洋服や小物に限らずネイルでもアニマル柄は季節を問わず人気のデザインです。
アニマル柄のネイルは、一見細かく難しいアートに見えますが、実はそうでもありません。
特に牛の模様は、アニマル柄の中でも簡単にかわいく仕上がるのでセルフネイルにおすすめのデザインです!
今回は、ハンドでもフットでもかわいい「牛柄ネイル」の作り方をご紹介します。
牛柄ネイルの作り方
ネイルアートとして人気のアニマル柄は、ヒョウ柄(レオパード)、シマウマ柄(ゼブラ)、牛柄(モウ)、ダルメシアン柄など様々がありますが、今回は初心者さんでも簡単にできる「牛柄ネイル」のやり方をご紹介していきます。
白地に黒の模様がかわいい牛達は、一見同じに見えてもそれぞれに個性があり、一つとして同じ柄はありません。
牛柄ネイルもフリーハンドで黒の部分を大きくしたり、形を崩してみたりと神経質になる必要なく、好きな模様を作っていくことができます。
ハンドでもフットでも自分だけの牛柄ネイルが楽しめますよ!
ここでは、白と黒の牛柄のバランスがリアルでかわいい牛柄アート×ネイビーがオシャレ度をアップしている、以下の写真のような牛柄ネイルに挑戦します。
用意するカラー
出典:www.instagram.com(@rigutta_nail)
- 白
- 黒(茶)
- クリア
- ネイビー
やり方
1.ベースを作る
まずは、アートの土台となるベースを作っていきます。
- ベースを硬化する。
- 牛柄ネイルにしたい指の爪全体に、白ジェルを塗布し、そのほかの爪にネイビーを塗布。
白ジェルはマットに近いほどムラになりやすく筆あとが残りやすいです。ですから1度塗りでしっかり色を塗る必要はなく、ガイドラインを取るつもりで薄めに塗り硬化しましょう。 - 白ジェル・ネイビージェルをそれぞれ2度塗りする。
2度塗りでジェルをたっぷりと使って筆圧をかけず優しくジェルを塗っていきましょう。するとツヤっとした仕上がりになります。
また白やネイビーなどの濃い色は、キューティクルライン(爪と皮膚の境)がガタガタになると目立つので、はみ出しに注意しながら丁寧に塗っていきましょう。
2.牛の模様を作っていく
ベースができたら次はいよいよ牛の黒模様を作っていきます。
- 黒にクリアを少し混ぜる。
こうすることで、ベタ塗りになりがちな黒が扱いやすくなります。 - 大きい黒の塊を2つ、中くらいを1つ、小さいのを2つくらいのバランスで黒が歪な形になるように牛柄を描いて、硬化する。
- 色が薄いと感じたら、上から混ぜていない黒を重ねる。
この時に、薄い黒と2度塗りの黒をあえて少しずらしたり、はみ出したりすると模様に奥行きが出て、よりリアルに仕上がります! - イラスト風に仕上げたい場合は、クリアを使わずダイレクトに黒だけで描く。
コントラストを強くすることでPOPで可愛い雰囲気になります。 - 最後にトップコートで仕上げて完成
牛柄作りのポイントは、大きい柄は爪の端にしてあえて「欠けさせる」ことです。
すべての模様を爪の上で収めるのではなく、はみ出すことでデザインに広がりが出て動きが生まれますよ!
牛柄をアレンジして楽しむ
牛柄ネイルの基本のやり方がわかれば、それを使って色々な牛柄ネイルでアレンジを楽しむことができますよ!
またインパクトの強い牛柄ネイルを手にするのが難しい方は、フットネイルに牛柄を取り入れてみてはいかがでしょうか。
遊び心あるかわいい牛柄ネイル
出典:www.instagram.com(@erina.8811)
爪全面を使って牛柄を作っているのではなく、白丸のところだけを牛にしているアレンジが最高にかわいいですね!
5色使いでも、同じトーンのカラーと共通する牛柄がそれぞれに描いてあるので全体にまとまり感があります。だるまや牛の顔もかわいすぎます♪
このように白地に黒い模様を入れれば、どんなアレンジをしても牛をイメージすることができます。
まずは気軽にやってみると思いも寄らないかわいい牛柄ネイルが生まれるかもしれませんね!
ブラウン×モスグリーンの牛柄フットネイル
出典:www.instagram.com(@waconail)
白×黒ではなく茶色を使うことでポップになりがちな牛柄を落ち着いた大人ネイルに!
マットなモスグリーンとのコンビでモード感もありオシャレです♪
マットブラックのモノトーン牛柄フットネイル
出典:www.instagram.com(@waconail)
マットな黒とリアルに丁寧に描かれた牛の柄がかっこよすぎます!
ワンカラーとアートを入れるバランスも絶妙で、全体にマット仕上げなのでオシャレ感が増しますね♪
上の写真のように、同じテイストのフットネイルでも親指のアートはどうするか、またその他の指のアートの入れ具合やバランスや仕上げのコーティングでも印象を変えることができます。
牛以外のアニマル柄ネイルは?
牛柄以外にもアニマル柄のネイルは人気なものがたくさんあります。
- ヒョウ柄(レオパード)
- シマウマ柄(ゼブラ)
- ダルメシアン
ヒョウ柄(レオパード)
アニマル柄で1番最初に浮かぶのはヒョウ柄なのではないでしょうか。
片手に1本入れるだけで格好いい雰囲気になります。
ベースカラーをピンク系にするとかわいいテイストに、グレーなどのモノトーンにすると格好いい印象に仕上がります。
最近はベースカラーにマグネットジェルを使うのも人気です。
また、人気のマグネットジェルをレオパード柄にすれば、柄そのものはそれほど目立たなくなり上品な仕上がりになります。
オフィスネイルでこっそり楽しみたい方におすすめです。
シマウマ柄(ゼブラ)
モードでスタイリッシュなテイストが好きな方におすすめなのはゼブラです。
ブラックとホワイトの縞模様がお洒落な雰囲気に指先を彩ってくれます。
存在感のあるデザインなので片手に1本入れるだけで視線を集めるネイルに仕上がります。
ニュアンスネイルとの相性も良いですよ!
ダルメシアン
牛柄に近いデザインですがダルメシアン柄も人気です。
ダルメシアンのほうが細かい黒ぶち柄のことが多いです。
「iro gel (イロジェル)のマイカジェル 01 クリアA」は、塗るだけでダルメシアンの模様のようになるのでおすすめです!
ワンカラーで塗っても、他の色に重ねてもお洒落ですよ。
まとめ
今回は牛柄のネイルを取り上げましたが、牛に限らずアニマル柄全般にいえることは、「同じように見える動物でも一匹として同じ子はいない」ということ。
つまり、アニマル柄を描く時もコレといった決まりはありません。
色やバランスなど小さなポイントを押さえておけば、セルフネイル初心者さんでも自分だけのオリジナルのアニマル柄を気軽に楽しむことができます。
ぜひ色々なパターンを試してみて下さい♪