ネイルグルーの代用品ってあるの?家にあるものは使える? | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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100均やプチプラなネイル用品が増えてきて、セルフネイルを楽しんでいる方も多い近頃。
そんな中最近では、特に若い女の子を中心に自爪にネイルチップをつけているのを多く見かけます。
100均などで用意した、自分の自爪に合うサイズの透明のネイルチップに好きなカラーを塗って自爪に貼り付けると、簡単に長さだしもできて便利ですよね♪また市販のネイルチップを揃えて、その日の気分によってデザインを楽しんだり・・なんてことも可能です。

しかし、いざネイルチップを装着するときに、「ネイルグルーがない!」という経験はありませんか?

そんなとき、ネイルグルーの代用品となるものをご存知でしょうか。

さあ、今回の記事では、ネイルチップを使うときの必須アイテム「ネイルグルーの代用品は、どんなもの?」というあなたの疑問にお答えしていきます!

ネイルグルーの代用品はある?

マニキュアを塗っている写真

冒頭でふれた、「ネイルグルー」ですが、そもそも一体どんなものなのか。
簡潔に説明すると、「ネイル用の接着剤」です!
ネイルグルーの主な成分は、シアノアクリレートというものからできており、その名の通り、ネイル用として爪に使用しても負担の少ないように作られているネイル専用の接着剤になります。

使用用途は、様々ですが、セルフネイルでは主に「ネイルチップを装着するとき」か「割れた爪を補修するとき」に使用することが多いですよね。

このネイルグルーが必要な場面で、うっかりネイルグルーがなかった・・そんな時の代用品やそうではないものを少し詳しく説明していきます。

ネイルグルーの代用品はありません!

結論からいうと、ネイルグルーの代用品は、ありません!

先述したとおり、ネイルグルーは、ネイル専用の接着剤で爪に負担をかけ過ぎず、かつ適度な密着力がある接着剤です。接着剤ときくと、まず初めに「同じ接着剤だし、家にある瞬間接着剤でもいいだろう。」と思ってしまいがちですが、アロンアルファなどの家にある瞬間接着剤は工芸用のものとして作られていることがほとんど。

そのため、自己判断で自爪に使用してしまうと爪や爪周りの皮膚にトラブルがおきてしまうこともあります。

では、やはりネイルグルーの代用品になるものはまったくないのでしょうか。
該当する可能性のあるものを紹介していきます。

両面テープや粘着グミで付ける

ネイルチップの画像

ネイルグルーと同等の機能性をもつ代替品はないですが、代わりになり得るものとしてあげるならば、以下の2つでしょう。

  • 両面テープ
  • 粘着グミ

ここでいう両面テープは、文房具としての両面テープではなく、ネイル用の両面テープです。
あらかじめネイルチップ程度のサイズにカットされており、テープタイプになっています。簡単に装着ができるメリットもあり、100均でも販売されているため入手しやすいですが、密着力はあまり高くないことがデメリット。爪先に強い衝撃や負荷がかかると割と簡単に剥がれしまうことが多いです。

つぎに粘着グミですが、こちらも見た目はおおよそ、両面テープと同じです。
違いとしては、テープ部分が透明のやや厚みがあり、触ると名前の通り、ブニュブニュとしたグミのような質感のテープです。粘着グミもまた、簡単に装着が可能なうえ、両面テープよりも密着力が高く、さらに上手に使えば再利用することも可能!ただし、水やお湯には弱いところがデメリットです。

先にもお話しした通り、ネイルグルーの主な用途は、ネイルチップの装着や割れた爪の補修です。
今お話した2点の代用品は、ネイルチップの装着にのみ使えますが、説明のようにどちらも密着力はそこまで期待ができないため、「どうしても・・」や、「もしも・・」のときの応急処置程度だという認識で使用することをおすすめします。

瞬間接着剤や木工用ボンドがNGな理由

接着剤の画像

さて、先ほど少しだけお話ししましたが、家庭にある一般的な瞬間接着剤や、もしくは木工用ボンドがネイルグルーの代用品にならないのはなぜでしょうか。

一見するとどれも接着剤という点で共通していますが、先にもあげたように「ネイルグルーは、爪に使用しても負担が少ないようにつくられているネイル専用の接着剤」です。

「同じ接着剤だから爪に使っても大丈夫だろう。」
「ネイルグルーよりも密着力が高そう。」と自己判断で瞬間接着剤や木工用ボンドを自爪に塗ることは、トラブルが起こる可能性があるため、絶対にNGです。

理由をご説明します♪

爪や皮膚は安全性からNG

手の写真

ネイルグルーには、シアノアクリレートという成分が含まれており、一般的な工芸用の瞬間接着剤などにもこの成分は入っているのですが、同じシアノアクリレートの中でも粘度や強力度が異なる何種類かのタイプが存在します。つまり、自宅にあるようなアロンアルファやセメダインといった瞬間接着剤や木工用ボンドは、工芸用や手芸用などのために作られたものであり、人体に使用できる成分のみで作られていないため、ネイル用としては使えない!ということを覚えておきましょう。

自己判断で瞬間接着剤を自爪に使用した方の中には、
・なかなか剥がれなくて爪がボロボロになってしまった
・オフするときのアセトンで落ちなかった
・皮膚についてしまい、大変なことになった
などのトラブルに見舞われた事例も・・・。

ネイル用として作られていないものを自己判断で爪や皮膚に使用することは、安全性が保障されていないので絶対にやめておきましょう。

瞬間接着剤はやけどする可能性も…

顔を隠す女性の写真

そもそも、爪というものは、皮膚の一部です。指先に伸びた皮膚がかたまってできた角質の塊が、実は爪なのです。たまに「ネイルをすると爪が呼吸ができない」と仰る方がいますが、角質の塊であるため、爪は呼吸をしません。ですが、爪の下に生の皮膚があるため、この爪が薄くなっているとジェルネイル硬化時に熱さを感じたり、施術の具合によって痛みを感じたり、あるいはネイルをつけることで爪先が重くなったように感じる方もいるわけです。

瞬間接着剤の中には、空気中の水分と反応を起こし、固まる瞬間に硬化熱を発するタイプのものがあります。そのため、瞬間接着剤を自爪に塗ってネイルチップをつけるときにこの硬化熱によって、自爪表面に熱さや痛みを感じたり、手の皮膚についてしまった場合、やけどを負ってしまう可能性もあります。

上記の理由から、重複しますが、瞬間接着剤は爪や体には使用NGです!







アイプチやつけまのりは?

目の画像

瞬間接着剤や木工用ボンドは工芸用としての成分で作られたものであり、人体への安全は保障されていないことから、ネイルグルーの代用品にしてはいけないことはお分かりいただけましたね♪

では、ここでピン!と思いついたものがある方もいるかもしれません。

ネイルグルーは人体に使用しても負担の少ないように作られている。
ということは、同じように人体に使用している接着剤として、「アイプチ」や「つけまのり」は、ネイルグルーの代用品になるのではないでしょうか。

答えは、残念ながら、NOです。
少しだけ理由を説明していきます。

接着力が低いので代用は難しい

つけまつげのアップ画像

アイプチやつけまのりは、もちろん人体に使用することを目的として作られている接着剤です。
ですが、爪の厚みに対して、目の周りの皮膚はとても薄く、デリケートなものです。デリケートな部分にも使用ができる接着剤ということは、堅いものと密着させるには、密着力が足りません。
これは、目の周りについた接着剤がなかなか剥がれないとかえって危険だから、という点からも成っています。

アイプチやつけまのりなどの目元用接着剤は、爪や皮膚への負担は少ないため、応急処置程度での使用なら問題はないでしょうが、密着力を期待した場合は、その効果は得られないと思っていた方がいいでしょう。

トップコートやクリアジェルは?

グラスに液体を注ぐ人の写真

テープや接着剤といった点からお話してきましたが、ネイルで使用するマニキュアのトップコートやクリアジェルでネイルチップを装着することはできないのでしょうか。

どちらも硬化するまでは表面がベタベタとしていて、貼りつけることができそうな気もしますよね。
ですが、残念ながらこの答えも、NOです。

トップコートがNGな理由

マニキュアを塗る写真

マニキュアのトップコートは、もちろんネイル用品なので自爪への使用はOK!
そして、乾くまではベタベタとしているため、一見すると乾く前にネイルチップをのせてしまえば、そのまま貼りつくのでは・・?と考えられそうですが、マニキュアは乾くと表面のベタベタ感はなくなり、なおかつ何かを密着させる接着剤として作られていないため、代用してもすぐに剥がれてしまうことが安易に予測されます。

そのため、マニキュアのトップコートをネイルグルーの代用品にすることはできません。

クリアジェルがNGな理由

ネイル施術をしている写真

マニキュアよりも強度や粘度が高く、さらには未硬化ジェルを拭き取るまではベタベタが続くクリアジェルだった場合、どうでしょう?

一般的なジェルネイルの厚みだしやクリアネイルで使用するためのクリアジェルであれば、同じくネイルグルーの代用品にはなりません。

ジェルネイルは、UVもしくはLEDライトで照射することによりジェルとライトの光が化学反応をおこして硬化します。装着しようしているネイルチップがもし、カラーがのっていない透明のネイルチップであれば、ライトの光がジェルの部分まで届き、密着した状態で固まることもあり得るのですが、カラーやデザインが施された状態のネイルチップでは、そうはいきません。

また、透明のネイルチップでも、そもそもクリアジェルはネイルチップを密着させるために作られているわけではないので、高い密着力を期待できないのです。

しかし、近頃のネイルチップブームの再来から、ネイルチップを密着させるためのクリアジェルのような商品(ジェリップなど)は販売されています。ネイルチップを装着するために、ジェルネイルとライトを使用した手法をとりたい方は、専用のものを入手しましょう!

結論:ネイルグルーを使いましょう!

ハートのオブジェを持った人の画像

今回は、ネイルチップ装着時にネイルグルーの代用品になるアイテム、ならないアイテムについて解説いたしました。

簡単にまとめます!
・ネイルグルーは、爪に使用しても負担が少ないネイル用として作られた接着剤
・両面テープや粘着グミは、入手しやすくネイルチップを簡単に装着することが可能だが、ネイルグルーほどの密着力はない
・同じ接着剤でも人体用と工芸用とで成分に違いがあることから、家庭にある瞬間接着剤や木工用ボンドを爪や皮膚の使用することは厳禁
・人体用という点で共通する目元関連接着剤は、目元にも使えるという安全性からネイルグルーよりも密着力に期待がもてない
・トップコートやクリアジェルは、ネイルチップを装着することを目的としていないため、ネイルグルーの代用品にはならない(一部専用商品を除く)

いかがでしたでしょうか♪

解説してきた通り、ネイルグルーの代用品は基本的にはないので、ひとえに同じ接着剤だからと自己判断のもと、瞬間接着剤や木工用ボンドを自爪に使用するのは、絶対におやめくださいね^^

最後にひとつだけ補足として、ネイルグルーは自爪に使用することを目的として作られてはいますが、自爪に使っても負担が少ないということで、全く影響はない、ということではありません。
そのため、短い期間で何度もネイルグルーを使用しネイルチップの装着を繰り返したり、皮膚についた状態のまま放置したりすることで自爪や皮膚にトラブルがおきる可能性もあります。

よって、ネイル専用のネイルグルーであっても必ず、説明書を読むなど正しい使用方法を調べたうえで使用していきましょう!







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