ネイルサロンでおまかせは迷惑!?こんなお客さんはマナー違反な4つのポイント | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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全国にネイルサロンはどのくらいあるかご存知ですか?大都市なら駅の近くに複数店舗あったりしますし、チェーン店なら地域や全国に幅広く展開していたり、自宅やマンションの一室を使ったプライベートサロンもあります。日本の場合、規模を問わずにネイルサロンの店舗数を数えると2万5千店以上あるとされています。1つの地域に複数のネイルサロンがあることは確実で、お客さんとしてネイルサロンに行く時は、様々なお店から1つを選ばなくてはなりません。せっかくネイルサロンに行くなら、自分好みのネイルで手元を華やかにしたいですよね。しかしネイルはデザインやカラーが豊富にあるので、ネイル初心者の方だとどうすればいいのかわからないことも。なんでもいいからかわいいネイルにして欲しい!となると、ネイリストにおまかせでとオーダーしたくなりますよね。今回は、ネイルサロンのおまかせは迷惑にならないのか、ネイルサロンでのおまかせオーダーの仕方や、こんなお客さんはマナー違反!?という4つのポイントについて解説してまいります。

ネイルサロンでおまかせってできるの?迷惑?

美容室で美容師に「おまかせで」とオーダーしたり、飲食店では「シェフのおまかせ」というメニューがあったりと、ネイルサロンに限らず、お店やスタッフがお客さんへのサービス内容を決めて提供するケースは多々あります。特にネイルサロンや美容室は、スタッフの美的センスに任せて施術を受けたいと考えているお客さんが少なくないのです。たしかに、お客さん自身がネイルにあまり詳しくないなら、ネイルのプロであるネイリストに決めて貰ったほうが間違いないですよね。しかしお客さんの中には、ネイルサロンでおまかせは迷惑じゃないかな?と不安になる方もいるようです。では、本当に迷惑ではないのでしょうか?

ネイルサロンはおまかせでもOK!

まず、ネイリストにおまかせでというオーダーはもちろんOKですし、迷惑がられることはまずないので安心してくださいね。ネイリストも新人でなければ、おまかせでと言われるのはきっと慣れています。むしろ任せて貰えることは腕の見せ所ですし、より張り切ってサービスを提供してくれるかもしれません。

新規のお客さんの「おまかせ」はネイリストも緊張・・・

常連のお客さんによるおまかせオーダーはネイリスト側も提案しやすいです。それは今までどんなネイルをしてきたか、カルテや予約履歴でわかりますし、施術中の会話で好みなども把握しているから。しかし、新規のお客さんではネイリスト側も何が好みかわかりませんし、施術をして気に入ってもらえなかったら、クレームになる可能性だってあります。こういった理由から、新規のお客さんのおまかせは迷惑ではないものの、ネイリスト側も緊張しているはずです。おまかせにしてももちろんOKですが、お客さん側からおおまかな色やテイストの好みだけは伝えることをおすすめします。

ネイルサロンのサービス内容次第ではお断りも

ネイルサロンによってはおまかせはお断りされてしまうかもしれません。例えば、サンプルデザインの中から選ばなくてはならない仕組みだったり、施術時間の確保が難しいからなど、理由は様々です。お店の都合が関わっており、こればかりはネイリスト個人がどうにかできることではありません。そんな時は、サンプルデザインがある場合は、その中から好みのものを選んだり、ネイリストに一番人気のデザインを聞いてみてはいかがでしょうか。デザインが決まっていなくても、ネイリストがお客さん好みになるよう案内してくれますよ。

「こうしてほしい」「これはNG」があったら相談は必須!

お客さんが「スタートから終わりまで全て任せたい」という時は、ネイリストにはただ一言「おまかせで」とオーダーするだけでOKです。ですが、おまかせにした結果、自分の好きじゃない色味やデザインになってしまったらどうでしょうか。せっかくネイルサロンに来たのにがっかりしてしまいますよね。また、会社や学校の規則でネイルカラーの指定や、爪の長さに決まりがある時は、使える色味や似合うデザインも限られます。

このように、いくらおまかせであっても、「この色は使わないでほしい」「こういうデザインは好きじゃない」というのは多少なりともあるはず。ネイリストもできる限りお客さんの希望に沿った施術をしたいと思っているので、「これはNG」という内容が少しでもあったら、おまかせにする前にネイリストに必ず相談しましょう。

また、おまかせのオーダーが来たら、ネイリストはお客さんのファッション、髪色、メイク、アクセサリーを参考にしたりと、見た目の雰囲気からデザインやカラーを考えます。自分の好みがはっきりしている人なら、好きな色やテイストはある程度決まっているはずです。そんな時は、具体的なオーダーじゃなくても、「こういう色や雰囲気が好きです」と伝えてみてはいかがでしょうか。お店のサンプルデザインや、自分が好きなネイルの写真を見せるのもOKです。お客さんに似合うネイルを作るヒントになりますし、ネイリスト側もデザインやカラーを提案しやすくなります。







おまかせネイルは予算や施術時間に注意

ネイルのおまかせオーダーをする時は、「予算」と「施術時間」がどれくらいになるのか、ネイリストに事前に確認しておきましょう。そして、お客さん側でネイルサロンを出たい時間が決まっていたり、予算がある程度決まっているのなら、施術前にネイリストに伝えておくのがベストです。たとえおまかせであっても、施術料金は事前にお客さんに案内するはずですが、「このくらいの代金で抑えたいな」と考えていても、施術を終えてお会計をしたら、想定していたよりも高くなっていた・・・なんてことも、可能性としてはありえます。

また、1人のお客さんに対して施術時間を長めに取っているサロンなら、おまかせでも「ここはこうしてほしい」「こういうデザインにはしないでほしい」という細かな要望に都度答えられます。ですが、相談しながらの施術はどうしても長時間になりがち。さらに手描きアートや長さ出しをプラスしていたら、その分の時間もかかってしまいます。ネイルの後に予定が入っていたら、おまかせの施術には満足でも、ネイル後の予定に遅刻しちゃうかもしれません。

おまかせで失敗しないためのポイント

ここまでネイルサロンのおまかせオーダーについて解説しましたが、ネイリストに全てをおまかせでと言える方は、非常に少ないのではないでしょうか。ですが、ネイルのことがあまりわからないから任せたいというお客さんの気持ちもよくわかります。おまかせオーダーで失敗しないためには、以下の点だけは伝えておきましょう。

ネイリストにこれだけは伝えて欲しいポイント

①色やテイストの好みなもの
②色やテイストで苦手なもの
③学校や会社でネイルの規定があったらその内容(特にカラーと長さ)
④ネイルサロンを出たい時間
⑤予算

こんなお客さんは迷惑!?気をつけたい4つのポイント

ネイルに詳しくなかったり、ネイルサロンに通い慣れていない人は、サロンのマナーや専門用語に戸惑うこともあるかもしれません。ネイルサロンに行きやすく、また過ごしやすくするためにも、こんなお客さんは迷惑!?というマナー違反になりやすいポイントをご紹介します。

①連絡をせず大遅刻
ネイルサロンでは来店するお客さん1人に対しての時間をそれぞれ確保しています。1人の施術が終わったら、次のお客さんの施術に入るように予約を取っているので、1人が30分遅刻してしまうだけでも時間がずれ込んでしまいます。無関係な次のお客さんを待たせるわけにはいかないので、遅刻してしまったお客さんは施術時間を短縮せざるをえません。そして時間の都合上、お客さんの希望に沿わない内容になるかもしれないのです。遅刻には様々な理由があるので仕方がないことですが、せめて連絡だけはしてほしいとネイリスト側も切に思っています。そして自分好みのネイルを楽しみたいなら、やはり遅刻はNGということを覚えておきましょう。

②爪に異常があるのに施術を強要
手先を良く使う仕事や家事をしている人は、爪や指先のダメージも強くなりがち。また、免疫力が落ちている時は「グリーンネイル」という緑膿菌感染で爪が緑色に変色してしまう状態になることも。少し亀裂が入っている程度なら、ネイルサロンで亀裂補強をしながらネイルをつけられますが、爪があまりにも薄すぎたり、グリーンネイルになっていたり、爪や指をケガしているなど、爪に異常がある時は施術をお断りすることもあるのです。しかし、お断りしていても「自己責任でいいからつけて!」と施術を強要するお客さんもいないわけではありません。ですがネイルケアや施術中に何か起きたらやはりお店やスタッフのせいになってしまいますし、今は無事でも、今後症状が悪化するかもしれません。自分の体のためにも、爪に異常がある時はジェルネイルやマニキュアをお休みしましょう。そしてグリーンネイルや爪、皮膚の荒れは、一度皮膚科を受診することをおすすめします。

③スマホをずっと操作する
ネイルサロンの施術時間は平均で1~2時間ほど。少々長く感じるかもしれませんが、ネイリストとお客さんで楽しくおしゃべりしたり、動画やテレビを見たりして過ごせるので、意外と長時間に感じないかもしれません。しかし、スマホをずっといじりたいというお客さんもいますし、実際にそうして過ごす方も少なくありません。ですがスマホを操作していると、スマホや服の小さなホコリやゴミが施術中の爪の上にのってしまうのです。その結果、ジェルを塗って完成させたら、小さなホコリが入っている・・・なんてことも。きれいなジェルネイルを完成させるには、お客さんの強力も必要不可欠なのです。スマホの操作は基本OKですが、ホコリやゴミが入らないように短時間で終えましょう。

④ジェルネイルを固めてから変更を強要
ジェルネイルの施術中はネイリストが「これで大丈夫ですか?」と、デザインやカラー、形などをお客さんに確認します。そして確認してもらってから、ネイル用のライトで光を当ててしっかり固めていくのです。しかし、固めた後に「やっぱりこの色にしたい」「やっぱり違うデザインにしたい」と変更を要求するのは、ネイリストが大変困ってしまいます。それはジェルがマニキュアのように除光液で拭いてすぐに取れるものではないからです。ジェルを取るには削ったり、アセトンという溶剤を浸さなくてはなりません。上から塗り重ねるにしても、ジェルがどんどん分厚くなって、フォルムが不格好になってしまいます。ライトで固める前なら拭き取ってやり直せるので、固める前に相談してくださいね。

ここまで、ネイリストが困ってしまうお客さんについて解説してきました。ネイリストはお客さんにネイルを楽しんでもらうために施術をしています。せっかく来てもらったお客さんには、施術やサービスに満足して帰ってもらいたいのです。それにはお客さんの協力も必要不可欠です。上記のようなポイントには気をつけて頂き、ネイルサロンで素敵な時間を過ごしてくださいね。







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