キャンドウのハードラインジェルをご存知ですか?
「ハードラインジェル」という名前ですが、アセトンでオフできる「ソフトジェル」です。
固めのテクスチャーのクリアジェルで、ぷっくりと厚みのあるラインやアートを描くことができます!
人気の商品なので商品棚に並んでいないこともまだまだありますが、ハードラインジェルを取り入れるだけで、いつものネイルアートがちょっと違った雰囲気にできますよ。
今回の記事では、キャンドゥのハードラインジェルの使い方やセルフでも簡単にできるおすすめのアートをご紹介します。
いろいろな使い道があるので、ぜひ見つけたら購入して使用してみてくださいね♪
ぷっくりに使える!キャンドゥのハードラインジェルとは
キャンドゥのハードラインジェルは、粘度が他のクリアジェルよりも高いので、厚みを出したいアートに向いています。
また、未硬化ジェルが出ないので、ぷっくりとした立体的なデザインに仕上げることが可能です。
ハードラインジェルは「ハードジェル」ではない!
キャンドゥのハードラインジェルはテクスチャーが「ハード」(硬め)なジェルという意味で、、ハードジェルではなくソフトジェルになります。
そのため、セルフでも安心して使うことがきます!
キャンドゥのハードラインジェルとイロジェルを比較してみた
今回は、キャンドゥのハードラインジェルとセルフネイラー御用達通販サイト「ネイルタウン」のイロジェル(アイシングジェル)の、テクスチャーや使用感を比較しながら紹介します!
ハードラインジェルはボトルタイプでキャップには細筆がついています。
イロジェルのアイシングジェルはコンテナタイプなので使用には筆が必要です。
どちらも未硬化ジェルの出ないタイプです。
テクスチャーの違いは?
キャンドゥのハードラインジェルは、イロジェルのアイシングジェルよりもとろっとしたテクスチャーです。
粘り気が少なく操作性が良いです。
数秒待つとレベリングしてつるんとした表面になります。
しかし、筆跡を残したような凹凸のあるアートには向いていません。
かすれや筆の跡を生かしたアートをしたい場合はイロジェルのアイシングジェルを使用しましょう。
細いラインは引けるか?
キャンドゥのハードラインジェルは、流れて広がってしまうので、細いラインを引くのには向いていません。
ある程度太いラインにするか、こまめに仮硬化を挟んでアートをしていかないと難しいです。
細い凸のラインを引きたい場合は、コスパ面から見てもイロジェルやネイル工房のアイシングジェルを購入するのがおすすめです。
ぷっくりとした厚みをどの程度まで出せるか?
キャンドゥのハードラインジェルもイロジェルのアイシングジェルも、水滴ネイル程度のぷっくりなら出せます。
しっかり厚みのあるアートをしたいときは2度塗り~3度塗りすると良いでしょう。
また、流れやすいのでハンディライトがある方はこまめに当てて硬化させたり、据え置き型のライトの場合は少なめの量で重ね塗りしたりすると上手く厚みを出せますよ。
Vカットストーンの固定に使えるか
Vカットストーンをくっつける時のジェルとして、ハードラインジェルは使用できませんでした。
ストーンと一緒にジェルも流れてしまうので皮膚についてしまう可能性もあります。
Vカットストーンでビジューアートをしたいときはイロジェルのアイシングジェルやビジュージェルを使用しましょう。
今回ハードラインジェルと比較したイロジェルのアイシングジェルはこちらです♪
高粘度のクリアジェルで、未硬化ジェルが出ないのでぷっくりを生かしたアートがしやすいです。
程よくレベリングするのでつるんとした質感を楽しむこともできます。
キャンドゥのハードラインジェルにミラーパウダーは使える?
アイシングジェルのように使えるキャンドゥのハードラインジェルですが、ミラーパウダーが付けられるのか、気になりますよね!
結果から言うと、硬化時間によって付くかどうかが変わります。
どういうことかと言うと、今回硬化に使用したライトはイロジェルの「36W UV/ LED両対応ジェルネイル用ライト」ですが、このライトで規定時間の1分硬化をした場合は、ミラーネイルをすることができました。
しかし、同じライトで硬化時間を少し長めにすると、途端にパウダーの付きが悪くなります。
つまり、使用ライトによってミラーネイルできる秒数が若干変わる可能性があります。
キャンドゥのハードラインジェルで、いきなり自爪にやってしまうと失敗する可能性があるため、ネイルチップ上で練習して適した硬化時間を確認してからミラーネイルをするのがおすすめです。
少なくとも36W以上のライトで、規定時間よりも1分以上ライトを当てるとミラーパウダーがつきにくくなるので注意しましょう!
今回の使用ライト「イロジェル36W UV/ LED両対応ジェルネイル用ライト」はコレ♪
36WのUV/LED両用ライトです。ローヒートモード搭載なので、硬化の際に発生する熱を感じにくい。また、30秒、60秒のタイマー付きで、デジタルモニターでカウントが見られます。セルフネイルの入門におすすめのライトです。
ハードラインジェルを使ったおすすめデザインとやり方
ハードラインジェルのおすすめのデザイン5つとそれぞれのやり方をご紹介します。
1.ぷっくりラインネイル
■用意するもの
- ベースジェル
- トップジェル
- ベースにするカラージェル
- ハードラインジェル
■ぷっくりラインのやり方
- ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
- ベースカラーを塗ってライトで硬化します。
- ベースカラーを2度塗りして、ライトで硬化。できるだけ色ムラにならないように塗りましょう。
- トップジェルを全体に塗ってコーティングします。ライトで硬化してください。
- ハードラインジェルでラインを引きます。
ライトで硬化したら、未硬化ジェルは出ないため拭き取りいらずで、ぷっくりラインアートの完成です。
2.キルティングネイル
■用意するもの
- ベースジェル
- トップジェル
- ベースにするカラージェル
- ハードラインジェル
- ブリオン
■キルティングのやり方
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- ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
- ベースにするカラージェルを塗ってライトで硬化します。
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- ベースカラーを重ね塗りしてライトで硬化してください。
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- トップジェルを薄く塗ってブリオンを置きます。
動かないようにライトに数秒当てて、さらに左右に2つずつブリオンを乗せてライトで硬化します。
- トップジェルを薄く塗ってブリオンを置きます。
- ハードラインジェルをダイヤ型に塗って行けばキルティングアートの完成です。
1度でぷっくりさせるよりも何度か重ね塗りをするのがおすすめです。
3.パーツ留め、埋め込みネイル
■用意するもの
- ベースジェル
- トップジェル
- ハードラインジェル
■パーツ留め、埋め込みネイルのやり方
- ベースジェルを塗ってライトで硬化しましょう。
- ベースカラーにするジェルを塗ってライトで硬化。
- ベースカラーを重ね塗りしてライトで硬化します。
- ハードラインジェルを薄く塗ってパーツを並べます。
動かないように注意しながらライトで硬化します。 - 最後に、トップジェルでコーティングしてライトで硬化したら完成です。
その他のおすすめアート
この他にもハードラインジェルに向いているアートはたくさんあります。
例えば、
・水滴ネイル
・マーメイドネイル(人魚の鱗)
・うねうねネイル
・ぷっくりチェック柄など
デザインにもハードランジェルの使用が向いています。
また、クリームソーダネイルのクリーム部分やチョコがけネイルのチョコをぷっくりさせたいときにもおすすめです。
100円という取り入れやすい価格なのでぜひ使ってみてくださいね!
キャンドゥのハードラインジェルでアートの幅を広げよう!
今回の記事では、キャンドゥのハードラインジェルの使い方についてご紹介してきました。
ハードラインジェルに向いているアートはぷっくり感が可愛いものです。
硬化時間をしっかり守ればミラーパウダーも付くので、ミラーアートにも使えます。
また、6月頃から人気になる「水滴ネイル」や夏の定番「マーメイドネイル」をする際にも活躍するジェルです♪
キャンドゥのハードラインジェルなら気軽にアート幅を広げていきましょう!