ネイリストの髪型に決まりがあるのでしょうか?それとも自由なのでしょうか?
これからネイルサロンに勤務する方は、どんな髪型にしたら良いか悩みますよね。
今回は、ネイリストの髪型について、押さえておきたいポイントや注意点をお伝えいたします!
ネイリストの髪形は基本自由でOK!
多くのネイルサロンでは、髪型の指定はないところがほとんどで基本的にヘアスタイルは自由です。
稀に、筆者が過去に勤めていたネイルサロンで「夜会巻き指定」というサロンもありましたが、これはかなりレアケース。
ネイリストで髪型に指定があることはほとんどないといえます。
ただし押さえておきたいポイントがある
ただし、「指定がない=なんでもOK!」というわけではありません。
ネイリストは、技術職である一方、立派な接客業であるため、お客様にどのような印象を与えるかがとても大切です。
そのためには、押さえておかなければならないポイントがあります。
次で、ネイリストの髪型に求められることを解説していきます。
ネイリストの髪型に求められること
ネイルの施術はお客様との距離が近く、髪の毛や見た目が与える印象は意外と大きなものです。
仕事としては技術職でありながら接客業としての要素も強いため、髪型にも一定のマナーや配慮が求められます。
ネイリストという職業は美容業界の一員であり、おしゃれや自由度がある反面「最低限の清潔感」や「施術の邪魔にならない工夫」は欠かせません。
ここでは、ネイリストとして押さえておきたい髪型の基本的な考え方についてご紹介します。
清潔感があることが大切
ネイルサロンに訪れるお客様は単に爪を整えるだけでなく、空間の美しさや施術者の雰囲気も含めて「心地よさ」を求めています。
だからこそネイリストの髪型や身だしなみは、知らず知らずのうちに第一印象に影響を与える重要なポイントです。
たとえば髪がパサついていたり整髪料のつけすぎでベタついて見えたりすると、それだけで「不衛生かも」と感じられてしまうことも。
お客様との信頼関係を築くうえで、こうしたマイナス印象は避けたいところです。
美容業界で働くプロとして、常に意識しておきたい要素だといえるでしょう。
清潔感をキープするためには、日々のヘアケアやトリートメントで髪にツヤとまとまりを与えることが大切です。
見た目が整っているだけでも、「細かい部分まできちんとできる人」という安心感につながりやすくなります。
寝ぐせがある日は早めに直したり湿気で広がりそうな日はゴムやヘアピンでしっかりまとめておくなど、些細なひと手間が全体の印象に差を生みます。
髪型に決まりがないからこそ、自分自身で整える意識と習慣が求められるもの。
ネイリストという存在そのものが、サロンの空気をつくる一部です。
だからこそ、清潔感はただの印象づくりではなく接客の基本でもあり、信頼関係を築くために欠かせない大切な要素のひとつと言えるでしょう。
長い髪はまとめる
ロングヘアは女性らしく魅力的ですが、ネイリストとして施術に集中するうえでは髪が視界に入ったり揺れたりすることで作業効率が落ちてしまうことがあります。
とくにお客様の手元に顔を近づける場面では髪の毛がふれてしまうだけでも不快に感じられる可能性があり、衛生的な観点からも注意が必要です。
髪の毛一本が施術中に爪に触れてしまうだけでも、仕上がりへの影響やクレームの原因になることも。
そのため、長さのある髪は後頭部でしっかりとまとめておくのが基本。
お団子や低めのひとつ結びは安定感があり崩れにくく、見た目にも落ち着いた印象を与えるためおすすめです。
結び目の位置が高すぎると派手に見えることがあるので、サロンの雰囲気や服装とのバランスも考慮しましょう。
ゴムやヘアピンを使ってしっかり固定し髪が動きにくい状態をキープすることで、施術の邪魔にもならずにお客様にも安心感を与えることができます。
見た目の清潔感と作業のしやすさの両立は、プロとしての意識の表れ。
毎日のヘアスタイルも、ネイリストとしての大切な身だしなみのひとつとして丁寧に整えていきましょう。
前髪はピンで留める
ネイル施術では、ネイリスト自身の視界をクリアに保つことがとても大切です。
前髪が目にかかっていると手元が見えにくくなったり無意識に手でかき上げてしまったりと、施術に集中しづらくなることもあります。
さらに、お客様の前で何度も髪を触る動作があると「落ち着かないな」と感じさせてしまうことも。
また、前髪がサイドに流れて顔にかかっていると、だらしなく見えたり不衛生な印象を与えたりする原因にもなりかねません。
美容業界では清潔感がとても重要なので、髪のまとまりや見た目の印象にも気を配りたいところです。
そんな時は前髪をヘアピンで留めるだけでも顔まわりがすっきりして、清潔感がぐっと高まります。
シンプルで小さめのヘアピンなら派手にならずにおしゃれさと機能性を両立でき、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすくて便利ですよ。
サロンの雰囲気や服装とのバランスを考えながら、自然に髪を固定できるスタイルを選ぶのがポイント。
施術の質を高めるためにも、前髪の扱いは意外と重要な要素です。
ほんのひと手間で、見た目の整った印象とプロとしての信頼感の両方をアピールできますよ。
ヘアアレンジはお客様に不快感を与えない程度に
ネイルサロンに来られるお客様は、ゆったりとした気持ちで施術を受けたいと思っているもの。
だからこそ、ネイリストの髪型や雰囲気が与える印象はとても大切です。
たとえおしゃれなヘアアレンジでも派手すぎたり香りが強すぎたりすると「なんだか落ち着かない」と感じさせてしまうことがあります。
特に、極端にボリュームのあるパーマや高い位置のまとめ髪は視界に入りやすく、威圧感につながることもあるため注意が必要です。
美容業界では清潔感や配慮が基本。
接客業であることをふまえて「お客様の立場」で考える視点が求められます。
ナチュラルで整ったヘアアレンジなら、清潔感とスタイリッシュさの両方を演出できますよ。
見た目の印象は施術の信頼感にもつながるので、自分らしさを活かしながらも相手への配慮を忘れない髪型を選ぶことがネイリストとしての魅力をより引き立ててくれるはずです。
ネイリストの髪型のチェックポイント
ネイリストはお客様と近い距離で施術を行う職業だからこそ、髪型が与える印象や清潔感には常に気を配っておきたいものです。
どんなに素敵なヘアスタイルでも整っていなかったり不衛生に見えたりすると、それだけで信頼感を損なってしまうこともあります。
毎日忙しい中でも出勤前や施術に入る前に簡単に確認できるチェックポイントを知っておくだけで、身だしなみのレベルがぐっと上がりますよ。
ここでは、ネイリストとして押さえておきたい髪型チェックの基本をわかりやすくご紹介していきます。
寝ぐせは直す
寝ぐせが残ったままの髪型はどんなにおしゃれなスタイルでも「整っていない」「清潔感がない」といった印象につながりかねません。
とくにネイリストは接客を伴う職業でありお客様との距離も近いため、髪の状態は思っている以上に見られています。
寝ぐせによる髪の乱れは身だしなみに対する意識の低さと受け取られてしまうこともあり、信頼感を損なう原因になってしまうことも。
施術のスキルや仕上がりがどれほど丁寧であっても、見た目の印象で損をするのはもったいないですよね。
寝ぐせ直し用のミストや水スプレー・ドライヤーなどを使えば、数分で整えられることがほとんどです。
毎朝のルーティンに髪のチェックを取り入れるだけで、全体の雰囲気や接客の印象も大きく変わってきます。
清潔感のある髪型は、お客様に安心感を与える大切な要素。
少しの手間を惜しまず、きちんと整えてから仕事に向かうことを心がけましょう。
動いたときに髪の毛が落ちてこないか
施術中、前かがみになったり体をひねったりする動作はネイリストにとって日常的な動きです。
そのときに髪の毛が顔まわりに落ちてきたりサイドから垂れてきたりすると、視界の妨げになったり集中力をそがれてしまう原因になります。
また、動きにあわせて髪が揺れたり乱れたりすると、お客様の手元や腕に触れてしまうことも。
不快感や衛生面への不安を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。
施術前には鏡の前で頭を少し動かして「髪が落ちてこないか」「邪魔にならないか」をチェックしておくと安心です。
髪が動きやすい日はヘアピンやゴムなどを使ってしっかり固定し、必要に応じて整髪料でまとまりやすくしておくのもおすすめです。
小さな配慮ですが髪が落ちてこない工夫は施術のしやすさだけでなく、お客様への思いやりとしてもしっかり伝わります。
ネイリストとしての印象を高めるためにも、ぜひ意識してみてください。
髪がボサボサなら束ねるか整える
髪が広がっていたり乱れていると、全体の印象がどこかだらしなく見えてしまいます。
どれだけ服装やメイクを整えていても、髪の毛がボサボサの状態では「きちんとしていない人」というイメージを持たれてしまう可能性も。
ネイリストはお客様に近い距離で施術を行う職種なので、清潔感やまとまりのある髪型は接客の基本です。
特に湿気の多い日や風の強い日などは、髪が乱れやすくなるため注意しましょう。
そんなときは無理にセットし直すよりも、ひとつ結びやお団子などでさっと束ねてしまうのもひとつの手。
整髪料やブラシで軽く整えるだけでも印象は大きく変わります。
サロンの雰囲気に合わせて、無理なくきれいに見せる方法を選ぶことが大切です。
髪を整えるちょっとした心がけが、仕事への姿勢や信頼感としてお客様にも伝わりますよ。
フケのチェック・対策をする
どれだけ髪型が整っていても、肩にフケが落ちているだけで「不衛生」という印象を与えてしまうことがあります。
特にネイリストはお客様の目線と近いため、髪や服についたフケは想像以上に目につきやすいものです。
乾燥や頭皮環境の乱れが原因でフケが出ることもありますが、定期的なケアや対策をしていればある程度は防ぐことが可能です。
シャンプーの種類を見直したり保湿力のある頭皮用のトリートメントを取り入れたりすることで、頭皮環境は整いやすくなりますよ。
また、黒やネイビーなどの濃い服を着る日は特に注意が必要です。
髪を整えた後に鏡で後ろ姿をチェックしたり、肩まわりを軽く払うだけでも印象が大きく変わります。
ネイリストとしての信頼感を高めるためにも、髪型だけでなく頭皮のコンディションまで気を配ることが大切です。
フケの対策は清潔感と安心感を演出するための「見えない身だしなみ」のひとつ。
ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。
勤務先サロンの規定に合った髪色にする
髪色は個性を表現できる要素のひとつですが、ネイリストとして働くうえでは「勤務先サロンの規定に合っているかどうか」を必ず確認しておく必要があります。
サロンごとに求められる雰囲気やターゲット層が異なるため、髪色の自由度にも差があるのが現実です。
たとえば落ち着いた大人の女性をターゲットにしたサロンでは、明るすぎるカラーや派手なインナーカラーはNGとされる場合もあります。
カジュアルで自由な雰囲気のサロンであれば、ある程度の明るさや個性的なカラーでも受け入れられることもあるでしょう。
面接や就職前には「髪色自由」や「髪色規定あり」といった条件を事前に確認しておくと安心です。
特に美容業界は見た目も大切な判断材料となるため、そのサロンの一員としてふさわしいかどうかを意識して選ぶことが大切です。
サロンによっては定期的な髪色チェックがあるケースもあるため、染めた後の色落ちや退色具合にも注意を払うようにしましょう。
髪の色も身だしなみの一部として捉え、清潔感と調和を意識することでより信頼されるネイリストとしての印象を築いていけますよ。
ネイリストにおすすめ!スタイル別ヘアアレンジ方法
では、ヘアスタイル別に、ネイリストにおすすめな簡単ヘアアレンジの方法をご紹介します♪
ロングヘア
ロングヘアなら様々なアレンジが可能ですが、王道の「ポニーテール」やトレンド感の出る「くるりんぱ」でのまとめ髪がおすすめです。
■王道アレンジならポニーテール
ポニーテールは、清潔感と機能性を兼ね備えた王道のまとめ髪スタイル。
髪をひとつにまとめることで顔まわりがすっきりとし施術中も髪が邪魔になりにくいため、ネイリストの仕事にもぴったりです。
高めに結べばアクティブで若々しい印象に、低めに結べば落ち着いた大人っぽさを演出できます。
後頭部の位置や結び目のまとまりによって印象が変わるため、サロンの雰囲気や服装とのバランスを考慮しながらアレンジできるのも魅力。
シンプルながらスタイリッシュに見せられるので、仕事中のヘアスタイルとして非常に実用的です。
【ポニーテールのやり方】
- 髪全体をブラシで整え、絡まりや寝ぐせを取り除きます。必要に応じて整髪料を使うとまとまりやすくなります。
- 好みの高さで髪をひとつにまとめ、ゴムでしっかり結びます。後頭部の位置を意識すると、横から見たときの印象がぐっと良くなります。
- 結んだ毛束の一部を巻きつけてゴムを隠すと、よりフォーマルで洗練された仕上がりになります。最後に毛先やトップを整えたら完成です。
■トレンドアレンジなら「くるりんぱ」
「くるりんぱ」はひとつ結びのゴム部分に髪をくるっと通すだけで完成する、簡単なのにこなれ感の出る人気のアレンジスタイルです。
ナチュラルで抜け感がありふんわりとやさしい印象に仕上がるため、カジュアルなサロンから大人っぽい雰囲気のサロンまで幅広く対応できます。
シンプルながら少し手の込んだように見えるので「いつものひとつ結びをちょっとおしゃれにしたい」というときにぴったり。
まとめ髪としての機能性も高く髪の落ちてくる心配も少ないため、ネイリストの施術中にも快適に過ごせるのが魅力です。
【くるりんぱヘアのやり方】
- 髪を耳下〜うなじあたりの位置でひとつに結び、ゴムでしっかり留めます。
- ゴムのすぐ上の部分に指を差し入れて、毛束の中央を左右に分けて「穴」を作ります。
- 結んだ毛束を下からその穴に通し、くるっとひっくり返すように引き抜きます。毛束を軽くほぐすと、自然な立体感が出てこなれた印象になります。
ミディアムヘア
ミディアムヘアは、ボブより少し長く、肩にかかる程度の長さが特徴です。
ダウンスタイルでも結びやすくアップスタイルも楽しめるため、アレンジの自由度が高く扱いやすい長さといえます。
ネイリストとして仕事をする上でも、清潔感とおしゃれさを両立しやすい万能ヘアスタイルです。
髪をおろしたままでも顔まわりが重たく見えにくく、軽く整えるだけでナチュラルな雰囲気が出せるのも魅力のひとつ。
朝のセットにあまり時間をかけられない方にもぴったりです。
また、シニヨンやハーフアップなどの簡単なまとめ髪も取り入れやすく、サロンの雰囲気やその日の服装に合わせて柔軟に対応できるのが強みです。
毛先にパーマをかけて動きを出したり顔まわりだけ軽く巻いてアクセントを加えるなど、さりげないアレンジも好印象につながります。
仕事中はまとまりを重視し、清潔感を損なわないようスタイリングすることがポイントです。
ミディアムヘアは「自然体で好感が持てる」髪型の代表格。
お客様にも安心感を与えやすいため、ネイリストにとって非常に相性の良いスタイルといえるでしょう。
■シニヨン
シニヨンは髪をひとつにまとめてお団子のようにまとめる上品なヘアアレンジ。
低めの位置でまとめることが多く落ち着いた印象や清潔感を演出できるため、ネイリストの仕事中にもぴったりなスタイルです。
キッチリとまとめればフォーマルで信頼感のある雰囲気に、少しラフに崩せばナチュラルでこなれた印象にも仕上げられるので、サロンの雰囲気や服装に合わせて自由にアレンジできるのも魅力です。
顔まわりやうなじがすっきりと見えるため施術中に髪が邪魔になりにくく、お客様にも清潔感を感じてもらいやすいスタイルといえるでしょう。
【シニヨンのやり方】
- 髪をひとつにまとめ、低めの位置(うなじ付近)でゴムで結びます。
- 毛先をねじりながらゴムの根元に巻きつけてお団子状にし、ピンでしっかり固定します。
- トップや毛束を少しだけつまんで引き出すと、ふんわりとした立体感が出て、ナチュラルで優しい印象に仕上がります。
ボブヘア
ボブヘアはあごのライン前後の長さで切りそろえられたシンプルなスタイルで、清潔感や落ち着いた印象を与えやすいのが特徴です。
ネイリストとして働くうえでも扱いやすさと見た目のバランスの良さから、人気の高いヘアスタイルといえるでしょう。
髪をおろしたままでもきちんと見えるため、毎日のスタイリングに時間をかけられない人にも向いています。
顔まわりをすっきり見せつつ程よく丸みのあるシルエットがやさしい印象を与えてくれるため、お客様にも安心感を持ってもらいやすい髪型です。
ストレートボブで知的な印象に仕上げたり毛先を少し内巻きにしてフェミニンに見せたりと、雰囲気に合わせた印象づくりがしやすいのも魅力です。
コンパクトにまとまりやすいため施術中に髪が邪魔になることも少なく、清潔感を保ちやすい点でもネイリストに向いています。
サロンによってはフォーマル寄りな印象が求められることもありますが、ボブヘアであればナチュラルさときちんと感のバランスが取りやすく幅広いサロンスタイルに対応できますよ。
■ハーフアップ
ハーフアップは髪の上半分だけをまとめて結ぶスタイルで「おろす」「まとめる」のちょうど中間を取ったようなアレンジです。
ナチュラルさときちんと感を両立できるのが特徴で、ボブヘア〜ミディアムヘアの方にも取り入れやすい万能アレンジといえます。
顔まわりがすっきり見えるため清潔感がありつつ、髪を完全にまとめなくてもやわらかい印象を保てるのが魅力。
サロンワーク中も髪が邪魔になりにくく、お客様にとっても好印象を与えやすいスタイルです。
ハーフアップは簡単にできるうえにアレンジの幅も広く、リボンやバレッタなどの小物を取り入れて雰囲気を変えることもできます。
ナチュラル・フェミニン・カジュアルと、シーンに応じた表現ができる点でも人気があるヘアスタイルです。
【ハーフアップのやり方】
- 耳の上あたりから上の髪をざっくりと分け取り、後頭部でまとめます。
- ゴムやクリップで固定し、結び目が緩まないように整えます。
- トップの髪を少し引き出してふんわりさせると、ナチュラルな立体感が出てバランスがよくなります。
ショートヘア
ショートヘアは首まわりがすっきりと見え、清潔感や知的さを演出しやすいスタイルです。
髪が顔にかかりにくく施術中も視界を遮ることが少ないため、ネイリストにとってとても実用的な髪型といえるでしょう。
朝のセットやドライヤーの時間が短く済むため、忙しい日でもお手入れしやすいのが魅力です。
サロンによってはフォーマルな印象が求められることもありますが、ショートヘアならキリッとした印象も柔らかい雰囲気も作りやすく幅広い雰囲気に対応できます。
耳まわりや首筋が出ることで顔まわりが明るく見えやすく、お客様にさわやかな印象を与えるでしょう。
個性を活かしたカラーやニュアンスパーマとの相性も良く、「清潔感」と「おしゃれさ」のバランスを取りたい方にもおすすめ。
ショートスタイルは髪の乱れが目立ちやすい分、日々の整髪料やスタイリングで丁寧に仕上げることが大切です。
きちんと整えられたショートヘアは、それだけで「信頼できる人」という印象を与えてくれますよ。
ネイリストの面接に向いている髪型やメイク
もしも、これからネイリストの面接が控えている人は、とにかく「清潔感」を意識しましょう!
ネイリストの面接は、技術があることが前提であり、その上で接客業としてお客様を接客できるか、という点が見られます。
そのため、これまで説明してきた通り、長い髪はまとめる、個性的過ぎるメイクは避けるなどして、清潔感を意識することが大切です。
まとめ
今回は、ネイリストの髪型やメイクについて解説いたしました。
ネイリストの髪型は基本的には自由ですが、髪が長い場合はまとめる、ボザボザの頭や寝癖は整えるなど、清潔感を意識する必要があります。
接客業である以上、個性があるのは素敵ですが、あり過ぎると第一印象で近寄りがたさを与えてしまうこともあります。
自分の個性は活かしつつ、その辺りのバランスは上手に取りながら、なによりも「清潔感」を意識した髪型をするのがいいでしょう♪