除光液の捨て方を解説!東京でも自治体によって違う!? | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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マニキュアでセルフネイルをしている人にとって必需品の除光液やネイルリムーバーですが、捨て方は知らないという人が多いのではないでしょうか?

「まだ少し残っているけれど、新しいものを買ったから捨てたい」
「引っ越すから捨てておきたい」

など、使い切っていない除光液を捨てたい時になって調べることもありますよね。

調べずに「容器がプラスチックだからペットボトルを捨てる時と同じかな」と、残った中身を排水口に流してしまうのは良くありません。

今回の記事では、除光液の捨て方をご紹介します。
いくつかポイントがあるので押さえておきましょう!

除光液の捨て方は?東京の場合

除光液を捨てるときは、まず自分が住んでいる地域のゴミの出し方を確認しましょう。

捨て方が分からないからと、液体が入ったまま適当に捨てるのはNGです!

そもそも家庭ゴミの出し方は、廃棄物処理法という法律で、自治体のゴミの出し方に従うように定められています。
分別や捨て方を守らないと、環境破壊だけでなく法律や自治体の定めによって罰せられる可能性もあるので、必ず確認しましょう。

家庭ゴミの出し方は、自治体が発行するパンフレットやWEBサイトなどで解説されています。
除光液について書いている文が見つからなかったときは、自治体の一般廃棄物処理を担当している部署に電話で問い合わせるのがおすすめです。

例えば東京都の場合、渋谷区と町田市は除光液の捨て方を回答しているWEBページがありました。

渋谷区の除光液の捨て方解説ページ
https://shibuya-faq.dga.jp/faq_detail.html?id=9769&category=&page=1
町田市の除光液の捨て方解説ページ
https://www.call-center.jp/faq_machida/faq.asp?faqno=MAC04566&sugtype=3

こうして見比べると、渋谷区も町田市も中身は別で捨てて、容器は瓶でも燃やせないごみ扱いですね。
容器がガラス瓶でも、除光液が入っていた瓶はリサイクル資源にならないようです。

除光液は排水口に捨てない

流し台の写真

除光液を捨てる時に液体を洗面台や流しに捨ててはいけません!

なぜなら、除光液の主成分であるアセトンは取り扱いに注意しなければならない「危険物」だからです。

アセトンとは、引火性が高く揮発しやすい化学物質で、消防法で危険物に指定されています。
揮発した成分を吸い込んでしまうと頭痛や気分が悪くなることも。

空気より重いので床に溜まりやすく、特に小さな子供やペットが居る家庭での使用は大変危険です。

さらに、人が過ごしやすいと感じる室温でも、環境によっては簡単に引火してしまいます。

つまり除光液を排水口に捨ててしまうと、引火しやすい液体が排水路を通って家や周辺地域に流れていくだけでなく、強い臭いが充満する可能性があるのです。

アセトンが含まれる除光液はお店で簡単に手に入りますが、取り扱いに十分注意しましょう。
ちなみに、ネイルサロンが大量にアセトンを保管する場合には消防署への届け出も必要です。







中身が残っている除光液の捨て方

除光液の捨て方は地域によって異なりますが、中身が入った状態で捨てるのはNGという地域が多いです。
ここでは中身が残っている除光液の捨て方を解説します!

紙に含ませて捨てる

ごみ袋をしっかり閉じる

捨てるときは部屋を換気しながら行います。

用意するものは以下の3点です

・ビニール袋
・アルミホイルや牛乳パック
・新聞紙やキッチンペーパー、古紙など液体が染み込みやすい紙

アルミホイルや牛乳パックの上に、液体が染み込みやすい紙をのせ、除光液の残っている中身を紙に含ませましょう。

除光液の中身を全て紙に含ませたら、まとめてビニール袋に入れ、揮発しないようにしっかり口を閉じます。

あとは燃えるゴミで捨てればOKです!
容器は燃えるゴミまたは燃えないゴミで捨てましょう。

注意したいのが、ビニール袋の口を閉じた状態であっても、火気に近づけないようにするという点です。
特にガス台などの近くには置かないでくださいね。

蓋を開けたまま放置して揮発させる

蓋を開けたまま放置している除光液の容器

除光液の捨て方として、中身を全て揮発させるという方法もあります。

やり方は非常に簡単です。
日の当たらないベランダや庭など気温が低く、風通しの良い場所で、除光液の容器の蓋を開け、そのまま置いておくだけ。

数時間〜数日もすると液体が全て揮発し、容器の中が空っぽになるはずです。
あとは容器を燃えるゴミまたは燃えないゴミで捨てましょう。

この方法は放置するだけなのでとても簡単ですが、置く場所はよく考えなくてはなりません。

除光液は強い日差しが長時間当たる場所や、高温になる場所では引火する可能性があります。
気温が低く保たれ、日の当たらない場所を選びましょう。

また、揮発させると強い臭いが充満し、気分が悪くなる可能性が高いです。
自分の家のベランダや庭であっても、集合住宅や住居が並んでいる地域では異臭騒ぎになる可能性も。
トラブルの元にもなるので、家族や周辺に済む人にも十分に配慮して行ってくださいね。

除光液の容器はリサイクルできない?

プラスチックをリサイクルのために分別している

除光液の容器はプラスチックや瓶で出来ていますが、リサイクルには向いていないものが大半です。
中身が空になったら、基本は燃えるゴミまたは燃えないゴミで捨てましょう。

これは地域によって差がありますが、プラスチックや瓶はリサイクルのためにキレイにしてから分別して捨てるよう定められていますよね。

しかし、除光液が入っていた容器を一般家庭でキレイにするのは大変難しいです。

汚れや強い臭いがついたプラスチックや瓶はリサイクルで再生品にできませんし、キレイにするために容器を洗うのも排水の問題から推奨できません。

リサイクルは環境保全のためになる素晴らしいことですが、出来るものと出来ないものがあります。
あまり神経質になりすぎず、適切な方法で捨てるようにしましょう。

まとめ

大掃除のイメージ写真

除光液はネイルをする人なら欠かせないアイテムですが、捨てるときは注意が必要です。

・地域によって捨て方が違うので確認する
・中身が入ったまま捨てるのはNG
・排水口に流すのはNG
・中身は紙に含ませて燃えるゴミで捨てる

基本的な捨て方は上記の通りです。
除光液の成分であるアセトンは危険物なので、気温が高い場所や火気の近くに置かないようにしましょう。

ちなみに、残っている除光液はシール剥がしや油性ペンを落とすのにも使えます。
大掃除のタイミングなどで使い切って、容器が空になった状態で捨てるのがおすすめ。

使うときや中身を捨てるときは、子供やペットがいない空間で、換気をしながら行ってくださいね。

 

↓ちなみにマニキュアにも捨て方があります↓

マニキュアの捨て方|中身や容器は何ゴミ?処分の仕方は?
https://www.nailjoshi.com/2272/







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