ジェルネイルは除光液で落ちる？ジェルオフの仕方や注意点を紹介

ジェルネイルをしているといつかはやらなくてはならないのがジェルネイルを落とすことです。ネイルサロンに通っていて付け替えているのであれば、ジェルオフの工程を見ているので、マニキュアのように除光液を付けたコットンで拭き取るだけでは落ちないことをご存じかと思います。

しかし、セルフネイラーさんの中にはジェルネイルを付けてみたはいいけれど、落とし方がわからない！と慌てている方もいらっしゃるかもしれません。ジェルネイルのオフにはジェルリムーバーを使いますが、「除光液で落ちるのでは」と考えたことがある方は少なくないはずです。

今回の記事では、ジェルネイルは除光液で落ちるのかについて疑問にお答えしていきます。また、ジェルのオフのやり方もご紹介しています。注意点も解説しているのでセルフネイラーさんは今一度やり方が間違っていないか確認してみてくださいね。

また、普段からネイルサロンで付け替えている方も、もしものときに自宅でジェルオフをしなくてはならないことがあるかもしれないのでジェルオフの仕方を知っておいて損はないですよ！正しいジェルオフをして自爪を傷ませずにジェルネイルを楽しみましょう。

ジェルネイルは除光液で落とせる？

ジェルネイルを除光液で落とせるのかというと、基本的に落とすことはできません。ジェルネイルを落としたい時は専用のジェルリムーバーを使用してください。ちなみに、ジェルネイルはジェルリムーバーを使用したとしてもマニキュアのようにリムーバーを染み込ませたコットンで拭き取るだけでは落とすことはできません。この記事で紹介していますが、オフの仕方に従ってオフをするようにしてください。

・ジェルネイルを落とせる除光液がないわけではない

OPI（オーピーアイ）というマニキュアで有名なメーカーが販売している除光液です。落ちにくいラメや濃いカラーをスルッと素早く落とせるのが特徴です。こちらの除光液はジェルオフの仕方で使用すればジェルがオフできるようです。ただし、マニキュアのようにただ拭き取るだけでは落ちませんので注意しましょう。

ジェルリムーバーと除光液の違い

なぜジェルリムーバーならジェルが落とせるのに除光液では落とせないのでしょうか。気になりますよね。ジェルを落とすときには「アセトン」という成分が含まれていることが重要です。アセトンフリーの除光液以外の製品にはアセトンが含まれていますが、ジェルリムーバーに比べて濃度が薄いです。濃度が薄いとジェルを溶かすことができないので、除光液ではジェルオフができないのです。
逆にジェルリムーバーでマニキュアをオフすることはできるのですが、マニキュアを落とすのに必要な濃度以上のアセトンが含まれているので自爪や皮膚を乾燥させてしまいます。もし、ジェルリムーバーをマニキュアのオフに使用する時はネイルオイルとハンドクリームでしっかり保湿してくださいね。

ジェルネイルのオフの仕方

ジェルネイルのオフで必要なものとやり方をご紹介していきます。正しいやり方でオフをして、自爪に負担を欠けないようにしましょう。

●用意するもの

●準備
ハサミでコットンを爪より一回り大きいサイズにカットしておきます。キッチン用品のアルミホイルを、指を巻けるサイズにカットします。ハサミでカットするよりも下敷きのようなものを当ててカットしたほうが綺麗な断面で切ることができます。

●やり方

●おすすめのジェルリムーバー

paアセトンリムーバー

アセトン100％の強力なリムーバーです。ジェルネイルのオフ以外に、接着剤で取り付けたネイルチップを外したり、アクリルスカルプチュアのオフに使用したりすることもできます。

ネイルネイル ジェルオフリムーバー

10種類の保湿・保護成分を配合しているジェルリムーバーです。落としやすさよりも自爪や皮膚への負担の少なさを重視したい方のおすすめです。

オフをするときの注意点

ジェルの落とし方をお話してきました。オフの仕方は理解していただくことができたでしょうか？ジェルオフには注意点がいくつかありますのでご紹介していきます。

●ジェルオフの注意点

・自爪を削らないようにする
ネイルファイルで削るのはトップジェルとカラージェルまでです。ベースジェルを削ってしまうと自爪を傷つけてしまうことがあるのでしっかり見極めて削るようにしてください。自爪を削ってしまうと、気が付かないうちにどんどん自爪が薄くなっていきます。自爪が痛むとジェルの持ちが悪くなってしまうことも多いので悪循環に陥ってしまいます。特にマシンを使っているとどんどん削れてしまうので使っている方や導入を考えている方は気をつけましょう。

・無理に剥がさない
ジェルが少し浮いているときにその部分を引っ張って剥がしたり、十分にリムーバーで溶けていないのに無理やり落とそうとしたりすると、自爪に負担がかかってしまいます。特に浮いているところからめくって剥がしてしまうと、綺麗に剥がれているように見えても自爪の表面まで剥がれていることが多いです。自爪が傷んでしまうので絶対にやめましょう。プッシャーでこそぎ落とせない時は力を入れてやるのではなく、もう1度アルミホイルを巻き直してくださいね。

・まれにアセトンで落ちないジェルもある
ジェルには2種類あります。アセトンでオフできるソフトジェルとアセトンで溶かすことができないハードジェルです。今の主流はソフトジェルで、セルフネイル用に販売されているジェルはほぼソフトジェルなため心配はいりません。しかし、ネイルサロンで付けたジェルの場合はハードジェルが使われていることもあります。ハードジェルの場合はすべて削ってオフすることになるので自爪を傷つけないように注意してくださいね。

剥がせるジェルネイルもある

ジェルオフの工程は意外と多く時間もかかるので面倒に感じる方は多いです。そんなときに便利なのが「剥がせるジェルネイル」です。剥がせるジェルネイルとは、一般的なジェルと同じようにライトで硬化しますが、オフをするときにシールのようにペリペリと剥がせるジェルのことです。ジェルオフの削る、こそぎ落とす工程をしなくて済むので時短にもなりじわじわと人気が出てきています。

HOMEI ウィークリージェル

サンディング、ベースジェル、トップジェル、拭き取りなしで使えるワンステップジェルです。しかも剥がしてオフできるので手軽にジェルネイルができます。持ちは1週間程度です。カラーバリエーションも豊富です。ネットで購入できるほか、バラエティショップやドラッグストアでも置いてあることがあります。

PRE GEL ピールオフジェル

いつものベースジェルからこちらのベースジェルに置き換えるだけで剥がせるジェルネイルにすることができます。自爪に負担をかけることなく剥がすことができますよ。

ネイルサロンでオフのみは可能！

セルフでのジェルオフは必要なものが多いので、定期的にセルフネイルをしない場合、買い揃えるのは少し大変ですよね。ネイルサロンでジェルをしてもらっている方の中には「付け替えはしないけれどオフだけしたいということはできるのか？」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。もちろんネイルサロンでオフのみをすることは可能です！ネイルサロンによってはオフのみのメニューを設けていないことがありますが、多くのサロンでオフのみメニューを取り扱っています。慣れていないとジェルオフは時間もかかるので、セルフネイルを継続してやるつもりがない場合はサロンでオフだけをしてもらうのはおすすめですよ！オフのみメニューと言っても爪の長さや形は綺麗に整えてくれるので安心です。甘皮ケアは付いていないことがあるのでよく確認してください。

ジェルは専用のリムーバーでオフ

いかがでしたか？今回の記事では、ジェルネイルは除光液で落ちるのかについてお話をしてきました。結論としては、ジェルネイルを除光液で落とすことはできません。ジェルネイルを落とす時はジェルネイル専用のリムーバーを使用しましょう。後半では、ジェルオフの仕方もご紹介しました。ジェルはマニキュアのようにリムーバーを染み込ませたコットンで拭うだけではオフができません。表面を削ってコットンを爪の上に置き、アルミホイルを巻いてオフをしてくださいね。力任せにプッシャーやオレンジウッドスティックでこそぎ落とすのではなく、落ちにくい時はアルミホイルを巻き直して時間を置き、よく溶かしてオフすることが大切です。ジェルオフが大変に感じる方は、剥がせるジェルネイル「HOMEIウィークリージェル」や「ピールオフジェル」の導入を考えてみてもいいかもしれませんね。ジェルオフは正しく丁寧に行って自爪への負担を減らすようにしましょう！