ぷっくりと立体的な花が指先を飾る「ぷっくりフラワーネイル」は、今トレンドの3Dフラワーネイルのひとつ。
難しそうに見えますが、実は100均のジェルやパーツを使ってセルフでも簡単に楽しめるネイルデザインです。
ぷるんとした立体感と透明感のある花びらは、季節を問わず上品で女性らしい印象に。
ベースカラーや花の色を変えるだけで印象が大きく変わり、オフィスにもぴったりな上品デザインにも仕上げられます。
この記事では、不器用さんでも挑戦できるぷっくりフラワーネイルの基本のやり方から、真似したくなるぷっくりフラワーネイルデザインまでわかりやすく解説します。
挑戦したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ぷっくりフラワーネイルの基本のやり方を解説

ぷっくりフラワーネイルは、ジェルを重ねて立体的な花びらを作る3Dアートの一種です。
透明感とぷるんとした質感が特徴で、指先に咲く花のような可憐さや華やかさを演出できます。
春や夏の季節に人気のデザインですが、色合いや花の大きさを変えることで秋冬にもぴったり。
ミルキーホワイトやシアーピンクなどの淡いカラーを使えば上品に、オーロラパウダーをプラスすればトレンド感のある輝きをプラスできますよ。
難しそうに見えますが、実は100均アイテムやセルフ用ジェルでも簡単に作れるのが魅力です。
ここでは、基本のやり方や使うアイテム、ぷっくり感をきれいに出すコツまで順を追って紹介していきます。
使用するもの
- ネイル工房 Icinggel01clear
- SHジェルネイル(ライト対応)ベースコート 110円
- SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ 110円
- SHジェルネイル(ライト対応)ミルキーホワイト 110円
- SHジェルネイル(ライト対応)ラメ シアーピンク 110円
- ネイルパーツ 9P ドライフラワー 110円
- オーロラパウダー 2P ピンク使用 110円
- アイシャドウ用のチップ(オーロラパウダー用)
- 大きめのストーンかパール
- ピンセット(パーツをのせるときに使用)
- ぷっくりアート用の細筆
- 硬化用ライト
ぷっくりさせるには粘度が高く、流れにくいジェルを使用します。
今回は「ネイル工房 Icinggel01clear」を使っていますが、「グミジェル」や「アイシングジェル」と検索すればさまざまなメーカーのものを探せます。

アートを描くには、毛足が長すぎないアート用細筆が便利です。
100円ショップ「セリア」のネイルコーナーで購入した細筆を使いました。
ネイル用の細筆は毛足の長さと柔らかさで様々な種類があります。
ぷっくりアートで使いやすいのは毛足が長すぎない細筆です。
毛足が長いものや柔らかいタイプだと固いジェルをポットから取るのが難しいので注意してください。
1.事前のネイルケア(プレパレーション)をする
爪の長さと先端の形をネイルニッパーやエメリーボード(爪やすり)を使って整えます。
爪周りの甘皮やささくれは、キューティクルニッパーやストーンプッシャーで除去しておくと、ジェルが塗りやすく持ちも良くなります。
爪表面のツヤをバッファー(スポンジファイル)で軽く擦って消し、爪の裏側に削りかすが残っていないことをよく確認しましょう。
ダストをしっかり払って、プレプライマーやエタノールで爪の油分と水分を拭き取ります。
2.ベースコートを塗る
SHジェルネイル(ライト対応)ベースコートを爪全体に塗ります。
爪の先端をジェルできちんと覆い、表面にムラがないことをチェックしてライトで硬化します。(硬化時間1分)
3.ベースカラーを塗る

親指と薬指はSHジェルネイル(ライト対応)ラメ シアーピンク、残りの指はSHジェルネイル(ライト対応)ミルキーホワイトを2度塗りします。
写真は2度塗りが終わった状態です。
ミルキーホワイトは色ムラになりやすいので気をつけましょう。
4.オーロラパウダーを塗る
ミルキーホワイトを塗った爪にSHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプを塗って硬化。(硬化時間1分)
アイシャドウチップにオーロラパウダーを取り、爪表面にこすり付けます。
オーロラパウダーを付けた後に、もう1度トップコートノンワイプを塗って硬化します。
人差し指、中指、小指はこれで完成です。
オーロラパウダーがない場合や、ホワイトのみが好みであれば、この工程は省略してください。
5.ドライフラワーをのせる

薬指に薄くベースコートを塗り、ドライフラワーを輪になるように乗せていきます。
色のバランスに注意しながら乗せたら、トップコートノンワイプでコーティングします。(硬化時間1分)
「ネイル工房 Icinggel01clear」を細筆にたっぷり取って、ドライフラワーの輪をなぞるようにジェルで輪を描いていきます。
ジェルを塗るというよりは、置いたジェルを少しずつ動かすイメージで丸くジェルを乗せていきましょう。
1度で厚みが出ない時は、一旦硬化してからジェルを重ねるのがおすすめです。
6.親指にぷっくりフラワーを描く

まず、ベースコートを爪の中央に塗り、パールを乗せて硬化します。
このパールめがけてクリアジェルで花びらを作っていくので真ん中に置くようにしてください。


爪の縁側にIcinggel01clearをポンと置いて、パールめがけてすっと筆を引きます。
細長いしずく型をイメージすると綺麗な形になります。
まずは上下左右の花びらを作るとバランスが取りやすいです。


残りの4つの花びらを作ります。
ジェルの量を同じくらい取るようにするのが花びらの大きさを揃えるコツです。
横から見た時にぷっくりの高さが同じになっていると仕上がりが綺麗になります。
7.トップコートを塗る
最後に親指と薬指の爪全体をトップコートノンワイプでコーティングして、完成です。
ぷっくりフラワー部分はトップコートを厚めに塗ってしまうと、花びらが埋もれてしまってぷっくり感がなくなるので薄めに塗りましょう。
ぷっくりフラワーネイルのデザイン集
春頃からぷっくりした花びらのフラワーネイルが人気です。
クリアジェルの水のようなぷるんと感が綺麗なトレンドデザインなので「そろそろネイルを付け替えようかな」と考えている方は候補に入れてみてください♪
ここではインスタグラムで見つけた可愛いぷっくりフラワーのネイルデザインをご紹介します。
・上品なデザインに華やかさをプラス
出典:www.instagram.com(@la_mist_58)
白いベースカラーにクリアなぷっくりフラワーが上品なデザイン。
ベビーピンクのワンカラーはラメの輝きが華やかです。
パーツがシルバー系とパールで統一されているのもおしゃれですね!
・フットでも大人気
出典:www.instagram.com(@nail_room_loop)
左親指と右中指にぷっくりフラワーをあしらったフットネイルは、鮮やかなビタミンカラーがポップな雰囲気♪
左右でカラーの配置が違うのもお洒落です!
ハンドネイルができない方はぜひフットネイルで取り入れてみてくださいね。
まとめ
ぷっくりフラワーネイルは、ジェルの透明感を生かして花びらを立体的に描く人気の3Dアートです。
ぷるんとした質感とツヤが美しく、指先を上品に見せてくれるのが魅力。
難しそうに見えますが、実はセルフでもコツをつかめば簡単に再現できます。
ポイントは、粘度の高いジェルを使って一枚ずつ花びらを重ねること。
ベースのカラーやオーロラパウダーの輝きを変えるだけで、季節やシーンに合わせた印象を楽しめます。
さらに、トップコートでしっかりコーティングすればツヤと立体感が長持ちし、より完成度の高い仕上がりに。
セリアなどの100均のアイテムでも十分にできるので、セルフネイル初心者や不器用さんでも挑戦しやすいのも嬉しいポイントです。
ぷっくりとした花が咲くようなデザインで、指先から華やかな気分を楽しんでみてくださいね。
同じくぷっくり感が人気のキルティングネイルのやり方はこちらをチェック!




