ネイルアートはアクリル絵の具がおすすめ!コツを掴んでアートの幅を広げよう&芸術とアートの違い | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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季節が移り変わり秋になると自然の山々も街のショウウィンドも、色に深みが出てきます。ダークトーンからハイトーン、赤や黄色、くすみカラーまで、秋は四季の中でも特に「季節感のある色」が表現しやすく豊かな季節です。たくさんの色を使ってレイヤードコーデが楽しめるので「秋のおしゃれが一番好き」と言う方はとても多いです。アート意欲も湧く季節、ネイルも普段はシンプルなワンカラー派の人も色数を増やしたりアートをしてみたりと、いつもより手を加えたネイルを楽しむ人が増えます。一言にネイルアートといっても幅広く、ニュアンスネイルや写実的なものまで様々です。ネイルサロンなら豊富なカラーやたくさんのサンプルが揃っているので、それらの中から好きなものを選べば良いです。しかしセルフでネイルアートを楽しもうとすると、当然ネイルカラーは自分で揃えなくてはなりません。色々なアートがしたいなら更に色数が必要になることも…。でもマニキュアやカラージェルをサロン並に準備するのは収納的にも予算的にも大変ですよね。そこでおすすめなのが「アクリル絵の具」です。ネイルアートはマニキュアやジェルを使ってするものだと思っている人が多いですが、そうではありません。ネイルサロンでもアクリル絵の具を使ってアートするお店はたくさんあります。今回はアクリル絵の具のおすすめポイントと使い方をご紹介します。また「芸術の秋」と言われるように、秋になると美術展や音楽会など芸術やアート関係のイベントが多くなります。ところで、芸術とアートの違いは何でしょう。そもそも芸術とアートは違うのでしょうか?今回は芸術とアートの違いも一緒にお伝えします。

ネイルアートは絵の具でもOK!

セルフでネイルアートをする時に問題なのは、手持ちの色数が限られていることではないでしょうか。普段からセルフネイルをしている人なら、お気に入りの定番カラーの他にも季節感のあるカラーなど、何色かは持っているかもしれません。しかしSNSでかわいいネイルアートを見つけて再現しようとした時、持っているカラーだけでは足りないことの方が多いのではないでしょうか。例えば気に入ったアートに、ほんの少しブルーが入っていたりイエローが混ざっていたりして、それがアクセントになっていてかわいい!と思います。でも、ブルーもイエローも普段は使わない色なので当然持っていません。しかもメインカラーではなくアクセントになる分だけ、ほんのちょこっとあれば十分です。これだけのためにカラーを買い足すのはなんだか悔しい…。セルフネイル経験者なら、このような葛藤はすでに経験済ではないでしょうか。そしてほとんどの人は「色がないからこのアートは諦めよう」という選択をします。しかし、実はネイルアートはジェルやマニキュアでなくても大丈夫、絵の具でOKなのです。特に乾きの早いアクリル絵の具はおすすめです!絵の具は歴としたアートの材料ですが、ネイル用品ではないので使えないと思っている人が多いです。
ネイルサロンでもアートにアクリル絵の具を使っているお店はたくさんありますし、ネイリスト検定では絵の具を使ったアートの実技試験もあります。ネイルアートにアクリル絵の具を使うことはプロの間では普通のことです。ネイルに絵の具が使えるなら、色数も豊富で価格もジェルやマニキュアに比べて格段に安く済みます。セルフネイルに絵の具を取り入れることでアートの幅は確実に広がりますね!

ネイルにおすすめなのはアクリル絵の具

アクリル絵の具にも種類があります。テクスチャーの違いや水で溶かさずにそのまま使うものなど、それぞれに特徴があります。自分のやってみたいネイルアートに適したものを選ぶようにしましょう。

アクリル絵の具の種類

代表的なアクリル絵の具は主に以下の3種類です。
・リキテックス
・ホルべイン
・ターナー

では、それぞれの特徴と「ネイルアートをする時」の使用感をお伝えします。

リキテックス

・テクスチャー
柔らかく扱いやすい。はじめてアクリル絵の具でアートをする人におすすめです。

・特徴
水で溶かさないで使え、伸びがとても良い。ネイルアートをする際に、チューブから出してそのまま使えるので難しい水加減の調節がいりません。タイプは3つあり、マット・半透明・透明タイプから選べます。もやもやネイルや色を重ねてレイヤード感を楽しむなら半透明や透明タイプがおすすめです。マットタイプはそのままの色が楽しめます。豊富なカラーバリエーションと豊富なサイズ展開が人気です。

ホルべイン

・テクスチャー
テクスチャーはやや柔らかめ、発色が良く乾きが早いです。

・特徴
やや柔らかめで水なしで使うことができ、乾きが早い。乾くと表面がマットになるのでわかりやすく、次のアートに入りやすく滲みにくいです。リキテックスに比べるとやや固く、すぐに乾いてくるので慣れるまでは水で溶いて使うのもおすすめです。カラーバリエーションは大変豊富です。基本的にワンサイズで小さいサイズはありません。発色と乾きの良さが人気です。

ターナー

・テクスチャー
テクスチャーは固め。発色は良いは初心者には扱いが難しいです。

・特徴
水で溶いて使うので、テクスチャーの調節ができる。ネイルアートをする際にも水の準備が必要で、また水分の調節が難しいです。固さのある分発色は良いですが、あまりネイルアート向きではないかもしれません。

どれも水溶性アクリル絵の具です。そのまま使うことも水で薄めることもできますが、水を混ぜた分、乾くのに時間がかかります。セルフでアクリル絵の具を使ったアートをする場合に個人的には、テクスチャーが柔らかくスムーズにアートを描くことができ、水なしで使える「リキテックス」がおすすめです。







アクリル絵の具の使い方

では実際にアクリル絵の具を使ってネイルアートをする時に必要な、道具とアクリル絵の具の使い方をご紹介します。

アクリル絵の具アートに必要な道具

・アクリル絵の具
・アクリル絵の具用のアート筆
・パレット
・エタノール
・キッチンペーパー
・筆洗い用の水

使い方

アクリル絵の具は、直接筆を使ってアートを描くのはもちろん、クリアジェルに混ぜて色を作って使うことも可能です。今回はセルフでジェルネイルをした場合の、使い方をお伝えします。

・アートを描く時
ベースになるジェルネイルはトップコートまで塗って硬化しておきます。アクリル絵の具でアートを描く場合、描く前にやることがあります。
①未硬化ジェルは拭き取る。もしくはノンワイプトップコートを使う。
②ネイルの表面をスポンジファイルでサンディングし、ツヤを取って表面をマットな状態にする。
③ダストブラシで削りカスを払い、エタノールをキッチンペーパーに含ませてネイルの表面を丁寧に拭いていく。

これでアートをする前の下準備は完了です!

④紙パレットに使用するアクリル絵の具を出す。この時に絵の具が分離していて、先に透明な液体が出て来ることがありますが、これは絵具の展色材なので気にしないで大丈夫です。カラーが出るまでしっかりとチューブを絞って使えばOKです。

⑤準備した筆に絵の具をしっかりと含ませてから、筆先をパレットで整えながら絵の具の量も調節していきます。細いラインが引きたいなど繊細線が描きたい場合、いきなり爪の上に描くのではなく、まずは紙の上に線を描いてみましょう。どの位の絵の具の量でどんな線が描けるのかを感覚で掴んで下さい。

⑥アートに失敗した時はエタノールを含ませたキッチンペーパーでサッと拭き取れます。

⑦好みのアートが完全乾いたら、できるだけ筆圧をかけないようにしながらトップコートを塗りアートをコーティングして、硬化させたら完全です!

アクリル絵の具は滲みにくく、特に不透明なマットタイプはくっきりとしたラインを出すことができます。キャラネイルや痛ネイルのようにハッキリとしたラインがポイントのアートにも最適です。描が得意な人はぜひチャレンジしてみてください。

・クリアジェルに混ぜて色を作る
パレットにクリアジェルを適量取り、アクリル絵の具を混ぜればOKです。クリアジェルより絵の具の量が多くなると硬化しにくくなるので、気をつけましょう。作ったカラーは保存できないので、使う度に必要な量を作るようにしてください。
使い方は、通常のジェルと同じです。

セルフネイルにアクリル絵の具を取り入れて、気軽にアートを楽しみましょう!

芸術とアートの違い

秋になると美術展や音楽会など芸術やアート関係のイベントが多くなりますが、芸術とアートの違いは何でしょうか。感覚的には、芸術の方が重くアートの方がポップで身近なイメージでしょうか?実は英語では芸術とアートは分けられておらず芸術もアートも「アート」だけです。つまり意味だけでいえば芸術とアートは同じなのです。しかし言葉の表現によってそのもののニュアンスを感じ取るのが得意な日本人は、芸術とアートを感覚的に使いわけているのです。芸術とアートに違いはないです。それぞれが感じたまましっくりとくる表現を使っていきましょう。その感性もまた大切です。

音楽会や美術展が秋に多いのはなぜ?

木々が紅葉し肌寒くなってくる秋は「芸術の秋」と呼ばれます。確かにアンニュイな雰囲気の似合う秋は、一人静かにアートを楽しむのにピッタリな季節かもしれません。だからでしょうか?音楽会や美術展は秋に多くなりますよね。秋にアート系のイベントが多いのは、雰囲気がマッチするからではなくちゃんとした理由があるのです。その理由は実に単純で、「気候が良いから」だと言われています。楽器はとても繊細で、気温や湿度の変化で音質や音色が変わり楽器へのダメージも与えます。日本の秋は暑くなく寒くなく、また湿度の変化もなく気候が一年の中で一番安定している季節なのです。絵画や美術品も楽器と同じく繊細です。音楽会や美術展が秋に多いのは、安定した過ごしやすい気候に関係していたのですね!







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