ネイルサロンに行く時間が取れない人や、お仕事の都合で華やかなネイルができない人でも、美しい指先をキープしたいですよね。
そんな方におすすめなのが、ベースコートだけで仕上げるネイルです。
ベースコートは、マニキュアの下地としてだけでなく、紫外線から自爪を守り、乾燥や割れ・欠けを防ぐ効果も期待できます。
>ネイルアートをしなくても、ツヤのある自然な美しさが手に入り、爪表面の凹凸も滑らかになるので、指先がナチュラルで魅力的に見えるのも嬉しいポイント。
シンプルでありながら、清潔感のあるキレイな指先を維持できるため、忙しい人にもぴったりです。
今回は、ベースコートを塗るメリットや塗り方のポイント、おすすめの商品などを幅広く解説します。
- 自爪派もベースコートを塗るのがおすすめの理由
- ベースコートだけ塗るメリット
- ・爪の凹凸をなくしてなめらかにする
- ・自爪の色ムラを減らす
- ・地爪を乾燥や紫外線から守る
- ベースコートとトップコートの違い
- ベースコートを塗った方がいい人
- ・爪が薄くて割れやすい
- ・爪の表面がぼこぼこしている
- ・爪に縦筋や横筋が入っている
- ・爪の色が悪い
- ・爪にツヤがない
- ・爪を長く伸ばしている
- ・指先を使う作業が多い
- ・指先をきれいに見せたい
- ベースコートの塗り方とポイント
- 1. 甘皮ケアをする
- 2. ベースコートをハケに適量とる
- 3. 爪に塗る
- 4. 乾燥させて、終了
- ベースコートのタイプと選び方
- ・ベースコートのタイプは主に3つ
- ・ベースコートの選び方
- ベースコートの持ちはどのくらい?
- 育爪・自爪ケアにおすすめのベースコート
- ・CANMAKE(キャンメイク) カラフルネイルズNNH ネイルハードナー
- ・NAIL HOLIC(ネイルホリック) ベースコート
- ・NAIL HOLIC(ネイルホリック) ネイルホリック 補強 ベースコート 02
- ・OPI(オーピーアイ) インフィニットシャイン ベースコート
- ・ちふれ ベース コート
- ・デュカート カラーコントロールベースコート
- 自爪ケアのためにベースコートを塗ろう!
自爪派もベースコートを塗るのがおすすめの理由

「派手なネイルは苦手」「ナチュラルに自爪で過ごしたい」という自爪派の人にこそ、ベースコートの使用をおすすめします。
ベースコートは、マニキュアのカラーを長持ちさせるための下地だけではなく、自爪を保護し、状態を整えるためにも欠かせないアイテムです。
 
ベースコートを塗ることで、乾燥や紫外線といった外部からのダメージを防ぎ、二枚爪や割れ・欠けを予防することができます。
さらに、自爪の凹凸を滑らかに整え、自然なツヤ感を与えることで、清潔感のある指先を演出できるのが魅力です。
ベースコートだけ塗るメリット

ベースコートは、マニキュアを塗る前の下地として使用するイメージが強いかもしれません。
もちろん、それも大切な役割ですが、実はベースコートだけで仕上げることも可能です。
ここでは、ベースコートだけを塗るメリットについて詳しく解説します。
爪の凹凸をなくしてなめらかにする
ベースコートを塗ることで、爪表面の凹凸が整い、なめらかな仕上がりになるのは大きなメリットのひとつです。
爪に凸凹があると、指先が美しく見えず、清潔感も損なわれてしまいます。
しかし、ベースコートを一塗りするだけで、なめらかな表面が作られ、見た目の美しさが格段にアップしますよ。
さらに、爪に自然なツヤ感が加わることで、指先が健康的に見えるのも大きな魅力です。
自爪の色ムラを減らす
ベースコートを塗ると、気になる自爪の色ムラが軽減され、均一な色に見せることができます。
マニキュアを塗らなくても、ナチュラルな自爪の色をキープできるのは嬉しいポイントです。
時間がない時でも、ベースコートをサッと塗るだけで、シンプルで美しい指先を手に入れることができますよ。
地爪を乾燥や紫外線から守る
乾燥や紫外線によるダメージは、爪に大きな影響を与えます。
特に爪の乾燥は、二枚爪や割れ・欠けといった症状を引き起こしやすいため、注意が必要です。
そんな時にベースコートを塗ると、自爪を保護することができ、紫外線や乾燥から守ってくれます。
このように、ベースコートを塗るだけで爪のダメージを最小限に抑え、美しい状態を維持することができる点もメリットです。
ベースコートとトップコートの違い

ベースコートとトップコートは一見似ていますが、それぞれ異なる役割を持っています。
ベースコートは、マニキュアのカラーを塗る前の下地として、色素沈着を防いだり、密着力を高めたりする役割があります。
また、爪表面の凹凸を整え、ツヤ感をアップさせる効果もあり、自爪派の方が美しい爪をキープしたい時にも便利です。
一方、トップコートは、マニキュアの仕上げに使用するアイテムです。
カラーの発色やツヤ感を引き立てるだけでなく、耐久性を高め、傷や割れを防ぐ役割もあります。
ベースコートを塗った方がいい人

ベースコートは、マニキュアを塗る前だけでなく、爪の悩みを抱えている人や、健康的な爪を維持したいと考えている人にもおすすめのアイテムです。
ここでは、どんな人にベースコートが必要なのか、その理由について詳しく解説していきます。
爪が薄くて割れやすい
爪が薄くて、ちょっとした衝撃や負荷で割れてしまうことが多い人には、ベースコートの使用をおすすめします。
ベースコートを塗ることで、薄い爪を保護し、外部からのダメージを防ぐバリアとなるため、爪が割れるリスクを軽減できます。
自爪のままで過ごすよりも安心感が得られるので、爪の薄さに悩んでいる人は、ぜひ試してみてくださいね。
爪の表面がぼこぼこしている
乾燥や加齢による爪の縦筋・横筋も、ベースコートを塗ることで目立ちにくくなります。
ベースコートが爪表面を滑らかに整え、ツヤ感をアップさせるため、縦筋や横筋が気にならなくなり、若々しい指先を演出できますよ。
生活感を感じさせない、洗練された印象を与えることができるので、年齢とともに爪の状態が気になり始めた人にもおすすめアイテムです。
爪に縦筋や横筋が入っている
乾燥や加齢による爪の縦筋・横筋も、ベースコートを塗ることで目立ちにくくなります。
ベースコートが爪表面を滑らかに整え、ツヤ感をアップさせるため、縦筋や横筋が気にならなくなり、若々しい指先を演出できますよ。
生活感を感じさせない、洗練された印象を与えることができるので、年齢とともに爪の状態が気になり始めた人にもおすすめアイテムです。
爪の色が悪い
爪の色が不均一で悩んでいる人や、血色が悪いと感じる人には、ベースコートで色ムラを整えることをおすすめします。
一般的にベースコートは透明のものが主流ですが、最近では自爪の色味を美しく見せるための淡いピンクやベージュなど、ナチュラルなトーンのカラーベースコートも人気です。
これらを使うことで、爪の色味が整い、健康的で自然な美しさを引き出すことができますよ。
爪の色に悩んでいる人は、ぜひこのようなカラーベースコートを試してみてくださいね。
爪にツヤがない
爪にツヤがないと指先が疲れた印象になるため、コンプレックスに感じる人も多いかもしれません。
そんな時も、ベースコートを塗るだけで、簡単に自然な輝きを手に入れることができます。
速乾タイプのベースコートを使えば、お出かけ前にサッと塗るだけで、手軽にツヤ感を演出できるので、忙しい日にもおすすめです。
爪を長く伸ばしている
ベースコートは、爪を長く伸ばしている人にもぜひ取り入れてほしいアイテムです。
長く伸ばした爪は、ちょっとした衝撃や摩擦で折れやすくなるため、ベースコートで表面をコーティングすれば安心して過ごすことができます。
特に補強効果のあるタイプを選べば、デリケートな長い爪をしっかり守ることができますよ。
また、長い爪は日常生活で物に触れる機会が増えますが、ベースコートを塗ることで、外的ダメージから爪先を保護できるのも大きなメリットです。
指先を使う作業が多い
パソコンの操作や家事など、指先をよく使う作業が多い人にも、ベースコートの使用がおすすめです。
ベースコートは爪を保護する役割があるため、作業中の衝撃や摩擦から爪を守ってくれますよ。 
また、爪を補強しながらも、ツヤのある美しい仕上がりをキープできるので、忙しい日々の中でも自爪を健康的に保つことができます。
指先をきれいに見せたい
「指先をきれいに見せたい」と考えている人にとっても、ベースコートは最適なアイテムです。
ベースコートを塗ることで爪表面が整い、ツヤのある美しい指先に仕上がります。
お仕事で派手なカラーやアートができない場合でも、ベースコートを塗るだけで、清潔感やきちんと感を簡単に演出できますよ。
ベースコートの塗り方とポイント

ここでは、ベースコートの塗り方とポイントを解説します。
より美しい仕上がりを目指す人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 甘皮ケアをする
ベースコートを塗る前には、甘皮ケアをしっかり行うことが大切です。
甘皮が残ったままだと、ベースコートが爪にきちんと密着せず、仕上がりが不均一になったり、持ちが悪くなる原因になります。
甘皮ケアの手順は以下の通りです。
- キューティクルリムーバーを塗布
 爪の根元にキューティクルリムーバーを塗ります。
- ぬるま湯に浸す
 2〜3分ほど、指先をぬるめのお湯に浸して甘皮をふやかしましょう。
- 甘皮を押し上げる
 メタルプッシャーを使用し、やさしく甘皮を押し上げます。
- ガーゼで甘皮を除去
 濡らしたガーゼを指に巻き、甘皮をやさしく取り除きます。
- 細かい部分はニッパーで処理
 ガーゼで除去しきれない部分は、キューティクルニッパーで丁寧にカットしましょう。
 ただし、甘皮を取りすぎないように注意してください。
 甘皮は爪を守る役割もあるため、必要以上にカットすると、逆にトラブルの原因になります。
- 油分除去を行う
 プレプライマーや、エタノールを含ませたワイプで爪表面を拭き取り、油分除去をします。
2. ベースコートをハケに適量とる
甘皮ケアと油分除去が済んだら、次はベースコートをハケに適量とります。
ボトルネックの内側でハケを軽くしごき、余分な液を落として量を調整しましょう。
こうすることで、ハケに必要な分だけが残り、ムラなく均一に塗ることができます。 
また、ベースコートは薄く塗るのが基本です。
薄く均一に仕上げることで、ツヤ感や美しさが長持ちします。
このような自然な仕上がりを目指すためにも、液体の量をハケで調整してから塗ることがポイントです。
3. 爪に塗る
ベースコートを塗る際は、中心→両サイド→エッジ(爪の先端部分)の順番で、テンポよく塗っていきましょう。
前項でもお伝えした通り、薄く塗ることがキレイに仕上げるためのコツです。
薄く重ね塗りをすることで、しっかりとしたコーティングができ、持ちが良くなります。
4. 乾燥させて、終了
ベースコートが完全に乾いたら完了です!
急いでいる時は、時短で仕上げることができる速乾タイプのベースコートを選ぶことをおすすめします。
ベースコートのタイプと選び方

ベースコートにはいくつかの種類があり、それぞれに異なる特徴や効果があります。
そのため、自分の爪の状態や目的に応じて選ぶことが大切です。
ここでは、主なベースコートのタイプとその選び方について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベースコートのタイプは主に3つ
ここでは、主な3タイプのベースコートについて解説します。
■保湿成分配合のもの
爪の乾燥で悩んでいる人には、アルガンオイル、ホホバ種子オイル、アボカドエキスなどの保湿成分が配合されたベースコートがぴったりです。
これらの保湿成分はしっかりと潤いを与え、乾燥を防いでくれるので、爪を守りながらネイルを楽しむことができます。
■補強剤配合のもの
補強剤配合のベースコートは、薄くて弱い爪を保護してくれるアイテムです。
塗ることによって爪表面にやや厚みのある膜をつくり、物理的なダメージから爪を守ります。
製品によっては、ファイバー入りで強度を高める設計のものもあり、二枚爪や割れの予防にも効果的です。
また、爪の表面をなめらかに整える働きもあるため、見た目も美しく整えることができます。
■速乾タイプのもの
速乾タイプのベースコートは、通常のベースコートよりも速く乾くように設計されたアイテムです。
揮発性の高い成分を多く含んでおり、これらが蒸発することで素早く乾燥します。
忙しい日々を送る人や、ネイルを塗った後にすぐに作業を始めたい人にぴったりのアイテムです。
ベースコートの選び方
美しい指先を演出するためには、自爪の状態や目的に合わせたベースコートを選ぶことが大切です。
では、ベースコートの選び方について解説します。
■自爪の状態で選ぶ
ベースコートは、自爪の状態に応じて選ぶことが大切です。
乾燥が気になる場合は、保湿成分が豊富に含まれたものを選ぶと良いでしょう。
アルガンオイル、ホホバオイル、アボカドエキスなどが配合されたベースコートは、爪に潤いを与えて乾燥を防いでくれます。
また、薄くて割れやすい爪の場合は、補強成分が含まれたベースコートを選ぶことで、爪の強度が高まります。
ファイバーや補強剤が配合されたものは、爪をしっかり保護し、割れや二枚爪を防いでくれるので安心です。
■使用目的で選ぶ
ベースコートは、使用目的に合わせて選ぶこともできます。
例えば、指先をキレイに見せたい人や、爪の血色が気になる人には、カラーベースコートがおすすめです。
ナチュラルなピンク系やベージュ系のカラーベースコートは、血色を良く見せる効果があるので、指先を自然に美しく演出してくれます。
一方、時間がない時や、素早く仕上げたい時には、速乾タイプのベースコートを選ぶと便利です。
速乾タイプなら、すぐに乾いてくれるので、忙しい日でも短時間で美しい仕上がりを手に入れることができますよ。
ベースコートの持ちはどのくらい?

ベースコートの持ちは、一般的に数日〜1週間程度が目安とされています。
ただし、この期間は、塗り方や爪の状態、生活習慣によっても大きく変わるものです。
例えば、爪が乾燥していたり傷んでいたりすると、ベースコートが早くはがれてしまうことがあります。
また、仕事や家事で指先を頻繁に使う人は、どうしても持ちが悪くなりがちです。
ベースコートを長持ちさせるためには、塗布前に甘皮ケアをしっかり行うことや、塗布後もネイルオイルなどで保湿ケアを続けることが大切です。
さらに、水仕事をする際はゴム手袋を使うなど、指先を外的ダメージから守る工夫も取り入れてみてくださいね。
育爪・自爪ケアにおすすめのベースコート
市販のベースコートは種類が豊富で、どれを選ぶべきか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ここでは、育爪・自爪ケアにおすすめのベースコートをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
CANMAKE(キャンメイク) カラフルネイルズNNH ネイルハードナー
CANMAKE(キャンメイク)の「カラフルネイルズNNH ネイルハードナー」は爪を保護し、割れや欠けを防げるベースコートです。
薄くて割れやすい爪に最適で、ベースコートとしてはもちろん、トップコートとしても使用可能。
さらに、保湿成分(加水分解ケラチン)を配合しているため、爪の乾燥が気になる人にもおすすめです。
NAIL HOLIC(ネイルホリック) ベースコート
NAIL HOLIC(ネイルホリック)の「ベースコート(透明)」は、薄くて弱い爪をしっかり補強できるハードナータイプです。
爪の折れや欠けを防ぎ、滑らかで均一な仕上がりへと導いてくれます。
また、速乾性に優れているため、忙しい時でも手軽に使える点が魅力です。
NAIL HOLIC(ネイルホリック) ネイルホリック 補強 ベースコート 02
NAIL HOLIC(ネイルホリック)の「補強 ベースコート 02」は、色補整効果のあるコンシーラータイプで、血色の悪さや色ムラが気になる爪に最適です。
また、補強効果も兼ね備えており、膜厚保護ベールが爪を守りながら凹凸を滑らかに整え、爪表面を美しく仕上げます。
さらに、保湿成分(スクワラン)を配合しているため、爪の水分蒸散を防ぎ、しっかりと保湿できる点も大きな魅力です。
OPI(オーピーアイ) インフィニットシャイン ベースコート
OPI(オーピーアイ)の「インフィニットシャイン ベースコート」は、世界中のネイリストやセレブ、セルフネイラーから高く評価されている本格派アイテムです。
密着力が強く、高品質な仕上がりが特徴で、爪の表面をしっかりと整えて滑らかに仕上げます。
さらに、持ちの良さにも定評があり、長時間美しい仕上がりをキープできることも魅力。
よりプロフェッショナルな仕上がりを求める人に、ぴったりのベースコートです。
ちふれ ベース コート
ちふれの「ベースコート」は、爪の凹凸を整えながら、ほんのりピンクのカラーで自然に色味を補正してくれるアイテムです。
自爪を明るく見せたい人にぴったりで、ムラになりにくいから、ネイル初心者さんでも使いやすいのが魅力。
速乾性にも優れているため、忙しい日でも手早く仕上げられるのが嬉しいポイントです。
デュカート カラーコントロールベースコート
デュカートの「カラーコントロールベースコート」は、爪の色ムラや黄ばみを自然にカバーしたい人におすすめのアイテムです。
色味だけでなく、爪表面の凹凸や縦ジワもなめらかに整えてくれるので、清潔感のある美しい仕上がりが叶います。
さらに、4種の保湿成分(パンテノール・オリーブ果実油・アボカド油・加水分解ケラチン)が配合されているため、自爪をケアしながら使える点も魅力です。
自爪ケアのためにベースコートを塗ろう!

今回は、ベースコートを塗るメリットや塗り方のコツ、おすすめの商品などをご紹介しました。
ベースコートは、ネイルカラーを塗る前の下地としてだけでなく、単体でも活用できる便利なアイテムです。
爪の状態や目的に合わせて選べば、自爪をケアしながら、美しく健康的な指先を保つことができますよ。
まずは、それぞれのベースコートが持つ特徴を理解し、自分に合ったタイプを取り入れることが大切です。
美しい指先を長くキープするためにも、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてくださいね。
爪の保護・補強に興味がある方はコチラ↓の記事も参考にどうぞ♪



 
  

