桜ネイルといえば、春に絶対やりたいネイルデザインですよね。
ただ、セルフネイルでは「ベースカラーと合わない」「桜の花が可愛く描けない」など、難しいと感じることも多いのではないでしょうか。
定番デザインだからこそ、ワンランク上の素敵なデザインに仕上げたいはず。
そこで今回は、桜ネイルをする時のポイントを、分かりやすく解説していきます。
また、セルフでできる垂らしこみでの桜ネイルのやり方や、可愛い桜ネイルのデザインも紹介するので、是非参考にしてくださいね!
セルフで桜ネイルをする時のポイント

せっかくの桜ネイルですが、セルフだとイマイチ垢抜けない仕上がりになってしまうこともありますよね。
そうならないためには、押さえておくべきポイントがあります。
桜ネイルを素敵に仕上げるコツを解説していきます。
ベースカラーは薄ピンクや白がおすすめ
桜ネイルのベースカラーは、薄いピンクや白など、桜と同系色にするのがおすすめです。
イマイチな仕上がりになるのは、
- 桜の花がベースカラーと馴染まず、花だけが目立ってしまう
- ベースカラーの主張が強すぎて、桜の花が目立たない
このようなパターンが考えられます。
だからこそ、ピンクや白の同系色カラーでまとまり感を出すと、ナチュラルだけど洗練された印象に仕上げることができます。
配色に自信のない方は、同系色を使って失敗を防ぎましょう。
淡いグリーンを入れて桜餅カラーにする

桜餅のような、ピンクにグリーンの差し色が入った配色もおすすめです。
淡いグリーンは爽やかさや清廉さをイメージさせるので、桜ネイルに少し足すだけで、一気に春の季節感をアップさせることができます。
ただし、あくまで桜のお花が主役なため、グリーンカラーを多く入れてしまうと違った雰囲気になってしまいます。
桜がメインになるよう、グリーンはほんの少し加える程度に留めておきましょう。
ベースカラーをネイビーや水色にしてスッキリ仕上げる

ベースカラーが白や薄いピンクだと、かわいすぎる気がして気が引ける・・・という人は、ネイビーやスカイブルーといった色がおすすめです!
ネイビーをベースにすると夜桜のような雰囲気に、スカイブルーをベースにすると青空と桜が合わさったような雰囲気になり、スッキリとした大人っぽい印象になります。
桜のネイルシールを使う

セルフで桜のモチーフを描くのが大変な人には、「桜のネイルシール」がおすすめです。
桜のモチーフネイルはとても人気なので、ネットショップや100円ショップでは、毎年春頃に桜のネイルシールが販売されます。
リアルなものからニュアンス的なものまで様々なネイルシールが発売されるのでチェックしてみてください。
「桜ネイル」のやり方とポイント

桜のネイルデザインでおすすめなのが、水彩画のようなニュアンスのある「垂らしこみフラワー」。
花びらをしっかり描く必要がなく、フワッとした印象が上品で素敵なデザインになります。
ここでは、そんな垂らしこみを使った桜ネイルのやり方を解説していきます。
準備するもの
- 基本のジェルセット(ベース・トップ・ライト・キッチンペーパーなどの消耗品類)
- カラージェル(ベースカラー)
- マットコートジェル
- アクリル絵の具(白)
- パレット
- 水と水入れ
- 水彩用絵筆
- ラメやストーンなどの装飾品(あれば)
ベースカラーとなるカラージェルはお好きなカラーを用意してください。
(今回は白を使った垂らしこみフラワーなので、白が映えるようなピンクを選ぶのがおすすめ)
マットコートジェルは、ノンワイプの方が使いやすいです。
パレットはアルミホイルを使って代用してもOKです。
ラメやストーンは桜の仕上がりのクオリティーをあげてくれます。
なくてもOKですが、ある方は使ってみるのも良いでしょう。
やり方
垂らしこみの方法は複数ありますが、今回は基本の「アクリル絵の具」を使ったやり方を解説していきます。
今回はジェル塗布から解説しますが、プレパレーションは忘れずに行っておきましょう!
「ネイルのプレパレーションとは?ジェルネイルの持ちをアップするやり方を紹介」
https://www.nailjoshi.com/81053/
1.ベースデザインを仕上げる
まず、ベースジェル硬化後、お好みのカラージェルでベースデザインを完成させます。
ワンカラーやグラデーションがおすすめです。
2.マットコートを塗布
マットコートを塗布し、硬化します。
ノンワイプだとそのまま垂らしこみに入りますが、拭き取りが必要なものはクレンザーやエタノールで拭き取ってください。
3.アクリル絵の具をパレットに出す
パレットにアクリル絵の具を少量出し、水を含ませた絵筆で出した絵の具を薄めていきます。
透けるような質感の花びらが理想なので、透明感のあるホワイトを作りましょう。
水に近いようなシアーなホワイトで、ほんのり白く色付くイメージです。
4.花びらを描く
薄めた絵の具を筆にとり、爪に花びらを描いていきます。
水っぽい質感の絵の具になっているため、
- 花びらを一枚描いたら筆の絵の具をキッチンペーパーで拭き取る
- 描いた花びらの水分を穂先で吸い取る
- 花びらを乾かす
この工程を繰り返し、桜に仕上げます。
絵の具を吸い取ることでベースカラーが透けて見える、シアーな花びらが完成します!
花びらは五枚花をイメージしたバランスにし、リーフのような形をイメージして描けば良い感じにまとまります。
不揃いの方がおしゃれな雰囲気になるので、花びらの形を揃える必要はありません。
また、花全体を爪に入れようとはせず、あえて途切れさすことでより洗練された印象になるので、そういった技法も取り入れてみてください。
5.仕上げ
お花が仕上がり、しっかり絵の具が乾いたらトップジェルを塗って完成させましょう。
そのままでも良いですが、桜の花の真ん中にラメやストーンを乗せるとより魅力的な桜ネイルになるので、お持ちの方はそういった装飾アイテムで仕上がりをワンランクアップさせるのもおすすめです。
かわいい桜ネイルのデザインを紹介♪

春が待ち遠しくなる、桜ネイルのデザインをご紹介します!
シアーピンクの美爪桜ネイル
出典:www.instagram.com(@nailroom_laulea)
シアーなピンクが美しい桜ネイルです♪手書きアートの桜は繊細なタッチで、上品なデザインですね!キラキラのストーンがワンポイントになっていて、どんな人でも似合いそうなデザイン♡
ビビットでキュートな桜ネイル
出典:www.instagram.com(@yuko_nail_chouette)
ビビットなピンクがかわいい、シェルの桜ネイルです!ピンク系のシェルを散りばめると、桜の花がいっぱい集まっているみたいでロマンチック♡春にぜひトライしたくなるキュートなネイルです♪
上品さで爽やかな大人の桜ネイル
出典:www.instagram.com(@nailsalon.charme_ayumi)
カラーの組み合わせがモードでおしゃれな桜ネイルです♪ミラーなピンク、ミントブルー、薄めのピンクの組み合わせは最高にかわいいですね♡桜のモチーフがさり気なくついていて、主張しすぎない大人っぽいネイルです!
ナチュラルで上品!王道桜ネイル
出典:www.instagram.com(@kisaki.nail)
桜のシルエットモチーフがシンプルかわいい桜ネイルです!ベースカラーのパールピンクがナチュラルかつ手がキレイに見えるカラーで嬉しいですね♡ナチュラルにしたいけど、季節感も出したいという人におすすめです♪
フェミニンなふんわり桜ネイル
出典:www.instagram.com(@nail_portulaca)
水彩な雰囲気がアートな桜ネイルです♡水彩アートがふんわりフェミニンで素敵です!シェルや糸で桜の花と枝のようになっているのもかわいい♪ふんわりかわいいアートが好きならぜひトライしたいデザインです!
華やかで豪華!3Dの立体桜ネイル
出典:www.instagram.com(@pricilla.shiyako)
手書きアートと3Dアートがゴージャスな桜ネイルです!3Dモチーフも素敵なのですが、手書きで描かれている桜が美麗で、エレガントな雰囲気がたまらないですね♡思わず手元に注目したくなるデザインです♪
桜をしっかり観察してみよう!

せっかくだから手描きアートにしたい!大人っぽい桜モチーフを描きたい!という人はまず桜の写真を観察しましょう。
桜の花は全体的に丸いフォルムをしているので、その丸いフォルムを意識して描いてみてください。
花びらも細長い花びらよりも、丸い花びらが5枚、少し重なっているように描くのがおすすめです。
そして花びらの色は、マットな白よりもシアーな白を使って描くとふんわりとした雰囲気でかわいくなります。
また中央の雄しべと雌しべの部分は、黄色や濃いピンクのドットで描いたり、ゴールドのブリオンを置くのがおすすめ!
ぜひコツを掴んで桜ネイルをセルフで楽しみましょう♪








