育爪のやり方はセルフでできる方法もあります!自爪からきれいになりたい女子急増!? | ネイル女子

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今、自爪そのものを健康できれいに育てる「育爪」が注目されているのをご存知でしょうか。

育爪とは、育爪スタイリストの嶋田美津惠さんが考案し人気が出ました。
近年ではネイルをすることが身だしなみの一つとなっているため、何年もネイルを続け爪が弱くなってしまう人がたくさんいます。

ネイル自体が爪にすごく悪いというわけでありませんが、爪にとって自然な状態ではないことをやり続ければ、やはり多少は負担になります。
このように少し前までは「傷んだ爪を健康で丈夫な状態に戻したい!」と思う人がメインだった爪を育てるためのケアが、最近はナチュラル思考の人々に身だしなみの一つとして再注目されています。

今回は話題の育爪がどんなものなのか、またどのようにすればセルフで健康な美しい爪を手に入れることができるのかをご紹介していきます。

きれいな爪ってどんな爪??

手に花を持っている画像

何もしてなくても爪がきれいな人っていますよね。客観的に見てきれいな爪だと思うポイントは何だと思いますか?
それは、爪のピンクの部分(ネイルベッド)が長いことです。
つまり爪とお肉がくっついているところです!

そのピンクの部分が長いということは、そのぶん爪の形が縦長に見えます。
またピンクの部分と、お肉と爪がくっついていない爪先の白い部分との境目(イエローライン)が、爪の内側にあれば深爪気味になり、逆に先端にあればあるほど形はさらに縦長になります。

その他にも、爪に縦筋などなくツルっと滑らかであることも重要です。
爪の悩みは「爪の形が丸いのが気になる」「爪に筋が入ってしまっている」といったものが多いです。
そのことからもわかるように、やはりきれいな爪とは、一つは爪のピンクの部分が長く形は縦長であること、そしてもう一つは爪表面に縦線などがなくツルっと滑らかであることです。

話題の育爪って何?

本をめくっている画像

「育爪」とは爪を内側から健康で美しく育てることをコンセプトに、育爪スタイリストの嶋田美津惠さんが考案し話題となりました。
従来のネイルケア専門店と違い、甘皮を処理したり、爪を磨いてツヤを出したり、クリアのマニキュアや爪の強化剤なども使いません。

全て素の爪を活かし、爪が本来もっている輝きを取り戻すためのものです。
近年は肌に負担のかかりにくいオーガニック製品や自然由来のものを使った化粧品が大人気ですよね。
同じように、自然のまま健康的に美しく在りたいと考えるナチュラル派の人も急激に増えています。

顔や身体と同じように爪の先までしっかりとケアをし、きれいな素の爪であることは美意識の高い人達には当たり前になり、オシャレポイントの一つになっています。
最近また育爪が見直され、注目されているのはそのためです。

そして元々は弱ってしまった爪が健康になるようにと始まったのが育爪です。
ですから自爪が弱ってしまった方には特におすすめです。ジェルやマニキュアで爪をコーティングしていないと弱った爪はすぐに欠けてしまい、ネイルを少しお休みしたくてもできない人は大変多いです。
育爪をすれば爪にコーティングをしなくても欠けることなく、素の爪を強く美しく育てることができます。

育爪のやり方

ネイルオイルの画像

素の爪を美しく育てるため、育爪サロンに通ってやってもらえたら良いのですが、場所や時間の都合でなかなかそうはいきませんよね!
しかも爪が全て生え変わるには約6ヶ月かかります。
つまりサロンに行っても行かなくても大切なのは日々のケアになり、セルフでの育爪は必要不可欠です。

以下ではセルフで出来る育爪のやり方をご紹介していきます。

育爪の目指すところ

  • ピンクの部分を伸ばす
  • 爪先まで透明感を出す
  • 爪の表面を滑らかにする
  • くすみのない健康な色にする

育爪のやり方

①爪の形を整える

育爪の場合、爪切りは使わず爪専用の紙ヤスリを使います。
爪の形は先端を丸いラウンド型にはせず、平らなスクエア型(四角)にします。
先端を丸にすると爪にかかる負荷が一点に集中してしまいます。
剥離する一番の原因である爪の負荷を、爪先を平らにすることで分散させることができます。
スクエア型にする時は角を丸くしておきましょう。

爪の長さですが、短くしすぎるのも長く整え過ぎるのも育爪ではよくありません。
大体爪の白い部分が2ミリくらいになるように削るのがおすすめです。
また、ヤスリの動かす方として、のこぎりのようにギコギコと動かしてしまうと爪に負担がかかってしまいます。
爪の端から真ん中に向かって一定の方向に動かすように削っていきましょう。

目の粗い150Gと目の細かい220Gが両面で使えるタイプのエメリーボードです。長さを短くしたいときは150Gを使って、形を整えるときは220Gを使うのがおすすめの使い方です。

②保湿する

植物性の有機オイルを使って保湿していきます。
スポイトや刷毛を使って爪の裏にオイルを一滴ずつ流しこみます。爪全体をマッサージしながらしっかりとオイルを浸透させていきます。
これを一日に5回程度行っていきます。

オイルのベタベタが気になる人は、最後に水をほんの少し混ぜてオイルを乳化させることでベタベタが軽減されます。
育爪におすすめのオイルは、マカデミアナッツ・セサミオイルなどです。

③爪の使い方

育爪中はできる限り爪に負荷を与えないようにすることが重要です。
爪先を使うような行為はできるだけ避ける必要があります。
例えばシールを剝がしたり、缶ジュースを開けたりするのも、できるだけ道具や指の腹を使うようにしましょう。

また、社会人でパソコンを使用する人にありがちなのが、タイピングの際に爪先が当たっていることです。
小さな衝撃ではありますが、積み重なって爪に負担がかかってしまいます。指の腹を使うように気をつけていきましょう。
さらに、食器洗いやお風呂洗いの際に素手でやっている人も手荒れ、乾燥の原因になります。

ゴム手袋をして洗い物を行うことで手、指先への負担が減らせるので利用するのを強くおすすめします。

まずはこの3つの事を意識してやっていくだけでも、爪が劇的に強く艶やかになっていると感じることができます。
続けていけば爪のピンクの部分も少しずつ伸びてきますし、どんどん美爪に近づくことができます!

表面は軽く整える

白いセーターで萌え袖している画像

爪の表面は爪の長さを整えるヤスリではなく、スポンジバッファーというものを使います。
目の粗さ(グリッド数)は180Gから280Gのものがおすすめです。

凹凸が深い場合は180Gの目の粗いもので、少しだけ凹凸がある場合は220Gや280Gなどの目の細かいもので優しくこすって整えましょう。
爪の表面の凹凸が気になる方もいらっしゃると思いますが、ゴシゴシ擦ると爪がどんどん薄くなってしまうので注意が必要です。
凹凸が気にならなくなったらシャイナーという光沢を出すためのファイルで仕上げるとピカピカの爪になりますよ!

4種類の面があるので、表面を綺麗に整えることができます。
ツヤ出しの面も付いているのでこれ一つで爪の表面をキレイにできますよ。

100G/180Gや220G/280Gのスポンジバッファー、シャイナーがセットになっているので使い分けができます。

甘皮も整えよう

自爪をキレイにするなら、甘皮を整えることも大切です。

甘皮を整えるのに必要なものは

  • キューティクルリムーバー
  • オレンジウッドスティック
  • キューティクルニッパー(なくてもOK)
  • フィンガーボール(指先がお湯に付けられる容器ならOK)
  • お湯
  • タオルなど手を拭けるもの

やり方

  1. フィンガーボールにぬるま湯を用意します。
  2. 甘皮にキューティクルリムーバーを塗布して歩く指で馴染ませます。
  3. フィンガーボールの中に指先を数分浸して、皮膚をふやかします。
  4. 手の水分を拭いて、オレンジウッドスティックで甘皮を押し上げていきます。
    オレンジウッドスティックは鉛筆を持つように持って、中指を外すと力を入れすぎずに押し上げることができます。
    ウェットな状態でやらないと痛みが出ることがあるので、適宜キューティクルリムーバーやお湯を爪周りに付けて行いましょう。
  5. 押し上げが終わったらキューティクルニッパーで甘皮を取り除きます。
  6. 最後にしっかり保湿をして終了です。

甘皮をふやかすことができるので甘皮を押し上げやすくなります。
マニキュアのようなハケが付いているので塗りたいポイントにサッと塗りやすいです。

甘皮を押し上げる時に使います。
180Gほどの爪ヤスリでナイフ平たいヘラのような形に削って使うと甘皮を処理しやすいです。

また、先端が汚れてきたら削ってきれいな状態にするようにしましょう。

甘皮と除去する時に使うニッパーです。
ささくれのカットをするときにも便利です。
鋭利なので使い方を間違えると皮膚を傷つけてしまうこともありますので、使い方、当て方には十分注意しましょう。

栄養を食事から摂ることも大切

目玉焼きの画像

毎日の食事で肌の状態や髪のツヤ感は変わるように、爪の状態にも影響します。
偏った食生活や食事制限を中心にしたダイエットをしている場合、爪を作る栄養がなりなくなってしまうため、割れやすい爪になってしまうことがあります。

また、指先も乾燥しやすくなり、手荒れにも繋がります。二枚爪や爪に縦線が入ってしまうことの原因にもなるのでしっかり食事を摂ることは非常に大切です。

爪の主な成分はタンパク質なので、筋肉や皮膚に近いものです。
タンパク質が多く含まれている食品はとり肉や牛の赤身肉、大豆食品などですが、食事制限でお肉を食べていなかったり、好き嫌いであまりタンパク質を含まれている食品を食べていなかったりする場合、不足している可能性があります。
普段の食生活でとり肉や大豆製品、チーズなどを取り入れていくことが望ましいですが、最近はおいしい味付けになったプロテインドリンクや食品もあるので上手に利用してみましょう。また、簡単な取り入れ方に卵があります。
様々な味付け、調理方法があるので自分にあった食べ方で取り入れやすいのでおすすめです。

育爪している時にネイルはできる?

セルフネイルを楽しんでいる女性の画像

育爪中にネイルはできるのか気になる方もいるかもしれませんね。
結論から言うと、育爪中ジェルネイルはやめたほうがいいけれど、マニキュアならOKとなります。

マニキュアも1週間塗りっぱなしというのはあまりよくないので、1~3日塗ったらしっかり保湿ケアをするのがおすすめです。
また、アセトンという成分の入った除光液は爪や皮膚の油分を奪ってしまい、乾燥させやすいのでノンアセトンリムーバーを使うか、シールのようにはがせる「ピールオフ」のマニキュアを使うのがおすすめです。

ピーチの香り付きのノンアセトンリムーバー。
保湿成分配合で、爪や指先が乾燥しにくいのでおすすめです。

シールのようにはがせるタイプのマニキュアです。
除光液不要でオフできるため、爪に優しくネイルを楽しめます。

どのくらいの頻度でやればいいの?

ネイルケアをしようとしている画像

甘皮ケアと爪の長さを整えるのをどのくらいの頻度でやればいいのかというと、大体10~14日に1回位の頻度です。
期間は3ヶ月~6ヶ月行うのがベストです。

爪が伸びるのはゆっくりで、手の爪は1ヶ月で約3ミリ伸びると言われています。
そのため、すべての爪が生え変わるには3ヶ月以上かかります。
長い時間がかかると思ってしまう方もいるかもしれませんが、まずはその期間しっかりと育爪を行ってみてください。

甘皮ケアなどをしない日も毎日オイルとハンドクリームを塗るのは続けてくださいね。
保湿ケアに関しては、回数をきちんと付けることが非常に大事です。
ケアをすればしっかり結果が出るのが育爪ですので最初はあまり状態が変わらなくて落ち込んでしまうかもしれませんが、気長にケアを続けてみましょう。

まとめ

爪は想像以上に見られていて、人に与える印象を大きく左右します。
どんなに肌がきれいでもスタイルが良くても、爪の長さがバラバラだったり、乾燥で爪に縦筋が出来ていたりすれば、それだけでとても残念な印象になります。
また自爪に自信がなく諦めている人も、ぜひ育爪してみてください。育爪に大切なのは以下の3点です。

  • 爪を爪ヤスリで整える
  • オイルで保湿する
  • 爪に衝撃や負担がかからない指先の使い方をする

爪切りで爪を切っている人は、まずヤスリで削るのにシフトしましょう。
それだけでも二枚爪や割れやすいのを軽減できるはずです。

また、爪の表面を整えたいときは、スポンジバッファーで軽くこすってキレイに整えるのがおすすめです。
さらにシャイナーをするとベースコートとトップコートを塗らなくても光沢のある表面に仕上がりますよ。

育爪中はジェルネイルをするのはおすすめできませんが、マニキュアであれば1日~2日塗ってしっかりその後に爪を保湿すれば傷ませずにネイルをすることもできます。
程よくネイルも楽しみながら育爪をしてみてくださいね。

爪は少し意識するだけできれいになりますし、どんどん生え変わります!諦めずにしっかりとケアをしてみてはいかがでしょうか。

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