剥がせるジェルネイルが取れない!?爪にダメージを与えないネイルの剥がし方が知りたい! | ネイル女子

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最近話題の剥がせるジェルネイルをご存知ですか?お手軽にネイルが楽しめるマニキュアも良いですが、塗布した後しばらくはマニキュアが乾くまで手が使えず、何もできないのが難点です。そしてジェルネイルは施術後すぐに手を使うことができて持ちも良いですが、オフ(取る時)するのがとても面倒です。理想は、ジェルネイルもマニキュアのように、簡単に落とせることではないでしょうか?そこで近年、登場したのが剥がせるジェルネイル!ジェルネイルをオフする時のような面倒な工程なしで、爪に付いているネイルを剥がし取ることができるというものです。塗ってライトで硬化すれば即完成、そして取りたい時に自分で剥がせる、セルフネイラーにとっては理想のネイルですね♪しかし、残念ながらそう上手くもいかないようです・・・。実は、「剥がせるジェルネイルが取れない!」という声がとても多いのです。「もっと簡単に取れると思っていたのに、結局いつものジェルネイル同様、削ったりアセトンを使ったりして取っている・・・。」「剥がせるには剥がせる。でも無理に取ったら爪の表面(一層目)も一緒に剥がれた・・・。」このようにイメージしていたよりも簡単に取ることがでません。もちろん、通常のジェルネイルとは比べものにならないくらい、アセトンを使えば簡単で楽にオフすることは可能です。でも「剥がせるジェルネイル」を選んでいる方々のほとんどは、「削りやアセトンは一切不要、自分の手でシールのようにペロリと剥がすことができるネイル」そんなイメージを持って選んでいるのではないでしょうか。そのため、結局オフにアセトンが必要となると、非常にがっかりです。今回は剥がせるジェルネイルが取れない理由や、できるだけ爪にダメージを残さない剥がし方についてご紹介します。

剥がせるジェルネイルとは

通常のジェルネイルを完全に取る際は「ネイルの表面を削る⇒アセトンに浸して溶かす」の工程が一般的です。ジェルネイルを取るこの工程のことを、ネイル業界ではネイルを「オフ」すると言いますが、このオフがとても厄介です。そしてこのオフの手間を省き、ジェルネイルをもっと気軽に簡単に楽しむことのできるのが、近年人気の剥がせるジェルネイルです。まずは剥がせるジェルネイルと通常のジェルネイルの違いを見ていきましょう。

剥がせるジェルネイル

剥がせるジェルネイルの1番の特徴は、ジェルにも関わらずオフの作業が要らず、お湯や水で落とすことができることです。また塗布する際も、できるだけ長期間ネイルを持たせるために必要な爪に施すプレパレーション(下準備)がほとんど必要ありません。そのため単発でネイルを楽しみたい人におすすめの商品です。
「でもマニキュアでよくない?」そう思う人もいると思います。確かにマニキュアも気軽に指先をかわいくすることができ、除光液で拭き取れば簡単に落とすことも可能な便利アイテムです。でもマニキュアはどうしても乾くまでに時間が必要です。そのため休日にネイルをして出かけたいなら、前日の夜からマニキュアを塗って準備をする必要がありますよね。そして朝起きた時のネイルの状態は、もはや神のみぞ知る。マニキュアを完全に乾かしてから寝たつもりでも、大抵は布団の跡が表面についていることがほとんど・・・。しかし剥がせるジェルネイルはジェルなので、ライトで硬化することができるのです。しっかりと硬化すればすぐに手を使えるので、当日の朝にやっても間に合います。リスクを抱えながら何時間もかけて乾かすマニキュアと、数秒~1分程度で固まりそのまま作業OK、かつお湯や水で取ることができるとなると、剥がせるジェルの人気が上昇しているのも納得ではないでしょうか。

剥がせるジェルネイルは、短期間だけネイルを楽しみ、自分のタイミングで取りたい人のために作られたネイルです。ネイルがNGな職場や学校に通っている人や、普段ネイルにはあまり興味はないけど、成人式や結婚式などの特別な日に単発でネイルを楽しみたい人にぴったりです。

通常のジェルネイル

通常のジェルネイルの特徴は、なんと言っても持ちの良さです。マニキュアや剥がせるジェルネイルは持って3日~4日程度。早ければ1日~2日で爪の先からカラーが剥げてきたり、サイドから浮いてきたりします。それに比べて通常のジェルネイルは、最低3週間、人によっては1ヶ月以上持つこともザラです。実際には爪が伸びてくるので、1ヶ月以上もネイルを付けっぱなしにする人は少ないですが、持ちだけで言えば珍しくはありません。
ジェルネイルを持たせるために大切なのが、ジェルを塗布する前の下準備です。爪の油分除去から始まり、甘皮の徹底したケアや爪表面のケアなど、ネイルを持たせるために必要な準備がジェルネイルには必要となります。この下準備のことをプレパレーション(通称:プレパ)とネイリストは呼びますが、このプレパにおけるスキルの違いが、セルフネイラーとプロのネイリストとの違いと言っても過言ではありません。プレパが完璧であればあるほど、ネイルの持ちも良くなります。また、オフの際にはアセトンを使ってジェルを溶かして取っていきます。オフは、表面のコーティング(トップコート)を削ってアセトンを含ませたコットンを爪に乗せ、アルミホイルで巻いてそれを固定&密閉します。アセトンがジェルに浸透するまで10分~20分待ちます。アルミを開いて、溶けてボロボロと浮いてきたジェルを取り除き、またコットンを乗せてアルミホイルを巻く。これをジェルがキレイに取りきれるまで繰り返し行います。しかし、現実はなかなかそうも行きません。実際はジェルがしっかりと溶ける前に、無理やり爪から剥がしてしまう人が多いのです。オフの作業で爪に負担がかかり「ジェルネイルは爪が傷む」と言われる原因となっているのです。

ジェルネイルは、お気に入りのネイルを長く楽しみたい人におすすめのネイルです。そのための長く持たせるための技術力が必要で、セルフネイルだと1週間~2週間で取れてしまうことがほとんどです。またネイルを取る時にはアセトンを使ったオフの作業が必要です。

剥がせるジェルネイルなのに剥がれない!

剥がせるジェルネイルと通常のジェルネイルは、同じジェルネイルでも付ける時の気軽さや持ちの良さ、取り方が全く違うものであることがわかりました。ところが、剥がせるはずのジェルネイルがキレイに剥がれず、困っている人が多いのです。ここでは、剥がせるジェルネイルが取れない原因についてお伝えします。

爪の表面が荒れている

最近は、ジェルネイルも爪の表面を削らずに付けるものが人気ですが、本来ジェルネイルとは爪の表面に傷を付けて密着させるものです。剥がせるジェルネイルも爪の表面を削らずに塗布して楽しむものですが、元々爪の表面がつるんとしておらず、ガザガザだった場合、自然と密着度が上がってしまうことがあります。特に前回のネイルを取った直後は、爪の表面が荒れているので、サンディングしたような状態になっています。
持ちが良いのは嬉しいことですが、せっかく剥がせるジェルを使っているのに簡単に取ることができないのは嫌ですよね。

油分除去のしすぎ

ジェルやマニキュアに関係なく、ネイルをするにあたって油分除去は絶対です。爪に油分が残っていると、塗布したネイルが彈いてしまいます。そのためアルコールで爪の表面を拭き取ってから塗っていくのですが、剥がせるジェルの場合、用途によっては手を洗う程度の除去で十分なことがあります。用途とは、数時間だけネイルをしたい、一日だけネイルをしたいなど、すぐに取りたい場合です。例えば、しっかりとした油分除去をすることで3日は持つネイルを、つけてすぐ取るのは大変ですし、爪への負担の大きくなります。手を洗う程度に留めておくことで持ちは1日程度になり、アルコールを使った時よりも剥がれやすくなります。







剥がしやすい爪にする方法

せっかくの剥がれるジェルが爪に密着してしまってなかなか剥がれないのでは、選んだ意味がありませんよね。ここではネイルを取る時に剥がしやすくするための方法をお伝えします。

爪の表面を整える

マニキュアのようにそのままお手軽に塗れるのが、剥がせるジェルネイルの特徴の1つです。しかし、オフの直後などの爪が傷んでいる時や見るからに乾燥が激しい時は、塗布する前に簡単なケアをしましょう!

・オフ後で爪の表面が荒れている場合は、スポンジファイルを使って爪の表面を整える。
・ネイルを塗る前でも気にせずに、一度爪の表面にオイルをしっかりと馴染ませる。
・オイルを爪に塗り込みながら指先をマッサージして血行をよくすると、爪に自然な艶が戻ってきます。
・手を石鹸で洗い、アルコールを含ませたコットンでサッと爪の油分除去をする。

ネイルを塗布する前に、表面の荒れを整えた後にオイルで保湿&保護し、一旦、本来の自爪に近い状態に爪を戻してあげましょう。

取れない時の剥がし方

お湯や水で簡単に剥がれるはずのジェルネイルが剥がれない時の方法をお伝えします。

お風呂の中で取る

お風呂の湯船に浸かりながら取っていきます。サイドや根本、先端など、どこでもいいので空気やお湯が入り込む取っ掛かりを作ります。自分の爪を使って、ネイルが浮きやすい端の方からカリカリと周りから剥がしていきます。湯船の中で剥がしていくことで、少しずつネイルと爪の間にお湯が入っていき、最後はペロッとキレイに剥がれます。

オイルを入れ込む

お湯でも水でも取れきれない場合は、ネイルと爪の間にオイルを流し込みながら、少しずつ浮かしていきます。なかなか取れないネイルを剥がしていると二枚爪になりがちですが、オイルがあることで同時に爪のダメージを最小限に抑えることもできます。

どうしても取れない時はアセトン

密着度が強く、お湯でもオイルでも剥がすことができない時はアセトンを使いましょう。小さくカットしたコットンにアセトンを含ませ、爪に乗せたらアルミホイルで指先を包みます。剥がせるジェルなら5分もすれはすぐに、爪から浮いてきます。アセトンを使った後はよく手を洗い、オイルで爪を保湿しておきましょう。

剥がせるジェルネイルの取り方まとめ

ここまで、剥がせるジェルネイルの取れない原因や、取り方についてご紹介しました。取れにくいときの取り方は以下の3パターンを試してみてください。

  • お風呂で剥がす
  • ネイルオイルを使用する
  • アセトンを使う

剥がせるジェルネイルが取れにくいときは、まずはお風呂で剥がしてみるのがおすすめです。ジェルと自爪の隙間にお湯が入り込めばするんと取れるようになりますよ。また、ネイルオイルを使用する方法についても、使うといい理由は同じです。最後にどうしても取れない場合にはアセトンを使って落としましょう。







HOMEIのジェルの使い方

剥がせるジェルネイルの「HOMEI」はバラエティショップやドラッグストアでもよく販売されている人気の商品です。今回は、「HOMEI」の使い方をお話していきます。

下準備

サンディング(ジェルと自爪の密着を良くするために自爪を軽く削ること)は不要ですが、下準備を行うことは必須です。下準備のやり方をみていきましょう。エメリーボードで自爪の長さと形を整えます。次にキューティクルリムーバーを爪の根元に塗布します。甘皮がふやけるのでメタルプッシャーを使って甘皮を押し上げましょう。爪の真ん中から放射線状に動かすときれいに押し上げていくことができます。しっかりとダストオフをしてから油分除去を行います。キッチンペーパーに消毒用エタノールを染み込ませて、爪の表面を拭き取ったら油分除去の完了です。これで下準備は終わりです。

塗り方

  1. 爪の真ん中に筆を置き、爪の根元の方にジェルを誘導します。キューティクルラインがカタつかないように注意してジェルを塗りましょう。ライトで硬化します。
  2. 1度塗りの濃さでも大丈夫という方はこれだけで完成です。しっかり発色させたい場合は2度塗りします。ライトで硬化してください。
  3. トップジェルや拭き取りが不要なのでこれで完成です。

時短ができて手軽なのでセルフジェルネイルをこれから始める方、より時短で簡単にジェルを楽しみたい方におすすめです!

ピールオフジェルを使ってみる

剥がせるジェルネイルを購入する他に、いつものジェルを剥がせるタイプにすることもできます。それは、普段使っているベースジェルの代わりに「ピールオフジェル」をベースジェルとして使用するというものです。ピールオフジェルの使い方は非常に簡単で、ネイルケアをした後に、サンディングをせずピールオフジェルを塗って硬化するだけです。後は普段の工程と同じようにカラージェルを塗って硬化、カラージェルを2度塗りして硬化、最後にトップジェルを塗ってライトで硬化して完成となります。これだけでリムーバー不要で剥がせるネイルに仕上がります。塗るときのポイントは爪先のエッジ(爪の厚み部分)にもきちんと塗ること、はみ出さないように塗ることです。以下、おすすめのピールオフジェルを2つご紹介します。

セルフネイラーさんに人気のネイルメーカー、ネイル工房のピールオフジェルです。ベースジェルの代わりにこちらを使用することでペロンと剥がれるジェルを実現できます。

ネイリストからも人気のピールオフジェルです。1日程度しっかり持って、リムーバー不要でペロッときれいに剥がれるのが魅力。







ワンステップジェルとはどう違う?

剥がせるジェルネイルに近いもので、「ワンステップジェル」というものがあるのですが、ご存知でしょうか?ワンステップジェルはサンディング不要、ベースジェル不要、トップジェル不要、拭き取り不要とHOMEIのジェルと同じような性質がありますが、唯一異なる点がオフの仕方です。ワンステップジェルは通常のジェルネイルと同じように削ってオフしなければなりません。この点がワンステップジェルと剥がせるジェルネイルの違いです。

ワンステップジェル

ネイルケアが大事

ワンステップジェルを使うときも下準備は非常に大事です。エメリーボードで爪の長さを整えて、メタルプッシャーで甘皮を押し上げ、キューティクルニッパーで取り除くという工程はネイルを付ける上で外せない工程と言えます。ここではネイルケアで使用するアイテムを紹介します。

・エメリーボード

爪の長さと形を整える時に使用します。爪切りを使用するよりも自爪への負担がかからず、二枚爪などになることを防ぐことができますよ。

・キューティクルリムーバー

キューティクル(甘皮)をふやかして柔らかくするための溶剤です。お湯に指をつけて皮膚を柔らかくする時間がかからないので時短になります。

・メタルプッシャー

メタルプッシャーは甘皮を押し上げる時に使用します。また、通常のジェルネイルであればジェルオフをする時にも活躍するものです。

・キューティクルニッパー

押し上げたキューティクルを除去するときや、ササクレを取る時に使用します。刃が鋭いので扱いには十分注意しましょう。

・消毒用エタノール
自爪の油分除去に使用します。ネイルクリーナーやネイルクレンザーでもOKです。他にもノンアセトンの除光液でも代用できます。

・ワイプ
カットしたキッチンペーパーでOKです。または、不織布のマスクシートを使うのもおすすめです。毛羽立ちが少なく、破れにくい水分を吸ってくれるものがいいですよ!

普通のジェルネイルのオフの仕方

通常のジェルを使ったときのオフの仕方もおさらいしておきましょう。削るオフなので自爪を削らないようにすることが大切です。

使用するもの

  • ネイルファイル(180G程度のもの)
  • アルミホイル(指を包める大きさにカット)
  • コットン(爪より一回り大きいサイズにカット)
  • ジェルリムーバー
  • メタルプッシャー(オレンジウッドスティックでもOK)
  • ネイルオイル

やり方

  1. ネイルファイルでジェルネイルのトップジェルとカラージェルを削りましょう。
  2. コットンにジェルリムーバーを染み込ませます。
  3. コットンを爪の上に置く。
  4. アルミホイルでコットンが動かないように注意して指ごと巻く。
  5. 10分程度時間を置く。
  6. アルミホイルを外して、メタルプッシャーでジェルをこそぎ落とす。
  7. 全部の指のオフが終わって新たにジェルを付けない場合はネイルオイルをつけてしっかりと保湿をしましょう。

今回の記事では、剥がせるジェルネイルが取れないときの対処法や、ピールオフジェル、ワンステップジェルのことを紹介してきました。自分のライフスタイルに合ったネイルを探して試してみてくださいね!







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