【ジェルネイルとマニキュアの違い】どっちがいいの?メリット・デメリットを比較! | ネイル女子

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昨今、ネイルサロンで主流になっているジェルネイルですが、

「マニキュアとの違いがよくわからない」
「ジェルネイルとマニキュア、自分にはどっちがいいの?」
「メリットとデメリットはどんなものがあるの?」

という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、ジェルネイルとマニキュアの違い、それぞれのメリット・デメリットについて、ネイリストが徹底解説していきます!

ジェルネイルとマニキュアの特徴を理解して、どっちがいいのか、どちらが向いているのかチェックしていきましょう!

ジェルネイルの特徴

ぷっくりアートがついたジェルネイルのアップの写真

ジェルネイルの特徴といえば、

・見た目にツヤがあり、持続する
・強度(厚み)が出る
・ネイルの持ちが長い
・硬化用ライトで硬化する
・オフする際は、アセトン(ジェルリムーバー)が必要

ですよね。

ジェルネイルは、従来のマニキュアでするネイルよりもツヤや強度が出て、ネイル持ちも長いため、月イチの爪のお手入れ方法としても親しまれています。

その一方で過度なジェルネイルの付け替えや、誤った方法で行うことで爪が薄くなってしまうなど、爪への負担が懸念されています。

マニキュアの特徴

マニキュアのボトル

対してマニキュアの特徴は、

・サッと塗ることができる
・初心者でも挑戦しやすい
・除光液で簡単にオフすることができる

です。

忙しく時間のない人や、セルフネイル初心者の方には、すぐに試せるマニキュアが人気です。

簡単にオフすることができるのも魅力のひとつですが、その分ネイルの持ちはあまり長くないのがデメリットです。

マニキュアとジェルネイルとの具体的な違い

マニキュアとジェルネイルはどちらもネイル用品ですが、大きな違いがあります。
ここでは、具体的な違いを3つお伝えしていきます。

成分が違う

虫眼鏡とハテナマーク

ネイルといえば、連想されるこの「マニキュア」と「ジェルネイル」ですが、二つの大きな違いはまず成分です。

マニキュアは、ネイルラッカーやネイルエナメルなどとも呼ばれるように分かりやすく説明すると爪用のカラー剤です。
爪に塗ってもぷっくりと立体的になることはなく、フラットでナチュラルな仕上がりです。

対して、ジェルネイルは、樹脂(レジン)でできているジェル状の液体に着色をしてできています。
爪に塗って硬化すると、ぷっくりとしたフォルムに仕上がります。

乾かす時間が違う

ジェルネイル硬化用ライトを点けて、爪に塗ったジェルを固めている写真

マニキュアとジェルネイルとでは、乾かす時間が異なります。
爪用のカラー剤であるマニキュアは、塗布したあと、5分~10分は触れないようにしっかりと乾燥させる必要がありますよね。

乾燥が甘いと、ちょっとした衝撃でカラーがよれてしまうため、マニキュア=乾かすのに時間がかかるというイメージのある方も多いのではないでしょうか。

反対にジェルネイルは、硬化用ライトに入れて光を充てるだけで1分ほどで硬化します。(ただし、使用するジェルメーカーの推奨するライトとワット数、硬化時間を守ることが大切。)

厳密にお伝えすると、「マニキュアは乾かす。ジェルネイルは固める」という概念になるのですが、塗布したあとに手元が使える状態になるまでの時間は、ライトですぐに硬化するジェルネイルの方が短いとされています。

持ちの長さが違う

部屋の中でセルフネイルを楽しんでいる女性の写真

ネイルの持ちの長さの違いも、マニキュアとジェルネイルの大きな違いのひとつです。

マニキュアは、あくまでもカラー剤なのでどうしても剥がれやすく、長くても1~2週間と言われています。
セルフネイルの場合は、もっと短いでしょう。

対して、ジェルネイルは、爪を樹脂でコーティングしているイメージなので、ネイルの強度自体も増し、ネイルの持ちも3~4週間と言われています。

このネイルが長持ちするという点こそ、ジェルとマニキュアの違いであり、ジェルが人気の秘訣でもあるのです。

それぞれのメリットとデメリットを比較

ジェルネイル用のライトやネイルファイルなど、ネイル道具が並んでいる写真

爪を彩るジェルネイルとマニキュアは、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分のライフスタイルに合うものを選ぶとネイルがもっと楽しめますよ!
一つずつメリット・デメリットをチェックしていきましょう。

ジェルネイルのメリット

主なジェルネイルのメリットはこちら。

・ネイルが長持ちする
・すぐに乾く
・ネイルアートこだわれる
・爪を補強できる

では詳しくみていきましょう。

【乾かす時間が短い】
ジェルは硬化用ライトで1分から2分で完全硬化するものがほとんどです。
せっかくきれいに塗ったのに乾かしている間にぐちゃぐちゃになってしまったということはジェルではめったにありません。

【3週間から4週間持つ】
ジェルネイルは持ちが良く、基本的に3週間は持ちます。
お気に入りのデザインを長く楽しめるのは嬉しいですよね。
大体1ヶ月に1回サロンに通うお客様がほとんどです。

【アートの種類が豊富】
最後にジェルはアートの種類が非常に多いのが魅力です。
平面的なアートだけでなく、立体的なアートを楽しむこともできますし、繊細な手描きアートも可能ですよ。

ジェルネイルのデメリット

反対にジェルネイルのデメリットはこちら。

・必要な道具が多い
・オフが難しい
・ネイルサロンに通うと高い
・間違った扱い方で爪が痛むこともある

では詳しくみていきましょう。

【落とすのが大変】
除光液で簡単に落とすことができるマニキュアと違い、ジェルはオフするのにジェルの表面を削る工程が必要です。
ネイルサロンではオフの時間だけで30分、セルフネイルなら1時間程度かかります。オフの手間がかかるのはデメリットでしょう。

また、ジェルはオフをするときにジェルの表面を削ります。
この際に自爪まで削ってしまうと自爪が薄くなり傷んでしまいます。
そして、ジェルが浮いてきた部分から無理やり剥がしてしまうのも自爪の表面が一緒に剥がれてしまうので、二枚爪や爪が薄くなる原因になるので正しいオフをすることが大切です。

【自爪へのダメージがある】
ジェルネイルそのものは爪のダメージはありませんが、問題はオフです。
ジェルは正しい方法で丁寧に落としていかないと、自爪に大きなダメージを与えてしまうことがあります。
またどれだけ正しい方法でオフをしても、オフをすれば爪へのダメージは避けられません。
そのため、オフ後はしっかりとケアが必要です。

【マニキュアよりも費用がかかる】
ジェルネイルをネイルサロンでする場合、平均で1回5,000円〜7,000円はかかります。

ネイルサロンで施術をする方には関係ありませんが、セルフジェルネイルをする場合はマニキュアよりも用意するものが多いです。
そのため必然的に初期費用が高くなります。

マニキュアのメリット

マニキュアのメリットはこちら。

・除光液で簡単にオフできる
・100均やドラッグストアで手軽に手に入る
・ネイルサロンで施術を受ける場合、費用が安いことが多い

では詳しくみていきましょう。

【除光液で簡単にオフできる】
マニキュアは除光液をコットンに染み込ませて拭き取るだけで簡単にオフができます。
例えば特定の1日だけや、週末だけネイルをしたいときに簡単に落とせるのは楽ですよね。
オフが簡単なのは気軽にネイルを楽しむことができることにもつながるのでメリットと言えるでしょう。

【100均やドラッグストアで手軽に手に入る】
マニキュアは100均やドラッグストアで様々な種類のものが販売されています。
豊富な種類の中から手軽にリーズナブルな価格で購入できるメリットがあります。
様々なコスメブランドからマニキュアが出ているので自分のお気に入りのメーカーのものを使うこともできます。

【ネイルサロンで施術を受ける場合、費用が安いことが多い】
ネイルサロンで施術を受ける場合、ジェルネイルよりも価格が安いことが多いです。
予算を抑えてネイルを楽しみたい場合にはマニキュアがおすすめです。

マニキュアのデメリット

反対にマニキュアのデメリットも見ていきましょう。

・長くても1週間ほどしか持たない
・乾くまでに時間がかかる
・独特のニオイがする

では詳しくみていきましょう。

【長くても1週間ほどしか持たない】
マニキュアの持ちは1週間ほどです。この1週間のうちでも徐々にツヤが失われていってしまいます。
きれいな状態を長く楽しみたい方にとってマニキュアの持ちの短さはデメリットでしょう。

【乾くまでに時間がかかる】
マニキュアは乾くまでに時間がかかるため、乾かしている時間は手を使った作業ができなくなるので行動が制限されてしまいます。
最近は速乾性の高いマニキュアがたくさん販売されていますが、中まで完全に乾くまでには時間がかかってしまうことは事実です。

【独特のニオイがする】
マニキュアの独特のニオイが苦手という人は多いです。
しっかり換気をすることは大事ですが、それでも塗っている間はツンとした薬品臭に耐えなくてはならないでしょう。

ジェルネイルとマニキュアに関するよくある質問

Q&Aのイメージ

ここではジェルネイルとマニキュアに関するよくある質問にネイリストが回答します!

Q1.ジェルネイルは爪が傷むってホント?

A.ジェルネイルで爪が傷むかについては「YES」であり「NO」でもあります。

ネイルをする以上「ノーダメージは不可能」ですが、気にする必要がない程度のダメージに抑えることができます。

例えば、ジェルをつける前には、ネイルの定着をよくするためにジェルによっては爪の表面をサンディングします。
また、場合によってはオフの際に爪を一緒に剥がしてしまったり、オフに使用するアセトンによって爪を乾燥させます。
さらにジェルが浮いているのに放置していると、グリーンネイルになったり二枚爪になったりすることも・・・。

これらを回避する方法が以下になります。

・ノンサンディングジェルを使う
・ネイルの付け替えは、アセトンを使わない「フィルイン」を選ぶ
・ネイルが浮いたらすぐにオフまたは付け替える

しかし、なにを選んでも「ネイルの正しい知識がない」「技術不足」などにより、爪に大きなダメージとなってしまうことがあります。
爪を傷めずにネイルを楽しむなら、正しい知識を身に着けることが大切です。

Q2.ジェルネイルはどのくらいで付け替えが必要?

A.ジェルネイルの推奨されている付け替え期間は「3週間」です。

現在はジェルの品質もよくなり、特にネイルサロンでネイルをした場合、3週間以上きれいな状態で持つことがほとんど。
そのため実際は、ネイルサロンに通っている人は、月に1回(4週間程度)で付け替えています。

ただし、これはネイルが浮いたり剥げたりしていない場合に限ります。
少しでもジェルが浮いている場合は、付け替え周期に関係なく早めにネイルチェンジしましょう。

セルフジェルネイルの場合は、1週間〜2週間でジェルが浮いてしまうことが多いので注意!
付け替えせずに放置すると、グリーンネイルになるきっかけにもなってしまいます。

Q3.ジェルネイルとマニキュアは併用で挟んだりできる?

A.ジェルネイルとマニキュアを併用するのは基本的にはおすすめしません。
特にジェルでマニキュアの層を挟む、マニキュアでジェルの層を挟むといったことは剥がれやすさや硬化不良につながるのでやめましょう。

ただし、

・仕上がったジェルネイルの上からマニキュアを塗る
・アート用カラーとしてマニキュアを使う

このようにジェルの上にマニキュアを重ねることは、やり方次第ではOKです!

急な不幸などでジェルネイルを隠さなくてはいけない時など、緊急時には完成したジェルの上からベージュやピンクのマニキュアを塗ってジェルネイルを隠すことはよくあります。

まとめ:セルフ派も上手にジェルとマニキュアを活用しよう!

今回は、マニキュアとジェルネイルの違いについて解説いたしました。

マニキュアとジェルネイルは、成分が異なるため、それぞれで乾かし方(硬化の仕方)が異なり、強度やネイルの持ちも異なります。

ここ数年は、ネイルの持ちがはるかに良いジェルネイルが主流になりつつありますが、手軽にネイルを楽しむことができるマニキュアを支持する方も多くいらっしゃいます。

成分やネイル持ち以外にも、使用する道具ややり方も異なるため、その日の自分の気分や時間の余裕で使い分けるのもアリです♪

また、普段はジェルネイルを楽しんでいるけど、急な不幸ごとなどですぐにオフができない・・という時などは、少し濃いめのベージュのマニキュアなどがあると、上からサッと塗って重ねることでジェルネイルを隠すこともできます!

このようにその時々のシチュエーションに併せて、使い分けたり、組み合わせたりしながら、ネイルを楽しんでくださいね♪

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