ジェルネイルを付けていると、いつの間にか根元から浮いている・・・
なんてことはありませんか?
すぐにオフしたり付け替えができればいいのですが、セルフで付け直す時間がなかったり、ネイルサロンになかなか行けないと困りますよね。
そこでこの記事では、ジェルネイルの根元やサイドが浮いてきた時の応急処置のやり方を解説します!
ジェルネイルの浮きは放置せず、しっかり対処しましょう!
ジェルネイルが「浮く」とはどんな状態?
ジェルネイルが浮いた状態とは、本来密着しているはずの爪とジェルネイルの間にスキマができた状態を指します。
例として、タイルに張った透明の吸盤をイメージしてみて下さい。
タイルにピタッと密着している吸盤を剥がすには、吸盤とタイルの間に僅かなスキマを作って空気を入れますよね。
どこか一箇所、ほんの僅かに空気が入るだけで、そこからどんどん吸盤は浮いて剥がれていきます。
ジェルネイルの浮きは、これと同じようなことが爪でも起こっています。
根元やサイド、爪先などに小さなスキマができてしまうと爪からジェルが浮いてしまい、スキマの範囲が少しずつ広がっていくのです。
一度浮いてしまったジェルネイルは再び自然にくっつくことはありません。
浮きを放置すると爪からジェルが剥がれる、欠けるだけでなく、爪まで一緒に割れてしまったり、スキマに湿気が溜まって「グリーンネイル」という病気になることもあるのです。
ジェルネイルが浮いてきた時の応急処置
ジェルネイルが浮いてきた時は、「すぐにジェルネイルオフをして全て落とす」が最も正しい対処法です!
しかしネイルサロンに通っている人やセルフネイルをしている人でも、すぐにオフできない時がありますよね。
そんなときは、以下のような応急処置を施しましょう!
- ジェルが浮いている爪だけでもオフする
- 浮いている部分だけカットする
- ネイルグルーでスキマを埋める
- トップジェルで覆ってコーティングする
以下で更に詳しく解説します!
ジェルが浮いている爪だけでもオフする
「1~2本だけジェルが浮いているけど、他の爪は浮いていない」
そんな時は、浮いている爪のジェルだけでもジェルネイルオフをするのがおすすめです!
1~2本分のジェルオフなら、ゆっくり進めても30分くらいで完了するはず。
ジェルが付いていない爪がまばらにあるのは不格好かもしれませんが、見た目を気にするよりも、自爪が傷んだり、グリーンネイルになるリスクの方が高いです。
セルフジェルネイルをしている方なら、オフ用の道具も揃えていますよね。
ジェルネイルのオフは、普段ネイルサロンに通っている方でも「サロンに行けないけどすぐ落としたい!」という時のために覚えておくと安心ですよ!
ジェルオフをするには以下の道具を用意しましょう!
- ジェルリムーバー(アセトン)
- ウッドスティック
- コットン
- アルミホイル
- ネイルファイル
これらの道具は100均やドラッグストアでも売られているので、すぐに購入できます!
https://www.nailjoshi.com/80689/
コットンやアルミホイルは家にあるものでOKなので、ジェルオフは意外と用意するものが少なめなのがトライしやすいポイントです。
オフのやり方はこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてください!
https://www.nailjoshi.com/80951/
浮いている部分だけカットする
オフは出来ないけど、浮いている部分がどうやら大きい・・・
そんな時は、ネイルニッパーで浮いている部分だけカットしてしまいましょう。
この方法も見た目はイマイチになりますが、ジェルネイルの浮きが大きいと髪の毛や布が引っかかってしまい、爪が折れてしまうかもしれません。
大惨事を防ぐためにも浮いた部分だけなくしてみてはいかがでしょうか。
浮いた部分をカットするには、
・ネイルニッパー(爪切り)
・スポンジバッファーor目の細かいネイルファイル
この2つを用意しましょう。
少しずつ切れるネイルニッパーを使うのがおすすめですが、持っていない方は普通の爪切りでもOKです。
カットしたあとは、尖ったフチで怪我をしないようにスポンジバッファーや目の細かいネイルファイルで少しやすっておくと安心です。
ネイル用グルーで浮きを埋めてくっつける
ジェルネイルの浮いている部分があるけど、あと1~2日だけ持たせたい!という時はネイル用グルーでスキマを埋めてくっつけるという方法があります。
ネイル用グルーはその名の通りネイルで使う接着剤です。
本来はネイルチップを付けたり、自爪の割れをリペアするために使います。
ネイル用の接着剤だからこそ、爪とジェルネイルに使ってもOKです!
やり方は簡単で、ジェルネイルが浮いている部分にネイルグルーを少量入れ込み、爪とジェルが密着するように30秒程押さえるだけです。
自然乾燥なので割りとすぐに乾きます。
たっぷり使うとはみ出てしまうので、足りないと思ったら少しずつ付け足しましょう。
ネイルグルーは一つあると便利ですが、浮きを応急処置するなら以下の点に注意してくださいね。
- 水分や油分がついた状態ではネイルグルーはくっつきません。
むしろ水分が付いている状態でネイルグルーを使ってしまうとグリーンネイルになる可能性があるのでNGです!
爪や指先が十分に乾いている状態で行いましょう。 - ネイルグルーでくっつけても、ちょっとした衝撃ですぐに浮いてしまう可能性があります。
- あくまで1日くらい持たせるための応急処置です。
ネイルグルーで付けたからいいや!と放置せず、早めにジェルオフしましょう。 - 瞬間接着剤や木工用ボンドなど、ネイル用ではない接着剤は絶対に使わないでください。
クリアジェルでコーティングする
浮いているジェルも含めて、爪全体をトップジェルでコーティングするのも一つの手です。
・トップジェル
・スポンジバッファー
・ジェルネイル硬化用ライト
上記の3つは、セルフジェルネイルをする方なら持っていますよね。
浮いたところをジェルで埋めるのではなく、トップジェルでコーティングするので、付いているジェルをサンディングするためにスポンジバッファーも使いましょう。
スポンジバッファーで爪全体をサンディングしてダストをはらい、トップジェルを塗ってコーティングし、完成させます。
上記でご紹介した4つの方法は、あくまで1~2日もたせるための応急処置です。
応急処置したジェルネイルはそのまま放置せず、なるべく早めにネイルサロンで付け替えるか、セルフでオフしましょう。
ジェルネイルの持ちが良くなる過ごし方
ジェルネイルはつける時のネイルケアや塗り方によって持ちが左右されます。
しかし、ジェルが浮いてしまう原因はそれだけではありません。
下記のように、ジェルの持ちを考えながら生活すると、よりジェルが長持ちしますよ!
水に長時間触れないようにする
ジェルネイルは残念ながら水に弱いです。
特に長時間水に触れるのは避けたいところで、水分が多い状態が続くと、爪がふやけてジェルネイルの密着が悪くなります。
・湯船に浸かる時は指先だけ引き上げる
・水仕事をする時はゴム手袋をつける
・プールやサウナ、ホットヨガに頻繁に行くと取れやすいので注意
・手を洗ったり手汗をかいたらタオルでしっかり水気を拭き取る
上記のポイントを気をつけると、ジェルネイルが長持ちしやすいですよ。
爪先は使わず、指の腹を使う
キーボードを打つ時やシールを剥がす時、物をつまむ時など、ちょっとした動作でも爪先には負担が蓄積しています。
そこで普段から爪先は使わず、指の腹を使うよう心がけましょう。
また、缶のプルタブは指や爪に引っ掛けて開けるので、ジェルネイルに強いダメージが残ります。
缶のプルタブを開ける時は、直接爪や指先を使わず、硬貨などを入れ込んで開けるようにしてくださいね。
ネイルオイルとハンドクリームでこまめに保湿する
爪は保湿されていると柔軟性が保たれ、付いているジェルとの反発が少なくなります。
ジェルの長持ちに繋がるのはもちろん、自爪をキレイに保てるので美爪キープにもなるのです!
普段からネイルオイルとハンドクリームを併用し、カサカサ乾燥状態が続かないようにケアしていきましょう。
最初に塗るのはネイルオイルです。
ネイルオイルを甘皮周りと爪の裏側に少し付けてなじませます。
その後にハンドクリームで手全体を塗り込めばOKです!