マニキュアやジェルネイルをした後、お家でのケアはどのようなことをしていますか?ハンドクリームを塗っているという人は多いかもしれませんね。ハンドクリームを塗ることはもちろん重要ですが、爪と指先の保湿やケアには「ネイルオイル」を使用するのが1番です。ネイルオイルは100円ショップやドラッグストア、バラエティショップといった様々なショップで販売されています。リーズナブルな価格の取り入れやすいものから、リッチな成分の使われた少し高価なものまで種類も豊富です。プレゼントなどでもらったことがある方もいるのではないでしょうか。ネイルオイルを持っているけれどあまり活用できていない方や、気になるけれど使い方がわからないという方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、ネイルオイルの使い方でマニキュアやジェルネイルをした後に塗るのが大切ということについてお話をしていきます。また、ネイルオイルはマニキュアやジェルネイルをしていない人にもおすすめのケアアイテムです。特におすすめの使い方がネイルケアをした後にネイルオイルで保湿をするというものなので、後半ではネイルケアのやり方をご紹介します。ネイルオイルを塗って綺麗な指先にしていきましょう!
ネイルオイルとは
ネイルオイルとは、爪の生え際に塗ることで爪と指先の乾燥を防いだり、新たに生えてくる爪に栄養を与えたりするためのネイルケア用品の一種です。キューティクルオイルと呼ばれることもあります。ハンドクリームと併用することでよりしっかりと指先を保湿できます。ちなみにネイルオイルはハンドクリームより先に塗ってくださいね。ネイルオイルの成分を肌に浸透させてからハンドクリームで蓋をしてネイルオイルの成分を閉じ込めるというイメージです。また、次にネイル美容液(ネイルセラム)との違いをご紹介します。
●ネイル美容液(ネイルセラム)との違い
爪の美容液なので保湿というよりも爪に栄養を与えるものです。保湿が主な目的であるネイルオイルはとろっとしたテクスチャーをしていますが、ネイルセラムはテクスチャーがサラッとしたものが多いのも特徴です。ネイルオイルよりしっとりしないとはいえ、保湿成分が含まれているものも多いです。
●ネイルオイルの種類
ネイルオイルは入れ物の種類で3種類に分けられます。自分に合った容器のものを選ぶことで使いやすくなりますよ!
・マニキュアボトルタイプ
マニキュアボトルタイプならハケで塗りたいところに簡単に塗ることができます。見た目も可愛く、たっぷり容量のものが多いので職場のデスクに置いておいたり、自宅で使ったりするのに便利です。
・スポイトタイプ
スポイトタイプは爪の生え際にポトッとオイルを落とせるので皮膚との接触がなく衛生的に使用できる魅力があります。持ち運びには大きいものが多いので自宅用として使うのがおすすめです。
・ペンタイプ
外出先でも片手でサッと塗れるのが便利なペンタイプは、ポーチにも入れやすいサイズなので持ち運びしやすいです。香りの種類も豊富でセット販売もされていることがあるので友人にプレゼントしたり、ご自身で使い分けたりするのもおすすめです。
ネイルオイルの塗り方
ネイルオイルの塗り方をご紹介します。ネイルオイルを塗るときは手を清潔な状態にしておきましょう。
●塗り方
ネイルオイルはマニキュアやジェルネイルをしている場合でも、自爪の場合でも塗り方は変わりません。爪の生え際の部分と爪先の爪と皮膚の間に塗って馴染ませましょう。爪の生え際は爪を作る爪母という器官があります。二枚爪や爪が割れやすい人は爪が乾燥していることが多いので、保湿をすることで割れにくい爪を育てていくことができますよ!
●頻度
ネイルオイルは指先が乾燥しているなと思ったときに塗るのが大切ですが1日にどのくらいの回数を目安に塗ればいいのか気になる方もいるのではないかと思います。ネイルオイルを塗る回数は1日に5回が目安です。5回というと多いと感じるでしょうか?それとも少ないと感じるでしょうか?塗るタイミングについては次の項目で詳しく解説していますが、例えば起床した時、お出掛けの前、昼食時、帰宅時、お風呂上がりで5回です。これを習慣にして3ヶ月まずは続けることで自爪や指先の状態がよくなります。3ヶ月と言うのは、1ヶ月で手の爪は3ミリほど伸びるのでちょうど生え変わるくらいの期間ということになります。
ネイルオイルを塗るタイミングは
ネイルオイルを塗るのはどんなタイミングがいいのでしょうか。乾燥しているなと感じたときに塗るのはもちろん、基本的に手が清潔な時ならどんなときでも塗っていいものです。特に下記のようなタイミングで塗ると習慣にしやすいので効果的です。
- 手を洗った後(清潔な手に塗る)
- ジェルネイルやマニキュアをした後
- ネイルケアの最後に
- 昼食時
- お風呂の後に
- 寝る前
- 起床時
- お出掛け前
- リフレッシュしたいとき
●マニキュアやジェルネイルの後はしっかり保湿しよう
マニキュアやジェルネイルをする時、下準備で油分除去を行います。この工程で自爪の油分を拭き取っているのでマニキュアやジェルをしたての状態では自爪は乾燥している状態になっています。そのため、必ずネイルオイルを塗って保湿しましょう。また、自宅でもネイルオイルをこまめに塗ることで指先の状態が良くなり、ネイルが映えるようになりますよ。マニキュアやジェルネイルが塗っていてもネイルオイルを塗って爪に浸透するのか?と思うかもしれませんが、ネイルオイルを塗るのは爪そのものではなく、爪の生え際や爪先の爪と皮膚の間なので問題ありませんよ!
●フットケアをした後も保湿は大事
ハンドだけではなく、フットケアやフットネイル、角質除去をした後の保湿ケアも非常に大事です。特にかかとなど足の裏の角質ケアをご自宅でしている方は多いかもしれませんが、角質ケアをした後に保湿をきちんとできているでしょうか?できればボディーオイルを塗ってから、ハンドクリームなどでしっかりと保湿をすることが望ましいです。オイルがない場合はしっかりクリームを塗って保湿してくださいね。
ネイルケアをしてみよう
ネイルケアをしてネイルオイルを塗るのを続けていると自爪でもつやつやの綺麗な爪になります。手の爪は1ヶ月に3ミリ程伸びるので3ヶ月間ネイルオイルを塗ることを続けることで爪が生え変わります。ここでは、ネイルケアのやり方を紹介します。
●用意するもの
- エメリーボード
- キューティクルリムーバー
- メタルプッシャー
- キューティクルニッパー
- ガーゼ
- フィンガーボール(指先が浸かるサイズの容器)
- お湯
- タオル(水気を拭き取れるものなら何でもOK)
- ネイルオイル
- ハンドクリーム
●やり方
- エメリーボードで爪の長さと爪先の形を整えます。特にこだわりがない場合はラウンドかオーバルに整えると割れたり折れたりしにくいのでおすすめです。
- 爪の生え際にキューティクルリムーバーを塗布します。
- 指先が入る容器にお湯を入れて3分程指先を浸しましょう。こうすることによって指先の皮膚や甘皮がふやかされます。
- タオルで水気を拭き取り、メタルプッシャーで甘皮を押し上げましょう。メタルプッシャーは鉛筆を持つように持ち、人差し指は外して力がかかりすぎないようにします。爪の中心から放射線状に動かしてください。力を入れすぎると自爪が傷ついてしまうので注意しましょう。
- 水気がなくなってきたら湿らせたガーゼで触って水気を与えながら押し上げます。
- 押し上げが終わったらキューティクルニッパーで甘皮を除去します。刃の角度に注意して皮膚を傷つけないように細心の注意を払ってください。
- 両手の甘皮除去が終わったらネイルオイルを塗ります。
- 最後にハンドクリームを手のマッサージするように塗り込んでネイルケアの終了です。
●爪先の形
スクエア(上段左)
角があるカットスタイルです。折れにくいのが特徴ですが、角を作るためにある程度長さが必要なので爪を短くしたいという方にはあまり向いていません。スタイリッシュな雰囲気に仕上がります。
スクエアオフ(上段真ん中)
スクエアの角に丸みを帯びさせた形です。スクエアオフの形に近いものでバレリーナと言う形もあります。これはバレリーナが履くシューズのつま先のような形に整えることです。エレガントな雰囲気に仕上がります。
ラウンド(上段右)
最もオーソドックスな形で爪先が折れにくく使いやすい形です。ネイリスト検定などでも検定内容になる基本的な整え方です。迷ったらこれにしてみてください。
オーバル(下段左)
ラウンドより尖り気味でポイントよりはマイルドな爪先の形です。指先が綺麗に見えやすい形でありながら強度もあるのでジェルネイルやマニキュアをされる方に人気があります。どんなデザインにも合わせやすい形です。
ポイント(下段右)
先端の尖った形です。アーモンドと言われることもあります。指が長く細く見えやすい形ですが、爪先が折れやすくなるので薄い爪や折れやすい爪の方には向いていません。
オイルを塗って保湿しよう
いかがでしたか?今回の記事では、ネイルオイルの使い方やマニキュア・ジェルネイルをした後のケアについてお話をしてきました。ネイルオイルの使い方は以下がポイントです。
- ハンドクリームより先に塗る。
- マニキュアやジェルネイルをした後に塗る。
- 爪の生え際と爪先の爪と皮膚の間に塗る。
- 1日5回程度。
- 3ヶ月継続する。
上記を意識して続けてみてくださいね。最初のうちはなかなか結果がわかりにくいかもしれませんが段々と成果が現れていきますよ!後半ではネイルケアのやり方についてご紹介してきました。ネイルケアはアイテムさえ用意できれば自宅で取り入れられます。ネイルをするのが仕事上難しい方でもできるのでやってみてくださいね。ネイルケアをすることで自爪でも綺麗な状態を目指しましょう。