上品な印象にもなります。
ラメはベースカラーとなじみやすい微細なタイプを使えば、派手になりすぎず上品に仕上がります。
ラメグラデーションにしたり、フレンチ風に先端だけにのせたりとアレンジも自在です。
磁石の力で独特な模様を浮かび上がらせるマグネットネイルも、ワンホンデザインとの相性抜群♪
奥行きと輝きをプラスすることで、チークネイルやシンプルなベースに深みが加わります。
ネイルチップを使う場合は事前にストーンなどのバランスを確認できるのも、セルフ派には嬉しいポイントですね。
ロングバレリーナやロングスクエアにする
実は、ワンホンネイルらしさをぐっと引き立ててくれる重要なポイントのひとつが爪の形にあります。
「ロングバレリーナ」や「ロングスクエア」は、ワンホンネイルと相性の良い定番シルエット。
長さとフォルムの美しさが、パーツやアートをより魅力的に見せてくれます。
ロングバレリーナは先端が細くなりすぎず、やや四角くカットされた形が特徴。
バレエシューズのような柔らかな曲線が女性らしく、チークネイルやハートモチーフとの相性も抜群です。
ロングスクエアは直線的でシャープな印象に仕上がるため、大ぶりのストーンやラメをしっかりと映えさせたいときにおすすめ。
モード感がありながらもシンプルなデザインと組み合わせれば上品な雰囲気にまとまります。
スカルプで長さ出しをするのが定番ですが、ネイルチップを使えば手軽に好みの長さと形を楽しむことができますよ。
形を整えるだけで仕上がりの印象が大きく変わるので、ベースとなる爪の形作りにもこだわってみましょう。
肌なじみの良いシアーカラーを使う
ワンホンネイルを上品かつ高見えさせたいなら、ベースに使うカラー選びがとても重要です。
おすすめは肌になじみやすいシアーカラー。
柔らかく発色するシアーピンクやベージュ・ミルキーホワイトなどを使うと、指先が自然にトーンアップして見えてストーンやラメの存在感も引き立ちます。
シアーカラーはチークネイルやグラデーションとの相性も抜群。
内側からほんのり色づくような仕上がりは、自爪の美しさを活かしたデザインにもぴったりです。
とくにチークネイルでは、シアーカラーを重ねることでふんわりとした血色感を表現できます。
透け感のあるカラーをベースにすることでハートモチーフやリボン・マグネットネイルといったパーツやアートが重くならず、抜け感のある仕上がりになるでしょう。
セルフネイル初心者にも扱いやすく、重ね塗りで濃さの調整がしやすいのもポイントです。
100均ジェルやネイルチップと組み合わせても自然なツヤが出るので、シンプルながらも洗練された印象に仕上がりますよ。
インスタグラムで検索するときのタグとワードを紹介
ネイルサロンでワンホンネイルをやりたい場合、ネイリストが参考にできる画像があるほうが伝えやすいです。
また、持ち込みデザイン可能なつけ放題メニューであれば、SNSで見かけたデザインを再現してもらうことができます。
ここではインスタグラムでワンホンネイルを見つけやすいタグやワードをご紹介します。
#ワンホンネイル
約6万件の投稿があります。人気サロンやセルフネイラーさんの最先端デザインを見ることができますよ。
#網紅ネイル #網紅美甲
冒頭で触れましたが、ワンホンネイルのワンホンは「網紅」となります。美甲はネイルアートを指すので、網紅美甲でもワンホンネイルのデザインが出てきます。
#中国ネイル #中華ネイル
ワンホンネイルのことを中国ネイル、中華ネイルと呼ぶ場合も多いです。
また、こちらのタグは「韓国ネイル」のタグと並列して使用されている方もいるので、今回ご紹介したワンホンネイルとは少し違ったデザインも見られると思います。
韓国ネイルとワンホンネイルの違いが気になる方はこちらをチェック♪
まとめ
華やかさと上品さを兼ね備えた「ワンホンネイル」は一見難しそうに見えるかもしれませんが、実はセルフでも取り入れやすいデザインです。
肌なじみの良いシアーカラーやチークネイル・グラデーションなどのベースを活かしながらストーンやラメ・マグネットネイルなどの光るパーツをプラスすることで、初心者でも本格的な雰囲気に仕上げることができます。
さらに爪の形をロングバレリーナやロングスクエアに整えると、全体のデザインがより映えてワンホンらしい印象に。
スカルプやネイルチップを使えば長さ出しも簡単にできるので、自爪に自信がない方にもおすすめです。
100均のジェルネイルやパーツを活用してパーツの配置や色の組み合わせを工夫すれば、コストを抑えながらもトレンド感のある自分だけのオリジナルネイルを楽しむことができます。
自分のペースでネイルを楽しみたい方も特別な日のために気分を上げたい方も、ぜひこの記事を参考にして自分らしいワンホンネイルにチャレンジしてみてくださいね♪