はじめてのネイルサロンに行った時、なんだかお店に清潔感がなく居心地が悪い思いをしたことはありませんか?
せっかく楽しみにしていたのに、サロンの衛生状態が気になって気分良く過ごせないなんて、悲しすぎますよね。
ほとんどのネイルサロンは衛生管理を徹底していますが、残念ながら中にはそうでないサロンも存在します。
そこで今回は、ネイルサロンで不衛生なお店を選ばないようするために、清潔で安心して通えるネイルサロンの見極め方や、ネイルサロンの衛生管理の意識について解説します。
ネイルサロンの衛生管理の現状
ネイルはヤスリやニッパーなどの道具を使って施術しますが、ネイルサロンで見ていると、それらの施術道具は使い回しのように見えて不安にに思ったことはありませんか?
衛生管理が必要な理容・美容業やまつ毛エクステンション業などには、厚生労働省が定めたガイドラインが以前からあります。
そして、ネイルがどんどん普及したことにより2010年にネイルサロンにも厚生労働省からのガイドラインができ、おかげで衛生管理徹底して行うお店が増えました。
しかし、ネイル業界は特に資格が必要ないため個人や自宅サロンも多く、誰でも簡単に開業することができるため、厚生労働省が定めたガイドラインを個々のネイリストや経営者がしっかりと理解し守っているかというと、残念ながら実際のところは守っていないお店もあるようです。
そこで日本ネイリスト協会は、お客様に安全で安心なサービスや公衆衛生の向上のために、ネイル専門の衛生管理士の資格制度を作りました。
現在では衛生管理の重要性を考え、ネイルサロン衛生管理士の資格取得を義務付けるサロンも増えています。
では、実際にどのようなことをしているのかを次で詳しくお伝えしていきます。
ネイルサロンは衛生管理できているお店が多い
実は、ネイルサロンは細かい削りカス(ダスト)や薬品の臭いがして空気がとても悪くなりやすい場所です。
そのためお客様がいない時は、常に換気をしているサロンがほとんどです。
もし窓が少ないサロンであれば空気清浄機が必ずと言っていい程設置してあります。
また、一人施術する度にたくさんの細かい削りカスが出るため、そのままにしておくとお客様の服に白い粉状のダストが付いてしまいます。
ですから、ダストが付かないようにするために、エタノールを含ませたペーパーでお客様の触れそうな場所を常に拭いています。
その時、ついでに除菌もできています。
そして、ネイルの場合は施術前に必ず手指をアルコール消毒をしており、ネイリストは常にマスクをしていますよね。
このように、ほとんどのネイルサロンが基本的な衛生管理はクリアできています。
ネイルに使う施術道具の管理はどうしてる?
きちんと掃除されているお店かそうでないかは、入店した時のお店の空気でなんとなくわかりますよね。
ただ道具に関しては、どこまで清潔に保たれているのかわかりませんよね。
ここでは、「ネイルサロンではどのようにネイルの道具が管理されているか」についてお伝えします。
紫外線消毒器があるサロンの管理法方
紫外線消毒器があるサロンでは、使ったそれぞれの道具にエタノールを吹きかけて消毒器に入れます。
ファイル類などダストがついている道具は、ダストをきれいに水洗いした後にエタノールをかけて機械の中に入れて保管しておきます。
紫外線消毒器がないサロンでは?
金属でできているもの(ニッパーやメタルプッシャー、ピンセットなど)は消毒用エタノールに10分以上浸け置きしています。
また、ダストが付いているファイル類は薬用の石鹸で洗った後にエタノールを吹きかけます。
このように、ネイル道具は常に消毒されています。
これらは基本なので、現在はサロンによってはもっと徹底的に消毒作業を行っているお店もありますよ。
目には見えない部分ですが、今自分に使われている道具がどのような衛生状態なのかを知っていると、とても安心できますよね!
不衛生なネイルサロンを選ばないようにするためのポイント
近年は、びっくりするほど不衛生なネイルサロンを見かけることは少ないと思います。
それもそのはずで、現在はSNSの書き込みや情報サイトの口コミを非常に多くの人が見ています。
ユーザー自身も気軽に口コミが書けるので、技術面をはじめ、不衛生な店内や、スタッフの接客態度で悪いことがあると、口コミに書かれることも多いのです。
その結果、お店自体の評判が下がってしまったり、来客数に悪影響を及ぼしかねません。
ネット上での宣伝や口コミでお店の価値を決める人は多いので、サロン側も衛生面や技術、接客に力を入れているところがほとんどなのです。
しかし、不衛生なネイルサロンが全くないわけではありません。
SNSの宣伝がしっかりしていたり、口コミに悪い評判が書かれていなくても、残念ながら衛生管理のできていないお店は存在するのです。
では、お客さん側はどのようにして見極めれば良いのでしょうか。
下では、チェックしておきたいポイントをご紹介します。
ネイルダストが落ちていないかチェック
自爪やジェルネイルを削る時は、白っぽい粉塵が出てきます。
これはネイルダストといい、ネイルダストを出さずに施術することはまず不可能です。
そこでネイルサロンは、集塵機で施術中でもダストをすぐに吸い取れるようになっていたり、拭き取ったり、ペーパーに包んで捨てるなど、ダストが目立たないようこまめに清掃をしています。
不衛生なネイルサロンは、ダストの除去を怠っていることが多いです。
デスクや椅子、床だけでなく、棚やネイル道具を置くワゴン、ファイル立てなどに、白くて細かい汚れが積もっていると思ったら、清掃が行き届いていない、もしくは清掃を重視していない可能性が高いです。
ユニフォームやエプロンが汚れていないか
ネイルサロンではスタッフがエプロンをつけていたり、仕事用のユニフォームを着用しているお店もあります。
つけているエプロンやユニフォームがかなり汚れていたり、キレイに保っている気配がない場合は要注意です。
そもそも、ジェルネイルやマニキュアは布に付いてしまうと洗濯をしてもほぼ落ちません。
そのせいで替えを用意するのも大変という点はありますが、あまりにも汚れが酷い場合はスタッフ間で注意していたり、ネイリスト自身も気づいて新しいものに変えているはずです。
スタッフの服装はお客さんの目に必ず入る箇所なので、きちんと衛生管理をしているサロンなら、エプロンやユニフォームにも気を使うのではないでしょうか。
エメリーボードやファイルの使用感が強い
ネイルサロンでは薄い板状の爪やすりである「エメリーボード」や「ファイル」を使って削ることがあります。
エメリーボードやファイルは衛生的に保てるよう使い捨てになっており、サロンは一人のお客さんに使ったら捨てるという対応をしていたり、使い捨てが出来ない場合はエタノールなどを使ってしっかり消毒しています。
しかし衛生管理を怠っているネイルサロンは、エメリーボードやファイルを消毒せずに使いまわしていたり、目が潰れているやすりも無理に使っていることが多いです。
エメリーボードやファイルの表面が薄汚れていたり、明らかに使用感がある時は、しばらく新しいものに変えていない可能性が高いです。
机や椅子、床などが汚れていないか
ネイルサロンはお店である以上、お客さんに来てもらわなくてはなりませんし、施術中は気持ちよく過ごしてもらう必要があります。
気持ちよく過ごしてもらうには店内でお客さんが必ず見る箇所や触れる箇所は、キレイに清掃していることが大前提ですよね。
しかし机や椅子、床に目立つ汚れがあると、お店として衛生面に気を使っていないということになります。
不衛生なサロンかどうかは、お店に行って上記の点を確認すればすぐにわかりますが、ネイルサロンの情報サイトや、SNSにアップされている写真だけではわかりにくいものです。
予約前に不安がある時は、口コミをチェックしたり、予約サイトやサロンの公式サイトに、衛生面について説明書きのあるサロンを探しましょう。
清潔で安心なサロンの見分け方
ほとんどのネイルサロンがしっかりと衛生管理を行っていますが、はじめての場所や個人サロンの場合は様子がよくわからないこともありますよね。
そこでおすすめなのは冒頭でもお伝えしていた「ネイルサロン衛生管理士」のいるサロンを選ぶことです。
もちろん衛生管理士がいなくても清潔なサロンはたくさんあります。
しかしあえて衛生管理士を在籍させているサロンということは、衛生管理の意識が高いことを表しています。
どのサロンにしようか迷った時や、ネイルがしたいけど衛生面が少し不安な方は、衛生管理士のいるサロンを選ぶと安心です。
もう一つはサロンの写真をチェックして、できるだけ窓があり自然光の入る明るいサロンを選んで下さい。
窓のあるサロンはいつでもすぐに換気ができ、また明るいためダストやホコリがあれば目立ちます。
そのためそういったサロンは頻繁に掃除をしています。
清潔な環境で不安なく、安心してネイルを楽しむためにサロン選びの目安にしてみてください。
まとめ
全国にはたくさんのネイルサロンがあり業態もそれぞれです。
大好きなネイルを安心して続けていくためには、自分自身で良いサロンを見極め選んでいく必要があります。
技術レベルも大切ですが、衛生管理は人が過ごす上でもっとも大切なことの一つです。
健康で安心な時間を過ごせるようなサロンをしっかりと選んでいきましょう!