マニキュアの匂いに害はあるの?臭わない&臭くないマニキュアを紹介 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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手軽な手元のおしゃれとして活躍するマニキュアは、匂いがキツイというイメージがありますよね。

近年は原材料にこだわって、穏やかな匂いのマニキュアも開発されていますが、それでも使っていると悪臭が気になるという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マニキュアの匂いが発生する原因物質や、害はあるのかという点についてご紹介します。

そしてケアやエチケットとしても気になる人が多い汗についても合わせてご紹介します。

陽気がよくなってくると、気になるのが汗のニオイです。でも夏はまだ先、何も今から気にしなくても・・・と思ってしまいますよね。

しかし、春にかく汗は要注意なのです。
特に冬の間、あまり運動もせず、汗をかくことのない生活をしていた人は、汗腺が衰えて、臭う汗をかきやすくなっているかもしれません。

ポカポカ陽気にじわっとかいた汗から、鼻を突くニオイが…。しまった!となる前に、今から始めたいのが「汗腺トレーニング」です。

サラサラ汗をかける体を作る、最強の汗腺機能アップトレーニングについて詳細をお伝えします。

マニキュアの匂いの元は?

マニキュアは、車などの塗装に使われるラッカーから派生して生まれた副産物です。

車のラッカーが元になっていると考えると、匂いがキツイというのもなんだか納得できますね。

そもそも市販されているマニキュアのほとんどは「有機溶剤」というもので作られています。

有機溶剤は揮発性が高いので、マニキュアを爪に塗ると蒸気となり、一緒に混ぜられている合成樹脂や着色料が爪の上に残り、固まるのです。

この有機溶剤は、マニキュアに「酢酸エチル」や「酢酸ブチル」という名称で入っており、刺激臭が強く、多くの人が不快に感じるものになっています。

マニキュアの匂いに害はあるの?

マニキュアの匂いの元は主に有機溶剤であり、有機溶剤はマニキュアだけでなく接着剤やシンナーなど様々なものに使用されているごく一般的な溶剤です。

多少匂いを嗅ぐだけなら害はないので、自分の手の爪や足の爪にササッと塗る程度ならそこまで心配しなくても良いでしょう。

しかし発する匂いは人体に良いものではありません。
匂いのせいで気分が悪くなることもあるので、長時間匂いを嗅ぎ続けることのないようにしてください。

ネイルサロンでは、マニキュアを使う・使わないに限らず窓や出入り口を開けて換気をしていたり、換気扇や空気清浄機を使っています。

ネイルで使う道具や溶剤は化学物質が沢山含まれているので、人の体に悪影響のないよう、換気が行き届かない場所では使わないようにしているのです。

セルフネイルでマニキュアを使う時も、換気が行き届く部屋で使い、窓を開けたり、換気扇をつけたりして、風通しの良いところで塗りましょう。

マスクをつけて鼻と口をガードするのもおすすめです。狭い密閉空間では使わないようにしてくださいね。

また揮発性の高い成分は空気より重いので、マニキュアを使っているお部屋の下に溜まりやすくなっています。

例えばフットネイルをする時は、地べたに座ってマニキュアを塗ることが多いですよね。

床に近いところでマニキュアを使う時は、部屋全体の空気が入れ替わるように意識して換気をすると安心です。

赤ちゃんや子供、ペットの居る部屋で使用はNG!

最も気をつけたいのが、赤ちゃんや子供、ペットと一緒に暮らしている人がマニキュアを使うケースです。

大人が椅子とテーブルを使ってマニキュアを塗っていると、酢酸エチルや酢酸ブチルといった匂いの元となる有機溶剤が揮発して、床に近いところで少しずつ溜まっていきます。

ですが赤ちゃんや子供、ペットは大人よりも頭身が低く、床に近い位置で過ごしていますよね。

そのせいで揮発した有機溶剤を吸ってしまい、あっという間に気分が悪くなったり、酷い時は中毒症状に陥る可能性もあるのです。

大人なら問題のない量の物質でも、体の小さい子供や赤ちゃん、動物にとっては猛毒になり得ます。

赤ちゃんや子供、ペットと一緒に暮らしている人は、念には念を入れた対策が必要です。

まず、同じ空間に居る時はマニキュアを使わないようにしましょう。

子供が小さいと目を離せないとは思いますが、違う部屋でマニキュアを塗るのが賢明です。

そして別室で塗っていても、空気の流れによっては強い匂いが入り込んでしまう可能性があります。

マニキュアを使う部屋だけでなく、空気の流れを意識しながらどの部屋も換気をし続けましょう。







臭くないマニキュアを紹介

マニキュアの匂いが苦手という方におすすめの臭くないマニキュアを紹介します。

胡粉ネイル

有機溶剤不使用で、ツンとした匂いのないマニキュア。

さらに速乾性にも優れています。
オフする時は市販の消毒用アルコールで拭き取ればOK!

マニキュアの中ではプチプラとは言えない価格ではありますが、爪に優しいのでおすすめのマニキュアです。

除光液やジェルネイルも換気は必須

マニキュアを落とす時に使う「除光液」は、マニキュアと負けず劣らずの強烈な匂いがしますよね。

除光液には「アセトン」という成分が含まれており、アセトンはマニキュアやジェルネイルのような化学物質も落とすほど強力です。

実は化学実験や工場でも使われているのですが、アセトンは揮発性が高く、常温でも引火するので、消防法で危険物に指定されているのです。

マニキュアやジェルネイルを落とす程度なら気にしすぎる必要はありませんが、それでも取り扱いには注意が必要です。

除光液はマニキュアと同じように、部屋を十分に換気しながら、小さな子供やペットなどが居ないところで使いましょう。

匂いがしなくてもジェルネイルをする時は換気!

マニキュアや除光液と比べて、ジェルネイルの液は無臭だったり、匂いがあったとしても強いものではないケースがほとんどです。そのためセルフでジェルネイルをする時は、マニキュアほど匂いを意識しながら使うことはまずないのではないでしょうか。

しかし、ジェルネイル自体にあまり匂いがしなくても、窓を開けたり、換気扇や空気清浄機をつけた上で使うことをおすすめします。

そしてセルフネイルでも、マスクをつけて作業をするとさらに安心です。

ジェルネイルにもマニキュアと同じように様々な化学物質が使われているので、換気対策をなにもせずに始めるのはNGと考えましょう。

そして、自爪をやすったり、固まったジェルを削ったりするときに出る「ダスト」にも注意したいところです。

ダストとは粉のように細かくなった削りカスのことで、少し息を吹きかけたり、風が吹くだけでも部屋中を舞ってしまいます。

問題なのは人がダストを吸い込んでしまうケースで、ジェルネイルに限らず、あらゆる粉塵は人体にとって悪影響を及ぼします。

なぜかというと、鼻や口から吸い込んだ粉塵は、体内で分解されず、肺に溜まってしまうからです。人によってはアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

ネイルにおけるダストは、ネイルサロンでも対策がなされています。

ダストが出る施術では集塵機を使ったり、空気清浄機をフル活用していたり、ネイリストもお客さんもマスクをしていたりと様々です。

セルフジェルネイルで対策をするなら、換気扇や空気清浄機をつけるだけでなく、マスクをつけたり、集塵機を使ったりするのがおすすめです。

窓を開けているせいで風が吹いて、ダストが舞ってしまうのは考えものですが、密閉空間でジェルネイルをする事自体にリスクがあるので、少しだけでも窓やドアを開けておきましょう。

そして、ジェルネイルを付け終わったら、使っていた机や椅子をウェットティッシュや濡れ布巾で拭き取ったり、部屋に掃除機をかけたりしてダストを除去しましょう。

掃除をせずにそのままにしていると、思ったよりダストが溜まっていてびっくりするはずです。

他にもダスト対策について知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

ネイルのダストを吸うってどうなの?ダスト対策を紹介します
https://www.nailjoshi.com/21551/







公共の場所でマニキュアを使わないで!

2019年に、SNSのTwitterで『高速バスでマニキュア塗ってた女の子へ』という内容の投稿がされると、公共の場でマニキュアを使う是非について話題になりました。(出典元のサイトはこちらhttps://togetter.com/li/1332139)

投稿者の内容をまとめると「本当は注意をしたくなかったし、強く言わなかったけれど、高速バスのような換気もできないところでマニキュアを塗るなんて絶対にダメ」「臭いを嗅いで体調が悪くなる人もいるし、車内には小さな子供や高齢者もいた」と書かれていました。

さらに上記の投稿者以外からも、「こんなところでマニキュアを塗っている人がいた」という内容が多数寄せられています。ざっとまとめるだけでも以下のような場所が挙げられました。

  • 路線バス
  • 電車
  • 新幹線
  • 飛行機
  • 喫茶店
  • ファミレス
  • 蕎麦屋

筆者もその昔、ファストフード店の店内でマニキュアを塗っている人を見たことがあり、非常にびっくりしました。

マニキュアを使っている時は、自分が想像している以上に強い匂いが周囲に広がるものです。

強烈な匂いなので、少し嗅いでしまっただけでも気分が悪くなったりと、大人でも困るのに、赤ちゃんや子供が匂いを吸ってしまったりするとさらに危険ですよね。

この記事を読んでいる方の中にはそのようなことをする人は居ないと思いますが、公共交通機関や飲食店といった、公共の場でマニキュアを使うのは絶対にやめましょう。

汗はどこから出る?

発汗には、次の3種類があります。

1.暑い時に起こる「温熱性発汗」
2.緊張した時に起こる「精神性発汗」
3.辛いものを食べた時に起こる「味覚性発汗」

これらの汗は、「エクリン腺」という汗腺から分泌されます。

エクリン腺とは

ほぼ全身にある汗腺で、特に多いのは手のひらや足の裏です。エクリン腺からの発汗には、次のような役割があります。

・熱を発散して体温調節する
・腎臓・肝臓の働きを助ける
・皮膚を潤す

エクリン腺から分泌される汗は、皮膚表面にある汗口から外に出ます。それに対して「アポクリン腺」という汗腺が分泌する汗は、毛穴から出されます。

アポクリン腺とは…

脇の下や乳首、外陰部などにあり、思春期に発達します。性的に興奮した時に出る汗で、異性を惹きつけるための特有のニオイを作ります。このアポクリン腺からの汗のニオイが強くなって起こるのがいわゆるワキガ臭です。

汗はなぜ臭う?

・臭わない汗
汗腺は、周囲の毛細血管を通して血液の血漿を吸い上げ、そのうちミネラルは濾過して血液に戻し、残った水分を汗として排出します。ですから本来の汗は99%が水で、あとはミネラルや乳酸をごく微量含むだけなので、無色無臭でさらさらしており、ニオイを発生することはありません。ただし汗を放置すると、汗の微量成分や皮脂、垢に雑菌が繁殖したり、皮脂の酸化臭でニオイを発生することがあります。

・臭う汗
クーラー完備の現代生活では、自分で汗をかいて体温調節する必要がないために、汗腺機能が衰えてきます。そうすると濾過しきれなかったミネラルが、汗にたくさん出るようになります。臭う汗とは、この衰えた汗腺から出る汗なのです。ミネラルの多い汗はベトベトして蒸発しにくく、体温が下がらないのでさらに汗をかくことになります。また、含まれるアンモニアがニオイを発生させるのと同時に皮膚をアルカリ性にし、雑菌が繁殖しやすくなってニオイを強くするのです。







汗のニオイ対策

1.こまめに汗を拭き、下着や衣服を取り替える
汗はすぐ拭き取るようにし、外出先では替えの衣服を携帯していればさらに安心です。実際に臭うのは、皮膚より汗を吸収した衣服であることが多いのです。また汗を拭くのは、湿ったハンカチやウェットティッシュがオススメです。乾いたハンカチは水分を吸い取るだけで、ニオイの元になる成分が残ってしまうからです。

2.デオドラント製品の活用
殺菌成分入りの石鹸や制汗剤で、殺菌作用と消臭作用で効果的にニオイを防ぐことができます。

3.消臭効果のある食べ物を摂る
抗酸化食品(緑黄色野菜やお茶など)は酸化臭を抑えます。またアルカリ食品(梅干し、海藻など)は、ニオイ成分の乳酸の発生を抑制します。そして食物繊維はしっかり摂取しましょう。腸内環境を整え、便としてニオイ物質を排泄することができます。

4.普段から汗をかくようにする
エアコンを控えたり、半身浴や有酸素運動を習慣にして、日常できるだけ汗をかくようにし、汗腺の衰えを防ぎます。

汗腺トレーニングで汗腺機能をアップ

汗腺の衰えから汗が蒸発しにくくなると、過剰な汗をかくようになります。そんな汗かきさんや、やたらに汗が臭うという方は、次の「汗腺トレーニング」で汗腺機能をアップしましょう。

1. 熱いお湯で手浴、足浴をする
43℃ほどのお湯を半身浴程度の高さに溜め、その中でお風呂用椅子に座って前屈みになり、手は肘近くまで、足は膝近くまで10分ほど浸けます。手足は汗腺が最も多い部位なので、ここの汗腺に刺激を与え、また全身の血流を良くすることで、汗腺を効率的に鍛えることができるのです。

2. ぬるいお湯で全身浴をする
その後、水を足して36℃ほどのぬる湯で、ゆっくり全身浴をします。刺激の後のリラックスにより、自律神経が整い、汗腺のコントロール機能が高まります。

3. 入浴後は自然に汗を乾かし、体温を下げる
クーラーや扇風機で乾かすと、自力で体温調節する妨げになるので気をつけましょう。これを2~3週間続けることで、汗腺が鍛えられ、サラサラ汗をかける体になるそうです。

まとめ

株式会社マンダムの調査によると、職場での身だしなみで気になることは、男女ともダントツの1位が「体のニオイ」です。内訳は男性は52.0%、女性はなんと69.1%で、特に女性は不快臭に対して一段と厳しいようです。油断しているうちに、汗をかく季節は既に到来します。あなたの汗腺は、冬の間に休眠状態になっていませんか?汗腺トレーニングを実践して、思いっきり爽やかな汗をかける夏を迎えましょう!







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