キレイなツヤ感とぷっくり感が楽しめるジェルネイルですが、どうやらオフをするのはなかなか大変で、オフがめんどくさい!と思っている人も少ないようです。
セルフネイル好きでも、オフがめんどくさいからジェルネイルが続けられない・・・という人もいるのではないでしょうか?
この記事では、ジェルネイルのオフがめんどくさいときの対処法や、時短で簡単に落とす方法をご紹介します!
ジェルを塗る時や、オフをする時にちょっとした工夫を加えて、めんどくさいを解消しちゃいましょう!
ジェルネイルのオフはめんどくさい!
セルフでも簡単に楽しめるジェルネイルですが、オフは以下のようなところがめんどくさい・・と思うのではないでしょうか。
ジェルを削るのが大変
セルフネイルやネイルサロンで使われているジェルは主に「ソフトジェル」という種類で、アセトンを使えば溶かしてオフできます。
アセトンはジェルリムーバーや除光液にも含まれている成分で、接着剤やシール剥がしにも使われていて、とても強力です。
アセトンをジェルにしっかり染み込ませるには、ネイルファイルというやすりで少し削る必要があります。
この削るという作業が、手間がかかってめんどくさい・・と思う方が多いようです。
アセトンで溶けるのを待つのがめんどくさい
アセトンを使ってジェルを溶かすには、10~15分ほど待たなくてはなりません。
早くオフがしたいのに、ひたすら待つのはちょっとめんどくさいですよね。
さらに、ジェルネイルオフではコットンにアセトンを浸して、爪に置いて、アルミホイルで指先を巻くのが一般的。
浸している間はアルミホイルが取れないように過ごす必要があるので、オフをしながら別の作業をするというのも難しいのです。
自爪が痛みそうで心配
オフでアセトンを使った後は、爪や皮膚が乾燥してしまいます。
これはアセトンの脱脂・脱水作用が強いのが理由で、アセトンを使う以上避けられません。
オフをした後に、乾燥して白っぽく変化した爪や皮膚を見て、爪が傷んでいないか心配という人もいるのではないでしょうか。
(ちなみに、ネイルオイルやハンドクリームで保湿を続ければそこまで悪影響は受けません)
また、オフをする時はジェルネイルをネイルファイルで削りますが、勢い余って削りすぎてしまうと、ジェルだけでなく自爪まで削ってしまい、爪が痛む可能性があります。
オフに時間がかかってめんどくさい
初めてジェルネイルオフをしてみると、想像以上に時間がかかってしまった・・という人は非常に多いです。
セルフのジェルネイルオフは、両手のジェルを取るのにどんなに早くても30分、慣れていないと1時間以上かかることもあるのです。
実はネイルサロンでプロがジェルネイルオフをしても、基本30分前後はかかります。
イルパーツやストーンをたくさんつけている、スカルプなど長さ出しをつけているとなると、さらに時間がかかってしまいます。
ジェルネイルのオフを簡単にする方法とは?
ジェルネイルのオフはめんどくさいことが多いですよね。
めんどくさいジェルオフを簡単にしたいなら、以下のような工夫してみてはいかがでしょうか?
ピールオフジェルを使う
ピールオフジェルとは、シールのように爪からぺりっと剥がしてオフできるジェルを指します。
ピールオフジェルを使えば、アセトンやネイルファイル無しでも、簡単にジェルオフができますし、オフにかかる時間も大幅に短縮できるのです。
ピールオフジェルには、ベースジェルのように使うタイプと、カラーやトップジェルまで含まれるオールインワンタイプがあります。
オールインワンタイプは、セルフネイラー向けのジェルとして売られていることが多いです。
オフがしたい!と思った時にすぐにジェルが取れるので、日常使いはもちろん、普段はネイルできないけど、お休みの日だけネイルしたい!という方にもおすすめです。
ただし、ピールオフジェルはオフが簡単である以上、持ちは通常のジェルネイルよりも短めです。
ピールオフジェルは1~2週間前後の持ちが平均で、扱い方によっては数日で取れてしまうこともあります。
一度付けたネイルを長く持たせたいという方には向いていないので、用途によって通常のジェルと使い分けるようにしましょう。
オフが簡単なジェルを使う
ジェルネイルメーカーは、オフのしやすさに特化したベースジェルやジェルポリッシュを販売しているところも多いです。
以下では、オフが簡単と人気のジェルネイルメーカーをご紹介します。
1.シャイニージェル
出典:https://shinygel.com
シャイニージェルは、オフがしやすく時短もできる「スーパーベース」というジェルを販売しています。
スーパーベースは爪が乾燥しにくい設計になっていたり、爪や肌への優しさを考えた弱酸性仕様になっていたりと、オフのしやすさだけでなく機能性の高さも特徴的です。
セルフネイラーだけでなく、プロのネイリストからも人気を集めています。
・公式サイト:https://shinygel.com
2.プレスト
出典:https://www.naillabo.com/index.php
ネイルラボという会社が展開しているブランドの一つであるプレストは、「イージーオフベースジェル」というジェルを販売しています。
イージーオフベースジェルは、硬化してもしっかりと硬さを維持しながら、オフはアセトンでスムーズに溶かせるという便利なベースジェルです。
ふわっと浮くように溶けるので、軽く撫でるだけでもキレイにオフできます。
・公式サイト:https://www.naillabo.com/index.php
3.CND シェラック、ジェルカラー バイ オーピーアイなど
出典:https://www.cnd-j.com/products/shellac/
CNDという会社が販売している「シェラック」や、OPIという会社が販売している「ジェルカラー バイ オーピーアイ」は、マニキュアとジェルネイルの中間的なアイテムです。
シェラックもジェルカラーもメーカーは違いますが、商品の特徴が似ています。
・マニキュアのようにハケがついた容器
・ライトで硬化して固める
・オフはネイルファイルで削らず、アセトンで溶かすだけでほとんどが落ちる
マニキュアのように軽いつけ心地でありながら、オフが簡単で、ジェルのように立体感をもたせることができます。
持ちは2週間前後と、通常のジェルネイルよりも少し短いですが、オフのしやすさや軽いつけ心地は「使いやすい」と人気です。
・公式サイト:https://www.cnd-j.com/products/shellac/
・公式サイト:https://pro.opijapan.com
ネイルマシンを使う
ネイルマシンとは電動でジェルを削ったり、ネイルケアができる機械です。
電動ドライバーのような細身のマシンに、ビットという付け替え部分を取り付けて使います。
ネイルマシンは、本来ネイルサロンで使われることがメインのマイナーな機械でした。
最近はセルフネイラー向けの安価なネイルマシンが売られており、セルフネイル好きの間でも注目を集めています。
ネイルマシンを使うことで、ネイルファイルよりもスピーディーにジェルを削ることができます。
本来は削るのが難しい、利き手についたジェルも削りやすくなります。
ネイルマシンの削りすぎに注意
ネイルマシンはオフがスピーディーになる便利なアイテムですが、削りすぎには注意が必要です。
オフに適したビットを使い、正しい回転数や角度で削らないと、ジェルだけでなく自爪まで削って、爪が薄くなるかもしれません。
ネイルマシンで削りすぎないようにするには、どこまでがジェルでどこまでが自爪なのかを把握する必要があります。
ネイルチップにジェルを塗って削ってみるなど、練習して感覚を身につけてからジェルネイルのオフに使ってみましょう。
スピーディーなオフに必要なアイテム
ジェルネイルオフは、使う道具や、オフのやり方を工夫することで、通常よりも早くオフできるようになります
初心者向けの道具でオフしている方は、以下のアイテムを取り入れてみましょう!
- 100Gのネイルファイル
- メタルプッシャー
- オフ用キャップ
- 携帯カイロや手袋
100Gのネイルファイル
ジェルをファイルで削ることに慣れてきたら、目の荒いファイルを使ってみましょう。
筆者のおすすめは100Gのネイルファイルです。
かなり目が粗く、ザラザラとしていますが、その分トップジェルとカラージェルをどんどん削ることができますよ。
注意点としては、1回やするだけでも大きくジェルが削れる点です。
勢い余って何回もやすってしまうと、あっという間にベースジェルや自爪まで到達してしまうので、削っている箇所を注意深く確認しながら使いましょう。
メタルプッシャー
アセトンで浮いてきたジェルを取り除く時、ウッドスティックを使っている方もいるのでは?
ウッドスティックでも問題はありませんが、より効率よく取り除くにはメタルプッシャーがおすすめです!
メタルプッシャーは本来、甘皮ケアをするための道具です。
オフをする時はスプーンのようになっている部分を使いますが、ウッドスティックよりも丈夫で幅が広いので、柔らかくなったジェルもキレイにこそぎ落とせますよ。
もちろんメタルプッシャーはネイルケアにも使えるので、1本持っておくと何かと便利です。
オフ用キャップ
出典:https://beautynailer.jp/c-item-detail?ic=SCAP-6
アルミホイルの代わりに使えるのがオフ用の指キャップです。
事務用品の指サックのような見た目をしており、アセトンで溶けないシリコンで出来ています。
使い方は簡単で、アセトンを染み込ませたコットンを爪に乗せ、コットンがずれないようにキャップをつければOKです。
アルミホイルだと巻きがゆるくて取れてしまったり、破れてしまったりすることも。キャップを使えば時短もできて楽ちんです。
いちいちアルミホイルをカットしなくて済みますし、繰り返し使えるのでコスパも良いのが嬉しいですよね。
携帯カイロや手袋
アセトンは室温や手の温度が高いほど、ジェルに染み込みやすくなります。
室温が低くなる冬場や、冷え性で手が冷たくなりがちという方は、アセトンを浸している間携帯カイロで手を温めたり、手袋やミトンをつけて手の温かさを保つようにしましょう。
手袋はビニール手袋でもOKですが、アセトンがこぼれると溶けてしまうので扱いには注意してくださいね。
使い古したミトンや軍手などがあれば、より手元の温かさをキープできますよ。
また、携帯カイロにもアセトンがつかないよう十分注意しましょう。
オフがしやすくなるコツ
ジェルネイルオフは、ちょっとしたポイントを押さえれば自爪を痛めずに、素早くオフが完了します。
オフがなかなか終わらなくてめんどくさい・・と思っている方は、以下のポイントを見直してみましょう
プッシャーで無理やりガリガリと取らない
アセトンで溶けたジェルネイルをプッシャーで取る時は、無理やりガリガリと取らないようにしましょう。
無理やり取ってしまうと、自爪まで傷ついて薄くなってしまいます。
そもそも、プッシャーでジェルを削るように取らなくてはならない状況自体がNGです。
アセトンでしっかり溶けたジェルは、爪からふわっと浮いてくるので、軽い力で崩すようにジェルを落とせます。
力を入れてプッシャーを使っているなら、ジェルが溶けていない証拠です。
ネイルファイルでやすりがけをして、もう一度アセトンに浸しましょう。
アルミや指キャップは、1本ずつ外す
アセトンは10~15分ほど浸してからプッシャーでジェルを取りますが、
この時、巻いているアルミホイルや指キャップは1本ずつ取り外して、1本ずつオフしていきましょう。
一辺にアルミやを取ってしまうと、時間経過とともにアセトンが揮発して、ジェルが取れにくくなってしまいます。
アルミや指キャップを取ったらプッシャーで浮いたジェルを取り除き、取り切れなかったらもう一度アセトンに浸す、そして次の爪のアルミを取る、というように、1本ずつ作業するのがおすすめです。
薄く残ったジェルは取りきろうとしない
爪の表面に透明のベースジェルが薄く残っていたり、一部にだけついている場合は、無理に取りきらないようにしましょう。
薄く残ったジェルをネイルファイルで削るのはなかなか難しく、自爪まで削ってしまいがちです。
残っているジェルが気になる時は、キューティクルリムーバーとプッシャーで甘皮ケアをしてみてください。
甘皮を押し上げる時に、ジェルの残りがぽろっと取れてくるはずです。
あとはスポンジバッファーで少しだけ撫でるようにやすりがけをすれば、オフで痛めずにキレイな自爪をキープできます。