ジェルネイルはセルフネイル初心者だと難しく感じるポイントが多いのも事実です。
粘度が高く、ジェルによって性質が違うからこそ、練習や知識も必要になってきます。
特にカラージェルをムラなく塗るのが難しいと感じている方が多いようですが、ムラになりやすいジェルを使うなら、「ムラ塗り」というニュアンスネイル風に仕上げてみてはいかがでしょうか。
今回の記事では、ジェルネイルのムラ塗りのやり方や、ムラ塗りネイルをより華やかにするアレンジ方法についてご紹介します。
セルフネイルでムラなく塗るのって難しい…

セルフのジェルネイルは「プロのようにキレイに仕上げること」と、「持ちをよくすること」の2点が難しいと言われています。
筆者はネイリストになる前にセルフでジェルネイルを楽しんでいましたが、せっかく塗ったジェルネイルも1週間しか持たなかったり、ムラや塗りの甘さが気になったりと、なかなか上手くいかない期間が続いていました。
ネイリストになる際に、検定取得や就職するために研修、座学を受けたので、今は技術面に関して不安に感じる点はありません。
ですが、セルフネイルだけで楽しんでいる方は、ジェルネイルについて勉強する機会がほとんどないのです。
セルフネイラー向けのスクールやレッスンを取り扱っているサロンもありますが、授業を受けてまでセルフネイルをしている方は少ないのではないでしょうか。
ジェルネイルの持ちをよくするには知識が必要ですが、ジェルの塗り方はコツを掴めばすぐに上達するはずです。
また、ニュアンスネイルが人気を集めている昨今なら、色ムラが気になっても「ムラ塗りネイル」としておしゃれに仕上げることができるのです。
ムラ塗りネイルとは

ムラ塗りネイルとは、その名の通り色ムラのある仕上がりが特徴的なデザインです。
ニュアンスネイル・もやもやネイルにも分類されており、カラージェルとクリアジェルが混ざり合うタイダイネイルや、大理石ネイル・天然石ネイルにも似ています。
ちなみにニュアンスネイルは明確な定義がないので、もやもやネイルや天然石ネイルもニュアンスネイルとして扱われている場合もあります。
ムラ塗りネイルは、シロップや水彩絵の具を垂らしたかのような色の馴染み方と、透明度の高いクリアジェルを使ってうるうる・つやつやの仕上がりにするのが人気です。
偶然できた色ムラも活かすことができるので、せっかく塗ったけどキレイに仕上がらなかったセルフネイルも、ムラ塗りネイルとしておしゃれにアレンジできます。
基本のムラ塗りネイルのやり方

色ムラをわざと作るには、濃い部分と薄い部分を塗り分けて作る方法がおすすめです。
以下で詳しく解説して参ります。
必要な道具
- ベースジェル
- トップジェル
- カラージェル(2~4色を用意)
- ジェルネイル用の筆
- ペーパー
- ジェルネイル硬化用のライト
- エタノール
クリアジェルで色ムラ感を調整することもあるので、ノンワイプトップジェルは使わないか、ベースジェルで滲ませるのがおすすめです。
カラージェルは2~4色使うと色の混ざりあった雰囲気が出やすくなります。
透明感や水彩画のような色の重なりを表現したい場合は、クリア感の強いシアーなカラージェルを使いましょう。
やり方
ジェルネイルを塗る前のプレパレーションは済ませた状態で始めましょう。
■1.ベースジェルを塗る
ベースジェルは爪の表面がでこぼこにならないように塗っていきます。
でっぱりやへこんだ部分があるとそこにカラージェルが溜まりやすく、つるんとした仕上がりになりにくいので注意しましょう。
ベースジェルを爪全面に塗った後は、爪先にも忘れず塗り、デコボコになっていないかを確認してからライトで固めます。
お部屋の電気や蛍光灯、陽の光が一直線に入っていれば、表面がでこぼこしていない証拠です。
反対に、光が歪んで見えるときはでこぼこがある証拠なので、もう一度ベースジェルを塗り直すか、一度ベースジェルを硬化してから、凹凸がなくなるよう部分的にベースジェルを塗り重ねて、もう一度硬化させましょう。
■2.カラージェルを筆に取り、真ん中から爪先に向かって塗る
カラージェルはムラのある仕上がりになるように塗っていきます。
爪の先端が濃いめで、根本にかけてだんだんと薄くなっていく「グラデーションネイル」のように仕上げるのがおすすめです。
まずは筆先にカラージェルを少量取り、爪先から爪の真ん中あたりに向かって筆を動かして塗っていきましょう。
この時、筆先を使って爪表面を何度か撫でるように塗っていきます。
時々力を入れて筆を動かすと、ランダムにムラができます。
力を入れ過ぎるとカラージェルをえぐり取ってしまうので気をつけてくださいね。
■3.ペーパーで筆先を拭って、爪中央から爪の根元へ塗っていく
筆先に余分なカラージェルがあると塗りにくいので、一度ペーパーで筆先を拭き取ります。
その後もう一度カラージェルを少量筆に取り、ササッと塗っていきましょう。
爪の根本に筆先を置いたら、中央や爪先に向かって色が濃くなるよう、筆でカラージェルを移動させるようなイメージで塗ります。
自分好みの色ムラが出来たら、爪先も軽く塗って、ライトで規定の時間硬化させます。
■4.二度塗りは濃い部分と薄い部分を作るように塗る
二度塗りでより濃い部分と薄い部分を強調させます。
2度塗り目は通常のワンカラーのように全面をに塗っても良いですし、色を濃くさせたいところだけ塗ってもOKです。
インクを垂らしたかのようなにじみ感を出したいときは、クリアジェルを薄く塗ってから、カラージェルを塗り重ねてみましょう。
クリアジェルにカラージェルが少し混ざって、じわっとにじみ出るような仕上がりになります。爪先も塗り終えたら、ライトで規定時間硬化させましょう。
■5.カラージェルを複数塗る場合は、色が混ざりすぎないように注意する
カラージェル同士は色が混ざりすぎると濁ってしまい、本来のキレイな発色が楽しめなくなるかもしれません。
例えば、ボルドーとピンクのような似た色なら、色はそこまで濁りません。
ですが、ダークグリーンとピンクなど、反対色になる色を爪の上で混ぜてしまうと、全体的に濁った印象のグリーンになって、ピンクの良さが出にくくなります。
この場合、「1つの色を塗り終えたら硬化する」を繰り返すことで、色が必要以上に混ざらなくなります。
複数の色を使うときは、こまめに硬化しましょう。
■6.好みの配色になったらトップジェルを塗って完成
自分好みの配色・ムラ感が出たら、最後にトップジェルで仕上げます。
トップジェルは透明度の高い物を使うことで、うるうるなツヤがしっかりと出ます。
商品名に「シャイン」「ストロングシャイン」などの表記があるものは、高い透明度にこだわったトップジェルです。
爪全面にトップジェルを塗ったら、爪先にも塗っていきます。
ベースジェルの時と同じように、表面にでこぼこがないか確認してから、ライトで規定時間硬化させます。
トップジェルを硬化し終えたら、ノンワイプトップジェルはそのままで完成です。
未硬化ジェルが残るものは、ネイル用ワイプやコットンにエタノールを含ませて、未硬化ジェルを拭き取りましょう。
表面を触ってベタベタが残っていなければ完成です。
ムラ塗りネイルのアレンジ方法
「ムラ塗りネイルをもう少し華やかにしたい」「普通に塗っていたのに色ムラが出来てしまった」など、今の状態からもうひと工夫したいときは、ネイルパーツを使ってアレンジしてみましょう。
ネイルホイル、ネイルシートを使う

トップジェルを塗る前に、ネイルホイルや転写シート、箔を使ってキラキラ感をプラスしましょう。
メタリックなネイルホイルだけでなく、オーロラな光沢が出るネイルシートもおすすめです。
ここで注意したいのが、貼り付け方法です。
転写タイプなのか、シールタイプなのか、糊付けのないものなのか確認してから使いましょう。
細筆で囲みラインを描く

こちらは「囲みネイル」とも言われているデザインです。
カラージェルと細筆を使って、爪全体を囲むように枠を描きましょう。
ホワイトやブラックのカラージェルを使って囲むと、アーティスティックな雰囲気に仕上がります。
また、ラメジェルを使って囲むと、存在感抜群の華やかなネイルになります。
ちなみに、囲まずに爪の先端だけカラージェルを塗れば、細フレンチのようなデザインに仕上がります。
まとめ
色ムラネイルは、シアーなカラージェルを使うことで今っぽい仕上がりになります。
フットネイルでもおすすめなデザインですし、テクニックいらずで簡単に仕上がるので、セルフネイル初心者でもトライしやすいですよ。
そして、ジェルネイルを塗っていて偶然色ムラができてしまっても、アレンジ次第ではおしゃれなニュアンスネイルに仕上がります。
ネイルホイルや箔は少し貼り付けるだけで簡単にアレンジできるので、1つ持って置くと便利です。
ぜひこれを参考に、簡単でおしゃれなムラ塗りネイルを作ってみましょう!


