マニキュア使おうと思った時に、「マニキュアの蓋が開かない!」という事態に陥った経験はありませんか?
こうなるとパワーだけでは、なかなか開けることができません。
また、使い掛けのマニキュアにありがちなのが、ハケがボトルにくっついたまキャップの外蓋だけが取れてしまうことも・・・。
このようにマニキュアの蓋が開かない事態は、使い掛けのマニキュアはもちろん、新品のマニキュアでも起こり得ます。
そこで今回は、マニキュアの蓋が固まってしまった時や新品のマニキュアが固くて開けられない時におすすめの、マニキュアの蓋を開ける方法をお伝えします。
新品のマニキュアが開かない原因
新しいマニキュアを塗る時はとてもワクワクしますよね!
ところがいざ蓋を開けようと思ってもビクともせず、力を込めて何度もチャレンジするも固くて全く開かないことがあります。
「新品なのになんで?」と悩みますよね。
「もしかして誰かが店頭で開封していた商品だった?」「さてはボトルが不良品?」など色々な不安がよぎりますよね。
でも安心して下さい!
実は、新品のマニキュアで蓋が開かないことはよくあるのです。
主な原因は、製造の段階で蓋を固く締めすぎていること。
不安になるようなことはほとんどなく、単純に蓋が固いのです。
開封済のマニキュアの蓋が開かなくなる原因
新品のマニキュアの蓋が開かないのは「製造過程で蓋が固く締められ過ぎているから」という単純な理由でした。
そして、すでに開封済のマニキュアの蓋が開かないことは、新品のマニキュアが開かないことよりも多いです。
原因は乾燥してマニキュアが固まってしまったから。
マニキュアは空気に触れるとどんどん乾燥していくようにできているので、一度でも開封すれば、空気に触れた箇所から少しずつ乾燥が進んでいきます。
元々はサラサラだったマニキュアが、古くなるとドロドロになっていくのはそのためです。
そして、特に乾燥しやすいのが、ハケの出入り口であるボトルネック周辺です。
マニキュアを塗る時は、ボトルネックでハケをしごいて液体の量を調節しますよね。
この時ボトルネックに残った液体は、すでに何度もしごかれ、空気に触れているのであっという間に乾燥して固まります。
このように、ボトルネックから漏れ出ていたマニキュアが固まってしまい、蓋も一緒に固まるのです。
また、ボトルネック周辺に固まったマニキュアの層ができることで、一見ちゃんと蓋が閉まっているように見えても、マニキュアの層が密閉を邪魔します。蓋とボトルの間に隙間ができて、マニキュアの劣化も早くなってしまいます。
ボトルネックは常にきれいにしておく
ボトルネック周辺に固まったマニキュアの層ができてしまうのを避けるため、使ったマニキュアのボトルネックは毎回きれいにしておく必要があります。
マニキュアを片付ける時に、エタノールか除光液を染み込ませたキッチンペーパーで、ボトルネックを綺麗に拭き取りましょう!
ネックの内側を覗いてみて縁に付いているマニキュアがドロドロした雰囲気なら、内側も拭き取って下さい。
エタノールを含ませた綿棒を使うと、簡単に綺麗にすることができます。
固くて開かないマニキュアの開け方
どんなに頑張っても蓋が開かないマニキュアってありますよね。
そんな時は次の方法を試してみて下さい!
輪ゴムを使う
輪ゴムを2本用意します。
- ボトルと蓋のそれぞれに輪ゴムを巻いて、滑り止めを作ります。
※マニキュアのボトルは小さいので力を入れて握りにくく、滑りやすいです。ポイントは、蓋だけでなくボトルにも輪ゴムを巻くこと!
②雑巾を絞るようにして、開ける。 - 雑巾を絞るようにして、開ける。
ボトルと蓋の2箇所に輪ゴムを使うことで、左右の手の力を使って捻ることができ、より力が加わり開きやすくなります。
お湯を使う
お湯を入れる容器(紙コップなどでOK)と熱めのお湯を準備します。
- 容器にマニキュアの蓋が浸かる程度までお湯を入れる。
- マニキュアを逆さにして、ボトルネックの根本辺りまでお湯が浸るようにして、1分程度待つ。
- ボトルについているお湯はしっかりと拭き取る。
拭き取りが甘くボトルにお湯が残っていると、蓋を開けた時にお湯がマニキュアの中に入る可能性があります。 - マニキュアを立てた状態でグッと力をいれて蓋を開ける。
マニキュアがボトルと蓋の間で固まっている場合、パワーで開けるのは難しいです。
輪ゴムを使っても開けられない時は、無理をしないでお湯を使いましょう。
熱めのお湯にキャップを浸すと、お湯の温度でガチガチだったマニキュアが溶けたように緩くなります。
ほとんどどの場合、この方法で蓋は開けることができます。
ネイルサロンでは万が一マニキュアの蓋が開かない時は、最初から確実に開けることができる、お湯を使ったやり方を取り入れているところが多いです。
キャップからハケが取れてしまった時の対処法
マニキュアを開けた時に外側のキャップだけが取れ、ハケの部分がボトルにくっついたままになってしまったことはありませんか?
キャップが壊れたのかと思ってびっくりしますよね。
でも慌てることはありません。
マニキュアの構造上、キャップとハケは捻じれば取れるようになっているのです。
ただ問題は、キャップとハケが分解してしまうと、グリップを効かせるところがなくなること・・・。
ボトルにくっついたハケを摘めるペンチでもあればよいですが、そう都合良くはいきませんね。
では、ボトルにくっついたまま固まった、剥き出しのハケを取るにはどうしたら良いのでしょうか?
実は、道具を使うことなく素手で一瞬にして簡単に取ることができるんです!
ボトルにくっついたまま固まったハケの取り方
マニキュアのキャップからハケが取れて、ボトルにくっついて固まってしまった時は、
- 片手でボトルを握ったまま、親指でハケの突起している白い部分を「横から」グッと押す。
するとペキッと折れたような感覚で、簡単にボトルの口からハケが剥がれます。 - そのままキャップを被せて蓋をしっかりと閉める。
- もう一度蓋を開けて、ハケがキャップに戻っていることを確認する。
- ボトルの口を、エタノール又は除光液で綺麗に拭き取ってから、蓋を閉める。
ボトルの口についたマニキュアが固まることで、ハケを固定してしまいキャップから取れてしまうのです。
使用した後のマニキュアは、必ずボトルの口を綺麗に拭き取るように心掛けて下さい。
ハケを剥がす時に万が一、カラーの飛び散りが気になる人は、キッチンペーパーやティッシュを一枚ボトルに被せてから、ハケを横から押しましょう!