美容師やアイリストになるには国家資格が必要ですが、ネイリストになるには資格は必要なのか気になりますよね。
結論から言うと、ネイリストになるために必須の資格はありません。
そのため独学で勉強して資格を取らずにネイリストになることも可能ですが、ネイリストになるなら取っておいたほうがいい資格はあります!
今回の記事では、ネイリストになるために持っていたほうがいい資格や勉強の方法についてお話をしてまいります。
ネイリストになりたい方の参考になれば幸いです!
ネイリストになるために持っていたほうがいい資格
冒頭でも申し上げたようにネイリストになるために必須の資格はありません。
そうではありますが、ネイリストになるなら持っていたほうが良い検定試験はあります。
以下の2種類です。
ネイリスト技能検定
3級~1級まであり、3級は義務教育を修了していれば受けることが可能です。
2級と1級は前の級に合格している必要があります。
各級では以下のような技術や知識が求められます。
3級:ネイルケア、ネイルアートなど基本的な技術と知識。
2級:サロンワークで通用するネイルケア、リペア、アートに関する技術と知識。
1級:アクリルスカルプチュアなど、トップレベルのネイリストとして求められる総合的な技術と知識。
3級は美容師やアイリストになる方も受けている方が多いので合格率は高め。
サロンへの就職では、ネイリスト検定2級以上を取得していると有利になることが多いです。
ジェルネイル技能検定
初級~上級まであり、初級は義務教育を修了している人は誰でも受けられます。
中級と上級は前の級に合格していることが受験の条件になっています。
各級では以下のような部分が見られます。
初級:ネイルケアとジェルネイルを施術するための基本的な技術と知識。
中級:ネイルケアとサロンワークで通用するジェルネイル施術の専門的な技術と知識。
上級:ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる技術と知識。
ネイリスト検定を持っていることで免除される試験があるので受ける順序としては、先にネイリスト検定を受けるのがおすすめです。
資格を持っていたほうがいい理由
ネイリストになるにあたって、資格を持っていたほうがいい理由を紹介していきます。
求人の幅が広がる
まず、検定試験に合格していることで応募できる求人の幅が広がります。
未経験・無資格OKのネイルサロンもなくはないのですが、多くのサロンでネイリスト検定
2級以上などの条件を設けていることが多いです。
そのため、ネイリスト検定を持っていたほうが求人の幅が広がるのです。
正しい知識・技術を身につけられる
検定の勉強をすると、自ずと正しい技術と知識が身についていきます。
お客様からの信用にもつながるので、もし独立を考えている場合には集客の際にも役立つでしょう。
待遇面が良くなる
ネイルサロンの中には資格の有無で給与がアップするということもあります。
また、資格を持っていないと入れないメニューがある場合も。
ネイリストとしてサロンワークするならネイリスト検定2級まではやはり持っていたほうが良いでしょう。
ネイリストになるための勉強方法は?
では、ネイリスト検定試験を受けたり、ネイルの勉強をしたりするにはどんな方法があるでしょうか。
独学という手もありますが、モチベーションを保ちにくく、行き詰まりやすいのであまりおすすめできません。
おすすめの勉強方法は主に4パターンあります。
美容専門学校に通う
美容専門学校に入学して勉強する方法はしっかり基礎から美容についての知識を学ぶことができるのでおすすめです。
ネイルの勉強だけでなく、総合的に美容の勉強をしたいという方には良いでしょう。
ただし、他の勉強方法に比べると時間も費用もかかります。
ネイルスクールに通う
ネイルスクールに通うのもおすすめです。
美容専門学校より費用を抑えてネイルのことを専門的に勉強することができます。
検定試験で実際に試験監督をする認定講師が在籍しているスクールに通うと試験対策を上手にすすめることができるでしょう。
通信講座を使う
自分の好きな時間にとにかく費用を抑えて勉強したい方におすすめなのが通信教材を利用することです。
最近の教材は道具が揃っていたり動画がついていたりするので一人でも勉強がしやすくなっていますよ。
未経験可のサロンに就職する
ネイルサロンの中には未経験OKというところがあります。
このようなサロンでは、研修期間がしっかり設けてあり、研修を通してネイルの基礎を勉強してネイルサロンで働くことができるようになっています。
研修期間中もお給料が発生するので勉強中も収入をゼロにしたくない方に特におすすめです。
まとめ
今回の記事では、ネイリストになるためにあったほうがいい資格についてお話をしてまいりました。ネイリスト技能検定とジェルネイル技能検定は取っておいたほうがメリットが多いので検討してみてくださいね。