春から新社会人の皆さんはネイルをどうしていますか?就職先の会社が元々ネイルNGだったり、色指定があったりするならそれに従うしかないので諦めがつきます。しかし特にそういった規定がない会社もあります。その場合、学生時代からずっとネイルをしていた人は、初日からいつものようにネイルをしていくか、それとも最初はネイルを控えて自爪でいくか悩む人が多いのではないでしょうか。また、社会人になったらネイルデビューしようと楽しみにしていた人もいますよね!そういった人はきっとどんなネイルが良いのか、新入社員のネイル事情をネットで調べると思います。すると「初日からネイルをしていくと先輩に生意気だと思われる」のような恐ろしい情報が目に飛び込んできて、びっくりした人もいるのではないでしょうか。実際にネイルサロンにいらっしゃる新社会人のお客様が「せっかく初日に張り切ってネイルをしていったのに、なんだか気まずい思いをした」というようなお話しをこの時期はとてもよく耳にします。もちろん職種にもよりますが今やネイルは当たり前になり、さらに身だしなみの一つとまで言われています。その中でなぜ新入社員がネイルをしていると、あまり良い印象ではないと言われてしまうのでしょうか。今回は新社会人のネイル事情についてご紹介していきます。
新入社員がネイルをしていると生意気ってほんと?
新しい生活がスタートするにあたり新入社員の皆さんは、学生時代のメイクやファションから社会人モードにシフトチェンジする人が多いのではないでしょうか。ファッション系やカジュアルな服装での出勤がOKな職場であれば今までのように好きなネイルで良いのですが、ほとんどの会社はオフィス仕様のファッションがメインになってきます。ネイルも同じで、ビビットなカラーや左右非対称ネイルなど個性的なネイルが好きだった人でも、社会人らしい少し落ち着いたカラーやデザインを選ぶようになります。それなのになぜか新入社員が初日からネイルをしていると、先輩達から生意気だと思われることがあるという話が後を絶ちません。なぜでしょうか?本当にそんなことがあるのでしょうか?以下でその真意をお伝えします。
●新入社員のネイル「肯定派と否定派」の割合は?
とあるアンケートによると、新入社員がネイルをして会社に来るのをどう思うか? という質問に対しての回答は以下のような結果が出ています。
・肯定派・・・約45%
・否定派・・・約55%
なんと半数以上の先輩達が新入社員のネイルを否定的に思っていることがわかりますね。なぜこんな結果になるのでしょう。次で考えられる理由をお伝えします。
新入社員のネイルに否定的な理由
社会人になったら身だしなみの一つとしてネイルにも気を使おうと考えていた人も多いと思います。しかし上の結果だけ見ると、今後のネイル生活をどうしたら良いのか悩んでしまいますよね。なぜ新入社員がネイルをすることに否定的な人が多いのか、まずはその理由を理解して今後の対策に活かしていきましょう。
●会社の雰囲気と合っていない
会社の規定上、ネイルはNGではないからと安心しない方が良いです。社内の雰囲気によってはだれもネイルをしていないことがあります。
●感覚がズレている
今までの自分の感覚ではかなり落ち着いたネイルを選んでいるつもりでも、社会人の感覚からすると派手に見えることがあります。
●新人教育を徹底している
特に日本では「新入社員たるものこうであるべき」といったような会社がたくさん存在します。例えば、ネイルをする余裕があるなら先に仕事を覚えろといったような発想の会社である可能性があります。
これらの理由を見るだけでも、実際に会社に行って自分で雰囲気を感じ取らないとわからない事ばかりです。また新入社員の場合、会社の暗黙のルールを読み取るのは難しいですよね。中には単純に、新人のくせに気に入らないといったような個人的な感情を持っている人もいます。しかし、ほとんどの場合は新入社員のネイルがNGなわけではありません。例えば新入社員が知らずにその会社の空気に合っていないネイルをしてしまい、先輩や上司を驚かせてしまうケースはどんな会社でもよくある話です。そのため新入社員のネイルに否定的なイメージを持ってしまったという場合もあります。とはいえ、せっかく社会人になったからにはネイルはしたいですよね。また、いつ頃からならネイルをしても良いか目安が欲しいところです。次でネイルをしても大丈夫だと思える一般的なタイミングをお伝えします。
もう大丈夫?ネイルOKのタイミングは?
新入社員になれば入社して最初の一ヶ月は、会社の空気や新しい人間関係に慣れることで精一杯です。そして4月が終わる頃には会社の空気感や自分と関わる先輩や上司の雰囲気がなんとなく見えてきます。職場の雰囲気がつかめれば、どの程度のネイルなら許されるのか、またはネイルをしない方が良いのかわかってきます。できるだけ早くネイルをしたい人におすすめのタイミングは、ゴールデンウィーク明けです。大型連休明けは、皆の気持ちもリセットされていますし、新入社員感もなくなっているので、ネイルをスタートさせるにはとても良いタイミングです。
新入社員がネイルをする際に気をつけること
会社の雰囲気も見えてきて、連休明けのタイミングでずっと我慢していたネイルをスタートさせるのはおすすめです。ただ新入社員は入社してから実質一ヶ月程しか経っておらず、仕事はまだまだできません。そのあたりは配慮し、もし周りにおしゃれなネイルをしている先輩がたくさんいても、自分はしばらく我慢をして肌なじみの良いナチュラルなネイルをしていくと、好印象かもしれません。
おすすめのオフィスネイルは?
学生の頃はバイトで問題がなければどんなネイルもできますが、社会人になると派手なネイルは嫌厭されがちです。周囲の目もあるのでオフィスネイルやシンプルネイルで品の良いデザインをするのがおすすめですよ。
●デザイン
・ワンカラー
ベーシックなデザインですが、肌なじみの良いカラーのワンカラーなら手を綺麗に見せてくれます。ネイルサロンに通う予定の方は「マオジェル」取り扱いサロンに行くのがおすすめです。少し価格が高いですが、肌が綺麗に見えることをコンセプトにしたメーカーなのでおすすめです。
・カラーグラデーション
よりさり気ないネイルにしたいならカラーグラデーションがおすすめです。特に優しいピンクカラーのカラーグラデーションならほんのりと血色感をプラスできるので健康的な指先を演出できますよ。
・ストーンのワンポイント
クリスタルやパールのワンポイントを入れるだけで華やかになります。ストーンを入れる位置は爪の根元がスタンダードです。片手に1個ずつから初めて、少しずつストーンアートを華やかにするのも良いかもしれませんね!
・ニュアンスネイル
ネイルをしている社員が多い職場であれば、シンプルなニュアンスネイルはOKなことが多いです。ネイルサロンの定額メニューであれば、1番シンプルなコースのデザインは問題なくできるでしょう。ブラウンや寒色を使うとネイルしている感が出やすいのでカラー選びには注意しましょう。
●カラー
・デザインがオフィス向けやシンプルなものでもカラーによっては派手に見えてしまうことも。おすすめのオフィスネイルカラーについてご紹介します。
・ピンク
ビビットなピンクは派手になってしまいますが、ベビーピンクや透け感のあるピンクならさりげないネイルに仕上がります。また、くすみピンクも落ち着いた雰囲気になるのでおすすめです。
・ベージュ
ベージュはナチュラルながらも塗ってあるのとないのとでは手元の印象がガラッと変わるカラーです。可愛い印象にしたいならピンクベージュ、ヌーディーにしたいなら、より肌色に近いベージュを選んでみてください。
・グレージュ
グレージュも肌なじみが良く、品の良い手元も演出できるカラーです。また、ピンクより大人っぽい雰囲気に、ベージュよりはネイルをしている感がわかるカラーです。
●社会人になるとトレンドネイルはできないの?
社会人になるとトレンドのデザインをすることができないのか……というとそんなことはありません。もちろん会社的にネイル禁止の場合は会社にしていくことはできませんが、長期休暇の時だけやる、ベースジェルをピールオフタイプにする、ネイルチップを使うなどの方法でネイルを楽しむことができます。毎日のネイルにトレンドデザインを取り入れたいときはカラーと本数に注意しましょう。また、アートをする位置も大事です。親指、人差し指、中指は目に付きやすいので、薬指にアートを入れるとさり気なくアートを楽しむことができますよ。ちなみに、毎年夏や年末の長期休暇前には社会人の方も華やかなネイルをしにいらっしゃいます。メリハリをつけてネイルを楽しむことが大事です。マニキュアのセルフネイルなら休日だけ好きなカラーでネイルをすることも可能ですよ!
まとめ
新しい環境になり、社会人らしくネイルを楽しみたい気持ちはとても良くわかります。しかしアンケートの結果を見てもわかるように、初日から新入社員がネイルをしているのは好ましくないと思っている先輩が多いことも事実です。会社の雰囲気や仕事に慣れるまでは控えめにしておいた方が無難かもしれませんね。働いていくうちに自然と好きなネイルができるタイミングがわかってくるので、慌てず余裕をもって社会人生活を楽しみましょう!