自分でネイルがしたいと思いませんか?今までネイルに縁のなかった人も、可愛いネイルをしているお友達や職場の先輩を見ると、自分もネイルをしてみたくなりますよね。思いきってネイルサロンに行ってみるのも良いですが、まずは気軽に自分でやってみるのもおすすめです!
自分でネイルをしてみると、使う道具のことやネイルをする時の大きな流れがわかります。また、上手くいかないことや疑問点も出てくるかもしれませんし、十分満足できるネイルに仕上げることも可能です。そして、一通り自分自身でセルフネイルを経験してみた後に、ネイルサロンに行ってみることをおすすめします!
なぜかと言うと、自分でネイルしてみると初心者とプロの違いが目に見えてわかるようになるからです。ネイルサロンでただネイルの施樹が終わるまで待つよりも、プロのネイリストが行っている、ちょっとした施樹時のポイントや手順、ケアの様子やジェルやマニキュアの塗布量など、色々なことに気が付くことができ次々に新しい発見ができます。
このように、初心者でもネイルがどんなものなのか自分で経験してみて知っておくだけで、ネイルサロンに行く価値がぐんとアップし、より有意義な時間を過ごすことができるというわけです。
今回はネイルを全くしたことがない人のために、自分のネイルを初心者がセルフネイルする時、どうしたら良いかをご紹介します。
最初は自分でネイルをしてみると良い理由
ネイルに興味を持った時、まず考えるのはどんなことでしょうか?
- 勇気を出してネイルサロンに行ってみようと思う
- とりあえずマニキュアを塗ってみようと思う
- ジェルネイルが良いので、道具を揃えて自分でやってみようと思う
こんなところでしょうか。
どれもネイルに興味を持った際にはおすすめの方法です。
●ネイル知識「ゼロ」状態でサロンにいくデメリット
上記3つのどれも、ネイルに興味を持った際にはおすすめの方法です。
しかし、今までネイルに全く縁のなかった人がいきなりネイルサロンに行くのは、とても勇気のいることではないでしょうか。サロンに行けばネイリストから様々なアドバイスがあります。でも最低限ネイルの色やデザインのイメージは、自分で決めなくてはなりません。
ネイルに慣れている人は自分の爪にネイルが付いた時のイメージができるので、色々と悩みながらも楽しくカラーやデザインを選ぶことができます。
しかし、ネイルがはじめての初心者は、自分の爪にネイルが付いている時のイメージがそもそもできません。そのため、カラーを1色選ぶだけでも非常に迷ってしまいがちに・・・。
また、自分の手に似合う色とそうでない色、また指先につける色によって印象がどのように変わるかもわかりません。そのため仕上がりを見た時に「なんだか思ってたのと違う・・・」ということになることが多いです。これらは全て、自分の手にネイルをした時のイメージが弱いことから起こります。
●最初に自分でネイルをしてみるメリット
もちろんネイリストと色々と相談しながらの施樹は楽しいです。
しかし、ネイルに対して知識ゼロのままいきなりサロンに行くよりも、自分である程度ネイルに触れた後、サロンに行く方が失敗や後悔をするリスクを避けることができます。
最初に自分でネイルをしてみるメリットは、
- 自分にとってしっくりくる色や落ち着く色を知ることができる
- 自分の好きな色がネイルでも似合うとは限らないと知ることができる
- 普段興味のない色も、ネイルにすると手が綺麗に見えるものがあると知ることができる
- ネイルにすると思っていたより派手になる色、地味になる色があると知ることができる
初心者は色選びがとても難しいです。現在は100円ショップやネットショプなどで、たくさんのネイルカラーを気軽に安く手に入れることができます。
費用のかかるネイルサロンで失敗を繰り返しながら色選びを学んでいくよりも、まずは自分でネイルをしてみて、気になる色々なカラーを試してみるのが気楽で楽しいですよ!
最初に自分でネイルをしてみる更なるメリットとしては、
- ネイルサロンに行った時、デザインのイメージが湧きやすくなる
- プロのネイリストが現在何の工程をしているのかがわかり、不安なく過ごせる
- プロの技術と自分の施術との違いがわかり、次のセルフネイルに活かすことができる
ネイルサロンでは決して安くない料金を支払い、限られた時間の中でネイルをしてもらいます。
全てがはじめてというパターンも新鮮で楽しいですが、有意義で楽しい時を過ごすには、自分の中でネイルに対する最低限必要な知識をもっておくことがおすすめです。詳しい知識は全く必要ありませんが、自分でやったことがあると、セルフに活かせる質問をすることもできますし、より楽しい時間を過ごすことができますよ!
自分のネイルをする場合に必要なこと
初心者が自分で自分のネイルをする場合、知っておいて欲しいことが3つあります。
●その①
1つ目は、「ネイル」と呼ばれているものの種類。
近年、ネイルと聞くとジェルネイルをイメージする人がほとんどのようです。しかしセルフネイルをしている人たちの場合、「私は自分でネイルしてる」と言う人の中には、マニキュアを指していることも多いです。つまりネイルとは、ジェルネイルだけを指しているわけではありません。マニキュアも「ネイル」と言っています。
ジェルネイルとマニキュアでは施術方法が変わってくるので、セルフネイルをする時はどちらをやりたいかを決める必要があります。
●その②
2つ目は、ネイルをするには甘皮ケアが必須であること。
ネイルをする時、いきなりただ爪に色を塗るだけでもネイルと言えますが、仕上がりは綺麗に見えず、素人丸出しになってしまうことは避けられません。
ネイルをする時は必ず甘皮ケアをセットで行います。甘皮周りが整っていることで、ネイルのクオリティが一気に上がります。
●その③
3つ目は、セルフネイルには最低限必要な道具があること。
マニキュア、ジェルネイル、それぞれに必要な道具があります。また、ネイルを塗る際には爪の長さや形を整える必要もあるため、ネイルを塗布する前の土台作りを行う道具も必要不可欠です。
ジェルネイルとマニキュアどっちにする?
自分のネイルを初心者がはじめる場合、ジェルネイルとマニキュアどちらをするかを決める必要があります。2つの大きな違いを簡単にみていきましょう!
●ジェルネイルの場合
ジェルネイルの最大の特徴は、爪に塗布したジェルをライトで硬化させて爪に直接定着させることです。
仕上がりは、マニキュアには出せない爪を保護できる程度のぷっくりとした厚みと、ぷるんとした濡れたような美しい艶感が特徴です。動作性に優れ、凝ったアートも簡単にできます。
爪に直接密着させるので持ちも良く、一度つければ最低でも3週間は楽しむことができますが、その分、簡単に落とすことができません。ジェルを取るためには「オフ」という作業が必要です。
自分でジェルネイルをはじめたければ、カラーやベース・トップコートなどのジェルネイルの他に、ジェルを硬化させるためのライトとジェルを落とすために必要な材料の購入が必須となります。
●マニキュアの場合
一度もマニキュアを塗ったことがないという人も、やり方は知っているのではないでしょうか?
昔から親しまれているマニキュアは、現在でも使い方は変わりません。
マニキュアの最大の特徴は、爪に塗って乾かすだけでネイルができるお手軽さです。除光液を使えば落としたい時にサッと拭き取ることもできます。気分に合わせて毎日ネイルを変えることも可能です。
ただし、マニキュアは塗ったら自然に乾くのを待つ必要があるので、その間、手が使えなくなるのが難点です。
ジェルネイルはマニキュアに比べて初期費用とある程度の知識が必要ですが、ライトを照射すればすぐに固まり、艶のある美しいネイルを時短で完成させることができます。
そしてマニキュアは、用意するものは好きなマニキュアだけでOKと気軽にはじめることができます。爪に塗るだけと難しいことは何もありませんが、完全に乾くまで待つ時間が必要です。
このように、どちらにもメリット・デメリットがあります。自分の生活スタイルに合わせて選んでみてください。
ジェルネイルの基本的なやり方
●セルフジェルネイルに最低限必要なもの
- ベースジェル(おすすめはノンサンディングベース)
- トップジェル(おすすめはノンワイプトップコート)
- カラージェル
- 硬化用ライト(UV/LEDどちらでも可。おすすめは硬化の早いLEDライト)
- エタノールまたはジェルクリーナー
- ストーンプッシャー
- 爪やすり(エメリーボード)
- キッチンパーパー
●基本的なやり方
- ストーンプシャーを使って甘皮を押し上げながら、爪にへばりついている余分な角質も一緒に取り除いていく。
甘皮にそってくるくると滑らせるようにして使います。 - 爪やすりを使って、爪の長さと形を整える。
全ての爪先が同じ形になるように整えると、綺麗に見えます。 - エタノールまたはジェルクリーナーをキッチンペーパーに染み込ませ、油分やカスを拭き取る。
爪の表面や甘皮まわり、爪先の裏側をしっかりと拭き取りましょう。 - ベースジェルを塗って、ライトで硬化する。
- カラージェルを塗って、ライトで硬化する。
カラーは2度塗りすると色ムラなく綺麗に仕上がります。 - トップコートを塗って、ライトで硬化して完成。
硬化後、表面がベタベタしている場合は、エタノールまたはジェルクリーナーをキッチンペーパーに染み込ませて、ベタベタを拭き取る。
トップコートによってはベタベタしないものもあるので(ノンワイプトップと記載のあるもの)、その場合は拭き取りは不要です。
マニキュアの基本的なやり方
●セルフマニキュアに最低限必要なもの
- ベースコート
- トップコート
- カラーマニキュア
- メタルプッシャーまたはウッドスティック
- 爪やすり(エメリーボード)
- ウェットティッシュ(湿らせたガーゼでもOK)
- エタノール
- キッチンペーバー
●基本的なやり方
- お湯で手を洗い甘皮を柔らかくする。
- プッシャーまたはウッドスティックを使い、柔らかくなった甘皮を押し上げる。
- ウェットティッシュを親指に巻き付け、甘皮周りの余分なカスをしっかりと拭き取っていく。
- 爪やすりを使って、爪の長さと形を整える。
全ての爪先が同じ形になるように整えると、綺麗に見えます。 - エタノールをキッチンペーパーに染み込ませ、爪の油分やカスを拭き取る。
爪の表面や甘皮まわり、爪先の裏側をしっかりと拭き取りましょう。 - ベースコートを塗って乾かす。
- カラーマニキュアを塗って乾かす。カラーは2度塗りするとムラがなくなり綺麗に仕上がります。
1度塗り目は、はみ出さないことに重点をおくようにし、薄く塗っていく。2度塗り目は、1度塗りで薄く塗っておいたカラーの中からはみ出さないようにしながら、たっぷりと色を塗布していく。 - トップコートを塗って、乾いたら完成。
まとめ
今回ご紹介したのは、今までネイルに全く触れてこなかった人のための導入編です。
- ネイルにはジェルネイルとマニキュアがあること
- 自分の爪に色がつくとどう印象が変わるのかを知るために、まずは気軽にセルフでカラーを塗ってみるところからはじめる
- 1度はネイルサロンに行き、プロの施術を見てポイント聞いたり盗んだりする
これからネイルをはじめようと思っている人は、参考にしてみてくださいね!