ネイルをしてしばらく経つと、付けたて当初にはなかった先端の黒ずみが気になったことはありませんか?ネイル先端の黒ずみは、ホワイト系やパステルカラーのようなキレイでかわいい色ほど目立つので、とても厄介です。これではせっかくのキレイなカラーが台無しですよね。でもなぜトップコートでコーティングしているのに、ネイルの先端は黒ずんでくるのでしょうか?そこで今回は、ネイルの先端が黒ずんでしまう原因と対処法についてご紹介します。
ネイルの先端が黒ずんでいる!?
ふと指先を見た時、爪の先端が黒く変色していて思わずギョッとしたことはありませんか?ネイルを付けたての頃には無かったはずなのに・・・。拭いてみても取れないこの黒ずみは、一体何なのでしょうか。まずはジェルネイルの先端が黒ずむ原因を見ていきましょう。
●考えられること
・紫外線による変色
・塩素系洗剤に反応した
・喫煙による変色
・色の付いた入浴剤
・ヘアカラー剤の使用
・衣類からの色移り
これらすべてにジェルネイルを変色させる可能性があります。そしてどれを取っても一番触れやすい爪先から順に変色が始まり、気が付いた時には黒くなっていることがあります。
●一番注意が必要なのはどれ?
爪先の黒ずみの原因として一番気をつけたいのは「衣類からの色移り」です。意外に思った方もいると思います。しかし、実はかなりの確率で衣類の色落ちが原因で爪先が黒くなってしまう人が多いのです。色がネイルに移りやすいものをお伝えします。
・デニム
・プチプラなブラックや紺のニット
・海外製の服や皮製品
ネイルの先端が黒ずんで気になったことがある人は、ネイルが白っぽい時やキレイな色の時に着ている服や持っている物を意識してみてください。毎回同じ服やバックを持った時に爪先が黒くなっている可能性が高いです。
ネイルの先端の黒ずみを取る方法
黒ずみが気になった時にまず試して欲しいのは、エタノールやクリーナーでふいてみることです。拭いてみてダメだった時は、削り取るのが一番早いです。
●削る時の手順
・爪の先端をエメリーボードで削り、形を整える。
スポンジファイルを使ってトップコートの上から軽くサンディングし、染まってしまったネイルの表面を削る。
・ダストを払い、爪をエタノールで拭く。
・トップコートを全体に塗りなおして硬化したら、終了。
鮮やかな色と艶、そしてトップコートの透明感が美しい、まるでつけたてのジェルネイルのような仕上がりが戻ってきますよ!
その他の爪の黒ずみに注意?
お肌だけでなく、爪もいつの間にか黒ずんでしまうことがあります。多くは物理的なものが原因で、強くぶつけたり挟んでしまうと内出血が起こり、爪の下の皮膚が黒ずんでしまうので、爪が黒っぽくなってしまうのです。足の指をぶつけたり、突き指をして爪が黒く変色したという経験がある人は多いのではないでしょうか。爪の内出血はまず患部を冷やしたあと、清潔に、かつ安静にすることで次第に治っていきます。
●爪にもほくろができる?
顔や身体と同じように、爪にもほくろができることがあります。爪そのものにほくろができるというよりも、爪の下にある皮膚にできるのです。また爪が作られる部分である爪の根元(爪母と言います)の周辺にほくろができると、生えてくる爪に黒っぽい縦線ができることもあります。どちらも爪やすりなどで削っても取れませんし、爪を薄くしてしまったり怪我の原因になるので、削らないようにしましょう。
●爪のほくろが気になる場合は皮膚科へ
爪のほくろは良性と悪性があり、良性の場合は黒っぽくなるだけで何も起こりません。しかしやっかいなのは、悪性の場合も見た目には良性とほぼ同じなのです。大きさによりますが。爪のほくろは手術によって取り除くことが可能です。急にできた爪のほくろが気になる場合は、1度近くの皮膚科で診察してもらうようにしましょう。