パラフィンパックの効果が持続しない?手荒れのカサカサなんとかしたい! | ネイル女子

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ラフィンパックは「聞いたことはある・気になったことがある、でもやったことはない」そんな人が多いケアでもあります。
パックをすることでの効果や、はたして自分に必要なケアなのか?など、いまいちどんなものか良くわからないため、そのまま試すことなく過ぎてしまいがち。

パラフィンパックで得たケア効果を持続させ、少しでも長く維持するには、そのまま満足して終わらせるのではなく、効果を維持させるために意識することが大切です!
今回は、気になるパラフィンパックの効果や持続性について詳しくご紹介します。

手荒れの原因

女性の手

一度荒れてしまうとハンドクリームを塗ってもなかなか良くならないカサカサな手…。
そもそも手荒れとは、皮膚の内部が乾燥してしまっている状態で、その原因は角質層の損傷によるものです。
どうして角質層が損傷すると肌が乾燥するのでしょうか?

角質層とは肌の見た目を左右する表皮にあたる部分で、健康な状態であれば水分を10%~15%程含む吸水性と保湿性があります。
普段私達が化粧水で潤いを与えているのが角質層です。
そして角質層の細胞同士を結び付ける役割を果たしているのが脂質です。

この細胞同士をくっつけていた脂質がなくなることで角質層が乱れ、本来の保湿力が弱まることで肌が乾燥し肌荒れの原因となります。

では、手荒れを引き起こす「手の乾燥」は一体どのようなことが原因で起こるのでしょうか。

・食器を洗う時にお湯を使う
食器の油汚れをスッキリ落としたいと思ったら水で洗うよりもお湯の方がよく落ちるので、ほとんどの人はお湯と食器洗剤を使います。
単純に考えてみてください。
油汚れが落ちやすいお湯は、当然手肌の油分も奪っていき、さらに食器洗剤を使うことで油分を完全に除去してしまうのです。

・手先を使う仕事をしている
アパレル関係のお仕事で常に衣類に触れている人やコピー紙やダンボール等の紙類を頻繁に触る人は、その都度手の油分や水分が奪われています。
乾燥した手で衣類を触れば荒れた指先がザラザラと引っ掛かります。

また書類を整理したくても、乾燥した指では紙を上手くつまむことができません。
しかし仕事上、売り物の洋服や書類に油分をつけるわけにはいきません。
手が乾燥していることがわかっていてもハンドクリームをつけるわけにはいかずにより肌荒れしやすくなります。

・石鹸やアルコールをよく使う
飲食関係や医療関係の人は、人一倍手を清潔にしています。
このように石鹸を使って手を洗う回数がとても多い人やアルコール消毒をする回数の多い人は、皮膚の脂質が常にない状態に等しく、肌荒れしやすいです。

肌荒れする共通の要因は…

・食器を洗う時にお湯を使う
・手先を使う仕事をしている
・石鹸やアルコールをよく使う

このように、全ての作業に共通しているのは皮膚の脂質が奪われる行動です。

肌荒れしてカサカサな手がなかなか治らない人は、油分がスッキリとしそうな何気ない行為は「そのまま手の油分も奪う!」と覚えておきましょう。

そしてゴム手袋をするなどして、油分を奪いそうなものにはできるだけ直接触れないように意識するよう心掛けて下さい。

パラフィンパックって何?

パラフィンパックに手を浸す様子

パラフィンパックとは、パラフィンつまり「蝋(ロウ)」を使ったパックのことです。
パラフィンを専用の保温機で40~50度に温め、溶けたところに手や足を浸けていきます。

パラフィンパックに使われるロウには、ビタミンやホホバオイルなど保湿美容成分が豊富に含まれていて、それらの成分を肌に浸透させるためのパック美容法です。

できるだけ手荒れしないように意識して生活していても、身体一の働き者「手」を乾燥させないようにするのは不可能に近いですよね。
特に家事をする人は、自分でハンドクリームを塗ってケアするだけではケアが追いつかない場合がほとんどではないでしょうか。

「パラフィンパック」はネイルサロンやエステサロンでは以前からあるパック法で、決して新しいケア方法ではありません。
しかし近年の「自爪育成ブーム」により、ハンドケアの需要が高まっています。

パラフィンパックのやり方

まずは手を清潔にし、化粧水やクリームなどの保湿剤を塗ります。
その後は専用のスチーマーで温め、サラサラの液体になったロウに、手をゆっくりと入れます。
指は広げたまま入れましょう。

数秒待って静かに引き上げると、手全体にロウの膜がはります。
ロウの上からビニール手袋をつけ、さらにミトンで保温して、しばらくそのまま待ちます。

10分くらい時間をおいたら、ロウをポロポロと剥がしていきます。
仕上げにクリームを塗ったら完了です。

パラフィンパックの主な効果 

パラフィンパックの主な効果は…

・しっとり感
・毛穴の広がりを抑える
・血の巡りが良くなる
・角質が柔らかくなる
・美容成分が浸透しやすくなる
・爪と手に潤いと栄養を与える
・リラックス効果

上記のように多岐にわたります。
様々なハンドケア法がありますが、特にパラフィンパックは乾燥による肌荒れにお悩みの方におすすめの美容法です。

パラフィンパックの効果で最も期待できるのは「優れた保湿効果」です。

美容成分をたっぷりと含み温められたパラフィンは、お肌の血行を良くしていきながら肌の奥までじわじわと浸透していきます。

肌の乾燥を内側から改善していくので、カサカサだった手は、キメが整いもっちりとしたツヤとハリのある手肌へと導いてくれます。

また硬くなった角質を柔らかくする効果もあるので、パック後はいつものハンドクリームの浸透が良くなりセルフケアの効果が上がります。

自爪の人は爪の保湿効果もあるので、乾燥で白くなってしまった爪や、できてしまった縦筋にも効果的です。

そしてパラフィンパックは香りの良いものが多いので美容効果だけでなく、アロマによるリラックス効果も期待できます。
ネイルがついていてもできるので、ぜひネイルサロンで体験してみてください。

効果を持続させるには?

ハンドクリームを塗る女性

溶かしたパラフィンに手を浸けるだけの簡単美容のパラフィンパックですが、サロンで人気の理由は効果がすぐにわかる即効性にあります。
ビフォー・アフターの変化が目に見えてわかるのでお客様の満足度が非常に高いのです。

しかし残念ながら、その効果は持続しにくいです。
そのため定期的にケアすることが理想です。

しかし、サロンで定期的にパラフィンパックをするとなると費用がかかりますし時間も必要です。そ
のため一度やったパラフィンパックの効果をできるだけ維持できるようにしたいですよね。

まず必要なのは、サロンでケアが終わった後の手の状態はとても良いので、嬉しくてそのままにしがちですが、ここで大切なのがその後のセルフケアです。
帰宅したら手を洗うと思いますが、その時に必ずハンドクリームをたっぷりと塗り、手袋をしましょう。

パラフィンパックで浸透させた美容成分は即効性がある分保持力も弱いので、できるだけ閉じ込めるようにします。
また、パックをしたことでキメが整い角質が柔らかくなっているので、乾燥で皮膚が硬くなってしまう前に保湿し、柔らかい状態をキープしましょう。
パラフィンパックの美容効果がなくなったら、継続して自分のハンドクリームの美容成分や保湿成分を肌に入れ込んでいくイメージです。

パック後、できるだけ時間を空けずにセルフケアに取り掛かりましょう。

おすすめのセルフハンドケア

ハンドケアの効果をより上げるには、手とクリームをよく温めることで浸透が良くなります。
お気に入りハンドクリームを小さな容器に一回分出し、湯煎又は電子レンジで5秒~10秒程温めます。
温めたクリームが準備できたら、熱めのお湯で手を洗いましょう。

水分を軽く拭き取り、温めておいたクリームを手の平でしっかりと馴染ませます。
クリームを馴染ませた状態でもう一度お湯で手を洗いましょう。
クリームの油分で水分を弾きますが、あまり気にせず温水で流水温パックをしているつもりで、手を流していきましょう。

もう一度タオルで水分を拭ってみてください。
この段階で、まるでパラフィンパックした後のように、肌は油分と水分で満たされ、血行の良いしっとりとした手肌になっているはずです。
乾燥や肌荒れがひどい人は、この工程を何度か繰り返してみてください。

満足のいくしっとり感になったら、最後の仕上げにハンドクリームを塗ります。
可能であればしばらくの間は手袋をして過ごしましょう!

乾燥している肌に直接クリームを塗っても、肌が油分を弾いてしまい浸透しません。
水分を与え温めながら少しずつ浸透させることで、肌に潤いを取り戻すことができますよ。

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