ネイルの資格費用、相場はいくら?安く済ませる方法・スクールの選び方も紹介 | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

ネイリストを目指している方は、検定試験の詳細や評判の良いスクールなど、様々なことをリサーチする機会があると思います。
特にその中でも、「検定試験やネイルスクールの費用はいくらかかるの?」という点が気になっている方は多いのではないでしょうか。

ネイリストは無資格でもなれる職業ですが、無資格だと求人の幅が狭まってしまうので、やはり資格を取っておくと安心です。
今回の記事では、ネイル関連の資格やネイルスクールにかかる費用の相場を詳しく解説していきます。

資格を取得するまでの費用をなるべく抑える方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ネイリストを目指すなら!取るべき資格はどれ?

パソコン作業をする女性

ネイリストとして活躍するためには、いくつかの資格を取得することが推奨されています。
代表的な資格は以下の通りです。

・JNECネイリスト技能検定試験
ネイル業界で、最も有名かつ信頼性が高い資格のひとつです。
この資格は、ネイルの基本的な技術を証明するもので、就職活動の際にも役立ちます。

・JNAジェルネイル技能検定試験
その名の通り、ジェルネイルの技術に特化した資格です。
近年、ジェルネイルの需要が高まっているため、この技術を証明する資格を持つことは、ネイリストとして大きな強みになります。

・ネイルサロン衛生管理士
サロンでの衛生管理や、安全対策に関する知識を証明する資格です。
日本ネイリスト協会が主催しており、取得することでお客様に安心感を提供できるだけでなく、サロン内での信頼性も向上します。

ネイリストを目指すなら、まずは上記の資格取得を目標にしましょう。
これらの資格は、技術の証明だけではなく、ネイリストとしての価値を高めるための大きな手段です。
取得することで、就職や昇進、給与アップ、サロン内でのポジションや仕事の幅などが広がります。
さらに、お客様に安心感を与えることができる点も大きなメリットです。

プロのネイリストとしてサロン就職を目指すなら、JNECネイリスト技能検定2級以上、JNAジェルネイル検定中級以上の資格を取得することをおすすめします。
さらに、スキルアップや開業を目指すなら、1級や上級を取得し、より高度な技術を習得するのが理想です。

スクール?独学?ネイリスト資格取得の費用を徹底比較

ネイルをするネイリストの手元

ネイルの資格を取得するために、ネイルスクールや通信講座の受講を検討される方は多いでしょう。
しかし、費用がどれくらいかかるか分からないと、なかなか一歩を踏み出しにくいかもしれません。

納得してネイルを学ぶためにも、入学や受講を決める前に、どれくらいの費用が必要なのかを知っておくことが大切です。
ここでは、ネイルスクール・通信講座にかかる費用相場をそれぞれ解説していきます。

ネイルスクールの費用の相場は?

ネイルスクールの費用相場は、約30〜200万円とかなりの幅があります。

これは、スクールによって通学スタイルやコース内容などが大きく異なるためです。

例えば、全日制のスクールに2年間みっちりと通う場合は、約100〜200万円の費用がかかります。
一方、フリータイム制のスクールや短期コースを選択した場合の費用は、約30〜100万円が相場です。

このように、通い方やコースの期間によって相場が大きく変わるため、それぞれの生活スタイルや予算に合わせてスクールを選ぶ方が多いと言われています。

通信講座の受講費用の相場は?

ネイル通信講座の費用相場は約5〜50万円で、道具の有無や受講内容によって費用に差があります。

道具なしのコースは約5〜20万円、道具ありのコースは約20〜50万円で、当然ですが道具付きのコースのほうが高額です。

また、講座の内容や検定対策のレベル(級)によっても費用が異なります。
例えば、ネイリスト技能検定3級・2級もしくはジェルネイル技能検定初級・中級の場合は約10〜20万円、そして1級・上級の場合は約30〜50万円が相場です。

独学での資格取得費用の相場は? 

ネイルの資格を独学で取得しようと考えている方にとって、どれくらいの費用がかかるのかは大きな疑問点ですよね。

独学でネイルの資格を取得する場合、主に必要となるのは教材(書籍やDVD等)、ネイル道具一式、消耗品などの材料費と受験料です。

目指す級や練習量によって費用は変動しますが、一般的な相場としては、全て込みでも15万円程度で準備できることが多いでしょう。
また、ハンドモデルへの謝礼金や交通費が別途で発生する場合もありますが、ネイルスクールに通うよりはかなり費用を抑えられます。

受験料の具体的な価格については、次の項目で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

主なネイル資格の受験料はいくらかかるの?

PRICEと書かれたブロックの写真

ネイルを学ぶためにはスクールの授業料以外にも、別途でネイル道具や検定の試験料、テキストなどの費用・料金がかかるため事前に把握しておくと安心です。
ここでは、ネイリスト技能検定・ジェルネイル技能検定・ネイル道具にかかる費用について、詳しく解説していきます。

ネイリスト技能検定試験にかかる費用

日本ネイリスト協会によって実施されている、ネイリスト技能検定(ネイル検定)には1級・2級・3級がありますが、この級によって受験料が異なります。
まずは、それぞれの級ごとにかかる費用から解説していきましょう。

ネイリスト技能検定3級の受験料は、6,800円(税込)です。
3級の試験は、義務教育を修了していれば誰でも受験ができます。
3級試験ではネイリストの基礎となるネイルケアや、ネイルアートの知識や技術が問われます。

ネイリスト技能検定2級の受験料は、9,800円(税込)です。
2級を受験するためには、3級に合格している必要があります。
2級試験に合格するためには、サロンワークで通用するネイルケアやリペア、アートなどの知識や技術が必要です。
ネイルサロンに就職する際は、できれば2級以上を取得しておくことが望ましいでしょう。

ネイリスト技能検定1級の受験料は、12,500円(税込)です。
1級の受験資格は、2級合格者のみに与えられます。
1級はトップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な知識・技術が問われるため、難易度の高い試験ですが、取得することでお客様からの信頼にも繋がるでしょう。

ジェルネイル技能検定試験にかかる費用

ジェルネイル技能検定試験は、初級・中級・上級の3段階に分かれています。
ネイリスト技能検定同様、級によって受験料が異なるので、ここから解説していきましょう。

ジェルネイル技能検定・初級の受験料は9,900円(税込)です。
ネイリスト技能検定3級と同じく、義務教育を修了していれば誰でも受験ができます。
初級の試験に合格するためは、ネイルケアのベーシックと、ジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識・技術が必要です。

ジェルネイル技能検定・中級の受験料は13,200円(税込)で、初級試験に合格した方のみ受験可能です。
中級の試験では、ネイルケアとジェルネイルを施術するために必要な、プロとしての専門知識と技術が求められます。
ネイルサロンの面接では、中級以上を所持していると有利になる可能性が高いでしょう。

ジェルネイル技能検定・上級の受験料は16,500円(税込)です。
上級の受験資格は、中級合格者のみに与えられます。
上級はジェルネイルのスペシャリストとしての総合的な技術と知識を問われる試験です。
そのため、難易度は高めですが、ネイリストとして働くためには上級までを取得しておくと強みになります。

JNA認定講師資格試験にかかる費用

JNA認定講師資格試験の受験料は26,400円(税込)です。

この資格試験は、ネイリストとしての高度な技術力に加え、教育者としての指導能力を証明するもので、実技試験・筆記試験・面接試験が行われます。

実技試験では、ネイルケア、フレンチスカルプチュア、デザインスカルプチュアなどの技術が試されます。
一方、筆記試験では、JNAの活動内容や認定講師としての役割に関する知識、面接では教育者としての適性や意欲などが問われることが特徴です。

合格率は約10〜30%と非常に難易度が高いため、相当な努力が求められます。
しかし、合格後はネイルスクールや専門学校での講師、検定試験の試験官、イベント実行委員など、業界の普及と発展に貢献する重要な役割を担えるため、大きなやり甲斐を感じることができるでしょう。

ネイルサロン衛生管理士にかかる費用

ネイルサロン衛生管理士の受験料は、一般の場合は11,000円(税込)、JNA会員の場合は6,600円(税込)です。

この資格は、ネイルサロンにおける衛生管理に関する正しい知識を証明し、お客様が安心して利用できるサロンの環境づくりを目的としています。

試験は筆記試験のみで、20問の問題が出題され、100点満点中80点以上で合格です。
出題内容には、ネイルサロンでの衛生管理や感染症予防、道具や設備の清掃方法、消毒薬の種類、爪や皮膚の疾患に関する知識などが含まれています。

JNAフットケア理論検定試験にかかる費用

JNAフットケア理論検定試験の受験料は、一般の場合は8,800円(税込)、JNA会員の場合は6,600円(税込)です。

この資格試験では、ネイリストが正しいフットケアを行うために必要な理論の修得が問われます。
試験は筆記のみで、足の解剖学、皮膚や爪の構造、フットケアの基礎技術などが出題され、100点満点中80点以上で合格です。

近年は季節を問わずフットケアを希望するお客様が増えているため、取得しておくと非常に役立ちます。

ネイリスト資格取得の費用を抑える方法 

ネイリストと施術を受ける女性

ネイリストになりたいと考えている方の多くは、資格取得を目指していると思います。
しかし、ネイル道具を買い揃えたり、スクール・通信講座を受講したり、受験料を支払ったり…と、やはりお金の面は気になりますよね。
そこで、ここではネイリストの資格取得の費用を効率よく抑える方法をご紹介します。

通信講座やオンライン講座を活用する

前項の費用相場でも解説した通り、ネイルスクールよりも、自宅で勉強する通信講座のほうが費用が安い傾向にあります。

そのため、なるべく費用を抑えてネイルを学びたい方は、通信講座やオンライン講座を選ぶのがおすすめです。

通信・オンライン講座は、タイミングが良ければ割引キャンペーンが実施されていることもあるので、こまめにHPをチェックしてみましょう。
大手通信講座ならカリキュラムも確率されており、自分のペースでスキルアップも叶います。

ネイルスクールの検定対策講座のみ受講する

ネイルスクールの全日制や長期コースは高額になりがちですが、検定対策講座のみの受講であれば費用がかなり抑えられます。

検定対策講座は、全5〜10回程度の短期集中コースであることが多く、費用相場は約5〜12万円です。

費用を抑えつつも、直接プロの講師に指導してもらえる点がメリットだと言えるでしょう。
疑問点や難しいと思った部分を直接質問でき、プロの技術も見て習得できるのも嬉しいポイントです。

ネイル用品卸問屋のセールで道具を購入する

ネイル資格取得を目指す場合、1つひとつの道具を買い揃えるだけでも出費がかさみますよね。
できるだけ費用を抑えるためにも、ネイル用品卸問屋のセール期間に道具を購入することをおすすめします。

また、セール期間以外に道具を購入する必要がある場合は、フリマアプリを利用してみるのもひとつの方法です。
タイミング良く出品があれば、新品未使用のネイル道具が格安で入手できる可能性があります。

まとめ

「ネイリストになりたい!」という夢を叶えるためには、ネイルスクールに通ったり、検定試験を受けたり、何かと費用がかかりますよね。

読者様の中には、しっかりと自己投資をして全日制のスクールに通いたいという方も、なるべく費用を抑えて資格取得を目指したいと考えている方もいらっしゃると思います。
そして、どのような方法を選択したとしても、目標に向かって努力をすれば、必ず検定試験に合格することができるはずです。

「費用をあまりかけられないけど、大丈夫かな…」と不安な方も、心配する必要はありません。
独学や通信講座でネイリストの夢を叶えた方も大勢いるので、諦めずにチャレンジして欲しいなと思います。
今回の記事を参考にしつつ、あなたにとって最適な方法でネイリストになるという夢を叶えてくださいね。

独学でネイリストになれる?を解説している記事はこちら

この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「ネイリスト資格と開業」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント