オーガニックのマニキュアはおすすめなの?オーガニック石鹸に界面活性剤が入っているの? | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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皆さんの中にも身体のことや地球環境のことを考え、オーガニックのものを使っている人も多いのではないでしょうか。より自然に近いものを生活に取り入れている人は昔からいましたが、今そういったナチュラル思考の人が年々急増しています。それに伴い現在では食品や化粧品、洗剤などの生活用品もオーガニックの物が溢れ、専門に取り扱うお店がたくさん増えましたよね。そんなオーガニック系の商品で注目なのが、オーガニックを謳ったマニキュアが存在することです。今までの生活からナチュラル思考にシフトした人がまず諦めるのがマニキュアを塗ることでした。それはマニキュアが基本的には工業用のラッカー塗料とほとんど同じだからです。完全に乾くまでの間は臭いも有機溶剤独特の刺激臭があり、いかにも科学薬品的ですよね。つまりオーガニック系のいわゆる自然由来のものとは真逆の存在になります。しかしそんなマニキュアがオーガニック商品として販売されているのを、最近よく目にする様になりました。マニキュアがオーガニックとは一体どんなものなのでしょうか?今回は、オーガニック系のマニキュアは普通のマニキュアと何が違うのかをご紹介します。また、後半ではオーガニックの石鹸と界面活性剤について解説していきます。

オーガニックのマニキュアってどんなもの?

マニキュアはその日の気分でカラーチェンジが可能なオシャレには欠かせないアイテムの一つです。カラフルでかわいいので、何個持っていても欲しくなりますよね!発色の良いものや速乾性のあるものなど、マニキュアも日々進化していてどんどん扱いやすくなっています。しかし近年のオーガニックブームやナチュラル思考をもった人にとってマニキュアは、環境や身体に有害な物質を多く含んでいる商品となるため諦めるしかありませんでした。マニキュアと言えば独特の刺激臭と工業用塗料を塗ったようなツヤっとした仕上がりですよね。いかにも100%ケミカルな感じでそれがまたかわいかったりもします。ところが近年そのマニキュアにオーガニックのナチュラル系商品が次々と発売されています!一体どういうものなのでしょうか?以下で詳しくご紹介していきます。

オーガニックのマニキュアとは?

オーガニックのマニキュアとは、一般的なマニキュアのほとんどに入っている有害物質を配合せずに作り、オーガニック認証をうけている製品のことを指します。また、その中でヴィーガンネイルと言われるものがあり、グルテンフリーで動物実験や動物由来成分を含まない商品もあります。では気になる有害物質がどんなものかお伝えします。

マニキュアに含まれる有害物質とされるもの

・トルエン…油性塗料の薄め液として使う有機溶剤で、このトルエンを含んだ薄め液をシンナーと呼びます。頭痛やめまいを引き起こす可能性があります。

・フタル酸ジブチル…爪の割れを防止するために使用します。生殖系の疾患に影響を与える可能性があり、EUでは化粧品への使用が禁止されています。

・ホルムアルデヒド…塗料として使用される樹脂です。シックハウス症候群やアレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性があります。日本では化粧品への使用が禁止されています。

有害とされる主な物質を挙げましたが、この他にもマニキュアには有害とされる物質が含まれます。もちろん使用が許可されているものなので、すぐに人体に影響が出るということはありません。しかし少しでも不安要素があり、よい良い商品があるなら身体にはできるだけ安心できるものを使っていきたいですよね!

話題のオーガニック系マニキュア

近年たくさんのオーガニック系マニキュアが発売されています。その中でも自然の力を活かし作られた注目のオーガニック&ヴィーガンネイルと言われるおすすめ商品をご紹介します。

①manucurist green(マニキュリストグリーン)
パリ発のマニキュアブランドで84%もの野菜由来の成分で作られた、グルテンフリー&動物実験なしの注目のオーガニック&ヴィーガンブランドです。

②NAILBERRY(ネイルベリー)
ロンドン発の数々のアワード受賞歴のあるブランドです。このマニキュアの最大の特徴は空気や水を通すように作られていることです。もちろんオーガニック&ヴィーガンネイルです。
参考:https://www.nailberry.co.uk/

③LOGONA(ロゴナ)
ドイツのメーカーのマニキュアで、世界初のオーガニック認証取得のネイルです。ネイル特有の刺激臭がなく、爪に優しくネイルを楽しめます。

④胡粉ネイル(ごふんネイル)
有機溶剤不使用で日本画の顔料からできているネイルです。オフは消毒用エタノールで可能です。さらっとしたテクスチャ-で塗りやすいです。

⑤JUMII TOKYO (ジュミートウキョウ)
トルエン、ホルマリン、キシレン、合成カンファー、フタル酸ジブチルフリー。5種類の植物オイル配合で爪に優しいです。

オーガニックマニキュアまとめ

いきなり全てを変えることは難しいかもしれませんが、身体に良質なものを取り入れるのはとても気分の良いことですよね!興味がある人は食べることや身体に使用する物に少しこだわってみてはいかがでしょうか。







オーガニックの石鹸でも界面活性剤が入っているってほんと?

肌を健やかに、美しく保つために欠かせないのが毎日のスキンケア。しかし、良かれと思って使っている化粧品が、肌に負担をかけてしまい、トラブルを引き起こす場合があります。肌質に合っていない化粧品や、肌に刺激を与えるような成分が配合されていることが原因で肌荒れや乾燥を引き起こしてしまうことも!特に敏感肌さんは、成分に十分注意し、刺激を与える成分が配合されていない化粧品を選ぶ必要があります。後半では、特に注意したい合成界面活性剤について、詳しく説明していきます。そしてオーガニックというと、自然環境にもお肌にも良さそうなイメージがありますが、オーガニックの石鹸やハンドクリームなど、肌や爪にも使うものに、界面活性剤が入っているようです。なんだか悪いイメージのある界面活性剤ですが、果たして本当に悪影響を及ぼすのでしょうか。

合成界面活性剤の役割

敏感肌にとって強い刺激になりやすい成分のひとつに「合成界面活性剤」があります。合成界面活性剤というのは、化学技術を用いて合成的に作られた界面活性剤のことで、以下のような働きがあります。

・肌の滑りを良くする
・肌になじみやすくする
・汚れを浮かせて落とす(洗浄作用)
・洗顔料などの泡立ちを良くする(発泡・起泡作用)

界面活性剤には、水と油のような分離しあう物質を、混ぜ合わせる作用があるので、石鹸、洗剤、シャンプー、ボディソープ、クレンジング剤などに多く含まれています。水だけでは落ちない油汚れが、石鹸や洗剤を使うと簡単に落とせるのは、界面活性剤が油汚れを剥がしてくれる為です。

刺激の強い合成界面活性剤

油汚れを落とすのに欠かせない合成界面活性剤ですが、合成界面活性剤は洗浄力が高いため、肌の皮脂を過剰に取り過ぎてしまい、肌のバリア機能を破壊させる可能性があるので注意が必要です。また、水と油を乳化させて滑らかにする作用や、他の成分を均等に混ぜ合わせる作用があることから、乳液、クリーム、口紅、紫外線カット剤、ファンデーションなどにも幅広く配合されています。合成界面活性剤は刺激が強すぎるため、敏感肌を悪化させるだけでなく、健康な肌を敏感に傾けてしまう可能性もあるので注意しましょう!

合成界面活性剤は使わないほうが良い?

合成界面活性剤は工業、医薬品、食品、私達の身の周りの日用品と、幅広い分野で使われている成分です。合成界面活性剤は製品の使用感を良くする効果が高いため、市販の日用品には合成界面活性剤が使われることが多いのです。合成界面活性剤といっても、工業や洗剤に使われるものと、ヒトの体に使うものは同じではありません。化粧品の場合、健康への配慮から薬事法に基づく化粧品基準で指定された合成界面活性剤しか配合できません。そのため肌が丈夫な人は、合成界面活性剤配合の化粧品を正しく使うこと自体はあまり心配いりません。







敏感肌の場合の化粧品選び

ただし、敏感肌の方は、合成界面活性剤を避け、天然の界面活性剤(レシチン・サポニンなど)や、合成界面活性剤の中でも植物系の界面活性剤を使用した化粧品を選ぶことをオススメします。敏感肌専用化粧品や無添加化粧品を選び、パッチテストを行ってトラブルが起こらない事を確認してから使うようにしましょう!

オーガニックの石鹸やハンドクリームにも界面活性剤が入ってる?

オーガニックというとどんなイメージがありますか?「地球や環境に優しい」「自然派」「お肌に優しい」といったことを思い浮かべるのではないでしょうか。例えば石鹸やハンドクリームなども、オーガニックと書かれた商品を買うという人は増えています。そしてオーガニックと界面活性剤は、イメージ的にどうにも結びつかず、「オーガニック製品には界面活性剤が入っていないから安心」と考えている人がいるようです。はたして、本当にそうなのでしょうか。

オーガニック製品の界面活性剤

たとえオーガニック製品だとしても、界面活性剤は使われています。それは前述の通り、石鹸やハンドクリームなどを作るときに、水分と油を混ぜる必要があるからです。つまり界面活性剤が入っていることで、しっかりと汚れの落ちる石鹸や、肌なじみの良いハンドクリームを作ることができるのです。しかし界面活性剤が入っているから良くないと一緒くたにせず、界面活性剤の種類に注目しましょう。オーガニック製品では植物由来の界面活性剤、つまり天然界面活性剤が使われているはずです。

地球とお肌に優しい「天然界面活性剤」

合成界面活性剤と、植物由来の天然界面活性剤では成分が異なり、環境への影響も違います。合成界面活性剤は石油由来のものがほとんどで、安価に作れて洗浄力が高いですが、石油系なので海や川に流れると、分解するのにとても時間がかかります。そのため環境汚染に繋がりやすいのです。しかし天然界面活性剤なら、植物由来の成分を使って作られているので、海や川に流れても微生物によってすぐに分解されます。その分洗い心地や使い心地は、合成界面活性剤が入っているものほど強力にはなりません。ですが水質汚染は60年以上前から問題になっています。自然やそこに生きる動物を守ることを考えたら、天然界面活性剤の活用を増やしたいところです。

オーガニック石鹸まとめ

天然界面活性剤は、米ぬか油やヤシ油、パーム油などを元に作られています。洗濯洗剤や食器用洗剤などに合成界面活性剤が入っていると、「合成洗剤」と表記されるようになっているのですが、体を洗う石鹸やハンドソープ、化粧品類には表記義務がないので、気になるときは成分表示を確認しましょう。







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