パルスオキシメーターはジェルネイルが透明でも測れない? | ネイル女子

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皆さん体調管理はできていますか?どんなに備えていても、急な体調不良で病院にお世話になる可能性は誰もが持っていますよね。そこで普段ネイルを楽しんでいる方々にはぜひ知識として知っておいた方が良いことがあります。実はネイルをしていると、医療機関の検査には受けられないものが多数存在するということです。病院に行き検査が必要になった時、マニキュアならすぐに落とせますがジェルネイルの場合はその場ですぐに取るというわけにはいきませんよね。そのため簡単な検査にもかかわらず、日を改めてまた病院に行かなくてはなりません。事前にネイルがダメなことを知っていればネイルサロンでジェルを取ってから病院に行くこともできます。時間的に余裕があればまだ良いですが、緊急を要する場合はサロンに行っている暇はないため、必要な場合にはネイリストが病院に派遣されることもあります。このような検査におけるネイルの影響などは、健康ならば気にしたことすらないと思います。しかし実際に、ネイルが検査の妨げになる場合があることも事実です。今回はより安心してネイルを楽しんでいただけるよう、ネイルが影響を及ぼす可能性のある検査などについて詳しくご紹介していきます。

爪は健康のバロメーター

昔から爪は健康のバロメーターといわれています。何故かというと、爪の下にはたくさんの毛細血管があります。そのため血行不良や栄養不足、体調不良によって爪の色や形に影響してくることから、健康状態を見る目安になります。普段爪がピンクに見えるのは毛細血管の色が透けて見えているからです。例えば爪に横筋があれば栄養障害やストレス、慢性疾患などの疑いがあります。また爪が反っていれば鉄欠乏性貧血の疑いなど、爪の状態や形、色などで健康状態を判断できます。健康な時は爪の表面が滑らかで、きれいなピンク色をしています。自分の爪を意識して見る時間をつくり、健康のバロメーターにしてみて下さい!

話題のパルスオキシメーターとネイルの相性

最近話題のパルスオキシメーターをご存知ですか?パルスオキシメーターとは、血中の酸素飽和度と脈拍を指だけで測定することができる医療機器のことです。つまり肺にある酸素が血液によってどのくらい全身へ運ばれているのかを調べることで、呼吸器不全のレベルを数値で表し、一目で状態を判断することができます。そのためコロナウイルスに感染した場合に、病状レベルの判断の目安になるということで購入希望者がどんどん増え、今では生産が追いついていません。パルスオキシメーターは指をクリップ状の本体に差し込み、特殊な光で計測します。しかし、ジェルネイルやマニキュアをしていると正確に光を通さず、正しい測定ができません。また爪が長い人も爪先が邪魔をして、パルスオキシメーターの奥まで指が入らず正しい測定ができません。パルスオキシメーターは、色の付いたジェルやマニキュアに反応するだけでなく、透明なクリアジェルのみを塗ったネイルやマニキュアでも測定の数値にブレが生じる可能性があります。やはり正確な数値を測るには、ネイルを一切つけず、自爪の状態であることが重要なのです。ネイルをしている人がパルスオキシメーターを使用する際には、ネイルを取らないと正しい測定ができないということは覚えておきましょう!







ネイルと相性の悪い検査を覚えておこう!

パルスオキシメーターの他にも、検査の種類によってはネイルを取らなくてはいけない検査があるのでご紹介していきます。

MRI

MRIとは強力な磁力と電磁波を使った検査です。そのため金属類や磁気類のものを身につけていては危険です。金ぶち皿を電子レンジに使った時にバチバチいいますよね!それと同じことが起こり火傷をしてしまいます。またアクセサリーや金属のパーツが付いたものは、磁力の強いMRIに引き寄せられてくっついてしまい、故障の原因にもなります。またアイシャドウなど化粧品にも金属成分が含まれていることがあります。ごく微量の金属でも何が起こるかわかりませんので、MRIを受ける時はネイルを取り除き、成分のわからない化粧品は使わないでおきましょう。

レントゲン・CT検査

手の撮影をする場合に限りですが、ネイルをしているとジェルやマニキュアに入っている金属成分が影響し、レントゲンに写ってしまいます。そのため正しい診断がしにくくなります。

安心してスムーズに検査を受けるために、ネイルは事前に取っておく必要があります。

自分でジェルが取れるようにしておこう!

現在コロナウイルスの影響で医療現場がひっ迫している最中、ネイルが問題視されています。上で述べてきたように、ネイルをしているとパルスオキシメーターで酸素飽和度を正確に測定できません。また、アートやラメなど金属成分を含むネイルをしているために検査ができず、多忙な看護師さんがネイルを取ることからしなくてはならない事態も多くあります。もしも病院にお世話になりそうな時は、できるだけネイルはしていない状態でいる事が自分のためであり、皆のためです。ですからもし体調不良でネイルサロンに行く余裕がない時のために、自宅でのジェルの取り方をお伝えします。

用意するもの

・ファイル
・アセトンまたはジェルオフ用リムーバー
・アルミ(8cm×10cm程にカットしたもの×10枚)
・コットン(4分の1~6分の1にカットしたもの×10個)
・オレンジスティックまたはメタルプッシャー

ジェルネイルの取り方

①ジェルの表面をファイルでツヤがなくなるまで削る。
②用意したコットンにアセトンを浸み込ませる。この時にアセトンが机などに付くと色が抜けてしまうので、必ずアルミの上で浸み込ませるようにしましょう。
③コットンを爪に乗せズレないように一本ずつ用意したアルミを巻いていく。
④そのまま10分ほど放置
⑤アルミとコットンを取り、柔らかくなったジェルをオレンジスティックでカリカリと削り取る。この時、アルミは再利用するので丁寧に取っていきましょう。

セルフの場合、一度で全てのジェルを取り除くのは難しいので①~⑤を何度も繰り返します。ジェルを無理やり剥がすのは爪が薄くなる原因になります。多少面倒でもしっかりと溶かしながら取っていきましょう!

万が一の時、何事も知識があれば慌てることなく落ち着いて対応していけますよね。必要な情報をどんどん手に入れ、この先もネイルを安心して楽しんでいって下さい!







爪の洗い方って知ってる?

長い爪が好きな方は、ジェルネイルやスカルプをしている人が多いです。ジェルやスカルプで自爪がコーティングされると、強度が上がるので伸ばしやすくなりますし、ショートネイルよりもデザインやアートの幅が広がります。しかし爪を長く伸ばしている人ほど、指先を清潔に保つのは難しいです。とある手洗い石鹸メーカーの調べによると、爪をしっかり洗っていない指先は、例えるならトイレのドアノブくらい汚れているそうです。それほどまでに爪は汚れが溜まりやすいのです。ウイルス感染症の感染拡大防止の観点からも、そして常日頃ネイル・ハンドケアとしても、爪の洗い方を知っておきましょう!

爪の洗い方

爪の白い部分(指先の皮膚から離れて伸びている部分)が約5ミリ以下の方は、道具を使わなくても簡単に爪が洗えます。以下を参考に洗ってみてください。

①流水で手全体を濡らして、軽く汚れを落とします。
②石鹸を手のひらでよく泡立てます。
③爪先を泡立てた反対の手のひらに軽く当て、小さく円を描くように動かします。
④反対の爪先も、③と同じように洗います。
⑤洗い終えたら、流水を手だけでなく爪先にも当てて、しっかり流す。

上記の爪の洗い方は実際にやってみると簡単で、短時間で終えることができます。しかし爪の長さが5ミリ以上の方は、隅々まで汚れが落とせない可能性が高いので、爪ブラシを使うのがおすすめです。爪ブラシは100円ショップやバラエティーショップなどでも売られています。使い方は簡単で、石鹸を泡立てた手に、爪ブラシの毛先を爪先に当てて優しく洗えばOKです。爪の奥深くに汚れが入ってしまった時などもササッと落とせるで、一つあると便利ですよ。使った爪ブラシは、綺麗に保つためにしっかりと水を切ってから干しましょう。

ネイリストのおすすめポイント:自立する爪ブラシなので、清潔に保管できます。







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