ジェルスカルプのやり方!ポリジェルでのやり方や似合うデザインも紹介 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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もともと深爪の方は自爪にコンプレックスを抱いていることがあり、縦長の爪にしてジェルネイルを付けたいと思っている方は多くいらっしゃいます。また1本だけ折れてしまった時は、長さ出しをして爪の長さを揃えてからネイルがしたいと思っている方も少なくありません。しかし、ネイルサロンでの長さ出しメニューはジェルと比べると高く、長さ出しとジェルアートの定額メニューは1万円程度になります。美容院や脱毛、アイラッシュなどにも通っていると、月1回のネイル代として続けていくのは悩ましい金額です。そんな時おすすめなのがセルフネイルでの長さ出しです。今回の記事では、セルフネイルでの長さ出しの方法についてご紹介します。ジェルスカルプのやり方を覚えて自分の理想の長さにしてみてくださいね。ジェルネイルでの長さ出しとポリジェルと使った方法の2つを紹介するので参考にしてみてくださいね!

長さ出しの種類は?

長さ出しには大きく分けてアクリル、ジェル、チップの3種類の方法があります。この3種類の特徴やメリットデメリットは以下のとおりです。

アクリルスカルプチュア

アクリルパウダーにリキッドを混ぜ、ネイルフォームという台紙の上に人工爪を作ります。メリットは強度が高く、ロングネイルをすることができることです。デメリットはオフでの削るのが大変なことと、リキッドの臭いが独特なためセルフネイルだとニオイ対策が難しいことです。

ジェルスカルプチュア(ジェルスカルプ、ジェルスカ)

フォームの上にビルダージェルという固いテクスチャーのジェルで人工爪を作る方法です。メリットはオフがジェルオフと同じである点、柔らかいので爪にフィットする点です。デメリットはあまりありませんが、強度がアクリルよりないのでロングネイルには向いていません。ジェルスカルプのやり方は記事内で解説しています。

チップオーバーレイ(ネイルチップ)

ハーフチップというネイルチップを爪先にグルーで付ける方法です。メリットは形を作るのが簡単でスピーディーに長さ出しできることです。やはりアクリルほど強度がないのでロングネイル向きではないことがデメリットです。

セルフで長さ出しのやり方:ジェルスカルプ

まずはジェルスカルプチュアのやり方を紹介します。

用意するもの

  • ベースジェル
  • トップジェル
  • ビルダージェル
  • ネイルフォーム
  • ミニハサミ
  • 消毒用エタノール
  • 平筆
  • 硬化用ライト
  • ネイルファイル(180Gのファイルと180Gのスポンジバッファー)
  • ワイプ(キッチンペーパーを切ったものでOK)

フォームとビルダージェル

ビルダージェルと100枚のフォームがセットになった商品。ジェルはたっぷり60gなので練習もできます。未硬化ジェルがでるのでしっかり拭き取りしてから削りましょう。

フォームを合わせる

フォームによって出来上がる形が決まるので非常に大切な工程です。しっかりハイポイントを覆うことができ、指にハマっていることと、装着時の角度が正しいことに注意してください。ハイポイントは写真の赤丸の部分です。

①フォームを台紙から剥がして、真ん中のシールを剥がして補強のために裏に貼り付けます。

②ウッドスティックやブラシの柄でフォームにカーブを付けます。

③フォームを指先に当てて、ストレスポイントまでしっかりはめ込むために余分な場所はどこか見つけます。指先に当たってしまっている部分が余分なところです。

④大体の目星を付けたらハサミでカットします。写真ではペンで指先に当たってしまっている部分に印を付けています。この部分をカットします。

⑤もう1度フォームをはめ込んでしっかり両サイドがストレスポイントまではまればOKです。フォームの角度は大体この写真くらいです。これよりフォームが上がってしまうと爪先とフォームの境界が谷になってしまい、ジェルを盛らないといけなくなってしまいます。逆にフォームが下がってしまうとサイドが広がってしまうので形が崩れてしまいます。

下準備

自爪の長さと形を整えます。先端の形はフォームが装着しやすいように角を残しておきましょう。ジェルを乗せた時にストレスポイント(写真の赤い丸の部分)がしっかり覆えていないと折れやすいなど強度面が弱くなるので注意しましょう。
自爪の表面をスポンジバッファーで軽く擦ってツヤを消します。このように凹凸を付けることでジェルと自爪の密着が高まり、持ちが良くなります。ただし削りすぎると自爪を薄くしてしまうのでやり過ぎには十分気をつけてください。
ワイプに消毒用エタノールを染み込ませて爪の表面を拭き取ります。この工程は油分除去と言って、自爪の油分を拭き取ることでジェルがしっかりつくようになります。ジェルは油分があると弾いてしまうこともあるので直前にネイルオイルやハンドクリームを使うことはやめてくださいね。

手順

①指にフォームを装着します。角度がポイントです。出来上がりの形をイメージしてハイポイントができるように装着しましょう。

②自爪にベースジェルを塗ります。

③ビルダージェルの1ボール目をフォームに乗せ、左右のストレスポイントまでジェルを運んで行きます。今回、長さは「N」のラインまで作って行きます。厚みは大体クレジットカード1枚分になるように整えます。厚みも均一になったらライトで硬化してください。ストレスポイントにジェルを持っていく時に平筆より細筆のほうがやりやすい場合はそちらを使ってくださいね。

④2ボール目は爪の真ん中辺りに乗せ、自然なハイポイントを作ることを意識して1ボール目とつなげます。横からも高さを確認して整えたらライトで硬化。熱を強く感じることもあるのでその時は1度ライトから手を出して熱が引いたら再度硬化しましょう。

⑤3ボール目は少量で、根元からの立ち上がりが自然にハイポイントにつながるようにします。また、③と④の繋がりに段差がある場合もジェルを足して整えましょう。上手く繋がったらライトで硬化。

⑥フォームを外して、表面や爪の裏側のベタつきをワイプで拭き取りすぐにピンチを入れます。ピンチを入れることで爪のカーブを整えることができます。

⑦ネイルファイルで先端の形や根元の段差、厚みを整えます。最後にスポンジバッファーで表面をなめらかにしましょう。

⑧お好みで上からカラーを塗ったりアートをしたりして最後にトップジェルでコーティングしたら完成です。トップジェルは先端の裏側にも塗ってくださいね。







セルフで長さ出しのやり方:ポリジェル

ポリジェルはセルフネイルでの長さ出しでおすすめの方法です。利き手ではない手でもやりやすいので長さ出しに興味がある方はスターターキットを購入して始めてみてください。

今回使用したセットはこちらのポリジェルセットです。8色入っていますがナチュラルカラーなので自爪に近い雰囲気にしたい方や、長さ出しをした後にアートをしたい方におすすめです。

クリアジェルとヌーディーカラーの2色とネイルチップ、伸ばし液(スリップソリューション)、ベースとトップなどがセットになっています。より価格を抑えて始めたい時にいいですね。

用意するもの

  • ポリジェル
  • ベースジェル
  • トップジェル
  • ネイルチップフォーム
  • 伸ばし液
  • 硬化用ライト
  • ネイルファイル

サイズの合うチップフォームを探す

10~12種類のサイズがあるので自分の爪のストレスポイントをしっかり覆うことができる大きさのチップを見つけましょう。根元の形が合わない場合は、ファイルで削って合わせます。削った後はスポンジバッファーでカーブをなめらかに整えて、ダストが残らないようにします。
ポリジェルのフォームは何度も再利用することができるので、チップがどの指のものかわかるようにメモをしたり、油性ペンでチップに直接描いたりしておきましょう。

下準備

ジェルスカルプの下準備と同じです。

手順

①ベースジェルを塗ってライトで硬化。

②チップフォームにポリジェルを出します。ポリジェルの量は爪の大きさや、どのくらいまで伸ばしたいのかによって変わるのでその都度調節が必要です。出し過ぎた場合は多い分を長さへ持っていくことで修正できます。少なすぎた場合は爪にチップを乗せる前であればポリジェルを追加できますが、空気が入りやすいので拭き取ってやり直しするほうがおすすめです。

③伸ばし液を付けた筆でほしい長さまでポリジェルを広げます。この時、伸ばし液は多めに付けないと筆にポリジェルが付いてきてしまって上手く広げることができません。ポリジェルは固いので広げにくいです。塗りのばすような感覚ではなく、押し広げていくような力加減で行いましょう。また、フォームと違って長さの目安となる目盛りはないので削る段階で揃えることになります。多少長めに作っておくと揃えやすいです。

④チップフォームを指に付け、空気が入らないように注意して爪に押し当てます。当てる時に1ミリ程度前にしておいて、スライドさせて根元まで持っていくようにすると上手くいきやすいです。また爪先にポリジェルが溜まってしまうことがあるので伸ばし液をつけたブラシで厚みが均一になるように長さに持っていきましょう。

⑤チップが動かないようにしてライトで硬化します。

⑥チップフォームを剥がします。

⑦ネイルファイルでサイドや先端の形を整えます。形が整ったらスポンジバッファーで表面の凹凸をなめらかにしましょう。

⑧アートをしない場合はトップジェルを塗って完成です。







長さ出しした爪におすすめのデザイン

ショートネイルでもロングネイルでもやりたいデザインをやるのが大切ですが、より似合うデザインというのはあります。ここでは長めの爪との相性が良いデザインを紹介します。

・フレンチネイル
長めの爪でフレンチネイルをすると、より手や指が美しく見えます。ちなみに長さ出しをしてフレンチをする場合、本来の爪のフレンチラインよりの先の部分に描くので「バーチャルフレンチ」といいます。ガラスフレンチやオンブレフレンチなどトレンドのフレンチを存分に楽しめます。

・ビジューネイル
Vカットストーンによるビジューネイルや大きいパーツを使ったデザインもロングネイルによく似合います。ショートネイルだと可愛らしい雰囲気になりやすいですが、長めの爪でやるとエレガントで気品のある指先を演出できます。華やかになるのでイベント時のネイルにも取り入れたいアートです。

・バイカラーネイル
2色のカラージェルを縦や横に区切って使うデザインです。長めの爪のほうが塗れる範囲が広いのでバランスが良く、バイカラーデザインのスタイリッシュさがより際立ちます。ベーシックなカラージェル2色使いのほか、ミラーネイルにしたりマットとツヤの質感違いにしたりするのもお洒落です。

自分の思う理想の爪に長さ出ししよう!

いかがでしたか?今回の記事では、ジェルスカルプでするやり方についてご紹介しました。セルフの長さ出しはジェルで行うのがおすすめです。フォームとビルダージェルを使うやり方は、始めのうちは難しいですが慣れると完成形の形に近づけて作ることができるようになりますよ。より簡単に長さ出ししたい時はポリジェルの方法がおすすめです。コツを掴めば利き手じゃない手での作業も楽にできます。セルフで長さ出しをして、理想の爪でネイルを楽しんでみてくださいね!







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