ジェルネイルを2週間で替えるのはもったいない?長持ちさせるコツは? | ネイル女子

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「飽き性なので2週間くらいでジェルネイルを付け替えたい!」
「そもそもジェルネイルが2週間程度しか持たない」

このように、ジェルネイルを付け替えるタイミングに対して、疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

もともと持ちが良いことが魅力でもあるジェルネイルですが、今回は2週間で付け替えるのはアリ?ナシ?という点を詳しく解説します。

また、ジェルネイルを2週間以上持たせるコツもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ジェルネイルを短いスパンで付け替えるのはNG!

カウンセリングするネイリストとお客さん

最近ジェルネイルデビューをしたばかりの方は、どれくらいのスパンで付け替えをすれば良いか悩むことがあるのではないでしょうか。

密着力が高いジェルは、マニキュアよりも長持ちすることがメリットなので、そもそも短期間で付け替えることを前提としていません。

ジェルネイルは事前準備で自爪を削ったり、アセトンでオフしたりする必要がありますが、これを短期間で何度も行うのはNGです。

頻繁に付け替えをすると、あっという間に自爪が傷んでしまうので注意しましょう。

ジェルネイルの適切な付け替えスパンに関しては、次項で詳しく解説します。

ジェルネイルは一般的に3週間~4週間は持つ

セルフネイルをする女性

一般的にジェルネイルの持ちは、約3〜4週間であることがほとんどです。

そもそもジェルネイルはマニキュアと比べて持ちが良く、長くネイルが楽しめることが特徴なので、1ヶ月に1度くらいのペースで付け替えを行うパターンが多いでしょう。

ジェルネイルが約3〜4週間持たないという方は、自爪が傷んでいて密着が悪くなっていたり、施術に問題があったりする可能性が高いです。

ジェルネイルを2週間で付け替えるのはもったいない

コストカットのイメージ写真

ジェルネイル自体は持っているけれど、デザインに飽きてしまい2週間くらいで付け替えを行いたくなる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、せっかく長持ちしているジェルネイルを2週間で付け替えてしまうのは、少しもったいないと感じませんか?
また、短期間での付け替えを頻繁に行うと、自爪に負担がかかり傷めてしまう可能性もあるので、あまりおすすめできません。

どうしても頻繁にデザインを変えたいという場合は、マニキュアやピールオフジェル、ネイルチップを活用することをおすすめします。

ジェルネイルを2週間以上持たせるコツは?

ポイント解説のイメージ写真

前項でも少し触れましたが、ジェルネイルが2週間以上持たない主な原因は、自爪が傷んでいるか、施術に問題があるかの2点が考えられます。

自爪が健康的であるにも関わらず、ジェルネイルが2週間以上持たない場合は、施術の工程を見直してみると良いでしょう。

ここからは、ジェルネイルを2週間以上持たせるコツを解説します。

特にセルフネイラーさんの場合、慣れないうちは1つひとつの工程がしっかり行えていないケースがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

施術時のポイント

ジェルネイルを施術する時の主なポイントは、以下の5つです。

  • しっかりと甘皮ケアをする
  • 表面のサンディングをきちんと行う
  • 油分・水分除去を行う
  • ジェルをエッジまで塗る
  • ジェルを爪からはみ出さないように塗る

基本的にはこれらを丁寧に行えば、ジェルネイルの持ちを良くすることが可能です。
上記5つの詳しい内容は、次項で解説していきます。

なお、ポイント5つを丁寧に行っているにも関わらず、ジェルネイルの持ちが良くないという方は、以下の点もチェックしてみましょう。

  • ジェルが古い(未開封で約3年、開封後は約1年以内に使い切るのが目安です)
  • ジェルの塗布量が少ないor多い
  • ライトでの硬化時間を守っていない
  • 自爪が傷んでいる
  • 道具の使い方がよくない

古いジェルを使用したり、ジェルの塗布量や硬化時間を守っていない、正しく道具を使えていないなどの場合も、2週間以上持たせることができない可能性があります。
また、傷んだ爪にジェルを塗布しても定着しにくいため、しばらく休ませたほうが良い場合もあるでしょう。
この点を改めることも、ジェルネイルの施術をする上で大切なポイントです。

■しっかりと甘皮ケアをする

ジェルネイルを2週間以上持たせるためにも、ジェルを塗布する前の下処理として、しっかりと甘皮ケアを行いましょう。

ネイルサロンで行う甘皮ケアの方法は、ウォーターケア・ドライケア・マシンケアなど様々ですが、初心者さんの場合はウォーターケアやドライケアがおすすめです。
メタルプッシャーを所持していない場合でも、綿棒やウッドスティック・ガーゼやコットンを使って甘皮ケアすることもできますよ!
ちなみに、初心者のセルフネイラーさんの場合、「甘皮ケアはどうして行うの?」と疑問に思うことがあるかもしれません。

【甘皮ケアが必要な理由】
甘皮ケアをしていない爪の上には、ルースキューティクルと呼ばれる薄い角質の膜が付着しています。
この角質を除去しないまま施術を行うと、膜の上にジェルが乗った状態になり、そこから浮いたり剥がれたりしやすい可能性があるのです。
そして、ジェルが浮いたところに雑菌が入り込むと、グリーンネイルなどの爪のトラブルを引き起こす恐れもあります。

また、余分な角質が残ったままだと、ジェルの根元をきれいに塗ることができず、キューティクルラインがガタガタになるので、見た目にも美しくありません。
逆に言えば、きちんと甘皮ケアがされた爪は、根元のラインがきれいに塗りやすく、ジェルネイルが浮いたり剥がれたりする可能性も低くなります。
そしてついでに、ささくれや余分な甘皮のカットなども行います。

このような理由から、ジェルネイルの施術を行う時は、丁寧な甘皮ケアを行うことが大切なのです。

■ 爪表面のサンディングをきちんと行う

爪やすりでネイルケアをしている様子

爪の表面にツヤがある状態でジェルネイルを塗布すると、シールのように「ペリッ」っと爪からジェルが剥がれやすくなってしまいます。
そのため、ジェルを塗る前は基本的には「サンディング」を行い、爪の表面全体に細かい凹凸を作る必要があります。
サンディングは、爪やすりであるスポンジファイルやゼブラファイルで行いますが、初心者はクッション性があり爪に優しくフィットする「スポンジファイル」を使うのがおすすめです。

サンディングによってできた爪表面の凹凸に、ジェルがしっかりと入り込むことで爪との接着力が高まり、ネイルの持ちを良くすることができます。

ただし、最近ではサンディング不要のジェル「ノンサンディングジェル」も多く販売されているので、全てのメーカーのジェルに当てはまるという訳ではありません。

■油分・水分除去をしっかり行う

セルフネイルで塗布している様子

ジェルを爪に塗布する前は、しっかりと油分・水分除去を行いましょう。

油分・水分除去はジェルネイルに限らず、マニキュアやスカルプチュア、ネイルチップなど全てのネイルに共通して必要な工程です。

爪の表面に水分や油分が残っているとジェルネイルの密着が悪くなるため、結果的に持ちも悪くなってしまいます。

ジェルを塗布する前はプレプライマーやアルコールを使用して、しっかりと爪の表面を拭き取ることが長持ちさせるためのポイントです。

■エッジまで塗る・はみ出さない

セルフジェルネイルをしている女性

ジェルネイルは、エッジ(爪の先端)までしっかりと塗ることが基本です。
エッジ部分までジェルが塗れていないと、先端から剥がれやすくなってしまいます。

また、ジェルを爪に塗る際は、はみ出さないように気をつけるもポイントです。
ジェルがはみ出て皮膚についたまま硬化してしまうと、その隙間から水分や汚れなどが入り込み、剥がれやすくなります。

万が一、ジェルが皮膚に付いてしまった場合は、ウッドスティックで取り除いてから硬化するようにしましょう。

指先の保湿を忘れないようにする

ジェルネイルを2週間以上持たせるためにも、施術後の保湿ケアを忘れないようにしましょう。

爪が乾燥していると、ジェルネイルが浮いたり剥がれたりする可能性があります。

通常の爪は柔軟性があり、しなるので、多少の衝撃で割れる事はありません。しかし、乾燥した爪には柔軟性がなく、ちょっとした衝撃や圧力をそのまま受けてしまい割れやすくなってしまいます。
そのため、指先が乾燥しないよう、ネイルオイルやハンドクリームを使用して、保湿を心がけることが大切です。

特に水仕事・手洗いなどを行った後や、乾燥を引き起こしやすい秋冬シーズンは、意識して保湿ケアを徹底してくださいね。

自爪の調子が悪いときはネイルを休む

ジェルネイルの持ちには、自爪の状態も大きく影響します。

どんなに施術を丁寧に行っていても、自爪がボロボロで薄くなっていたり、二枚爪になっていたりするとジェルが定着しにくいです。

そのまま無理にジェルネイルを続けても、浮いたり剥がれたりを繰り返す可能性があり、さらに自爪のダメージを招く恐れもあるでしょう。

「最近、なんだか自爪の調子が悪いな…」
このように感じた時はネイルをお休みして、しばらくの間は自爪を休ませてあげましょう。

その際もネイルケアで育爪をしたり、保湿ケアをしたりすることは忘れないでくださいね。

自爪が健康な状態に戻れば、再びジェルネイルを楽しめるので、それまでは育爪に力を入れることをおすすめします。

ジェルネイルのオフは丁寧に行う

ジェルネイルをオフする際は、表面を削る→アセトンで溶かす→プッシャーでこそぎ落とすという順序で行いますよね。
これらの工程の1つひとつを丁寧に行うことも、実はジェルネイルを2週間以上持たせるためのコツです。

「ジェルネイルのオフを丁寧に行うことと、持ちを良くすることは何の関連性があるの?」
このような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

丁寧にジェルオフを行う理由は、自爪をなるべく健康的でダメージの少ない状態でキープするためです。

ジェルをオフするという行為は、どうしても自爪に負担がかかってしまいます。そのため、ジェルオフを丁寧に行い、自爪のダメージを最小限に抑えることが大切です。

前項でも解説した通り、ボロボロに傷んだ爪はジェルネイルの持ちが悪くなる可能性があります。

なるべく健康的な自爪を保つために、削りすぎや乾燥などに注意しながらジェルをオフしましょう。







ジェルネイルの付け変え期間を空けすぎるのも良くない?

ネイルケアをする様子

前項では、ジェルネイルの付け替えを短いスパンで行うことはNGだと解説しました。

とはいえ、付け替えの期間を空けすぎるのも爪にとっては良くありません。

ジェルネイルを付け替える頻度は、一般的に約3〜4週間に1度が適切だと言われています。

この期間よりも長くジェルを付けたままにしておくと、様々な爪のトラブルを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

ここからは、ジェルネイルの付け替え期間を空けすぎないほうが良い理由を解説していきましょう。

グリーンネイルの原因になる

ジェルネイルの付け替え期間が空きすぎると、グリーンネイルの原因になります。

長期間ジェルを付けたままにしていると、根元や両サイドが浮いてくる可能性が高いです。すると、ジェルと自爪の隙間から水分が入り込み、その中の湿度が高くなります。

このような環境になるとジェルと自爪の隙間の中で、グリーンネイルの原因になる緑膿菌が増殖してしまうのです。 

もちろん、長期間ジェルネイルを付けているからと言って、必ずしもグリーンネイルになるという訳ではありませんが、衛生面を考慮して適切なスパンでジェルネイルを付け替えることをおすすめします。

自爪が伸びて見た目が美しくない

ジェルネイルの付け替え期間が空くと、当然ですが爪が伸びて根元に隙間ができます。

伸びた時に目立ちにくいと言われているクリアベースや、素肌に近いヌーディーカラーを塗っていても、近くで見れば隙間ができているのがハッキリと分かるものです。

ジェルネイルを付ける理由は、おしゃれや補強など人によって様々ですが、根元が伸び切った指先は決して美しいと言えるものではありません。

特におしゃれ目的でジェルネイルをしている場合は、伸び切った根元を見るだけでテンションが下がってしまうこともあるでしょう。

自分自身のモチベーションを上げるためにも、常に美しい指先をキープするのが理想です。

爪に亀裂が入ったり欠けたりしやすくなる

ジェルネイルを長期間付けたまま放置すると、爪に亀裂が入ったり欠けやすくなったりします。

爪が伸びてくると根元は自爪で、先端にはジェルが乗っているという状態になるので、爪に負荷がかかりやすくなるのです。

ジェルネイルを付けている方の中には、おしゃれ目的ではなく爪の補強・保護目的の方もいらっしゃると思います。

しかし、根元が伸びきっていると、補強・保護の効果も薄れてしまうので注意が必要です。

大切な爪を守るためにもジェルネイルを長期間放置するのは避け、期間を守って付け替えをすることが重要です。

ジェルネイルの付け替え頻度でよくある質問

ジェルネイルの付け替え頻度でよくある質問をご紹介します。

フットネイルは平均でどれくらい持つの?

フットのジェルネイルは、平均して約1ヶ月半〜2ヶ月持つと言われています。

ハンドジェルと比べて持ちが良いのは、手の爪よりも足の爪のほうが伸びる速度が遅く、日常生活で衝撃が加わることも少ないからです。

そのため、フットジェルはハンドジェルよりも浮きにくい傾向にありますが、長く放置しすぎると爪のトラブルを招く恐れがあるので、適切な付け替えスパンを守るようにしましょう。

セルフジェルネイルの付け替え頻度も同じ?

セルフジェルネイルでも、サロンで施術したジェルネイルでも、基本的に付け替えの頻度は同じです。

ハンドの場合は約3〜4週間、フットの場合は約5〜6週間を目安にジェルの付け替えを行いましょう。

ただし、極端にジェルが浮いている、爪に大きな亀裂が入っている、見た目ではわからなくてもお風呂でシャンプーしたらう髪が皮引っかかる場合など、早めに付け替えをしたほうが良いケースもあります。

まとめ

ジェルネイルデザイン

様々な理由で「ジェルネイルを2週間で付け替えたい」と思うことがあるかもしれません。
しかし、今回の記事でお伝えした通り、2週間で付け替えてしまうのは少しもったいないです。

爪へのダメージやコスパのことを考えても、ジェルネイルは約3〜4週間を目安に付け替えることをおすすめします。

「ネイル女子」の読者様には、ご自身の大切な爪を労わりながら、長くジェルネイルを楽しんでいただきたいです。
ぜひ、これからも爪の健康を守りながら色々なネイルを満喫してくださいね!







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