手は日常生活の中で紫外線にさらされているので気づかないうちにダメージを受けやすいパーツです。さらに、日々の手洗いや食器洗いなどで手荒れもしやすいので年齢が出る部分とも言えます。そんな手ですが、逆にきれいな状態を保つことができれば若見えにも繋がりやすいです。今回は若見えしやすいネイルについてお話していきます。
また、「パンツを履いたらお尻がパンパン・・・」「お気に入りのスーツも、スカートのファスナーが締まらない・・・」そのせいか、最近の定番はチュニックスタイル…という方。また着やすさ重視で楽に着られる洋服ばかりを選んでいる方。それはまさしくオバサン化の始まりかもしれません。もちろんある程度の年齢になると、オバサンに見えるのは仕方ないことです。しかし60代、70代でも何を着ても若々しい人はいます。ではその違いは一体どこにあり、若々しくファッションを楽しむには、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。今回の記事では、若見えファッションのために実践したいその4つの方法と、若見え服とネイルにはどんなものがあるのかをご紹介します。
若見えするファッションとネイルのポイントを紹介
後半で紹介する姿勢や歩き方、エクササイズで体型のお悩みを解消しながら、若見えするファッションやネイルにトライしてみませんか?今まで試したことがなかった、新たなファッションやネイルを楽しむきっかけにもなりますよ!
●オールダークトーンにせず、1色は明るい色をプラス
出典:https://wear.jp/ass03/18272013/
ダークトーンで統一するコーデが定番になっている方は多いのではないでしょうか。しかし素材感やディティールに気をつけないと重たく見えるので、実は難しい色合わせでもあるのです。そこでホワイトやミントなど、使いやすく明るい色のアイテムを1つプラスしましょう。ぐっと華やかになりますよ。おすすめはボトムスやアウターに明るい色を足すコーデです。写真のようにアウターだけでも明るくすると、ニューヨーカーのおしゃれさんみたいになりますね♪
●明るい色のネイルを差し色にするのも◎
派手な色は子供っぽいからと、ナチュラルなベージュやピンクのネイルばかりになっていませんか?服はダークトーンが好きという方や、最近手のくすみ感が気になるという方は、明るい色のネイルにトライするのがおすすめです!馴染みすぎるカラーのネイルよりも、トーンアップ効果が期待できます。明るいブルーやピンク、ラベンダーなどをベースに、ポイントとしてシルバーやゴールドのパーツ、ラメラインを加えると、落ち着きが増して大人かわいいネイルに仕上がりますよ。
優しい色みのベージュピンクで、肌なじみが良く、自然ですが肌が綺麗に見えやすいカラーです。速乾で初心者でも失敗しにくいです。
明るいピンクが可愛すぎると感じる方は深みのあるカラーはいかがでしょうか?赤みがあるので血色感も出せるカラーです。試しやすいプチプラも魅力。
先端に少しラメをプラスするだけで一気に華やかになります。シルバーよりゴールドのほうが優しい印象になりやすいので年齢を問わずおすすめです。
大人カラーなバーガンディはラメ入りでエレガントに仕上げるとスタイリッシュになります。ペディキュアにしてもお洒落なカラーです。ベースコート不要で時短も叶います。
肌を明るく見せたい、爪の色を綺麗にみせたいならコーラル系がおすすめ。こちらは明るいコーラルピンクで、オールシーズン使える万能なカラーです。
上記の若見えポイントは、プチプラブランドでアイテムを追加したり、ジェルネイルでなくマニキュアでセルフネイルにすることで、意外とチャレンジしやすいのではないでしょうか。ぜひ試してみてくださいね。
●ケアも大切
上記のようなマニキュアを塗る以外にも、ネイルオイルで指先を保湿したり、ハンドクリームを塗ったりするケアも大事です。テクスチャーや塗ったときの使用感、香りなどで自分に合ったものを選び、できるだけこまめに塗ることでしっとりした手を維持することができますよ!
女性のファッション意識は年齢で変わる?
某ファッションブランドが行った、40代50代の女性1000人のエイジングケアに対するアンケート調査で、興味深い結果が出ています。「体型変化の悩み」では、71.4%が「下腹ポッコリ」でダントツの1位でした。そして「若く見えるためにどういう方法をとりたいか」という問いでは、「スマートで若々しく見える洋服を着る」が44.1%で第1位となりました。第2位は37.4%の「食事の摂取カロリーを制限する」なので、体型を気にしている方が、かなり多いことが分かります。さらに自分にとってのファッションは、異性にモテるためでなく「自らの美しさを追及するため」と答えた人が、83.9%にのぼっています。
年齢でファッションの悩みが変わる
次にファッションについての悩みは、当然ながら若い頃とはだいぶ様変わりしています。20代30代の頃と比べると、「体のラインが出にくい洋服を選んでしまう」という人が半数以上の54.3%。次いで「着る物にお金をかけなくなった」「選ぶ基準はデザインより着心地」という答えも、それぞれ41.3%、38.9%と多く、女性としては消極的な意識がうかがえます。その一方で「オバサンくさい洋服は着たくない」という人は93.3%と圧倒的多数です。そしてそのうちの51.1%が抱えている悩みが、サイズが合う洋服はオバサンくさく、若く見える洋服はサイズが合わない、ということなのです。しかし「オバサンくさく見える」のは、サイズやデザインだけの問題でしょうか。実はそれには「姿勢」が大きく影響しているのです。
姿勢と歩き方
●姿勢
忙しかったり疲れたりして、ついつい背中が丸くなっていませんか?背中が丸まっていると、それだけで見た目がぐっと老けてしまいます。同じ年齢、同じ体型でも、背筋がシャンと伸びている人と猫背の人とでは印象が全く違いますよね。まず胸を張って立ち、お腹を引っ込めましょう。頭のてっぺんが天から糸で吊られているとイメージすると、自然に首と背筋がピン!としますよ。
●歩き方
オバサンくさくなるのは、「歩き方」にも原因があります。前屈みで引きずり歩き、どたどた歩きをしていませんか?いわゆるモデル歩きを参考にし、一本の線の上を歩くイメージで、膝の裏を伸ばして歩きましょう。歩きやすくするコツは、足の内側、親指側に力を入れること。最初はぎこちなくて疲れるかもしれませんが、意識して続ければやがて身につき、美しい歩き方ができるようになります。
背中と下腹ダイエット
●背中ダイエット
老け感を強調するのが、背中についたお肉です。背中のぜい肉は、肩甲骨のゆるみから起こると言われています。次の肩甲骨ストレッチでスッキリ背中を取り戻しましょう。
肩甲骨ストレッチのやり方
まずは両手でタオルの両端を握り、ピンと張ります。息を吸いながら、両腕を上に目一杯伸ばします。次に息を吐きながら、肘を曲げて頭の後ろ側を通って肩までタオルを下ろします。
これを1セットとし、10セット繰り返しましょう。
●下腹ダイエット
次に気になるのは、やはりポッコリお腹ですね。お腹が邪魔をすると、姿勢も歩き方も美しいとはいえません。下腹ペッタンコのエクササイズには、呼吸法がオススメです。
下腹に効く呼吸法のやり方
まず目一杯息を吸い、下腹を思いっきり膨らまします。次に息をゆっくり少しずつ吐き出していき、最後は背中とお腹がくっつくくらいに絞り切ります。
効果はてきめんですが、やってみると以外にもきついので、回数はできる範囲で行いましょう。
ダイエットに効果あり!?なブルーのネイル
ダイエットを助けてくれるかもしれないネイルカラーがあるのはご存知ですか?人はふとした瞬間に自分の手元が視界に入るものです。そのため常にかわいくてダイエット向きなネイルをしていれば、モチベーションが上がって、おしゃれもできちゃうのです。まさに一石二鳥ですね。ダイエットを成功させたいという方におすすめしたいネイルカラーは「ブルー系」です。ブルーは集中力を高めたり、冷静かつ落ち着いたりするようなリラックス効果が期待できます。ダイエットや運動を頑張りたいときだけでなく、仕事や勉強に集中したいというときにもぴったりなカラーなのです。そしてブルーは自然と食欲が減る色でもあります。何故かというと、人間が自然界で食べる物の中にブルーは基本的に存在しないからです。ブルーの食べ物を連想して下さいと言われても、なかなか思い浮かばないですよね。このようにブルーと食べ物はなかなか結びつきにくいので、自然と食欲が減りやすいのです。ダイエット中は集中して減量し、止まらぬ食欲を押さえたい!という方は、ぜひブルーのネイルにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
オバサンくさく見えるファッション。それは洋服のことだけではなく、中味の自分自身を指しているかもしれません。ちょっとした意識と努力で、同じ洋服が見違えるほど若々しく着こなせます。タンスの肥やしになっていた洋服も、また活躍できたら嬉しいですよね。ぜひいろいろチャレンジして、20代、30代の頃のようにファッションを楽しみましょう。