ニュアンスネイルとは?詳しいやり方やトレンドデザインをネイリストが紹介 | ネイル女子

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SNSなどで最近よく見かけるニュアンスネイル。

でも「ニュアンスネイルっていったいどんなデザインなのか実はよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ニュアンスネイルは決まった形やルールがなく、もやもやとした色の重なりや立体感・ラメやミラーなどを自由に組み合わせて楽しむおしゃれなネイルデザインです。
ナチュラルにも個性的にもなれるのが魅力で、セルフでもマニキュアで挑戦できるのも人気の理由のひとつ。

この記事ではニュアンスネイルの意味や特徴、サロンでもセルフでも楽しめるやり方を解説していきます。
自分だけの指先アートをぜひ楽しんでみてくださいね!

ニュアンスネイルとは?

ブルーとブラウンのニュアンスネイルをした左手の写真

ニュアンスネイルは形や色のルールにとらわれず、指先に自分だけの雰囲気をまとえる今注目のネイルデザインです。

抜け感のあるアートややわらかな色味が特徴で、ナチュラルにも個性的にも仕上げられるのが魅力。

サロンはもちろん、セルフでもマニキュアで挑戦しやすいので初心者さんにも人気です。
ここでは、そんなニュアンスネイルの魅力をわかりやすくご紹介します

決まりがない自由なデザイン

ニュアンスネイルはきっちり決まったアートやフレンチネイルのように形が決まっているデザインとは違い、あえて曖昧さを残すことを楽しむ自由度の高いネイルデザインです。

特徴は、もやもやとした色のにじみ・ぼかし・塗りかけ風・透け感・ラメやホイル・ミラー・立体ジェルなどを好きなように組み合わせて、指先にニュアンス(雰囲気)を作り出すところにあります。

塗り方に決まりがなく同じ色でも重ねる順番や混ぜ方で雰囲気が変わるので、デザインに抜け感が欲しい人にぴったりです。

ネイルサロンではネイリストが感性で仕上げることが多く、世界に一つだけの個性的な指先を楽しめるのが人気の理由のひとつでしょう。

セルフでもマニキュアやジェルをラフに重ねるだけで取り入れられるので、初心者でも挑戦しやすいデザインですよ。
ルールにとらわれずに自分の好きな色や質感を自由に表現できるのが、ニュアンスネイルならではの魅力といえます。

トレンドを押さえられる

ニュアンスネイルは毎年変わるトレンドを取り入れやすいのも大きな魅力です。

くすみカラーや透け感・ラメ・マグネット・ミラー・うねうねラインなどの話題のアート要素を自由にミックスできるので、流行を先取りしたいおしゃれさんにぴったり。

「何色を使うか」や「どのパーツを組み合わせるか」も自由度が高く、旬のカラーを取り入れれば一気に今っぽい指先に仕上がります。

ネイルサロンではネイリストが最新の技術やトレンドを盛り込んでくれるので、セルフでは挑戦しにくい立体感のあるアートも楽しめますよ。

自分らしいニュアンスでトレンドを取り入れたい方は、ぜひ季節ごとの流行色や素材を取り入れてみてくださいね。

肌なじみの良さも◎

ニュアンスネイルが多くの人に愛される理由のひとつが、肌なじみの良さです。

透明感のあるシアーカラーやくすみ系の色味を重ねることで、指先が自然に見えつつも程よい抜け感を演出できます。

ベージュやピンク・オフホワイトなどのナチュラルカラーをベースにすることで、派手すぎずオフィスネイルとしても取り入れやすいのが魅力です。

さらに、パールや微細なラメを少しだけ加えると光の当たり方でさりげなく輝き、上品さがぐっと引き立ちます。

派手すぎないのにこなれて見えるので、手元をきれいに見せたい大人世代にも人気のデザインです。
セルフネイルでも肌なじみカラーを選べば失敗しにくく、指先をきれいに見せながらトレンド感を楽しめますよ。

ニュアンスネイルの人気デザイン集

ここではニュアンスネイルの人気ネイルデザインをいくつかご紹介します!
取り入れる時の参考にしてみてください♪

くすみカラーが上品なもやもや×うねうねミラー

ニュアンスネイルのデザイン1

出典:www.instagram.com(@mari.nail.abc)

落ち着いたくすみ系のグレーをベースに、もやもやとしたマーブル模様を合わせた上品なニュアンスネイルです。

華奢で繊細なゴールドのミラーラインと爪先に乗せたラメが、さりげない華やかさをプラスしてくれます。

作るときは透け感のあるジェルをブラシで優しくぼかすように重ねていくのがコツ。
一度に仕上げようとせず、薄く何度か塗り重ねることで自然な奥行きを出せます。

ミラーをのせる前に全体にノンワイプのマットコートをかけておくと、ミラーパウダーが余分な部分につかず美しく仕上がりますよ。

ミラーラインは細いアート筆を使って、アイシングジェルでできるだけ繊細に描くのを意識してください。
その後ミラーパウダーをしっかり擦り込み、余分な粉を払い落とすとツヤ感が際立ちます。

仕上げにトップコートで丁寧に覆えば上品な光沢が長持ちし、こなれ感のある指先が完成します。
肌なじみも良く派手すぎないため、オフィスネイルとしてもおすすめなデザインです。

肌なじみの良いピンクニュアンス

ニュアンスネイルのデザイン2

出典:www.instagram.com(@mou_nail)

ほんのりくすんだローズピンクをベースに、爪先に繊細なラメゴールドラインで引き締めた大人可愛いニュアンスネイルです。

ピンクの持つやわらかさとゴールドの上品な輝きが相まって、指先を明るくナチュラルに見せてくれます。

作るときはまずベースに透け感のあるピンクを塗り、その上にベースより少し色味の濃いピンクをランダムに置いてブラシでぼかすように馴染ませましょう。

爪先のゴールドは粒子の細かいラメのジェルを使って細く繊細に描くのがポイント。
仕上げにトップコートで丁寧に覆えばツヤ感が際立ち、上品さと抜け感を兼ね備えた指先になります。

シンプルながらもニュアンスの柔らかい雰囲気が楽しめるので、オフィスネイルやデイリーにもおすすめですよ。

ふんわりかわいいマルチカラー

マルチカラーのニュアンスネイルデザイン

明るいイエローをベースに、ピンク・ブルー・グリーンなどのパステルカラーをふんわり重ねた春夏にぴったりのマルチカラーニュアンスネイルです。

ランダムに色をのせて優しくぼかしながら重ねることで、まるで水彩画のような透け感と柔らかさを表現できます。

作るときのコツは、カラー同士を一度に混ぜすぎないこと。
筆に少量ずつ色を取り、ちょんちょんと爪に置いてから軽く筆を拭いて、境目を優しくぼかすときれいに仕上がります。

ポイントでラメやホイルを入れても可愛く、奥行きが生まれてより華やかさが増しますよ。

元気で明るい印象の指先になるので、季節感を楽しみたい方にとてもおすすめです。

ミラー×マグネットでトレンド感UP

グレーがメインのニュアンスネイルデザイン

くすみカラーをベースにしたシンプルなワンカラーに、存在感のあるミラーデザインとマグネットネイルを組み合わせたトレンド感たっぷりのニュアンスネイルです。

光に当たるとキラキラと輝くマグネットネイルと、立体感をプラスするミラーラインの相性は抜群。
一見派手に見えがちなミラーやマグネットも、落ち着いたくすみ系カラーと合わせることで大人っぽく上品にまとまります。

まずベースカラーを2度塗りして硬化し、マグネットジェルはマグネット棒で好みの模様を作ってからしっかりライトで固めましょう。

ミラーラインはミラーの飛び散り防止にマットコートをかけてからアイシングジェルで高さを出し、ミラーパウダーを丁寧に擦り込んで光沢を出しましょう。

ミラーパウダーを丁寧にはらったら、トップコートでしっかりコーティングして完成。
異なる質感を一度に楽しめるので、周りと差をつけたい方にもおすすめのデザインです。

ぷっくりニュアンスのフットネイル

ブルーのニュアンスネイルデザイン

鮮やかなブルーとホワイトを組み合わせた、夏にぴったりの爽やかなフットネイルです。

親指にはぷっくりと立体感を出したニュアンスアート、他の指には水面のようなマーブル模様や小さなシェルをあしらって、涼しげで奥行きのあるデザインに仕上げています。

白をベースにしてからブルーを重ねることで、より鮮やかで透明感のあるブルーを表現できるのがポイントです。

ブルーをタイダイ風にもやもやとぼかすことで水面のようなニュアンスが生まれ、夏らしい爽やかな足元に仕上がりますよ。

タイダイ感をきれいに出すコツはホワイトのベースが完全に硬化する前にブルーをふわっとのせ、ブラシでやさしくぼかすことです。
ぷっくり部分はアイシングジェルや粘度の高いクリアジェルを少しずつ重ねて厚みを出し、ムラなく硬化を繰り返すときれいに仕上がります。

最後にツヤを引き立てるトップジェルでしっかりコーティングすれば、夏のサンダルに映える足元の完成。
海やリゾート、旅行にもぴったりの華やかなデザインをぜひ試してみてください。

セルフで簡単もやもやニュアンスネイルのやり方解説

セルフでニュアンスネイルデザインを作る道具

ここでは100均ジェルネイルを使った、シンプル系ニュアンスネイルのやり方を解説します!

用意するもの

  • ベースジェル
  • ノンワイプトップコート
  • ノンワイプマットコート
  • カラージェル(ミルク)←マットカラー
  • カラージェル(ブラウンレッド)←シアーカラー
  • ミラーパウダー
  • シリコンブラシ
  • 硬化用ライト
  • 細筆
  • アイシンジグジェル(クリア)
  • アイシンジグジェル(ホワイト)

もやもやニュアンスネイルのやり方

まずはジェルネイルを塗る前の下準備から始めましょう!

  1. エメリーボードで爪の長さと形を整えます。
  2. メタルプッシャーやストーンプッシャーと使って甘皮を押し上げます。
  3. キューティクルニッパーがあれば甘皮やささくれを取り除きましょう。
  4. スポンジバッファーでサンディングをしてダストを落とします。
  5. 消毒用エタノールを染み込ませたペーパーで自爪表面の油分を拭き取ったら下準備は完了です。

下準備が終わったらいよいよジェルネイルを塗っていきます!

  1. ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
  2. 親指と薬指にミルクを塗ります。
    できるだけ色ムラにならないように塗ったらライトで硬化します。
  3. アイシングジェルでうねうねラインを描く

  4. 薬指にアイシングジェルのホワイトで縦に緩やかなカーブの波線を3~4本引きます。
    ライトで硬化します。
  5. ノンワイプトップコートを薬指に薄く塗ってライトで硬化します。
  6. 薬指全体にミラーパウダーをつけて余分なパウダーを払ったらノンワイプトップコートで全体をコーティングして硬化します。
    薬指はこれで完成です。
  7. 親指はミルクを2度塗りしてライトで硬化します。
    お好みでストーンアートをすると華やかになります。ノンワイプトップコートで全体をコーティングして完成です。
  8. 他の色を重ねる

    タイダイネイル風にぼやかす

  9. 人差し指にミルクを根元から塗ります。
    硬化させずに爪先からブラウンレッドを塗ります。
    大体ミルクとブラウンレッドが2対1くらいの比率になるように塗ると綺麗です。
    中指は根元から真ん中辺りまでと、その対角線に爪先から真ん中辺りまでミルクを塗ります。
    開いているところにブラウンレッドを塗ります。
    中指はミルクとブラウンレッドが1:1になるようにしましょう。
    人差し指も中指も筆を綺麗に拭いてから境目を混ぜてライトで硬化します。
  10. もやもやニュアンスネイルデザイン

    ホワイトがふわっと混ざったもやもやニュアンスネイル

  11. 奥行きを出すために少しブラウンレッドの面積を広くするイメージで2色を塗って筆を拭き取ってから色をミックスしてタイダイにします。
    ライトで硬化しましょう。
  12. 人差し指と中指は爪先にミラーラインを引くのでノンワイプマットコートで全体を塗ってライトで硬化します。
  13. アイシンジグジェルのクリアで爪先にラインを引いてライトで硬化します。
  14. シリコンブラシにミラーパウダーを少量取り、こすってパウダーを付けて光沢を出します。
    余分なダストを取り除いてノンワイプトップコートで全体をコーティングしてライトで硬化したら完成です。
  15. 最後に小指です。
    ブラウンレッドを塗ってライトで硬化します。
  16. 小指にブラウンレッドを2度塗りします。色ムラにならないように注意して塗ったらライトで硬化します。
  17. もやもやニュアンスネイルデザインの完成図

  18. 小指の爪全体にノンワイプトップコートをコーティングしてライトで硬化したらこれで完成です。

セルフのニュアンスネイルをおしゃれに仕上げる方法

オレンジとゴールドのニュアンスネイルの写真

セルフネイルだとセンスよくまとまるのか不安……という方は多いのではないでしょうか?

プロ級のニュアンスネイルにするために、以下のコツを押さえましょう!

しっかり塗らずラフに塗る

ニュアンスネイルは色の差異やムラ、模様のぼんやりとした感じを楽しむネイルデザインです。
そのため、しっかりと色を混ぜ合わせたり、きっちり端から端まで塗ったりするのとは相性がよくありません。

余白や色の混ざりきらない部分を大切にし、ラフに塗ることがポイントです。

ただしはみ出しや先端の塗り残しには注意してくださいね!

同系色の淡い色を重ねる

濃い色を使ったニュアンスネイルはスタイリッシュでクールに仕上がります。

しかし、色の合わせ方や混ぜ具合のさじ加減が初心者には難しい部分でもあります。

ピンクベージュとベージュとオフホワイトの3色など、同系色の淡い色を混ぜたり重ねたりしたニュアンスネイルはお洒落にまとまりやすいです。

もし色選びで迷った時は同系色の淡い色、シアーカラーを選ぶように心がけてみてください。

カラーは3色までにする

ニュアンスネイルで定番のタイダイもマーブルも複数色を混ぜ合わせますが、色を増やしすぎるのは色の組み合わせ方も混ぜ方も難しくなります。

混ざった色が汚くなってしまうこともあるので、慣れないうちは3色までと決めておくと失敗しにくくなります。

また、上記で紹介したように同系色だとまとまりやすいです。
色味が全く違う組み合わせにしたい時はトーンが同じ色同士を組み合わせるのがおすすめです。

パーツやシールを乗せすぎない

ニュアンスネイルにパーツやネイルシールを乗せることは華やかさを出したい時におすすめです。

しかし、乗せすぎると色を複数使っていることも相まってゴテゴテして見えてしまいます。

ストーンをバランスよく乗せるコツとしては、大中小で3個乗せるのが1番簡単です。
全体のバランスを良く見て乗せるようにしましょう。

慣れてきたら様々なパーツを組み合わせて華やかなニュアンスネイルを目指してみてくださいね!

まとめ:ニュアンスネイルでお洒落な指先に

ニュアンスネイルは、決まりのない自由なデザインが魅力のトレンドネイルです。

もやもやとした色の重なりやラメ・ミラー・マグネットなどを自分好みに組み合わせることで、ナチュラルにも個性的にも仕上げられます。

肌なじみが良く派手すぎないので、オフィスでも楽しめるのが嬉しいポイントです。

セルフネイルでも、ラフに塗る・色を3色までにする・同系色を選ぶなどのコツを意識すれば失敗しにくく、サロン級の仕上がりを目指せます。
パーツやシールをほど良く取り入れて、自分だけのニュアンスを表現してみましょう。

流行を取り入れつつ自分らしさを楽しめるニュアンスネイルで、指先からおしゃれをもっと楽しんでみてくださいね。

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