爪周りの角質はニッパーでケア?指先のカチカチ角質の対処方法が知りたい! | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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肌の乾燥が気になるのは寒さを感じる冬だけではありません。

夏場は屋内にいると冷房の風によって乾燥が激しくなります。

暑くて汗をかいているのに、お肌は冷房で乾燥してカピカピ・・・と悩んでいる方も少なくないようです。

お肌が乾燥しやすい方は、メイク前は高保湿なスキンケアアイテムでしっかり保湿したり、化粧水のミストで適度にうるおいをプラスするなど、日中もこまめに乾燥対策するのをおすすめします。

そしてお顔だけでなく、手元の潤いキープも忘れずに行いましょう。
指先や爪先は、日常生活で酷使している部分なので、油分が奪われやすい傾向にあります。

特に爪の横や、甘皮部分は乾燥で硬くなりやすく、角質になると白っぽくなってしまいます。

ささくれのように尖ってしまい、服を着る時やストッキングを履くときに引っかかってしまうこともあるのではないでしょうか。

今回は、爪の横や甘皮が硬い時の対処方法や、ニッパーを使ったケア方法について解説して参ります。
ネイルサロンだけでなく、セルフでケアをすることもできるので、是非参考にしてみてください♪

爪の横が硬くなるのはなぜ?

爪の横、指先の皮膚が硬くなって、ささくれのように尖ってしまったり、白っぽくなることはありませんか?これは爪の横の皮膚が角質化している証拠です。そして指の皮膚が角質化してカチカチになってしまうのは、皮膚への刺激や乾燥が主な原因です。

指先は乾燥しやすい

指先は、お仕事や勉強、家事、育児など、どんなシーンでも、またどんな人でも酷使しているパーツと言えます。
そのため指先は基本的に乾燥しているという前提でケアをしたほうがよいのです。

例えば、筆者はネイル女子の記事をライティングするなど、主にパソコンを使う仕事をしています。

油分が奪われやすいといわれている紙を使うことは少ないですし、最近は他人にネイルの施術をすることはほとんどありません。

このように、乾燥が激しくなる作業はあまりしていないにもかかわらず、保湿をサボってしまうとすぐに指先に角質ができてしまいます。

これが紙や水をたくさん扱うお仕事や、家事・育児に忙しくしている方だと、さらに指先が乾燥しやすく、角質でカチカチになってしまうのは想像に難くないですよね。

さらに、近年は新型コロナウイルスの感染予防対策として、「手洗い・消毒」を今まで以上に行っている人も多いです。

手を洗ったり、アルコール消毒液を頻繁に使うと、皮膚はどんどん乾燥が進みます。

特にアルコール消毒液は、手の油分も揮発させてしまいます。消毒液を使った後は、白っぽくカサカサになってしまうのが、油分や水分がなくなっている証拠です。

使いすぎで角質化することも

指の角質は、除去をしても同じ位置に再びできることが多いです。

その理由は、頻繁に使っている部分を皮膚が守ろうとして分厚くなるからで、足の裏やかかとに角質がたまるのも同じ理由です。

特に親指、人差し指、中指はよく使うので爪の横にささくれのような角質ができやすいです。

爪の横の硬い角質はニッパーで除去

すでに硬くなってしまった角質は、元の柔らかい皮膚になることはありません。

そのままにしておくと、服を着る時やストッキング・タイツを履く時に引っかかりやすくなるので、セルフケアで除去してみてはいかがでしょうか。

必要なもの

  • キューティクルニッパー
  • フィンガーボウル
  • 水orぬるま
  • タオルorペーパータオル
  • キューティクルリムーバー
  • ネイルオイル
  • ハンドクリーム

角質除去をするためのニッパーは、「キューティクルニッパー」という甘皮ケア用の道具を使ってくださいね。

ネイリストのおすすめポイント:マニキュアブランドで有名な「pa」が販売しているキューティクルニッパーは、グリップが付いていて滑りにくいのが嬉しいポイントです。購入しやすい価格なので、お試しにもおすすめ。

ネイリストのおすすめポイント:ネイル用品メーカーの「ビューティーネイラー」が販売しているキューティクルニッパーです。キャップがついているので保管時も安心で、刃の大きさも標準的な4ミリで作られています。

ネイリストのおすすめポイント:プロのネイリストで愛用者が多いのが、「ヒカリ」というメーカーのキューティクルニッパーです。使いやすい刃先の形状と、切れ味が鋭い点が人気で、快適なネイルケアが楽しめます。

また、ケアを行うタイミングは「皮膚がふやけている時」です。乾燥して硬い状態の皮膚にニッパーを使ってしまうと、角質ではない皮膚まで傷つけてしまい、皮膚がその部分を守ろうとするので、角質がより分厚くなってしまいます。ケアをするおすすめのタイミングはお風呂上がりですが、フィンガーボウルに水orぬるま湯を入れて指先を浸す方法でもOKです。

ネイリストのおすすめポイント:指先だけを水に浸すことができるフィンガーボウルは、ネイルケア用品として多くの人が愛用しています。フィンガーボウルはネイル検定を取得する時にも必要な道具で、こちらの商品はベーシックな形でプラスチック製なので、安心して使えます。

また、頑固な角質には「キューティクルリムーバー」を塗布するのがおすすめです。

キューティクルリムーバーは、タンパク質を分解し、皮膚を柔らかくする成分が入っています。

ネイルケアでは甘皮を押し上げて、ルースキューティクルを取り除く工程がありますが、押し上げる前に使うのがこのキューティクルリムーバーです。

甘皮だけでなく、爪の横にある硬い角質や、かかと、足の裏などにできた角質も柔らかくしてくれるので、ハンド・フットのケア時に使える便利なアイテムです。

ただし、キューティクルリムーバーはタンパク質を分解する強力な成分が入っているため、たくさんつけてしまうと乾燥や肌荒れを引き起こす可能性があります。

使った後はキレイに手を洗い、誤って塗布してしまった場合にはすぐに水で洗い流しましょう。

ネイリストのおすすめポイント:使いやすいスポイトタイプのキューティクルリムーバーです。保湿成分としてアルガンオイルを配合しているので、乾燥も防ぐことができます。プリジェルというネイル用品メーカーが作っている国内生産品なので、初めて使う方にもおすすめ。

爪の横の硬い角質の取り方

  1. キューティクルリムーバーを角質が気になる部分に塗ってなじませます。たくさん塗りすぎないように注意しましょう。
  2. フィンガーボウルに水、またはぬるま湯を入れて、角質を取りたい指を5分ほど浸します。
  3. 5分後、フィンガーボウルから指を出して、ペーパータオル等でしっかりと水分を拭き取ります。
  4. キューティクルニッパーを使い、白く皮膚から浮いている角質をカットします。キューティクルニッパーは小さいとはいえ刃物なので、初めて使う時は少し怖いかもしれません。ですが角質化している部分は切っても痛みを感じないので安心してくださいね。ただし、切りすぎや引っ張るように切るのはNGです。角質ではない皮膚まで傷つけてしまい、さらに分厚い角質ができやすくなるので、「少し角質が残っているかも?」と思うくらいがおすすめです。
  5. カットが終わったら、キューティクルリムーバーを洗い流すために手を洗いましょう。手を洗って水分を拭き取った後は、ネイルオイルを指先と甘皮周辺に塗って、よくなじませます。最後にハンドクリームを手全体に塗り終えれば、ケアの完了です。







甘皮も硬くなりやすいので要注意

甘皮とは、爪の根元にある皮膚を指し、皮膚と爪を守る役割があります。

異物や雑菌が入らないように守っているので、甘皮をニッパーでチョキチョキ切るのはNGです。

セルフネイルで稀に甘皮を切り取ってしまう方がいますが、雑菌による炎症を起こす可能性が高いので絶対にやめましょう。

しかし、除去しても良い「ルースキューティクル」という部分もあります。

主に白っぽくなって硬くなり、爪の表面に張り付いている部分のことを指し、これは甘皮が角質化したものです。

角質化した甘皮は、ネイルケアをする時やジェルネイル、マニキュアを塗る時に邪魔になるので、メタルプッシャーという甘皮を押し上げる道具を使ってから、ニッパーで角質化したところを除去しましょう。

また、伸び切っている甘皮も、ネイルケア時にカットするのをおすすめします。

ネイルマシンでの角質除去

ネイルサロンでは、電動のドリル・やすりのような「ネイルマシン」を使ってケアをすることがあります。

ネイルマシンはジェルネイルやアクリルスカルプチュアを削ってオフできる便利な機械ですが、角質や甘皮ケアもできる優れものです。

ビットというマシンの先端につけるパーツを、角質ケア用のものに変えて、キューティクルリムーバーで柔らかくなった角質を少しずつ削っていきます。

ネイルマシンは指の角質はもちろん、フットの角質ケアにも使われており、足の裏だけでなく指の裏、タコなどもしっかり除去できます。

ちなみにセルフでマシンケアを始めるのは少々大変かもしれません。

削りすぎない感覚や、マシン選び、ビット選びなどに気をつける必要があり、練習も必要です。
まずはネイルサロンでマシンケアを施術してもらい、プロはネイルマシンをどのように使っているのか見てみるのがおすすめです。

よくある質問

Q&Aの写真

指周りの角質をケアする方法がわかっていただけたかと思います。
ここではよくある質問に回答していきます!

指先の角質ケアと甘皮ケアの適切な頻度は?

適切な頻度は月に2~3回、つまり10日~2週間に1回程度の頻度でやるのがおすすめです。

角質のケアはやりすぎても角質になりやすくなりますし、甘皮の除去のし過ぎは痛みが出てしまうこともあります。
適切な頻度を守って行いましょう。
また、よく使用する人差し指や中指は角質ができやすいですが、小指はあまり角質ができないこともあります。

状態をよく見て、やりすぎないことが大切です。

ネイルオイルとハンドクリームの正しい順番は?

保湿には順番があります。
ネイルオイルが先、ハンドクリームが後の順番を守って保湿を行うとより高い効果が得られます。

サラッとしたネイルオイルを先に塗ることで皮膚に浸透させ、その後にこっくりとしたテクスチャーのハンドクリームで蓋をするイメージです。

ネイルオイルは爪の根元と爪先の裏側につけるのがポイント。
そしてハンドクリームは指の第一関節の長さくらい出すのが1回分の目安です。

ちなみにキューティクルオイルとネイルオイルは呼び方が違うだけで同義なので同じように使用してOKですよ。

100均のネイルオイルは効果ある?

100円ショップのネイルオイルも継続して塗ることでしっかり保湿効果を得られます!

ネイルオイルはドラッグストアやバラエティショップ、ネット通販で購入することが可能ですが、最も安く手軽に購入できるのは100円ショップです。

ネイルオイルで保湿ケアをしたいけれど高いものを買って使い切れるか心配……、少しでも安く済ませたい!という方は100円ショップのネイルオイルを使用してみてくださいね。

かかとの角質はどうやってケアするの?

かかとの角質にはフットファイルと呼ばれる足用のヤスリで対処します。
気になるからといってむしると、出血したり痛みが出たりするのでしないでくださいね!

フットファイルは濡れた状態で使用するのでお風呂に入る時に使うのがおすすめです。

足の裏を濡らした後に、軽く水気を拭き取ってからフットファイルの目の荒い面でこすります。
しばらくするとポロポロと角質が取れ始めますよ!

ある程度角質がなくなったら、今度は目の細かい面で滑らかに整えていきます。

足の角質取りもやりすぎは禁物です。
1週間に1回程度行うのを継続することで段々と角質がなくなっていきますよ。

ネイルサロンでもフットケア・角質ケアのメニューは取り扱っているところが多いので、気になる方は利用してみてくださいね!

保湿をこまめに行って角質を予防しよう

角質は皮膚の水分不足でも出来てしまいます。

硬くなった角質ケアをした後は、保湿を必ず行いましょう。

また、日常的にネイルオイルとハンドクリームで保湿をするのがおすすめです。

「手を洗った後に必ずネイルオイルとハンドクリームを使う」と習慣づけるようにすると、保湿効果が実感できるはずです!

特に、尿素が含まれているクリームは角質を柔らかくする効果が期待できます。

カチカチの頑固な角質が気になる場合は、尿素が10~20%含まれているクリームを使用し、予防用、日常使いをしたい場合は、尿素が10%以下のクリームを使いましょう。

ただし、傷になっている箇所や炎症が起きている箇所には使用しないでくださいね。

ネイリストのおすすめポイント:資生堂のロングセラー商品です。尿素が10%配合されており、ヒアルロン酸やスクワランも含まれているので、保湿効果も期待できます。

ネイリストのおすすめポイント:普段遣いしやすいチューブタイプです。油分多めなのでしっとりとした使い心地のクリームが好きな方にもおすすめです。

硬くなってしまった爪の横の角質は、ニッパーと保湿クリームでセルフケアしていきましょう!

他にもネイルケアやフットケアについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

爪の形が綺麗な人になろう!ネイルケアの方法と爪先の形の種類を紹介
https://www.nailjoshi.com/94998/

フットネイルケアをセルフでやる方法|必要なもの・やり方・注意点を紹介
https://www.nailjoshi.com/94930/







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