知らない間に、キレイに仕上げたはずのネイルに跡がついていてショックを受けたことはありませんか?
ネイルの表面を触って乾いたことを確認したはずなのに、どうして跡がつくのでしょうか。
塗りたてつやつやのネイルは、いつまでも眺めていられるほど、女性にとってはテンションが上がるもの。
そのために、マニキュアを塗り終わった後はできるだけ静かに、爪に物が触れないように、最新の注意を払いながらみんな頑張ってドライタイムを過ごします。
「それにも関わらず何故かネイルに跡がついてる・・・涙。」そんな経験ありますよね。
でも安心して下さい!
ついてしまった跡は、ネイルを塗り直さなくても簡単に直すことができます。
今回は、せっかく塗ったネイルに跡がつく理由と、跡がついてしまった時の直す方法についてご紹介します。
乾いたはずのネイルに跡がつく理由
「乾いたはずのネイルに跡がついている・・・」セルフネイルをしていれば、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
「何でこんなことに・・・?」と悩む人が多いですが、跡がつく理由は簡単です。
結局のところ「しっかり乾かしたつもりでも、実はまだ完全に乾いてていなかった」ということです。
例えば速乾性のマニキュアでも、「速乾」しているのは表面だけで、中まで乾いていない場合がほとんどです。
そのためマニキュアの表面に跡がつくことなく、つるつるの状態を保つには、やはりしっかりと乾燥させるしかありません。
しかし、塗り重ねたマニキュアが乾燥するには、最低3~5時間は必要です。
さらに中まで完全に乾かすには、丸一日かかると言われています。
「夜にマニキュアを塗って、朝起きたら布団の跡がついていた」なんてことが起こるのも、仕方がない事なのかもしれません。
では、せっかくきれいに仕上げたネイルに跡がついてしまったら、塗り直すしかないのでしょうか?
大丈夫です。そんなことはありません!
次で、跡がついてしまったネイルの簡単な直し方をご紹介します。
跡がついてしまったネイルの直し方
頑張って塗ったネイルに跡がついてしまったら、以下の方法で直してみましょう!
トップコートを塗る
表面がザラザラしていたり、軽く跡がついている程度であれば、上からトップコートを塗るだけでOKです。
跡が消え、つるつるでツヤっとしたネイルに生まれ変わります。
指の腹を使って均す
跡がしっかりついてしまっている場合や、大きくよれてしまっている時は、トップコートだけでは隠しきれません。
そんな時は以下の方法を試してみて下さい。
- 指に除光液をつける。
- ①の指で、跡やよれた箇所を優しく触りながら少しずつ均していく。
- 最後にトップコートを塗って完成。
きれいに仕上げたネイルに跡がついてしまっては、努力が水の泡です。
でもトップコートや、ちょっとした修正術を知っていればもう安心です!
もしネイルに跡がついてしまっても、がっかりすることなくサッと対処してみて下さい。
マニキュアのハケ跡が付かないように塗るには?
ネイルの跡がつくのは、乾く前に塗った面に触れてしまうからというケースが多いです。
しかし、塗っている間につきやすい「ハケ跡」も気になりますよね。
ハケ跡に関しては、マニキュアでもジェルネイルでも、ハケの使い方がイマイチだと跡になって、色ムラや線がついてしまうのです。
では、マニキュアでハケ跡がつかないように塗るにはどうしたらいいのでしょうか?
ハケ跡がつかない塗り方
まずは、マニキュアが劣化してドロドロになっていないか確認しましょう!
液が乾いていると途端に塗りにくくなります。
開封してから何年も経っているマニキュアは特にドロドロになりやすいので、マニキュアうすめ液などを利用してサラサラにしておきましょう。
- アルコール入りのウェットティッシュなどを使って爪をキレイに拭き取りましょう。
爪表面が汚れていたり、油分がついているとマニキュアを弾いてしまいます。 - まずはベースコートをハケに取ります。
ハケに取る量は1度塗りと2度塗りで多少異なります。
基本的に少なすぎないように容器からすくって、容器のフチでハケの片側の液を落とします。
ハケの両側に液がついてしまうと、色ムラが出やすいので、片側だけに残すようにしてください。 - 爪の中央にハケをおいて、甘皮に向かって液を押すように動かしましょう。
その後、爪の先端までハケを引きます。 - 爪の中央が塗れたら、両サイドを塗っていきましょう。
サイドは甘皮側にハケの先端をおいて、縁取るように塗っていきます。
こうすることではみ出さず、キレイに塗れますよ。爪の大きさに合わせて、縦に3分割にするか、4分割にして分けて塗っていきます。最後に爪先を塗るのを忘れずに。 - ベースコートが塗り終わったら、5分から10分は爪を触らないようにして乾かしましょう。
速乾性のマニキュアならもう少し短くてもOKですが、表面が乾いたかどうかは確認が必要です。
乾いていないと、次に塗るカラーポリッシュでベースコートをえぐってしまうかもしれないので注意してくださいね。 - ベースコートが乾いたら、カラーポリッシュを塗り始めます。
先程と同じようにハケの片側にマニキュア液を取りましょう。
カラーポリッシュは2度塗りが基本なので、1度目はベースコートと同じくらいの量で、2度目は1度目よりも多めに取ります。 - カラーポリッシュの1度目は、甘皮付近や爪のキワを縁取ることを優先して塗っていきます。
先程と同じように爪の中央にハケをおいて、甘皮に向かってハケを動かします。
甘皮の形に沿って、丸く縁取るように毛先を動かしましょう。
このタイミングではハケに少し力を入れてもOKです。
甘皮付近がガタガタの線にならずに塗れると、サロン級の仕上がりになりますよ。 - 中央が塗れたら、爪のサイドに移ります。塗りたい箇所をしっかり見ながら、縁取るように塗っていきましょう。
塗っている爪の隣の指を使って、爪のサイドの皮膚を下げてあげると塗りやすくなりますし、キワまでしっかり塗り込むことができます。 - 爪全面を塗り終えたら、5~10分ほど時間をおいて乾かしましょう。
この時表面を触ってしまうとネイルに跡がつくので、触れないように気をつけてくださいね。 - しっかり乾かしたら、2度塗りに入ります。
1度塗りの時よりも少し多めに液を取りましょう。 - 2度塗りの塗り方は基本的に同じですが、重視するポイントが異なります。
2度塗り目はムラなく、筆の跡がつかないように仕上げましょう。
1度目で縁取った根元やサイドはあまり塗り重ねず、ネイルの色が足りないところにふわっと塗っていく感覚でハケを動かします。
ハケは爪に対して強く押さえないようにして、軽い力で塗ってくださいね。
2度塗りが終わったら、5~10分ほどまた時間をおいてしっかり乾かしましょう。 - 最後はトップコートを塗って仕上げます。
トップコートをカラーの2度塗りよりも少し多めに取って、軽い力でふわっと液を動かしましょう。
ハケを動かすというよりも、トップコートの液を動かすくらいの力で塗ると、表面がつるんとしてジェルネイルのようなシ刈りになります。
マニキュアを塗るときのポイントは、
・甘皮付近やサイドのように「ハケに力を入れて縁取る」という塗り方
・ハケ跡がつかないようむらなく仕上げる時のように、「ふわっと軽い力で塗る」塗り方
このの2つを使い分けましょう!
この2つのポイントをおさえるだけで、ネイルサロンでネイリストに塗ってもらったかのようなキレイな仕上がりが目指せます。