パルスオキシメーターはジェルネイルが透明でも測れない?正しい手洗いと洗顔で清潔に | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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皆さん体調管理はできていますか?どんなに備えていても、急な体調不良で病院にお世話になる可能性は誰もが持っていますよね。特に現在はコロナウイルス感染拡大の影響で、今まで病院とは無縁だった人も何が起こるかわかりません。このようなご時世なので、普段ネイルを楽しんでいる方々にはぜひ知識として知っておいた方が良いことがあります。実はネイルをしていると、医療機関の検査には受けられないものが多数存在するということです。病院に行き検査が必要になった時、マニキュアならすぐに落とせますがジェルネイルの場合はその場ですぐに取るというわけにはいきませんよね。そのため簡単な検査にもかかわらず、日を改めてまた病院に行かなくてはなりません。事前にネイルがダメなことを知っていればネイルサロンでジェルを取ってから病院に行くこともできます。時間的に余裕があればまだ良いですが、緊急を要する場合はサロンに行っている暇はないため、必要な場合にはネイリストが病院に派遣されることもあります。このような検査におけるネイルの影響などは、健康ならば気にしたことすらないと思います。しかし実際に、ネイルが検査の妨げになる場合があることも事実です。今回はより安心してネイルを楽しんでいただけるよう、ネイルが影響を及ぼす可能性のある検査などについて詳しくご紹介していきます。さらに今知っておきたい、爪もしっかりキレイになる手洗いのやり方と、汚れやばい菌をしっかり落として、キレイな肌になるための洗顔料の選び方についてもご紹介します。

爪は健康のバロメーター

昔から爪は健康のバロメーターといわれています。何故かというと、爪の下にはたくさんの毛細血管があります。そのため血行不良や栄養不足、体調不良によって爪の色や形に影響してくることから、健康状態を見る目安になります。普段爪がピンクに見えるのは毛細血管の色が透けて見えているからです。例えば爪に横筋があれば栄養障害やストレス、慢性疾患などの疑いがあります。また爪が反っていれば鉄欠乏性貧血の疑いなど、爪の状態や形、色などで健康状態を判断できます。健康な時は爪の表面が滑らかで、きれいなピンク色をしています。自分の爪を意識して見る時間をつくり、健康のバロメーターにしてみて下さい!

話題のパルスオキシメーターとネイルの相性

最近話題のパルスオキシメーターをご存知ですか?パルスオキシメーターとは、血中の酸素飽和度と脈拍を指だけで測定することができる医療機器のことです。つまり肺にある酸素が血液によってどのくらい全身へ運ばれているのかを調べることで、呼吸器不全のレベルを数値で表し、一目で状態を判断することができます。そのためコロナウイルスに感染した場合に、病状レベルの判断の目安になるということで購入希望者がどんどん増え、今では生産が追いついていません。パルスオキシメーターは指をクリップ状の本体に差し込み、特殊な光で計測します。しかし、ジェルネイルやマニキュアをしていると正確に光を通さず、正しい測定ができません。また爪が長い人も爪先が邪魔をして、パルスオキシメーターの奥まで指が入らず正しい測定ができません。パルスオキシメーターは、色の付いたジェルやマニキュアに反応するだけでなく、透明なクリアジェルのみを塗ったネイルやマニキュアでも測定の数値にブレが生じる可能性があります。やはり正確な数値を測るには、ネイルを一切つけず、自爪の状態であることが重要なのです。ネイルをしている人がパルスオキシメーターを使用する際には、ネイルを取らないと正しい測定ができないということは覚えておきましょう!







ネイルと相性の悪い検査を覚えておこう!

パルスオキシメーターの他にも、検査の種類によってはネイルを取らなくてはいけない検査があるのでご紹介していきます。

MRI

MRIとは強力な磁力と電磁波を使った検査です。そのため金属類や磁気類のものを身につけていては危険です。金ぶち皿を電子レンジに使った時にバチバチいいますよね!それと同じことが起こり火傷をしてしまいます。またアクセサリーや金属のパーツが付いたものは、磁力の強いMRIに引き寄せられてくっついてしまい、故障の原因にもなります。またアイシャドウなど化粧品にも金属成分が含まれていることがあります。ごく微量の金属でも何が起こるかわかりませんので、MRIを受ける時はネイルを取り除き、成分のわからない化粧品は使わないでおきましょう。

レントゲン・CT検査

手の撮影をする場合に限りですが、ネイルをしているとジェルやマニキュアに入っている金属成分が影響し、レントゲンに写ってしまいます。そのため正しい診断がしにくくなります。

安心してスムーズに検査を受けるために、ネイルは事前に取っておく必要があります。

自分でジェルが取れるようにしておこう!

現在コロナウイルスの影響で医療現場がひっ迫している最中、ネイルが問題視されています。上で述べてきたように、ネイルをしているとパルスオキシメーターで酸素飽和度を正確に測定できません。また、アートやラメなど金属成分を含むネイルをしているために検査ができず、多忙な看護師さんがネイルを取ることからしなくてはならない事態も多くあります。もしも病院にお世話になりそうな時は、できるだけネイルはしていない状態でいる事が自分のためであり、皆のためです。ですからもし体調不良でネイルサロンに行く余裕がない時のために、自宅でのジェルの取り方をお伝えします。

用意するもの

・ファイル
・アセトンまたはジェルオフ用リムーバー
・アルミ(8cm×10cm程にカットしたもの×10枚)
・コットン(4分の1~6分の1にカットしたもの×10個)
・オレンジスティックまたはメタルプッシャー

ジェルネイルの取り方

①ジェルの表面をファイルでツヤがなくなるまで削る。
②用意したコットンにアセトンを浸み込ませる。この時にアセトンが机などに付くと色が抜けてしまうので、必ずアルミの上で浸み込ませるようにしましょう。
③コットンを爪に乗せズレないように一本ずつ用意したアルミを巻いていく。
④そのまま10分ほど放置
⑤アルミとコットンを取り、柔らかくなったジェルをオレンジスティックでカリカリと削り取る。この時、アルミは再利用するので丁寧に取っていきましょう。

セルフの場合、一度で全てのジェルを取り除くのは難しいので①~⑤を何度も繰り返します。ジェルを無理やり剥がすのは爪が薄くなる原因になります。多少面倒でもしっかりと溶かしながら取っていきましょう!

万が一の時、何事も知識があれば慌てることなく落ち着いて対応していけますよね。必要な情報をどんどん手に入れ、この先もネイルを安心して楽しんでいって下さい!







爪の洗い方って知ってる?

長い爪が好きな方は、ジェルネイルやスカルプをしている人が多いです。ジェルやスカルプで自爪がコーティングされると、強度が上がるので伸ばしやすくなりますし、ショートネイルよりもデザインやアートの幅が広がります。しかし爪を長く伸ばしている人ほど、指先を清潔に保つのは難しいです。とある手洗い石鹸メーカーの調べによると、爪をしっかり洗っていない指先は、例えるならトイレのドアノブくらい汚れているそうです。それほどまでに爪は汚れが溜まりやすいのです。ウイルス感染症の感染拡大防止の観点からも、そして常日頃ネイル・ハンドケアとしても、爪の洗い方を知っておきましょう!

爪の洗い方

爪の白い部分(指先の皮膚から離れて伸びている部分)が約5ミリ以下の方は、道具を使わなくても簡単に爪が洗えます。以下を参考に洗ってみてください。

①流水で手全体を濡らして、軽く汚れを落とします。
②石鹸を手のひらでよく泡立てます。
③爪先を泡立てた反対の手のひらに軽く当て、小さく円を描くように動かします。
④反対の爪先も、③と同じように洗います。
⑤洗い終えたら、流水を手だけでなく爪先にも当てて、しっかり流す。

上記の爪の洗い方は実際にやってみると簡単で、短時間で終えることができます。しかし爪の長さが5ミリ以上の方は、隅々まで汚れが落とせない可能性が高いので、爪ブラシを使うのがおすすめです。爪ブラシは100円ショップやバラエティーショップなどでも売られています。使い方は簡単で、石鹸を泡立てた手に、爪ブラシの毛先を爪先に当てて優しく洗えばOKです。爪の奥深くに汚れが入ってしまった時などもササッと落とせるで、一つあると便利ですよ。使った爪ブラシは、綺麗に保つためにしっかりと水を切ってから干しましょう。

ネイリストのおすすめポイント:自立する爪ブラシなので、清潔に保管できます。

洗顔の基礎知識

洗顔はスキンケアの基本中の基本といわれています。それは一体なぜなのでしょうか。

洗顔の役割

まずは、洗顔の役割から見てみましょう。

・汚れを落とす
ホコリや雑菌、不要な皮脂を取り除き、肌を清潔に保ちます。特に余分な皮脂を落とすことは大事で、残った皮脂が酸化するとシミやシワ、くすみの原因になります。

・古い角質を落とす
肌は日々新陳代謝を繰り返し、古い角質が剥がれていきます。しかし歳とともに代謝は低下するため、古い角質が剥がれにくくなり、少しずつ蓄積するようになります。こうして皮膚はガサついて硬くなり、透明度を失って茶色っぽくくすんできます。洗顔は、溜まりがちな角質が剥がれるのを助け、正常なターンオーバーを促進してくれるので、特に年齢肌にとって非常に重要です。このように、洗顔によって不要なものを一掃することで、肌は化粧水や美容液の成分をしっかり吸収できるようになります。

洗顔石鹸と洗顔フォーム

洗顔料は、大きく「洗顔石鹸」と「洗顔フォーム」の二つに分けられます。汚れを洗浄するには油と水を乳化させる界面活性剤が必要ですが、二つの大きな違いは、この界面活性剤が違うことです。

洗顔石鹸

・天然成分の界面活性剤
石鹸の主成分は「石鹸素地」と「水」で、この石鹸素地に界面活性剤の働きがあります。石鹸素地はヤシ油やパーム油、牛脂などの天然油脂(脂肪酸)を、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで化学反応させて作ります。成分表に「○○酸ナトリウム」「○○酸カリウム」とあるのが石鹸素地のことで、石鹸素地と水のみでできたものを「純石鹸」といいます。因みに、水酸化ナトリウムを混ぜると固形石鹸に、水酸化カリウムでは液体石鹸になります。石鹸が肌に優しいといわれるのは、石鹸素地が「天然成分」を自然に反応させて作られているからであり、また石鹸は紀元前2800年の昔から使い続けられており、その安全性が十分認められているからです。石鹸のもう一つのメリットは、石鹸素地は界面活性剤としての役目を終えて洗い流されると、水と炭酸ガスに分解されることです。自然から生まれて自然に還るという、肌だけでなく環境にも優しいのが石鹸なのです。しかしいかに安全であっても、界面活性剤は洗浄剤です。洗い過ぎると必要な肌の皮脂まで落としてしまい、乾燥を招くことになります。

・弱アルカリ性
人間の肌は弱酸性ですが、石鹸は「弱アリカリ性」です。ですから石鹸で洗うと肌は一時的にアルカリ性に傾きますが、肌には元の弱酸性に戻ろうとする機能があります。本来の力を取り戻そうとすることで、かえって肌が活性化するというわけです。ただしもともと敏感肌の人や、肌が過敏になっている時は、肌力そのものが弱っているので注意が必要です。

洗顔フォーム

・合成界面活性剤
○○硫酸、○○グルタミン酸といった、人工的に作られた「合成界面活性剤」を使用しています。合成界面活性剤は皮膚浸透性があり、使い過ぎるとたんぱく質を変性させたり、肌バリアを壊す懸念があるといわれています。洗浄力が強いものほど合成界面活性剤が多く使われているため、気をつける必要があります。その反面、合成界面活性剤は大量生産できるため価格が安く、また泡立ちや使い心地が良いというメリットがあります。

・保湿成分が豊富
もう一つの違いは、洗顔フォームは保湿成分を豊富に配合したものが多いことです。
純石鹸と違って洗い上がりがしっとりするのも、たっぷりの保湿成分が界面活性剤により奪われた潤いを補ってくれるからです。

洗顔料選びのポイント

洗顔で一番気になるのは、肌の乾燥です。洗顔料の洗浄力が強過ぎると、皮脂だけでなく、肌が本来持っている細胞間脂質などの潤い成分まで流れ出てしまうからです。脂性肌の方も、もしかしたら潤い成分を除去しすぎているせいで、皮脂が出やすくなっているのかもしれません。潤いが減少してくる肌にとって、洗顔による乾燥はぜひとも避けたいところです。そのためには洗顔料は何をポイントに選べばいいのでしょうか。

程よい洗浄力のあるもの

強過ぎるのはもちろん問題ですが、かといって洗浄力が弱過ぎると汚れや皮脂が落とし切れず、肌トラブルの元になります。肌の皮脂量や肌質により、その人に適切な洗浄力(程よい洗浄力)は違ってきます。一般的には年齢を重ねる度に皮脂量が激減していくので、まずは「穏やかな洗浄力」や「肌への優しさ」を優先して選ぶことをおすすめします。界面活性剤については、天然成分中心の石鹸素地がより肌に優しいといえます。

保湿成分は肌質に合わせて

洗顔フォームはもちろん、最近は洗顔石鹸も石鹸素地だけの純石鹸より、保湿などの美容成分を配合したものが一般的になっています。洗顔料の保湿成分は、洗顔中に肌表面を覆って潤いを守ったり、洗顔後も肌に残って乾燥を防ぐ働きがあるそうです。洗い流されてしまうから無駄、というわけではないのです。また保湿成分には乳化作用があって、汚れを落とすサポート役もしてくれます。しかし洗顔の第一の目的は汚れをしっかり落とすことなので、シンプルに洗浄だけできればいいという考え方もあります。なぜなら、洗浄によって皮脂がなくなると、肌は自力で皮脂分泌を行ってバリア機能を取り戻そうとするからです。洗顔の時すらも保湿成分に守られていると、肌が怠けて自ら潤うことをしなくなる可能性もあります。ですから特に乾燥の心配がない人は、洗顔は汚れ落としに専念し、潤いは洗顔後のスキンケアで補う、というやり方もいいかもしれません。しかし乾燥肌や敏感肌の人は、保湿成分で肌を守りながらの洗顔のほうがおすすめです。

合成添加物が入っていないもの

特に敏感肌の人は、合成着色料や香料、防腐剤はもちろん、刺激になりやすい余計な成分が無添加の、シンプルな洗顔石鹸がおすすめです。

弱酸性か弱アルカリ性か

先に述べたように、肌はいったんアルカリ性になっても、通常は30分ほどで元の弱酸性に戻る力があります。とはいえ、肌本来の力が弱い人にとっては、肌と同じ弱酸性の洗顔料のほうが安心かもしれません。ただし弱酸性になると洗浄力が弱くなるため、汚れを落とし切れないという問題があります。これもやはり肌質に合わせ、肌力が弱い乾燥肌や敏感肌の人は弱酸性、それ以外の人は弱アルカリ性、というように使い分けるといいでしょう。

まとめ

美肌の三大要素とは、潤い・ハリ・透明感です。年齢肌がくすんで透明感がなくなるのは、古い角質が溜まって、光の反射を妨げるからです。正しい洗顔は、汚れと共に溜まった角質を一掃し、しっとりして弾力のある、透明感あふれる肌を作ってくれます。まさに肌年齢を上げるも下げるも洗顔次第といえるのではないでしょうか。ぜひ、本当に自分に合った洗顔石鹸を見つけ、若々しい素肌を取り戻しましょう。







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