ジェルネイルは爪の長さがバラバラでもつけられる?切りたくない時はどうすればいいの? | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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自爪が弱いと、すぐに折れてしまったり、亀裂が入ってしまったりと、なかなかキレイに伸ばせませんよね。それもそのはずで、自爪のまま何もつけずに伸ばせるという人は、女性だとかなり少ないようです。女性の爪は男性の爪よりも柔らかく、生まれつき薄い人も多くなっています。キレイに長く伸ばした爪は女性らしさを感じるパーツですが、ジェルネイルやマニキュアをつけていないと、伸ばしている途中で割れてしまう可能性が高いので、爪を伸ばしたい人はジェルやマニキュアの補強をおすすめします。しかし、ジェルやマニキュアをつけていても、負荷に耐えきれず割れてしまったり、欠けてしまうことも。そうなると自爪の長さはバラバラになって、長さによる統一感はなくなってしまいます。せっかくジェルネイルをつけるなら、きれいな手元を楽しみたいですよね。また、ネイルサロンに行きたい!と思った時、自爪の長さがバラバラだと、ジェルネイルが付けられるのか不安になる方もいるようです。爪の長さがバラバラでジェルネイルをするには、どのような対処法があるのでしょうか。今回はジェルネイルと爪の長さの関係や、様々な方法の長さ出しについてご紹介します。

ネイルサロンでジェルネイルは爪の長さバラバラでもつけられる?

ネイルサロンに行ったことがない人や、ネイル初心者だと、どんな状態ならネイルがつけられるのかわからないですよね。爪の長さがバラバラで、短い爪も長い爪もあると、自分で爪を切ってからネイルサロンに行ったほうがいいのかな?と考える方もいるようです。

爪の長さはバラバラでもOK

結論からお伝えすると、ネイルサロンではジェルネイルを塗る前に、ネイリストが爪を整えてくれるので、爪の長さがバラバラの状態で行ってもOKです!ネイルサロンのジェルネイルメニューには、爪の長さや形を整えて、甘皮をケアする「ドライケア」というものが含まれているお店がほとんど。そして基本的には、一番短い爪に合わせて他の爪も短く整えていきます。ネイリストが爪やすりやネイルマシンを使ってしっかりケアするので、自分で爪を切ったり、やすりを使うよりも、キレイな仕上がりが楽しめますよ。

サロンに行く前は爪を切らないで

「爪の長さがバラバラで、ネイルサロンに行くのが恥ずかしい・・・」と思う方もいるようですが、ネイルサロンに行く前に自分で爪を切ったり、やすりがけするのはなるべく避けましょう。ネイルサロンではお客さんのリクエストや、やりたいネイルデザインに合う爪の長さに整えてくれますし、ライフスタイルや、爪の性質を考慮した上で長さや形の提案もしてくれます。自分で爪を切ったり、やすりがけをしてしまうと、適切な提案や施術が受けられなくなってしまうので注意しましょう。ネイリストはネイルケアやジェルネイルなどで爪をキレイにするのがお仕事です。少々恥ずかしくても、気にせずにネイルサロンに行ってみてください。また、爪の長さや適切な形など、わからない事や相談したい事は、遠慮せず気軽にネイリストに聞いてみてくださいね。

爪を短く切りたくない時は?

前述の通り、爪の長さがバラバラの状態でネイルサロンに行くと、基本的に一番短い爪の長さに合わせて、他の爪も整えていきます。しかし、爪を伸ばしている途中なら、合わせるためとはいえ短くなるのはイヤですよね。そんな時は、ネイリストに以下のような相談をしてみてください。

長さが異なる状態で形を整えてもらう

短くしたくない爪は、長さはなるべくそのままで、形だけ同じになるように整えてもらいましょう。爪の長さがバラバラでも、ジェルネイルやマニキュアを塗ると、意外と気にならないはずです。

例えば、自爪の状態で爪の長さがバラバラだと、ぱっと見ても少々違和感がありますよね。ですがジェルネイルやマニキュアをつけていると、長さよりも色の方が目立つので、長さの違いは途端に目立たなくなるのです。これはジェルやマニキュアで爪先の白い部分=フリーエッジが隠れるからというのも理由にあります。

筆者は実際に、利き手の親指と人差指だけ他の指より短めにすることが多いです。利き手の親指と人差し指はよく使いますし、特にコンタクトレンズを付け外しするときは爪が長いと取れにくくなってしまいます。そのため、わざと親指と人差指だけは、他の指よりもフリーエッジを短くしています。ですが、ネイルをじっと見られることがあっても、長さがバラバラで変と言われたことは一度もありません。

爪の長さにばらつきがあると、自分では気になりますが、ネイルをすれば他人からはほとんどわかりません。ネイリストにオーダーする時は、「自爪を伸ばしているから、長さは変えずに、形だけ同じようにして欲しい」と伝えてみてください。ジェルネイルを付けたら、コーティングによって爪を伸ばしやすくなります。長さは気にせずにそのまま伸ばしていきましょう。







短い爪はスカルプ・長さ出しをしてみよう

1本だけ爪が割れて、極端に短くなってしまった!となると、どうしても短い部分が気になりますよね。そんな時は、スカルプや長さ出しというメニューをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

スカルプも、長さ出しも、ネイルサロンでは基本的に同じような内容のメニューです。自爪に様々な方法で長さをプラスすることで、人工的に自爪よりも長い爪を作ることができます。スカルプや長さ出しをするための材料は種類豊富なので、まずは1つずつご紹介して参ります。

アクリルスカルプチュア

アクリルという材料を使って、自爪に長さを足す技術です。アクリルパウダーとアクリルリキッドを使って、爪の形を形成していきます。そして、アクリルで爪先に長さを足す時は、台紙となるフォームが必要です。フォームとは爪先に筒状にして取り付けるシールのような台紙で、フォームを繋げれば超ロングのスカルプネイルも楽しめます。

アクリルスカルプチュアのメリット
・強度が高い
・短めネイルから超ロングネイルまで自由に作れる
・クリアや色が付いたものだけでなく、ラメなども混ぜて作れる

アクリルスカルプチュアのデメリット
・取り扱っていないネイルサロンもある
・セルフではオフが難しい
・難しい技術なのでネイリストによって仕上がりに差が出やすい

アクリルスカルプチュアのやり方
①アクリルをつける前のプレパレーションを済ませる
②フリーエッジの長さは1ミリ程度にする
③フォームを爪先につける
④アクリルリキッドとアクリルパウダーを筆に取る
⑤リキッドとパウダーが混ざってミクスチュアになるので、爪とフォームの上にのせて、長さを足すように爪全体に伸ばす
⑥自然乾燥させる
⑦固まったらファイルで形を整えて完成

上記のような7工程で、アクリルスカルプが完成します。アクリルはジェルネイルのようにライトで固めるのではなく、自然乾燥で固まる材料です。そのため、ミクスチュアの状態になったら素早く筆で形成していく必要があります。ですが自爪に沿った形で長さを足せるので、自然なロングネイルが楽しめます。強度も高いので、アートや立体パーツをつけるのにも向いています。

ネイリストのおすすめポイント:ファイルからリムーバーまでいっぺんに揃うNaility!のアクリルセットです。これ1つでアクリルスカルプチュアがセルフで作れます。

ジェルスカルプチュア

ソフトジェルやハードジェルを使って、自爪に長さを足していく技術です。ソフトジェルなら5ミリ程度まで、ハードジェルなら1センチ程度の長さ出しが可能です。それ以上のロングネイルになってしまうとジェルスカルプが取れやすくなったり、自爪とジェルに亀裂が入りやすくなるので注意しましょう。ジェルスカルプチュアは、アクリルと同じようにフォームを使って長さを足していくやり方だけでなく、チップフォームで爪の長さを型取りする方法もあります。

ジェルスカルプチュアのメリット
・ライトで固めるまで何度もやり直しができる
・セルフでも作りやすい
・取り扱っているネイルサロンは多め

ジェルスカルプチュアのデメリット
・作れる長さはハードジェルでも約1センチが限界
・ハードジェルはセルフのオフが難しい
・薄い爪だと取れやすい

チップフォームを使ったジェルスカルプチュアのやり方
①ジェルネイルを付ける前のプレパレーションを済ませる
②フリーエッジは1ミリ程度に短くする
③ベースジェルを塗ってライトで硬化する
④チップフォームに専用のジェルやビルダージェルを流し込む
⑤筆でジェルの厚みや足したい長さになるよう整える
⑥爪にチップフォームを貼り付けてライトで硬化する
⑦チップフォームを取り外してファイルで形を整えて完成

ジェルスカルプの場合、紙のフォームを使ってアクリルと同じように長さ出しを作ることもできますが、上記のようにチップフォームを使う方法もあります。どちらも慣れるまで大変かもしれませんが、セルフならアクリルよりもスカルプが作りやすいはずです。チップフォームの場合、ポリジェルという長さ出し用ジェルが有名ですが、やり方を理解していればビルダージェルやテクスチャ―が固めで強度のあるジェルでも代用可能です。ソフトジェルやセミハードジェルなら、アセトンオフができるのでセルフネイルでも安心ですね。

ネイリストのおすすめポイント:ポリジェルで長さ出しをはじめるならセットの購入がおすすめです。チップフォームやブラシだけでなく、ベースジェルやトップジェルも入っています。

チップオーバーレイ

ネイルチップを貼り付けて自爪に長さを足していく方法です。ネイルサロンやネイリストがチップを使って長さ出しをする場合、「ハーフチップ」というアイテムを爪先に取り付けるやり方を指す場合がほとんどです。チップ&ラップという名前で、ネイル検定2級の実技試験にもなっています。ハーフチップ以外では、ベーシックなネイルチップを爪全面に貼り付ける方法や、ジェルでできたネイルチップを爪全面に貼り付けるやり方もあります。今回はハーフチップを使ったチップオーバーレイについて解説します。

チップオーバーレイのメリット
・素早く長さ出しができる
・ジェルやアクリルより簡単
・短めもロングも作れる

チップオーバーレイのデメリット
・強度はアクリルやジェルに劣る
・自然なカーブは作れない
・ネイルグルーやジェルなどやり方にも種類がある

ハーフチップを使ったチップオーバーレイのやり方
①ジェルネイルをつける前のプレパレーションをしてフリーエッジは短くしておく
②ハーフチップの長さや形を整える
③ハーフチップの根元やサイドが、自爪の先端に合うようにファイルで削る
④ハーフチップの根元周辺をやすって、自爪とチップに段差ができないよう整える
⑤ハーフチップ裏の根元にネイルグルーを塗布
⑥チップの根元や中央、サイドがずれないよう自爪に貼り付ける
⑦自然乾燥させる
⑧チップが固定できたらチップの先端を整えて完成

ハーフチップをつかった長さ出しは、自爪の横幅やカーブに合わせて整えるのが少し難しいですが、取り付けてしまえばすぐにロングネイルが完成します。自爪とチップの段差を減らして取り付ければ、ナチュラルな形に仕上げることもできます。チップオーバーレイが完成したら、その上からジェルネイルやアクリルを塗りましょう。チップオーバーレイの強度が増しますし、華やかな仕上がりが楽しめます。

ネイリストのおすすめポイント:長さ出しで超ロングのネイルにする人は意外と少ないのではないでしょうか。少しだけ長さをプラスしたい時は、こちらのちょい足しネイルチップを使うことでさらに時短できます。

ネイルサロンでは、ジェルスカルプしか取り扱っていないというお店もあれば、アクリルやチップもOKというお店もあります。サロンによって状況が異なるので、「この方法でスカルプをしてほしい!」という希望がある時は、予約前にサロンに問い合わせしてみましょう。セルフネイラーなら、チップフォームや紙のフォームを使ったジェルスカルプや、チップオーバーレイからトライしてみるのがおすすめです。セルフで長さ出しができるようになったら、爪の長さがバラバラという心配をせずにジェルネイルをつけられます。自分に合った方法でネイルを楽しみましょう。







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