「ジェルネイルのオフは時間がかかるのが悩み・・・」
「オフが大変だからセルフネイルがしづらい・・・」
セルフでジェルネイルをしていると、こんなお悩みが出てきませんか?
ネイルのオフは、少しでも早く終わらせたいですよね。
この記事では、ジェルネイルのオフを早くするための道具の使い方や、ネイリストも実践している方法について解説します!
- ジェルネイルのオフを早くする5つのポイントを紹介
- 1.アルミホイルの下準備は事前にしておく
- ・アルミホイルのカットには定規を使う
- ・オフ用「指キャップ」の使用もおすすめ
- 2.ベースジェルが見えるまで削る
- ・ネイルファイルは80~100Gがおすすめ
- 3.アセトン100%のリムーバーを使う
- ・アセトン100%を使う時の注意点
- 4.指先を温めてアセトンの浸透をよくする
- 5.可能ならネイルマシンを使う
- セルフネイルオフを早くするやり方とコツ
- ・用意するアイテム
- ・時短が叶うセルフの手順とやり方
- オフが簡単!セルフにおすすめのベースジェル
- ・SHINYGEL スーパーベース
- ・PRESTO イージーオフベースジェル
- ・Miss Mirage イージーオフベースジェル
- ・プチプラ イージーオフベース
- オフがしやすいネイルをするのもおすすめ
- ・マニキュア
- ・シェラック
- ・ピールオフネイル
- まとめ
ジェルネイルのオフを早くする5つのポイントを紹介
ジェルネイルのオフは、削って、アセトンに浸して、少しずつプッシャーで取り除く、を繰り返し行うため時間がかかります。
だからといって無理やりジェルを取ろうとすれば、自爪は確実に痛みます。
爪に負担をかけないようにオフをするなら、時間がかかるのは仕方がないこと・・・。
しかし、セルフネイルだけでなくプロのネイリストであっても、オフの時間は最も短縮したい工程です。
そのためどこのネイルサロンでも、爪のダメージを最小限に抑えつつ、いかに早くオフを終わらせるかを考えています。
それをセルフでも応用できれば、面倒くさいオフの時間を少し短縮できるかもしれません!
それでは以下から、プロのネイリストもやっている「ジェルネイルのオフを早くするために必要なポイント」をお伝えしていきます。
1.アルミホイルの下準備は事前にしておく
ジェルネイルをオフする時は、アセトンを含ませたコットンを爪の上に置き、アルミホイルで巻いて固定・密閉するという方法が主流ですよね。
ジェルネイルのオフを早くするためにも、アルミホイルは事前にカットしたものをストックしておきましょう。
特に定期的にジェルネイルの付け替えを行っている場合は、カットしたアルミホイルを数十枚ほど用意しておくと便利です。
ジェルネイルのオフは表面を削ったりアセトンで溶かしたり…と、意外に大変な作業なので、アルミホイルをカットしておくだけでも負担が少なくて済みます。
アルミホイルのカットには定規を使う
アルミホイルをカットする時は、ハサミではなく定規を使用するのがおすすめです。
ハサミよりもスピーディーかつ綺麗にアルミホイルをカットできます。
ジェルネイルのオフに使用するアルミホイルは、約10cm×10cmの正方形にカットしましょう。
■定規を使ったカットのやり方
定規を使ったアルミホイルのカットのやり方はとても簡単です。
アルミホイルの上に定規を置いて固定し、反対の手でアルミホイルを手前に引いてカットします。
前項で解説した通り、大きさや形は約10cm×10cmの正方形になるように意識しましょう。
アルミホイルを数枚重ねてカットすることもできるので、多めにストックを作りたい時は試してみてくださいね。
オフ用「指キャップ」の使用もおすすめ
ネイル商材の中には、シリコン製の「オフ用指キャップ」もあります。
セルフの場合に意外と手こずるのが、自分でアルミを巻く工程で、巻いている間にコットンがズレてしまったり、アルミがゆるゆるになってしまったりと苦戦しがちです。
指キャップはアルミホイルを巻く代わりに、キャップを被せてアセトンを密閉することができるので、時短に繋がります。
また、繰り返し使える上に密閉率も高く、途中でアルミホイルが外れてしまうような煩わしさを回避できます。
アセトンを浸透させながら指を自由に使うことができるのもメリットです!
デメリットは、アルミよりも費用がかかることです。
■指キャップの使い方
使い方は簡単!
アセトンを浸したコットンを爪にのせ、コットンがずれないように指キャップを付けるだけです。
キャップが大きくてブカブカな時は、アセトンをつけていないコットンを使って指先のスキマを埋めてみてください。
注意点として、事務用の指サックはアセトンに溶けてしまうので代用できません。
必ずネイル専用の指キャップを使用するようにして下さいね。
2.ベースジェルが見えるまで削る
基本的にジェルネイルはファイルで表面を削った後、アセトンで溶かしてオフしますよね。
しかし、アセトンに浸したからといって、簡単にするするとジェルが溶けてくれるとは限りません。
特にラメやグリッター、ぷっくりアートなどを施している場合は、なかなかジェルが溶けないことが多いです。
そのため、素早くジェルネイルのオフを行うためには、ベースジェルの層まで削る必要があります。
ただし、ジェルネイルのオフに慣れていない場合、ベースジェルの層まで削ろうとすると、自爪にダメージを与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。
初心者の方は爪を傷めないためにも、トップジェルの全体を削る程度でストップしておきましょう。
とはいえ、「素早くジェルネイルをオフする」という点に重きを置いている場合は、やはりベースジェルが見えるまで削るのが理想です。
ジェルをギリギリまで薄くしておくことで、アセトンが浸透しやすくなるため、時短でオフすることができます。
ネイルファイルは80~100Gがおすすめ
繰り返しになりますが、ジェルはアセトンに浸す前にネイルファイルで削ることでアセトンが浸透し、溶けがよくなります。
削り慣れていない方は150G前後のファイルを使うと安心ですが、やすりの目が細かいので削りには時間がかかります。
ある程度ジェルネイルの削りに慣れてきたら、「80G〜100Gの目が粗いネイルファイル」を使いましょう!
目の粗いファイルほど、1度で大きく深くジェルを削ることができるので、オフの時短に繋がります!
ただし扱いには注意が必要です。
一気に削れ過ぎて自爪まで傷つけてしまうことも・・・。
目の粗いファイルに慣れるまでは、少しずつ様子を見ながら削るようにしましょう。
3.アセトン100%のリムーバーを使う
ジェルネイルを溶かすために使うジェルリムーバーは、アセトン100%の商品を使いましょう。
市販されているジェルリムーバーは、爪の乾燥を抑えるためにアセトンの配合率が少なめになっているものが多いです。
しかし、アセトンが100%のリムーバーの方が、ジェルも溶けやすくオフも早く終わるので、扱いに気をつければ、結果的には爪も乾燥しにくいのです。
成分表に「アセトン」とだけ書かれている商品はアセトン100%です!
アセトン100%を使う時の注意点
アセトン100%のリムーバーは、素早くジェルネイルのオフをする時に欠かせないアイテムです。
実際、多くのネイルサロンでアセトン100%のリムーバーが使用されています。
アセトン100%のリムーバーは素早くオフできる点がメリットですが、脱脂力が強いため、爪や周囲の皮膚をひどく乾燥させてしまうことが多いです。
そのため、アセトン100%のリムーバーを使用した後は、すぐに手を洗ったり保湿をしたりして、爪や皮膚の乾燥を防ぎましょう。
なお、保湿の際はネイルオイルとハンドクリームをダブル使いするのがおすすめです
どちらか一方だけを使用した時よりも、高い保湿効果が期待できますよ。
また、保湿ケアはジェルオフの直後だけではなく、毎日の習慣になるように心がけてくださいね。
4.指先を温めてアセトンの浸透をよくする
ジェルネイルは温度が低いと浸透するまでに時間がかかります。
そのため冷え性で手が冷たかったり、真冬で室温が低いと、ジェルは溶けにくくなります。
手が冷たいなと感じたら、アルミが外れないように使い捨て手袋をしてから、キッチンミトン、カイロ、湯たんぽなどで、指先を温めながらアセトンの浸透を待ちましょう!
手元にあたためアイテムがなければ、手首から水が入らないようにしながら「お湯に手を浸す」方法もおすすめ。
どんな方法であれ、温めることでアセトンの浸透を良くすることができます♪
ただし、アセトンは引火しやすいので火気厳禁です。
火を使う暖房器具は絶対に使わないでくださいね。
5.可能ならネイルマシンを使う
ジェルネイルのオフを素早く行うためには、ネイルマシンを使うという方法もあります。
ネイルマシンは、ジェルの表面を削る時やケアなどに使用する機械です。
ネイルファイルを使って手動でジェルを削るよりも、スピーディーに施術を行うことができるため、重宝されています。
個人差はありますが、マシンを使えばジェルオフにかかる時間を半分〜2/3ほどに短縮できるのがメリットです。
ただし、ネイルマシンに慣れていない方が操作すると、自爪まで傷つけてしまったり、ビットが皮膚に当たって流血したりというリスクがあります。
そのため、ネイルマシンは操作に自信がついてから使用するようにしましょう。
セルフネイルオフを早くするやり方とコツ
ジェルネイルのオフは、回数をこなすたびに早くできるようになる可能性が高いです。
ネイル初心者の方は、まずはジェルオフに慣れることから始めてみましょう。
ここでは、ジェルネイルのオフを早くする方法やコツなどを解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
用意するアイテム
まずは、セルフでのネイルオフを早くするために必要なアイテムをお伝えします。
■ネイルファイル類
・ウォッシャブルファイル(100G)
主にジェルの表面を削る時に使用する爪やすり
・スポンジファイル
主に人工爪や自爪の表面を整える時に使用する爪やすり
・エメリーボード
主に自爪の長さと形を整えるために使用する爪やすり
なお、ジェルオフで使用するのはウォッシャブルファイル(100G)です。
スポンジファイルやエメリーボードは、新しくジェルをオンする際のプレパレーション(下準備)で使用します。
そのため、ジェルオフの際には出番はありませんが、セルフジェルネイルを行う上では揃えておいたほうが良いアイテムです。
■メタルプッシャーまたはウッドスティック
メタルプッシャーやウッドスティックは、アセトンで溶かしたジェルをこそぎ落とす時に使用します。
ジェルネイルのオフだけをする場合は、どちらか一方を用意しておけばOKですが、セルフネイルを行う上では両方揃えておくと便利です。
メタルプッシャーはネイルケアに、ウッドスティックはジェルやマニキュアの修正などで活用できます。
■カットしたアルミホイルまたはネイルキャップ
カットしたアルミホイルやネイルキャップは、アセトンを含ませたコットンを指に固定・密閉する時に使用します。
どちらか一方を準備しておけばOKですが、コスパを重視する方にはアルミホイルがおすすめです。
■カットしたコットン
ジェルオフの際、アセトンを含ませるために使用します。
上質のものを用意する必要はなく、100均やドラッグストアで販売されているお得用のコットンでOKです。
■アセトン(100%)
ジェルネイルをオフするための溶剤です。純度100%のアセトンは、素早くジェルをオフすることができます。
■使い捨て手袋
オフを時短するために、手袋をして手をあたためる時に使います。
■ネイルオイル
爪や皮膚の乾燥を防ぐために使用します。特に保湿成分がたっぷり含まれているものがおすすめです。
時短が叶うセルフの手順とやり方
では、用意したアイテムを使った「セルフでも時短が叶うオフの手順とやり方」をお伝えします!
1.ネイルファイルでジェルを削る
利き手じゃない方の手についたジェルを、ネイルファイルで削りましょう。
ネイルファイルは沢山削れる80~100Gくらいの物がおすすめです。
早くオフすることを重視するなら、上の写真のように、トップジェルとカラージェルはなるべく削り落とすのがおすすめ。
虫食い状態でもOKなので、カラージェルが見えなくなるくらい削っておきましょう。
2.コットンにアセトンをたっぷり含ませる
アセトンが少ないとジェルがなかなか溶けません。
厚みのあるコットンを小さくカットし、アセトンがひたひたになるくらい使いましょう。
3.爪にコットンを乗せてアルミで巻く
コットンを爪の上に乗せて、アルミホイルで巻きます。
指の下にアルミホイルを置き、先端部分を折り曲げた後に左右を巻きつけ、ギュッと軽く握って固定しましょう。
アセトンは揮発性なので、隙間ができないようにしっかりと巻きつけるのがコツです。
4.使い捨て手袋をして手をあたためる
アルミホイルを巻いたら、その上から使い捨てのビニール手袋をします。
手袋をすることで手の温度が密閉・保温されて、指先をあたためることができます。
さらに、容器にお湯を入れて「即席のフィンガーボウル」を作り、手袋をしたまま指先をお湯に浸けてしまいましょう!
これで、さらにアセトンの浸透を早めることができます。
5.5分~10分経ったらアルミを外し、プッシャーで取り除く
5分〜10分経ったらアルミを外して、ジェルの溶け具合を確認しましょう。
ジェルが溶けていて取れそうな部分は、プッシャーでポロポロと軽く落としていきます。
無理に剥がしてしまうと自爪が傷つくので注意してくださいね。
6.ファイルでジェルの表面を削ってみる
まだ爪にくっついて残っているジェルの表面を、ファイルで優しく削ります。
ここが時短のポイントです!
このタイミングで再度ジェルを削ることで、何度もアセトンを巻き直す必要がなくなります。
ジェルは柔らかくなっているので、自爪を削らないように気をつけながら削っていきましょう!
7.取れない部分はもう一度アセトンを使う
それでも取れない部分は、もう一度アセトンを含ませたコットンを爪に乗せて、アルミで巻いてきましょう!
8.全部取れたら手を洗い、ネイルオイルで保湿する
完全にジェルのオフができたら手を洗い、ネイルオイルでしっかりと保湿しましょう。
オフが簡単!セルフにおすすめのベースジェル
一部のジェルメーカーは、アセトンの溶けやすさを重視したオフのしやすいベースジェルを販売しています。
少し削ってアセトンを浸すだけで、スルスルっと簡単に取れるように出来ているので、オフが早くなりますよ。
ネイリストも使う有名メーカーでは、以下のベースジェルがオフしやすいと人気です。
ハケ付きのボトルタイプや、コンテナタイプなど、様々な形状で売られています。
SHINYGEL スーパーベース
PRESTO イージーオフベースジェル
Miss Mirage イージーオフベースジェル
また、セルフネイラー向けのお得なジェルネイルを数多く販売している「プチプラ」でも、オフがしやすいベースジェルが売られています。
プチプラ イージーオフベース
ただし、自爪の状態や爪とジェルの相性によっては、持ちが悪くなるかもしれません。
いくつかの商品を試してみたり、ベースを塗り重ねて使ってみてください。
オフがしやすいネイルをするのもおすすめ
時短できてもオフが面倒、忙しくてオフする時間がない、そんな方には通常のジェルネイルにこだわらず、「オフがしやすいネイル」を選ぶのもおすすめです。
オフがしやすいネイルとは
- マニキュア
- シェラック
- ピールオフネイル
などです。
それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
マニキュア
・メリット:コスパが良い、施術時間が短い、必要な道具が少ない、カラーバリエーションが豊富
・デメリット:乾かす時間が必要、ジェルネイルと比べると長持ちしにくい
マニキュアは、気軽にセルフネイルができるアイテムとして人気があります。
ジェルネイルのように長持ちはしませんが、リーズナブルな価格で購入できる点や、オフが簡単なことなどが魅力です。
シェラック
・メリット:爪への負担が少ない、ジェルネイルのようなツヤ感が楽しめる、乾かす時間が必要ない
・デメリット:アートの幅が少ない、ジェルネイルと比べると長持ちしにくい
シェラックは、ジェルネイルのようなツヤのある仕上がりが魅力。
粘度があまりないため、ストーンやパーツの埋め込みには向いておらず、幅広いアートができない点は残念ですが、爪への負担が少ないことが嬉しいポイントです。
ピールオフネイル
・メリット:剥がして簡単にオフができる、爪への負担が少ない
・デメリット:水や衝撃に弱い、剥がす時に爪を痛める恐れがある
サンディング不要で爪に優しいピールオフネイルは、剥がして落とすことができます。
簡単にオフができる分、水や衝撃に弱いですが、気軽に施術できる点や、ネイルファイル・アセトン不要でコスパが良い点などが魅力です。
まとめ
ジェルネイルはマニキュア等と比べると持ちが良く、ツヤ感やぷっくり感が出せることも魅力ですよね。
施術後は綺麗な爪を見てテンションが上がりますが、「オフをするのは大変….」と感じている方も多いのではないでしょうか。
それもそのはずで、アートやデザインの種類によっては、プロのネイリストでもジェルオフに時間がかかってしまうことがあります。
そのため、初心者さんがジェルオフにトライすると、なかなかスムーズにいかないことがあるかもしれません。とはいえ、回数を重ねていけば要領やコツが分かるようになり、ジェルオフをするのが早くなる可能性が高いです。
ぜひ、本記事でご紹介している工程を参考にして、早くジェルネイルをオフするコツを掴んでくださいね。