「せっかく丁寧に塗ったのに、翌日にはもう先からポロポロ…」
そんなマニキュア剥がれに悩んでいませんか?
セルフネイルは気軽に楽しめる反面、もちが悪くなりやすいのがデメリット。
実は、マニキュアがすぐに剥がれてしまう原因にはいくつかの共通点があるんです。
この記事では長持ちさせるためのポイントやネイル前のケア方法まで、初心者でも取り入れやすいコツを紹介していきます!
剥がれにくくするための方法をしっかりチェックして、綺麗なネイルを長く楽しみましょう♪
- マニキュアがすぐに剥がれる主な理由
- 1.マニキュアが完全に乾いていない
- 2.油分や水分がついたままマニキュアを塗っている
- 3.ベースコートやトップコートを使っていない
- 4.指先をよく使う
- 5.マニキュアを塗る前のネイルケアが不十分
- 6.爪の先端にマニキュアを塗っていない
- 7.マニキュアがはみ出している
- 8.爪の保湿不足
- マニキュアを長持ちさせるネイルケア
- 1.爪やすりで長さや形を整える
- 2.スポンジバッファーでバリを取る
- 3.甘皮を押し上げてルースキューティクルを除去
- 4.スポンジバッファーで表面を軽くサンディング
- 5.消毒用アルコールで拭き取る
- マニキュアを塗る時のポイント
- 1.ベースコートを全体に塗る
- 2.エッジ(爪先)も忘れずに塗る
- 3.カラーは2度塗りでよれを防いで仕上げる
- 4.トップコートで綺麗に保護する
- まとめ
マニキュアがすぐに剥がれる主な理由
マニキュアは自分でサッと塗れて簡単に落とすこともできるため、サロンには行かずセルフで楽しむにはピッタリのアイテムですよね。
手軽に楽しめる反面、すぐ剥がれてたり一日で欠けててしまうといった悩みも多いはず。
まずはマニキュアが剥がれてしまう原因を確認していきましょう。
1.マニキュアが完全に乾いていない
まず考えられる原因は、マニキュアの乾き不足です。
マニキュアは空気に触れて乾燥していくことで固まるので、表面から少しずつ乾いていきます。表面が乾いているからといって中までしっかり乾いてるとは限りません。
中が固まっていない状態だと剥がれる可能性が高くなってしまうので、塗ってから最低一時間(できれば二時間から三時間)は指先を使った作業は控えましょう。
また、乾く時間は塗布量に左右されるので、多すぎるマニキュアの塗布量は控えることがポイントです。
2.油分や水分がついたままマニキュアを塗っている
爪に水分や油分が残っていると、マニキュアを塗っても弾いてしまい、密着力が弱まります。
見た目ではしっかり塗れていると思っても、土台の爪との密着が弱いと指先を使った作業をしただけでペロッと剥がれてしまうこともあります。
マニキュアを塗る前は水仕事や、ハンドクリームやオイルでの保湿は控えましょう。
3.ベースコートやトップコートを使っていない
手間がかかるからといって、カラーのマニキュアだけササッと塗ってそれで終わりにしていませんか?
マニキュアを長持ちさせるには、カラーだけでなく、ベースコートとトップコートの役割が非常に大事になってきます。
ベースコートは密着力に優れ、爪の表面を整え均一にすることで後のカラーの発色を良くしてくれたり、色ムラを防ぐ効果があります。
また、トップコートはツヤを出すのと同時にコーティングの効果があります。
トップコートを使わずにカラーがむき出しの状態では剥がれたり、欠けるリスクが高まります。
ベースコートやトップコートを使うことで持ちの良さが格段にアップするので、必ず使ってくださいね。
4.指先をよく使う
現代はパソコンやスマホ、日常的に指先を使う機会が多いですよね。
指先を頻繁に使うと爪先も一緒に摩耗するので、自然とマニキュアが剥がれやすくなります。
また、ネットショッピングでの買い物やフリマアプリで段ボールを扱う方も多いのではないでしょうか?
段ボールでの梱包作業やシール、テープ剥がしも爪先の消耗に影響するので、指先の扱いには十分気をつけましょう。
5.マニキュアを塗る前のネイルケアが不十分
マニキュアを塗る前にしっかりネイルケアをしていますか?
意外と多いのが甘皮が伸びたままだったり、爪表面がデコボコしたまま塗ってしまうケース。
これではマニキュアが密着せず、すぐに剥がれてくる原因になってしまいます。
特に根元からよれてきたり先から欠けてしまったりする場合は、ケア不足が原因かもしれません。
爪の表面が滑らかで清潔な状態でないとベースコートやカラーが定着しづらく、剥がれやすくなってしまいます。
ネイル前には甘皮の処理や爪の表面の軽いサンディング、油分の拭き取りなどの下準備をしっかり行いましょう。
ちょっとしたひと手間で、もちのよいセルフネイルにつながりますよ。
6.爪の先端にマニキュアを塗っていない
マニキュアを塗っても先端からすぐ剥がれてしまうといったお悩みを多く耳にします。
この原因は先端までマニキュアが塗れていないことにあります。
セルフネイルの場合、表面だけキレイに塗ることを気にして先端の塗りが甘くなってしまいがち。
爪先は日常生活で一番消耗する部分ですので、剥がれを防ぐ為にもしっかりマニキュアを塗りましょう。
7.マニキュアがはみ出している
マニキュアを塗るときに、皮膚にはみ出してしまったまま放置していませんか?
仕上がりに影響がなさそうに見えても「はみ出し」が原因でマニキュアがよれたり、先からめくれて剥がれてしまうことがあります。
爪と皮膚の間にマニキュアがかかるとそこからリフトしやすくなり、指先の動きによって摩擦が起きて剥がれやすくなるのです。
特に100均などのプチプラアイテムでセルフネイルをする場合は、発色や粘度の調整が難しいこともあるので、はみ出しやすさに注意しましょう。
はみ出してしまった場合はリムーバーを含ませた綿棒やウッドスティックなどで早めにオフすることがポイント。
綺麗に仕上げるためには、塗るときに少し余白を残すくらいの気持ちでゆっくり丁寧に塗るのがおすすめです。
8.爪の保湿不足
意外と見落とされがちなのが、爪の乾燥による影響です。
爪も肌と同じく水分や油分を必要としているため、乾燥すると硬くなり割れやすくなってしまいます。
その結果、マニキュアの密着が弱まり気づいたら欠けていた…なんてことにもなりかねません。
特に乾燥しやすい季節や水仕事・アルコール消毒が多い方、シャンプーや洗剤を素手で使うことが多い方は注意が必要です。
ゴム手袋を使ったり、日頃からネイルオイルやハンドクリームで保湿を意識してみましょう。
ネイルを塗る前は油分を拭き取る必要がありますが、日常的な保湿ケアは別です。
普段から適度な潤いを保つことで爪の状態が整い、マニキュアのもちにもつながります。
爪の保湿は、剥がれにくくするための土台づくりのひとつといえるでしょう。
マニキュアを長持ちさせるネイルケア
マニキュアが剥がれる原因を確認したなら、次はマニキュアを長持ちさせる方法が気になりますよね!
マニキュアを長持ちさせるには、しっかりネイルケアをして塗る前の土台作りがとても大切です。
セルフでもしっかりケアできる方法や、ネイルケアに必要なアイテムを詳しく解説していきます。
1.爪やすりで長さや形を整える
まず爪の長さを整えることからのスタートですが、この時、爪切りではなくやすりを使いましょう。
ネイリストが使うニッパーではなく、挟むタイプの一般的な爪切りでは、カットする際自爪に負担がかかりすぎてしまいます。
負担がかかることで二枚爪の原因にもなりますし、短く切り過ぎてしまってバランスが悪くなる可能性も!
指先全体のバランスが良いとマニキュアを塗った後の見栄えがとても良くなるので、やすりで少しずつ優しく整え、全体の長さを確認しながら仕上げていきましょう。
ただ、元々自爪が長く短くカットしたい時は、やすりだけだと時間がかかりますよね。その場合はまず爪切りを使ってしたい長さより少し長めにカットし、そこからやすりで整えてください。
最後にきちんとやすりを使うことで二枚爪の予防になります。
2.スポンジバッファーでバリを取る
自爪の長さを整える爪やすりの他に、スポンジバッファーと呼ばれる柔らかめのやすりも持っておくと便利です。
やすりだけだとどうしてもバリと呼ばれる削り残しが出てしまいます。
やすりの後にスポンジバッファーをかけることで、バリを取り除くことができます。
バリが残っているとマニキュアを塗る時の妨げになってしまいますので、最初にしっかり除去しておくことが大切です。
3.甘皮を押し上げてルースキューティクルを除去
甘皮は爪に張り付いている薄い皮膚ですが、それをしっかり押し上げると爪になり切れなかった古い角質が出てきます。
それがルースキューティクルです。
ルースキューティクルが残っているとその部分はデコボコしてしまい、マニキュアをなめらかに塗ることができません。
ネイルプッシャーやセラミックプッシャー、オレンジスティックでやさしく押し上げ、ルースキューティクルをしっかり除去し、爪の際部分をキレイに整えてあげましょう。
4.スポンジバッファーで表面を軽くサンディング
バリを取り除いた際に使ったスポンジバッファーは、マニキュアを塗る前のサンディングにも使えます。
サンディングとは、爪の表面に小さな凹凸をつけること。
この凹凸があることでベースコートがその部分に入り込み、自爪と密着しやすくなりマニキュアの持ちが良くなります。
スポンジバッファーを爪表面に軽くかけ、爪表面の光沢感がなくなる程度の状態をつくりましょう。
サンディングのしすぎは爪への負担がかかるので、かけ過ぎないようにしてくださいね。
5.消毒用アルコールで拭き取る
マニキュアを塗る前の仕上げに、消毒用エタノールで爪表面をしっかり拭き取りましょう。
指先はよく使う部分なので、目には見えない汚れや、皮膚の水分油分が付着しています。残ったままマニキュアを塗ると密着力が弱まってしまい、ペロンと剥がれる原因にも!
ササッと軽くではなく、しっかりゴシゴシとふき取ってくださいね。
マニキュアを塗る時のポイント
ネイルケアで土台をしっかり整えたら、いよいよマニキュアを塗っていきましょう!
皮膚へのはみ出しに注意して丁寧に行ってくださいね。
1.ベースコートを全体に塗る
まずはベースコート。
最近はトップコートと兼用できるベースコートもありますが、ベースコートだけの役割のものがおすすめです。
ベースコートがキレイに塗れるとカラーとトップコートを塗るのが簡単になりますので、一番集中して行いましょう。
2.エッジ(爪先)も忘れずに塗る
マニキュアを長持ちさせるにはエッジにもベースコートをきちんと塗ることが大事です。
前述の通り、マニキュアが先端から剥がれやすいのは、日常生活で指先や爪先をよく使うから。
ベースコートをはじめ、カラーとトップコートもしっかりと先端のコーティングを意識しましょう。
3.カラーは2度塗りでよれを防いで仕上げる
カラーを塗る際、いきなりしっかり発色させようとたっぷり塗るのは厳禁です。
塗布量が多いとムラになったり乾くまで時間がかかってしまうので、薄塗りの二度塗りで仕上げるようにしてください。
一度塗り目で爪の際のラインをとり、二度塗り目で色味を出しましょう。
コツはマニキュアのハケが軽く曲がったくらいの力で優しく動かすこと!
ハケの先がグイッと曲がっている場合は力が入り過ぎです。
4.トップコートで綺麗に保護する
仕上げはトップコートですが、こちらもトップコート専用のものを使いましょう。
トップコートはコーティングによってカラーの退色を防ぐだけでなく、しっかり覆うことでつるんとなめらかな表面にしてくれます。
ツヤ感にも優れ、仕上がりがとても美しくなりますよ。
まとめ
マニキュアがすぐに剥がれてしまう原因は乾き不足やケア不足・塗り方の工夫が足りていないなど、意外と基本的な部分にあることが多いです。
セルフネイルを長持ちさせるには、塗る前のネイルケアや塗る手順を丁寧に行うことがとても大切。
また、日常の中で指先の使い方や保湿を意識するだけでも、仕上がりのもちが変わってきます。
特別なアイテムを使わなくてもちょっとした工夫や習慣を取り入れるだけで、マニキュアは驚くほど長持ちしますよ。
「いつもすぐに剥がれてしまう…」と悩んでいる方は、ぜひ今回の内容を参考にして自分のネイル習慣を見直してみてください。
セルフでもきれいなネイルを長く楽しむためのヒントがきっと見つかるはずです。