ネイルチップを外すとき「ネイルグルーはどうやって落とすのが正解?」「無理に剥がしていいの?」と悩む方はとても多いです。
実際にサロンでも、自己流で落とそうとして自爪が傷んでしまった方をよく見かけます。
お湯で落ちると聞いたり、除光液を使えばいいのか迷ったりと、情報が多くて戸惑ってしまうこともありますよね。
この記事では、ネイルグルーの正しい落とし方から絶対に避けたいNG行動まで、自爪を傷めない最短手順をネイリストが分かりやすく解説していきます。
自爪を大切にしながらネイルを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ネイルグルーとは?
- ネイルグルーを落とすために必要な道具
- ・専用のグルーリムーバーまたはアセトン
- ・ネイルファイル
- ・ウッドスティック
- ・あるとさらに便利な道具
- 自爪を傷めないネイルグルーの最短除去ステップ
- 1.表面を軽く削ってリムーバーの浸透を良くする
- 2.リムーバーを隙間に流し込み、数分待つ
- 3.ウッドスティックを差し込み、浮いた部分から少しずつ外す
- 4.残ったグルーの塊を優しくファイリングする
- 5.ネイルオイルとハンドクリームで保湿する
- 絶対NG!爪をボロボロにする間違った落とし方
- ・無理やりめくる・剥がすのはNG
- ・お湯だけで無理に取るのはNG
- 指や皮膚についたグルーをきれいに取る方法
- ・お湯と石鹸でふやかして、ゆっくりこすり落とす
- ・ハンドクリームやオイルを使って浮かせる
- まとめ
ネイルグルーとは?

ネイルグルーとは、ネイルチップやパーツを自爪にしっかり固定するために使う、接着力の高いネイル専用の接着剤です。
主にネイルチップの装着時に使われるほか、ストーンやアートパーツの固定・折れた爪の応急的な補修など、さまざまなシーンで活躍します。
一般的な接着剤と比べて密着力が強く、水や衝撃に強いのが特徴です。
その反面、落とし方を間違えると自爪の表面を一緒に剥がしてしまい、爪が薄くなったり傷んだりする原因になることもあります。
ネイルグルーは正しく使えばとても便利なアイテムですが「付け方」と同じくらい「落とし方」が重要です。
特性を理解したうえで扱うことが、自爪を守りながらネイルを楽しむポイントといえるでしょう。
ネイルグルーを落とすために必要な道具

ネイルグルーを使ってネイルチップを付けた場合、正しい道具を使うことが自爪を傷めないための大切なポイントになります。
ここでは、ネイルグルーを安全かつスムーズに落とすために必要な基本アイテムと、それぞれの役割を解説していきます。
専用のグルーリムーバーまたはアセトン
ネイルグルーを落とす際に最も重要なのが、専用のグルーリムーバー、もしくはアセトンです。
ネイルグルーは水やお湯だけでは落ちにくいため、接着成分を分解できる溶剤が必要になります。
専用のグルーリムーバーはネイルグルー専用に作られているため、自爪への刺激を抑えつつグルーを浮かせやすいのが特徴です。
一方、アセトンは入手しやすく除去力も高いですが、乾燥しやすいため使用後の保湿ケアが欠かせません。
ダイソーやセリアなどの100均でもアセトンが手に入ることが多く、セルフでネイルグルーを落とす場合でも準備しやすいアイテムです。
ネイルファイル
ネイルファイルは、ネイルグルーを落とす前の下準備として使用します。
グルーの表面を軽く削ることでリムーバーやアセトンが内部まで浸透しやすくなり、結果的に短時間で落としやすくなります。
使用するのは180G前後のネイルファイルがおすすめ。
強く削りすぎると自爪を傷めてしまうため、表面のツヤを軽く落とす程度を意識しましょう。
ウッドスティック
ウッドスティックは、リムーバーで浮いてきたネイルグルーやネイルチップを少しずつ外すために使います。
金属製のプッシャーと比べて爪への当たりがやさしく、セルフでも扱いやすい点がメリットです。
グルーが十分に浮いていない状態で無理に差し込むと、自爪を傷める原因になります。
あくまで「浮いてきた部分をサポートする道具」として使うのがポイントです。
あるとさらに便利な道具
ネイルグルーを安全に落とすために、以下のアイテムがあるとさらに安心です。
・コットンやワイプ(リムーバーを含ませる用)
・アルミホイル(リムーバーを浸透させる際の保温用)
・ネイルオイル・ハンドクリーム(除去後の保湿用)
これらを準備しておくことでネイルグルー除去の工程がスムーズになり、自爪への負担も軽減しやすくなります。
自爪を傷めないネイルグルーの最短除去ステップ

ネイルグルーは接着力が強いため、外し方を間違えると自爪の表面まで一緒に剥がしてしまう原因になります。
ここでは、ネイルチップを付けたときのネイルグルーの落とし方を、自爪を傷めにくい順序で解説していきます。
「できるだけ簡単に、でも爪は傷めたくない」という方は、ぜひこの最短ステップを参考にしてみてください。
1.表面を軽く削ってリムーバーの浸透を良くする
まずは、ネイルチップやネイルグルーの表面をネイルファイルで軽く削ります。
この工程はグルーを削り落とすことが目的ではなく、リムーバーやアセトンが内部まで浸透しやすくするための下準備です。
表面のツヤがなくなる程度で十分なので、力を入れすぎないよう注意しましょう。
削りすぎると自爪まで一緒に薄くなってしまうため、「軽く」「均一に」を意識することがポイントです。
2.リムーバーを隙間に流し込み、数分待つ
表面を軽く削ったら、ネイルグルー専用のリムーバーまたはアセトンを隙間に流し込みます。
チップと自爪の境目や少し浮いている部分を中心に、少量ずつ垂らすのがコツです。
一気にたくさん使う必要はなく、グルー部分にしっかり行き渡ることを意識しましょう。
リムーバーを流し込んだあとは、すぐに触らず数分そのまま待ちます。
この待ち時間でグルーがやわらかくなり、無理な力をかけずに外しやすくなりますよ。
3.ウッドスティックを差し込み、浮いた部分から少しずつ外す
グルーがやわらかくなってきたら、ウッドスティックを使って外していきます。
無理に差し込むのではなく、すでに浮き始めている部分や隙間ができたところからそっと入れるのがポイントです。
ウッドスティックをスライドさせるように動かし、少しずつチップを持ち上げていきましょう。
途中で引っかかりを感じた場合は無理に進めず、リムーバーを追加して再度なじませます。
力任せに外そうとせず「浮いたところから少しずつ」を意識することで、自爪を傷めにくくなります。
4.残ったグルーの塊を優しくファイリングする
ネイルチップを外したあと、自爪にネイルグルーが部分的に残ることがあります。
その場合はネイルファイルを使って表面を優しく削り、少しずつなじませていきましょう。
一気に削り取ろうとすると自爪まで削ってしまいやすいため、力を入れずに表面を整える感覚で行うのがポイントです。
グルーが薄くなってきたら無理に完全に削り切ろうとせず、次のケア工程に進んでも問題ありません。
この段階では「自爪を守ること」を最優先に考え、慎重に進めることが大切です。
5.ネイルオイルとハンドクリームで保湿する
ネイルグルーを落としたあとは、自爪や指先が乾燥しやすい状態になっています。
そのまま放置せず、仕上げとして必ず保湿ケアを行いましょう。
まずはネイルオイルを爪の根元やサイドに塗り込み、やさしくマッサージするようになじませます。
その後、ハンドクリームを手全体に塗って水分と油分を補うことで、爪周りのコンディションが整いやすくなります。
保湿をしっかり行うことで自爪の乾燥や二枚爪を防ぎ、次のネイルもきれいに楽しみやすくなりますよ。
絶対NG!爪をボロボロにする間違った落とし方

ネイルグルーは正しい手順で落とせば自爪への負担を抑えられますが、間違った方法を選ぶと一気にダメージが出やすくなります。
ここでは、ネイルチップを外す際にやってしまいがちなNGな落とし方とその理由を解説します。
事前に知っておくことで、自爪をボロボロにするトラブルを防ぎやすくなりますよ。
無理やりめくる・剥がすのはNG
ネイルチップが浮いてきたときに、指でめくったり勢いよく剥がしたりするのは絶対に避けたい行為です。
ネイルグルーは自爪の表面と強力に密着しているため、無理に剥がすとグルーだけでなく自爪の表面まで一緒に持っていかれてしまいます。
その結果、爪が薄くなる・白くまだらになる・二枚爪になりやすくなるなどのトラブルが起こりがちです。
実際にサロンでも「チップを剥がしたあとから爪が弱くなった」という相談はとても多く見られます。
一見、ネイルチップが少し浮いているように見えても、内部ではまだしっかり接着されているケースがほとんどです。
力で外そうとせず、必ずリムーバーでグルーをやわらかくしてから落とすようにしましょう。
このひと手間を守るだけでも、自爪へのダメージは大きく変わります。
お湯だけで無理に取るのはNG
「ネイルグルーはお湯で落ちる」と聞いたことがあり、入浴中に外そうとする方も少なくありません。
確かにお湯に浸すことでグルーがやわらかくなる場合はありますが、それだけで無理に外すのはおすすめできません。
グルーが完全に分解されていない状態で引っ張ると自爪に強い負荷がかかり、表面を傷めてしまう原因になります。
また、長時間お湯に浸した爪はふやけた状態になるため、普段よりもダメージを受けやすくなります。
指で触るとチップが少し動くように感じても、内部ではまだ接着力が残っているケースがほとんどです。
お湯はあくまで補助的な方法と考え、基本はグルーリムーバーやアセトンを使って段階的に落とすようにしましょう。
正しい方法を選ぶことで、自爪を守りながら安全にネイルチップを外せます。
指や皮膚についたグルーをきれいに取る方法

ネイルチップの装着中やオフの途中で、ネイルグルーが指や皮膚についてしまうことは意外と多いものです。
ここでは、指や皮膚についたネイルグルーをできるだけ負担をかけずにきれいに取る方法を順を追って解説していきます。
お湯と石鹸でふやかして、ゆっくりこすり落とす
ネイルグルーが指や皮膚に少量付いてしまった場合は、お湯と石鹸を使った方法が比較的やさしく落としやすいです。
まずはぬるめのお湯に指先を数分浸し、グルーと皮膚をしっかりふやかします。
その後、石鹸をつけて指同士をすり合わせるように力を入れずゆっくりこすっていきましょう。
無理に一度で取ろうとせず、少しずつ表面が取れてくるのを待つのがポイントです。
強く擦りすぎると皮膚を傷めてしまうため、「落とす」というより「なじませて外す」イメージで行うと安心です。
ハンドクリームやオイルを使って浮かせる
お湯と石鹸だけでは落としきれない場合は、ハンドクリームやネイルオイルを使う方法も効果的です。
グルーが付いている部分にクリームやオイルを少し多めに塗り込み、しばらくなじませましょう。
油分が浸透することでグルーの接着力が弱まり、皮膚から浮きやすくなります。
時間を置いたあと指でくるくると動かすようにすると、ポロッと取れることもあります。
皮膚への刺激が少なく同時に保湿ケアができる点も、この方法のメリットです。
まとめ
ネイルグルーは接着力が強い分、落とし方を間違えると自爪を大きく傷めてしまう原因になります。
ネイルチップを外すときは無理に剥がしたりお湯だけで取ろうとせず、リムーバーやアセトンを使って段階的に落とすことが大切です。
表面を軽く削る・グルーをやわらかくしてから外す・残った部分は優しく整えるといった基本の手順を守ることで、自爪への負担を最小限に抑えられます。
さらに、除去後の保湿ケアや、指・皮膚についたグルーの正しい落とし方を知っておくことも、トラブル防止に役立ちます。
ネイルグルーの特性を理解して正しい方法で扱えば、ネイルチップも自爪もきれいな状態を保ちやすくなるでしょう。
自爪を大切にしながら安心してネイルを楽しむために、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
ネイルグルーの正しい使い方を解説している記事はこちら!


