爪がボコボコ&甘皮なしの悩みをネイリストが徹底解説!原因・治し方ガイド | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

「爪がボコボコして見える」
「最近、甘皮がなくなってきた気がする」
そんな小さな変化に気づいたことはありませんか?

爪の表面がでこぼこになったり甘皮が減ったりするのは、見た目だけの問題ではありません。
乾燥や栄養不足、加齢、そして爪をいじる癖など、いくつもの原因が重なって起こるサイン。

ときには1本だけに凹みが出たり、ボロボロと剥がれるような状態になることもあります。
放っておくと爪の生え変わりにも影響するため、早めのケアが大切です。

この記事では、爪がボコボコ&甘皮がなくなる原因と、その改善・予防方法をネイリストの視点から詳しく解説します。

健康的で美しい指先を取り戻したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

爪がボコボコ&甘皮がなくなってしまう原因

女性の爪や指先のアップ

爪の表面がボコボコしたり甘皮がなくなってしまうと、指先の見た目だけでなく健康状態まで気になりますよね。
こうした変化には必ず原因があり、生活習慣や年齢・乾燥・栄養状態など、さまざまな要素が関係していることも。

ここでは、爪のボコボコや甘皮がなくなる主な原因を解説します。

癖でいじってしまう

爪を無意識にいじってしまう癖は、ボコボコ爪や凹みの大きな原因のひとつです。

ストレスを感じたときに爪を押したり、甘皮をむいたり爪先を噛んだりする行動を続けると、爪の根元にある「爪母(そうぼ)」という部分が傷ついてしまいます。
爪母は新しい爪を作り出す場所なので、ここにダメージがあると表面がでこぼこしたり、1本だけ形が歪んでしまうおそれも。

また、甘皮をいじりすぎると爪を守るバリア機能が低下し、乾燥や炎症を起こしやすくなります。
つい触ってしまう癖は意識してやめることが大切です。

気づいたら爪に触れている方はネイルオイルを塗って指先を保湿するなどし、触りたい衝動を和らげるのがおすすめです。

加齢による変化

年齢を重ねるとともに、爪の表面に縦のボコボコや筋が現れやすくなります。
これは「縦すじ爪」とも呼ばれ、加齢による爪の水分や油分の減少が主な原因です。

皮膚と同じように爪も乾燥しやすくなり、弾力が失われることで表面が波打つように見えるのです。
この縦のボコボコは自然な老化現象のひとつで、健康上の大きな問題ではありません。
ただし、横方向にボコボコが入る場合は爪母への一時的なダメージや体調不良、強いストレスなどが関係していることも。

加齢による変化を穏やかにするにはネイルオイルやハンドクリームでこまめに保湿し、爪の乾燥を防ぐことが大切です。
栄養バランスの取れた食事を心がけることも、爪のハリやなめらかさを保つポイントですよ。

爪の縦筋が気になる方はこちらの記事もチェック!

乾燥している

爪や甘皮が乾燥していると、表面がボコボコしたり甘皮がなくなったように見えることがあります。

乾燥は爪の層を浮かせたり表面に細かな凹凸を作る原因になるため、放置すると割れや欠けにつながるおそれも。
特に冬場や水仕事が多い人、アルコール消毒を頻繁にする人は、爪や指先の水分が奪われやすく要注意です。

また、乾燥すると甘皮が硬くなってめくれやすくなり、無理に取ってしまうことで「甘皮がなくなった」と感じるケースもあります。

こまめな保湿ケアが何よりの対策で、ネイルオイルを1日数回なじませるだけでも効果的。
寝る前にハンドクリームと一緒に爪の根元をマッサージすると、血行が促されて健康的な爪の成長にもつながりますよ。

栄養不足

爪のボコボコや甘皮の減少は、栄養不足が関係していることもあります。

爪は「ケラチン」というたんぱく質でできているため、食事から十分な栄養が摂れていないと成長が不安定になり表面がでこぼこしてしまうのです。
特に、たんぱく質・鉄分・ビタミンB群・亜鉛などの不足は、爪がボロボロになったり薄く割れやすくなる原因に。
ダイエット中や食生活の偏りによって栄養が不足すると、甘皮を作る働きも弱まり「甘皮がなくなった」と感じることもあります。

爪や皮膚の健康を保つには、肉・魚・卵・大豆製品などの良質なたんぱく質を意識して摂ることがとても重要。
サプリメントを取り入れるのも一つの方法ですが、まずは栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

爪のボコボコをなくして、甘皮を元に戻す方法

爪にネイルオイルを塗る様子

爪のボコボコや甘皮の減少は、毎日のちょっとしたケアで少しずつ改善していくことができます。
根本的な原因を取り除き、正しい方法で爪を育てることがポイント。
ここでは、爪のボコボコをなくし、健康的な甘皮を取り戻すための具体的な方法を紹介します。

いじる癖を辞めるよう対策する

爪をいじる癖を直すことは、ボコボコや甘皮の減少を改善するための第一歩です。

爪を触ったり噛んだりすると爪の根元にある「爪母」が傷つき、でこぼこした爪が生えてきたり甘皮がなくなる原因になります。
この癖をやめるには、まず「無意識で触っている時間」を減らす工夫が大切です。

たとえば爪を短く整えておく、ネイルオイルを塗って滑りをよくしておく、爪先を意識的に視界に入れないようにするなどが効果的。
ストレスが原因でいじってしまう場合は、深呼吸や軽いストレッチなどのリラックス方法を取り入れてみるのもおすすめです。

ジェルネイルやスカルプなど、すぐには取れないような素材で爪を保護しながら、爪母が回復する時間をしっかり確保するのも方法の一つですよ。

炎症や爪がボロボロになる場合は皮膚科を受診する

爪のボコボコがひどくなったり、甘皮の部分が赤く腫れて炎症を起こしている場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

爪の根元には「爪母」と呼ばれる新しい爪を作る組織があり、ここに炎症や感染が起こると爪全体がボロボロになったりでこぼこした爪が生えてくることがあります。

また、甘皮がなくなった部分から雑菌が入り込むと、化膿性爪囲炎( かのうせいそういえん) などの感染症を引き起こすことも。

市販のクリームやオイルでは改善しないような痛みや腫れ・膿がある場合は自己判断で処置せず、専門の医師に相談することが大切です。
適切な治療を受けることで爪母の回復が促され、爪の形も徐々に整っていきます。

爪や指を保湿する

爪や甘皮の乾燥は、ボコボコやささくれ・甘皮がなくなる原因のひとつ。
そのため、毎日の保湿ケアを習慣にすることが何より大切です。

乾燥した状態では爪の表面が硬くなり、成長時にムラができてでこぼこしやすくなります。
また、甘皮部分が硬くなるとめくれやすくなり、無理に取ってしまうことでさらに荒れてしまうおそれも。

対策としては朝晩2回以上ネイルオイルを塗り、指先までしっかりなじませるのがおすすめです。
特に爪の根元とサイドは乾燥しやすいので意識的にケアをしましょう。

就寝前にはハンドクリームを重ねて保湿すると、寝ている間に爪の水分バランスを整えやすくなります。
乾燥を防ぐことで爪の弾力が保たれ、ボコボコのないなめらかな表面と健康的な甘皮を取り戻すことができますよ。

まとめ

爪のボコボコや甘皮がなくなる状態は見た目の問題だけでなく、日常の癖・乾燥・加齢・栄養不足など、さまざまな要因が重なって起こるサインです。

とくに1本だけ凹みがある・横方向にでこぼこが入るといった場合は、爪の根元の爪母にダメージがある可能性も。
改善のためにはまず、爪をいじる癖をやめることから始めましょう。
爪母が回復することで新しく生えてくる爪の形が整いやすくなります。

また、乾燥を防ぐためにネイルオイルやハンドクリームでの保湿を徹底し、たんぱく質やビタミン・亜鉛などの栄養をバランスよく摂ることも大切です。

炎症や痛み、ボロボロになってしまった場合は、自己流でケアせず皮膚科を受診して早めに対処するようにしましょう。

日々のケアを積み重ねることで爪の表面はなめらかに整い、健康的で美しい甘皮も少しずつ戻っていきます。

指先の小さな変化は体からの大切なサイン。
丁寧にケアを続けて、ツヤのある爪と整った指先を取り戻していきましょう。

爪周りの皮膚の荒れはこちらの記事でも解説しています!

この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「爪の悩み」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント