ネイルアートはアクリル絵の具がおすすめ!アートの幅を広げるための使い方を紹介 | ネイル女子

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セルフでネイルアートを楽しもうとすると、当然ネイルカラーを自分で揃えなくてはなりません。
さらに色々なアートがしたいならもっと色数が必要になることも・・・。

しかし、マニキュアやカラージェルをサロン並に準備するのは収納的にも予算的にも大変ですよね。
そこでおすすめなのが「アクリル絵の具」です。

ネイルアートはカラーマニキュアやカラージェルを使ってするものだと思っている人が多いですが、そうではありません。
ネイルサロンでもアクリル絵の具を使ってアートするお店はたくさんあります。

今回は、ネイルアートはアクリル絵の具がおすすめな理由や、扱い方のポイントをご紹介します。
カラーアイテムを増やして、アートの幅を広げましょう!

ネイルアートに絵の具を使うのはあり!

使いかけの絵の具とパレット

セルフネイルでネイルアートをする時に問題なのは、手持ちの色数が限られていることではないでしょうか。
普段からセルフネイルをしている人なら、お気に入りの定番カラーの他にも季節感のあるカラーなど、何色かは持っているかもしれません。
しかし、SNSでかわいいネイルアートを見つけて再現しようとした時、持っているカラーだけでは足りないことの方が多いですよね。

例えば、気に入ったアートに、ほんの少しブルーが入っていたりイエローが混ざっていたりして、それがアクセントになっていてかわいい!と思います。
でも、ブルーもイエローも普段は使わない色なので持っていません。
しかもメインカラーではなくアクセントになる分だけ、ほんのちょこっとあれば十分・・・。

これだけのために普段はあまり使わないカラーを買い足すのはなんだか悔しいですよね。
そのためほとんどの人は、「色がないからこのアートは諦めよう」という選択をします。

でも実は、ネイルアートはジェルやマニキュアでなくても、絵の具でOKなのをご存知でしょうか?
特にネイルアートに向いている、乾きの早いアクリル絵の具がおすすめです!

絵の具は歴としたアートの材料ですが、ネイル用品ではないので使えないと思っている人が多いです。
しかし、ネイルサロンでもアートにアクリル絵の具を使っているお店はたくさんありますし、ネイリスト検定では絵の具を使ったアートの実技試験もあります。
ネイルアートにアクリル絵の具を使うことはプロの間では普通のことなのです。

ネイルに絵の具が使えるなら、色数も豊富で価格もジェルやマニキュアに比べて格段に安く済みます。
セルフネイルに絵の具を取り入れることでアートの幅は確実に広げることができます。

ネイルアートにおすすめなのは「アクリル絵の具」

カラフルな中身を出したチューブ絵の具

前述の通り、特にネイルアートに向いているの絵の具は、乾きの早い「アクリル絵の具」です。

画材屋に行ったことのある方はご存知だと思いますが、一言にアクリル絵の具といっても種類があり、テクスチャーの違いや水で溶かさずにそのまま使うものなど、それぞれに特徴があります。

そのため、アクリル絵の具を購入する際は、自分のやってみたいネイルアートに適したものを選ぶと良いでしょう。

次で、アクリル絵の具の種類についてお伝えしていきます。

アクリル絵の具の種類

代表的なアクリル絵の具は主に以下の3種類です。

  • リキテックス
  • ホルべイン
  • ターナー

では、それぞれの特徴と「ネイルアートをする時」の使用感をお伝えします。

リキテックス

■リキテックスのテクスチャー

柔らかく扱いやすい。
はじめてアクリル絵の具でアートをする人におすすめです。

■リキテックスの特徴

水で溶かさないで使えて、伸びがとても良いです。
ネイルアートをする際に、チューブから出してそのまま使えるので難しい水加減の調節がいりません。
タイプは3つあり、「マット・半透明・透明」のタイプから選べます。
もやもやネイルや色を重ねてレイヤード感を楽しむなら、半透明や透明タイプがおすすめです。
マットタイプはそのままの色が楽しめます。
豊富なカラーバリエーションと豊富なサイズ展開が人気です。

ホルべイン

■ホルべインのテクスチャー

テクスチャーはやや柔らかめ。
発色が良く乾きが早いです。

■ホルべインの特徴

やや柔らかめで水なしで使うことができ、乾きが早いです。
乾くと表面がマットになるのでわかりやすく、次のアートに入りやすく、また滲みにくいです。
リキテックスに比べるとやや固く、すぐに乾いてくるので慣れるまでは水で溶いて使うのもおすすめ。
カラーバリエーションは大変豊富ですが、ワンサイズで小さいサイズはありません。
発色の良さと乾きの速さが人気です。

ターナー

■ターナーのテクスチャー

テクスチャーは固めです。
発色は良いは初心者には扱いが難しいです。

■ターナーの特徴

水で溶いて使うので、テクスチャーの調節ができる。
ネイルアートをする際にも水の準備が必要で、また水分の調節が難しいです。
固さのある分、発色は良いですが、あまりネイルアート向きではないかもしれません。

どれも水溶性アクリル絵の具です。
そのまま使うことも水で薄めることもできますが、水を混ぜた分、乾くのに時間がかかります。
セルフでアクリル絵の具を使ったアートをする場合、個人的にはテクスチャーが柔らかくスムーズにアートを描くことができ、水なしで使える「リキテックス」がおすすめです。

アクリル絵の具のネイルアートに必要なもの

ネイルアートにアクリル絵の具を使う場合に必要なものは以下の通りです。

  • アクリル絵の具
  • アクリル絵の具用のアート筆
  • パレット
  • エタノール
  • キッチンペーパー
  • 筆洗い用の水

・おすすめのアート筆「ブルーシュ 706 ショートライナー」

・使い捨てできる「ペーパーパレット」がおすすめ

アクリル絵の具の使い方

絵の具でネコの絵を描く様子

アクリル絵の具は、ジェルネイルにもマニキュアにも使うことができます。
直接筆を使ってアートを描くのはもちろん、クリアジェルに混ぜてオリジナルカラーを作って使うことも可能です。

今回はセルフでジェルネイルをした場合の、アクリル絵の具の使い方をお伝えします。

使い方1:アートを描く

まず、アートのベースになるジェルネイルは、トップコートまで塗って硬化しておきます。
そして、アクリル絵の具でアートを描く場合は、描く前に下準備が必要です。

■アクリル絵の具でアートを描く前にの下準備

  1. 未硬化ジェルは拭き取る。もしくはノンワイプトップコートを使う。
  2. ネイルの表面をスポンジファイルでサンディングし、ツヤを取って表面をマットな状態にする。
  3. ダストブラシで削りカスを払い、エタノールをキッチンペーパーに含ませてネイルの表面を丁寧に拭いていく。

これでアートをする前の下準備は完了です。
では、アクリル絵の具を使ってアートを描いてみましょう!

■アートを描く時のやり方

  1. 紙パレットに使用するアクリル絵の具を出す。
    この時に絵の具が分離していて、先に透明な液体が出て来ることがありますが、これは絵具の展色材なので気にしないで大丈夫です。
    カラーが出るまでしっかりとチューブを絞って使えばOKです。
  2. 準備した筆に絵の具をしっかりと含ませてから、筆先をパレットで整えながら絵の具の量も調節していきます。
    細いラインが引きたいなど繊細線が描きたい場合、いきなり爪の上に描くのではなく、まずは紙の上に線を描いてみましょう。
    どの位の絵の具の量でどんな線が描けるのかを感覚で掴んで下さい。
  3. アートに失敗した時はエタノールを含ませたキッチンペーパーでサッと拭き取れます。
  4. 好みのアートが完全乾いたら、できるだけ筆圧をかけないようにしながらトップコートを塗りアートをコーティングして、硬化させたら完全です!

アクリル絵の具は滲みにくく、特に不透明なマットタイプはくっきりとしたラインを出すことができます。
キャラネイルや痛ネイルのようにハッキリとしたラインがポイントのアートにも最適です。
絵が得意な人はぜひチャレンジしてみてください♪

使い方2:クリアジェルに混ぜて色を作る

ジェルネイルの円形カラーパレット

パレットにクリアジェルを適量取り、アクリル絵の具を混ぜればOKです。
クリアジェルより絵の具の量が多くなると硬化しにくくなるので、気をつけましょう。
作ったカラーは保存できないので、使う度に必要な量を作るようにしてください。
使い方は、通常のジェルと同じです。

セルフネイルにアクリル絵の具を取り入れて、気軽にアートを楽しみましょう!

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