100円ショップで様々なものが手に入るようになりました。ジェルネイルの商品はベース、トップ、カラージェルが手に入りますし、ネイルパーツも豊富に揃っています。
セルフネイラーさんの味方とも言えるセリアのネイル商品ですが、昨年コンテナタイプのアイシングジェルが発売されて話題になり、一時期はなかなか手に入らないほどの人気でした。
アイシングジェルがあると、ミラーネイルやビジューパーツの取り付けに使えるため、アートの幅が広がります。
最近はやっと店頭でも安定して購入できるようになっています。
アイシングジェルとしては少し柔らかめのテクスチャーではあるのですが、十分様々なアートに使用できます。
今回の記事では、人気のセリアのアイシングジェルの使い方についてご紹介します。
110円でたっぷり入っているので、是非いろいろなデザインに使ってみてくださいね。
セリアのアイシングジェルが使いやすい!
100円ショップのセリアでアイシングジェルが販売されているのをご存知でしょうか。
アイシングジェルとは一般的なクリアジェルやカラージェルよりも固いテクスチャーのジェルで、厚みのあるアートや凹凸を生かしたアートができるジェルのことです。
ネット通販では何色かカラーがありますが、セリアで販売されているアイシングジェルはクリアです。
まずはパッケージをご紹介します。
※最近販売されているものと若干パッケージが異なっています。
購入したときは中蓋がぴったりとついています。
この中蓋がかなり固くしっかりついているので端からめくって開けるより、カッターなどを使って切って開けるのがおすすめです。
手に付着しないように注意してくださいね。テクスチャーはセリアのジェルの中では最も固く、流れにくいです。
レベリング(自然とジェルが平らになろうとすること)しますが、ゆっくりです。
厚みを出したいときは1度塗りで行うより、何度か重ね塗りをするのがおすすめです。
1度でたっぷり乗せようとすると流れて形が崩れてしまう可能性が高いです。
セリア以外のアイシングジェル
最近やっと店頭でも安定して購入できるようになってきましたが、セリアが近くにない方もいらっしゃいますよね。
そんなときは以下のようなアイシングジェルを使用するのがおすすめです。ここで紹介するアートができますよ!
人気のネイルタウンのジェルです。
セリアのアイシングジェルよりもテクスチャーが固めで流れにくいのが特徴です。
ノンワイプなのでミラーネイルにも使用できます。
ノンワイプなのでミラーパウダーを付けるのにぴったりです。
筆跡を生かしたアートや厚みのあるアートにも使いやすい固さです。
アイシングジェルの使い方
セリアのアイシングジェルの使い方をご紹介します。
ここでは5種類の使い方を解説しますので参考にしてみてくださいね。
アイシングジェル以外のジェルはセリアとダイソーのカラージェル、オーロラパウダー、ミラーパウダーを使用しています。
アイシングジェルを塗るのに使用した筆は以下のライナー筆です。
こちらのアートライナーを使用しています。毛足が長いのでテクスチャーの固いジェルをすくうのは慣れるまで多少扱いにくいです。
初心者の方はショートライナーのほうが使いやすいと思います。リーズナブルな価格ですが使いやすく、転がりにくいキャップ付きです。
ぷっくりフラワー
写真で1番右のアートです。ぷっくりフラワーは春から夏にかけて人気のアートで、ハンドやフットの親指アートとして特によく取り入れられます。
■やり方
- カラージェル(セリアのガーリーピンク)を1度塗りして硬化します。
- お花の真ん中部分はセリアのダークブラウンを薄く塗って硬化した後、セリアのグリッターゴールドを乗せています。ラメを散らしたらライトで硬化してください。
- ノンワイプトップコートで全体をコーティングしてライトで硬化します。
- アイシングジェルを使用していきます。ライナー筆の先に玉ができるようにアイシングジェルを取り、爪の縁側にジェルをおきます。筆をくるくるとして形を丸く整えながら置きましょう。
- ジェルの上澄みだけを引っ張るように動かして中央にジェルを引いていきます。
- 筆先で形を整えたら流れてしまうのですぐに仮硬化しましょう。
- ④~⑥の手順を繰り返して8枚の花びらを完成させます。最初に十字に花びらを描いてから隙間に4枚の花びらを入れていくと綺麗な形を作ることができますよ!
- ぷっくり感が足りなかったり、花びらの大きさが異なってしまっていたりする場合は2度して形を揃えましょう。
- 最後に花の中央にアイシングジェルを丸く置き、ライトで硬化したらこれで完成です。
ミラーネイル
ミラーネイルはニュアンスネイルやオフィスネイルでも活躍するのでぜひやり方を覚えておきましょう。
ミラーパウダーを付けたくない部分をカバーするのにノンワイプマットトップを使用します。
■やり方
- カラージェル(ダイソーのピンクベージュ)を塗り、ライトで硬化します。
- カラージェルを2度塗りしてライトで硬化。
- 全面にミラーパウダーが付かないようにノンワイプマットトップを塗ってライトで硬化します。
- ライナー筆にアイシングジェルをまとわせて根本から爪先に向かって緩いカーブを描くラインを引きます。ライトで硬化。
- アイシャドウチップにミラーパウダーをとり、ラインに擦っていきます。余分なパウダーはブラシで払って落としましょう。
- 最後に全体をノンワイプトップコートでコーティングしてライトで硬化したら完成です。
マーメイドネイル(人魚の鱗ネイル)
貝殻のようなアートをすることをマーメイドネイルまたは人魚の鱗ネイルといいます。夏に大人気のデザインなのでぜひ今のうちに練習をして夏ネイルで挑戦してみてくださいね!マーメイドアートのやり方をご紹介します。
■やり方
- カラージェル(ダイソーのライトピンク)を1度塗りしてライトで硬化します。
- ノンワイプトップコートで全体をコーティングしてライトで硬化。
- アイシングジェルで縦に5本のラインを引いていきます。まずは真ん中のラインを引きましょう。爪先の方にジェルを置き、ジェルの上澄みを引っ張るようにラインを引いていきます。流れないようにライトで硬化します。
- 次に2番目に長いラインを引きます。左右どちらからやってもOKですが、1本ずつ仮硬化をしましょう。
- 最後に1番短いラインです。量を少し減らしてラインが太くなりすぎないように注意してください。仮硬化します。
- 爪の根元にアイシングジェルを乗せます。そこにバールパーツを乗せて位置を調節したら硬化します。
- パールパーツの隙間をアイシングジェルかノンワイプトップコートで埋めてライトで硬化したら完成です。
水滴ネイル
春~梅雨に人気の水滴ネイルです。
クリアのツヤ感を生かせる、マットコートと合わせるのがおすすめです。
夏に人気のフルーツネイルとの相性も抜群です。
■やり方
- カラージェル(セリアのミルキーホワイト)を塗ってライトで硬化します。
- ノンワイプトップコートを塗ってライトで硬化します。
- セリアのオーロラパウダーのミントを、アイシャドウチップかメイクスポンジで全面に塗ります。余分なパウダーは払い落とします。
- ノンワイプマットコートを全面に塗り、ライトで硬化します。オーロラの輝きが奥行き感を出してくれます。
- 最後に水滴のように丸くアイシングジェルを乗せてライトで硬化したら完成です。
ビジューの固定と隙間埋め
上の写真にはありませんが、ビジューなどのネイルパーツをつけたり埋めたりするのにも便利です。
ノンワイプタイプなのでトップジェルを使用しなくてもOK。
大きなVカットストーンを留めるのにはテクスチャーが柔らかいので難しいですが小さめのものであればVカットストーンを留めることも可能です。
春ネイルはアイシングジェルを使ってみよう!
いかがでしたか?今回の記事では、セリアのアイシングジェルの使い方をご紹介してきました。
今回ご紹介した使い方は以下の5種類です。
- ぷっくりフラワー
- ミラーネイル
- マーメイドネイル
- 水滴ネイル
- ビジューネイル
少し緩めのテクスチャーですが、十分にアイシングジェルとして様々なアートを行えます。
ミラーネイルはニュアンスネイルやチェック柄ネイルなどに応用することができるのでアートの幅が非常に広がります。
110円という格安で手に入るのでぜひ購入して使ってみてくださいね。