「ハンドネイルとフットネイルが違うのはヘン・・・?」と思っている方も多いです。
実は、手足のネイルをお揃いにしている人の方が稀で、ほとんどの人はバラバラで楽しんでいます。
ハンドとフットのネイルを同じタイミングで始めれば、手足のネイルは簡単にお揃いにすることができます。
しかしハンドネイルとフットネイルは塗るタイミングや付け替える周期が違うので、結局、最終的にはバラバラになることがほとんどです。
今回はハンドネイルとフットネイルが違うことに不安を感じている方のために、ハンドとフットの関係性についてお伝えします。
また、手や足が綺麗に見えるネイルの選び方のポイントも一緒にご紹介します。
ハンドネイルとフットネイルが違うのは変?
手足のネイルが揃っている可愛さはもちろんありますが、ハンドネイルとフットネイルは違っても良いのか?と聞かれれば、
答えは「全然違ってOK」です。
今のネイルのトレンドは「ニュアンスネイル」。
ニュアンスネイルとは雰囲気や気分・感性を使ったアートで仕上がりに決まりはなく、それぞれの指によってデザインが違ったりもします。
このように現在のトレンドネイルは「雰囲気重視でなんでもあり」なネイルアートが主流です。
この感覚は年配の方には理解しづらく、実はハンドネイルとフットネイルが違うことに違和感を持つのは50代以降の世代の方が多いです。
もちろん若い方でもハンドネイルとフットネイルを揃えて楽しむ人はたくさんいますが、
「今回はお揃いにしよう♪」「今日は手足違うアートにしよう♪」
といった具合に気分で決めている人がほどんど。
手足がお揃いのネイルはとてもおしゃれで可愛いいので人気ですが、でもあくまで選択肢の一つなので、気にする必要はありません。
ハンドネイルとフットネイルに統一感を持たせよう!
ハンドネイルとフットネイルは違っても全く問題ないのです。
しかし難しいのはあまりにもバラバラで統一感がないのはファッショナブルな人や若い子であれば良いですが、大人の女性としては少し上品さに欠けて見えることもあります。
せっかくハンドもフットもネイルするのであれば、さり気なくネイルのどこかに統一感を持たせることで、こなれ感が出てオシャレに見せることができます。
しかし、例えば手はオフィス系のシンプルでナチュラルなネイルをしていたとします。
統一感をもたせようとナチュラル系カラーをフットに使っても、手のように綺麗に見えることはほとんどありません。
ナチュラル系のカラーは、足がくすんで見えます。
足は、赤やネイビーなどの濃いカラーにすると明るく綺麗に見えます。
でも今度は濃いカラーを手に使うことに抵抗がある人も多いです。
では、この全く違うオフィス系ネイルと赤やネイビーの濃い色系ネイルに、どうしたら統一感を持たせることができるのでしょうか?
以下で、おすすめの方法があるのでご紹介します。
差し色やパーツを同じにする
ハンドネイルとフットネイルに統一感を持たせるには、差し色やパーツを同じにするのがおすすめです。
■同じラメを使う
手に使ったラメをどんな使い方でも良いのでフットネイルにも取り入れましょう。
■ストーンやパーツを同じにする
ラインストーンのクリスタルを手に使ったら、足にもクリスタルを乗せます。
パールならパール、星型のスタッズなら足にも星型のスタッズといった具合に、同じパーツを使うと統一感が出ます。
■色を合わせる
手にピンクを使ったなら足には濃い目のピンクを、手が白グラデーションなら足にはマットな白を、といった具合に同系色の濃淡で統一感を出すのがおすすめのです。
ファッションとの統一感を出す
ネイル同士で共通項を作るのが難しい場合は、ファッションとリンクさせることで手足のネイルのバラバラ感は気にならなくなります。
どちらかのネイルとファッションに共通のカラーがあるだけで、トータルコーディネート感がでます。
■サンダルのカラーをハンドネイルにポイントとして取り入れる
白いサンダルなら白いパールを薬指にさり気なく乗せる。
赤いサンダルなら赤いストーンや赤いバラのアートをさり気なく施すなど。
■鞄のカラーをフットネイルに取り入れる。
黒い鞄なら黒のラメを爪先に散らすなど。
■トップスのカラーをフットネイルにポイントとして取り入れる
水色のシャツならどれかの指一本だけをブルー系のカラーやラメで塗る。
■髪留めの色をネイルに取り入れる
ゴールドの髪留めなら、ハンドやフットにもゴールドのパーツをさり気なく使う。
■ファッションのポイントとなる色をフットネイルに取り入れる
その日のファンデーションのテーマカラーがピンクなら、ピンクのストーンやラメをフットネイルにも散らす。
このようにどんな方法でも良いのでファッションアイテムに合わせたカラーをポイントとしてさり気なくネイルに取り入れると、全体の統一感が生まれます。
手が綺麗に見える色選び
ハンドネイルをする上で気をつけたいのが色選びです。
せっかくネイルをオシャレに楽しんでいても、ベースとなるカラー選びを間違っていては元も子もありません。
例えばピンクのネイルが好きだからと、最初に目に入ったピンクのマニキュアを簡単に購入してしまうのはキケンです。
そのピンクは本当に手が綺麗に見える色でしょうか?ここでは、手が綺麗に見えるネイルの選び方をご紹介します。
自分のパーソナルカラーを知る
パーソナルカラーとは肌・髪・瞳などから、人それぞれが生まれ持った本来の色素にあう色を判断するためのものです。
自分のパーソナルカラーを知っておくと、色選びに悩んだ時により良い方を選択することができるようになります。
肌は大きく2種類のベースカラーに分かれています。
1つは「イエローベース」、もう1つは「ブルーベース」です。
自分のベースカラーがちゃんと知りたい方は、本格的にパーソナルカラー診断をやっているサロンがあるので興味のある方は行ってみて下さい。
以下で、セルフで簡単にパーソナルカラーを知る方法をお伝えします。
■イエローベースの場合
- アクセサリーはゴールドが似合う
- 手首の内側に通っている血管色が、緑っぽい
- 日焼けすると綺麗な小麦色に焼ける
■ブルーベースの場合
- アクセサリーはシルバーが似合う
- 手首の内側に通っている血管色が、青もしくは青紫っぽい
- 日焼けすると赤くなってしまう
何となく当てはまっていると思う方が自分のパーソナルカラーである可能性が高いです。
自分がイエローベースかブルーベースかを知っておくと、ネイルカラーだけでなく、ファンデーションの色やリップの色なども選びやすくなります。
手が綺麗に見えるネイルカラー
簡易的ではありますが自分のパーソナルカラーがなんとなくわかったところで、手が綺麗に見えるネイルカラーを見つけて行きましょう。
イエローベースにおすすめのネイルカラー
イエローベースの場合、黄色~オレンジ系の暖色カラーを選ぶと良いです。お肌を健康的に明るく見せてくれます。
・ピンクなら「コーラルピンク」「ピーチカラー」
・ダークカラーなら「オリーブグリーン」
・ブラウン系なら「オレンジブラウン」「テレコッタ」
ブルーベースにおすすめのネイルカラー
ブルーベースの場合、青みがかった寒色カラーを選ぶと良いです。お肌をトーンアップし透明感のある肌に見せてくれます。
・ピンクなら「ローズピンク」「青みピンク」「ラベンダー」
・ダークカラーなら「ロイヤルパープル」
・ブラウン系なら「ダークブラウン」
たくさんあるカラーの中で迷ってしまった時に参考にしてみましょう!
足が綺麗に見えるネイルカラー
足は手と比べるとくすんで見えるかもしれませんが、だからといってパーソナルカラーは変わりません。
しかし、フットネイルの色選びはパーソナルカラーと合っていてもハンドの時ほどしっくりこないことがあります。
イエローベースもブルーベースも関係なくなるほど、足の色はくすみやすく黒ずんでくるものです。
そのため、自分はブルーベースだからとフットネイルをラベンダーカラーにすると、血の気が引いて死んだような肌に見えかねません。
また、イエローベースだからとコーラルピンクを選べば肌に馴染みすぎて、くすんでしまいます。
フットネイルのカラーを選ぶ時のポイント
- 淡くキレイなパステルカラーは止めておく
- 肌馴染みのよいカラーは止めておく
- 最低でも肌の色よりは濃い色を選ぶ
- 色は濃ければ濃いほど、足の肌は明るく綺麗に見える
ネイルカラーと肌色のコントラストが強ければ強いほど「明度対比」が起き、暗い色に隣接している色はより明るく見えるのです。
フットネイルにおすすめのカラー
・ダークチェリー
・ピンクブラウン
・レッド
・オレンジ
・ネイビー
・ロイヤルブルー
元々くすみやすい足は、自爪のままではどうしても不健康そうに見えてしまいます。
フットネイルの色のパワーはくすみを飛ばし、明るく健康的な足に見せてくれる効果があります。
オシャレと綺麗が両方叶うので、ぜひフットネイルは取り入れて行きましょう!