マニキュアはお風呂上がりに塗っていいの?リラックスしてきれいになるには入浴方法に注目 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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マニキュアを塗っているひとときは、なんだかリラックスしますよね。自分の爪がきれいになっていくのが嬉しいですし、集中してきれいに塗ろうとするので気分転換にもなっている人が多いのではないでしょうか?マニキュアなら気軽に塗れて、除光液でさっと落とせるので、お仕事や学校が休みの日だけネイルをしたいという人にもおすすめです。しかし塗るタイミングを間違えるとせっかく塗ったマニキュアのクオリティーがいまいちになってしまうかもしれません。今回はマニキュアを塗るタイミングや、マニキュアはお風呂上がりに塗ってもいいのかをご紹介します!またお風呂にちなんで、リラックス効果や美容効果のある入浴方法についても合わせてご紹介します。日本人は欧米人などと比べてお風呂が好きな人が多い傾向にあります。1日の終わりに入るお風呂は気持ちがいいだけでなく、美容や健やかに過ごすための秘訣でもあります。千葉大学のとある研究では、毎日お風呂に入る人は、週2回ほどしか入浴しない人に比べ、要介護のリスクが30%も低いと報告されています。しかし、下記のような入浴をしている方は良い効果が得られないかもしれません。
・ぬるめのお湯で半身浴
・長湯が好きで1時間は入っている
・熱いお湯で汗をたっぷりかくのが快感
美容のためにも、そして健やかに過ごすためにも、毎日の入浴の見直しは大切です。そこで入浴効果をあらためて検証し、健康長寿のための正しい入浴法をご紹介したいと思います。

お風呂上がりのマニキュアはNG?マニキュアを塗るのに最適なタイミングは?

お出かけの前の日は、マニキュアで爪をきれいにしておきたいですよね。しかし持ちよくきれいにマニキュアを塗るには、どのタイミングがいいの?と疑問に思ったことはありませんか?お風呂に入る前や、入った後、寝る前などは一息つけるので、特にマニキュアが塗りやすい時間ですが、もしかしたらせっかく塗ったマニキュアが剥がれやすくなったり、よれてしまうかもしれません。

お風呂に入る前や、お風呂上がりすぐに塗るのはNG

マニキュアをお風呂に入る前や、お風呂上がりすぐ塗るのはやめておきましょう。マニキュアは乾くのが遅く、表面は10分~1時間ほどですぐに乾いたとしても、内部までしっかり乾くには12~24時間以上かかるものがほとんどです。また爪は水やお湯に触れるとふやけてしまいます。ふやけることで爪と塗ったマニキュアの間に隙間ができて、剥がれやすくなったり、よれてしまいやすいのです。そして風呂上がり直後にマニキュアを塗るのもあまりおすすめできません。お風呂で暖かくなった爪と室温で置いているマニキュア液に温度差ができてしまい、マニキュアに気泡が入りやすくなってしまいます。その結果仕上がりも持ちも悪くなりやすいのです。

おすすめは寝る前のマニキュア+ネイルガード

爪先を長時間使わないタイミングにマニキュアを塗れればよいのですが、なかなか時間が取れない人も多いですよね。そんな方はお風呂上がりでスキンケアも終え、寝る前のタイミングを利用するのがおすすめです。寝る前にベースコートから塗り始め、カラーポリッシュ、トップコートを重ねていきましょう。しかし塗った後すぐにお布団に入ると、朝起きたときに布団やまくらの跡がついてしまうこともあります。その場合は1~2時間ほど指先を使わずしっかり乾かすか、爪表面に物が触れないようになっている「ネイルガード」をつけておくのがおすすめです。ネイルガードはオンラインショップや100円ショップでも買えるのでぜひ探してみてくださいね。

ネイリストのおすすめポイント:表面だけカバーするタイプのネイルガードなので、圧迫感が少ないです。

ネイリストのおすすめポイント:指先全体をカバーできるネイルガードはより保護力が高いので、ネイルがよれやすい方におすすめです。

入浴(温浴)で得られる効果

入浴は身体の汚れを落とすことが第一の目的であり、海外ではシャワーが一般的です。しかし日本の入浴は、衛生面以外に、お湯に浸かって温まる「温浴」という大きな要素があります。温浴は日本独特の文化というだけでなく、日本人の美容や健やかに過ごす秘訣でもあります。それは、お湯に浸かると、シャワーにはない次の効果が得られるからです。







・温熱作用
温まることで末端の血管が広がり、全身の血流が活発になって血管が丈夫になります。

・静水圧作用
水圧によって皮下の血管にまで圧がかかり、手足に停滞していた血液が心臓に押し戻され(ポンプアップ効果)、血流が活発に。

・浮力作用
全身お湯に浸かると、体重が9分の1になるほどの浮力がかかります。

そのため、体重を支える筋肉や関節が負担から解放されてゆるみ、感覚的にも身体が軽くなり、深いリラックス効果が得られます。

免疫力がアップ

体温が1℃上がれば、免疫力が5~6倍に高まるといわれています。それは体温が上がると、血流が良くなって免疫細胞が全身に行き渡るようになり、さらに免疫細胞自体の働きも活発になるからです。人間の体温は普段は36~37℃ほどですが、温浴することで1~2℃上昇させることができるのです。

体内酵素が活性化

体温が上がると、体内の酵素も活性化します。酵素とは、体内で行われる様々な化学反応に関わる物質で、生命活動に不可欠な存在です。酵素の働きは36~40℃の間で比例的に活性化していくといわれ、温浴で温まった身体は、酵素にとっても最適な環境になるのです。酵素が活性化すると、消化吸収や代謝が活発になるため、全身の健康に繋がります。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増える

温浴による適度な熱刺激で、体内にはHSPが増えます。HSPは、ダメージを受けた細胞を修復する働きがあります。肌であれば、傷んだコラーゲンを一度分解し、新たなコラーゲンの生成を促進して肌のハリを取り戻してくれるのです。さらにHSPには、免疫力を高める効果もあります。HSPが生成されると、身体は細胞にダメージを与える有害物質が侵入してきたと判断し、免疫細胞が活性化するのです。

t-PAが増える

t-PAとは、プラスミノーゲン・アクティベーター(活性化因子)のこと。「血栓を溶かす」作用を持つ酵素の1種で、心筋梗塞や脳梗塞の有効な治療剤として、医療の現場でも使われています。t-PAはもともと体内にある物質で、血管内皮細胞から分泌され、血管の中で血が固まるのを防いでいます。年齢が進むと心筋梗塞や脳梗塞が増えてくるのは、歳と共にt-PAの分泌能力が低下し、血栓ができやすくなるのが大きな要因です。しかし、t-PAの減少には対処法があります。t-PAは体温が37~39℃の時に活性化するので、入浴で体温を上げることで増やすことができるのです。t-PAを活性化させるために特におすすめなのは、就寝前の入浴です。体内のt-PAは、夜中の2~3時頃に最も分泌量が少なくなります。そのため、就寝中に血栓ができやすくなり、起床時の脳梗塞や心筋梗塞に繋がるのです。就寝前に温浴をすると、上がった体温が夜中まで維持され、効率的に血栓予防ができます。運動も体温を上げてt-PAを活性化する効果がありますが、就寝前にできるのはやはり入浴が一番です。因みに食べ物では、納豆(ナットウキナーゼ)やコーヒー、焼酎、ブランデーなどにも、t-PAを活性化する効果が確認されています。

美容効果アップや健やかに過ごすための正しい入浴方法

このように温浴には、血管・血液の健康や、免疫、代謝、細胞再生能力のアップ、リラックスといった、美容や健やかに過ごすための必要な多くの効果があります。しかし間違った入浴の仕方では、せっかくの温浴効果もあまり期待できません。ではどのような入浴法がいいのでしょうか。以下で詳しくご紹介します。

40℃で10分

酵素やt-PAを活性化させるには、体温が37~39℃に上がり、さらにこの温度が長時間キープされることがポイントになります。それには、「40℃」のお湯に「10分間」浸かるのがよく、42℃以上の熱いお湯や、長時間の入浴は逆効果だそうです。熱いお湯だと、熱に対する身体の防御反応が働いてt-PAが抑制されたり、熱のダメージでかえって血管が傷つくこともあります。また入浴が長時間になると、体内の水分が失われて血液の濃度が高まり、これも血管を傷めることになります。長時間の入浴は、肌にとっても良くありません。長湯は、肌がふやけて必要な角質が剥がれたり、皮脂やセラミドなどの保湿成分が流出するなどして、肌を乾燥させてしまうからです。

入浴前のコーヒーで効果アップ

発汗による脱水症状を防ぐために、入浴前の水分補給は非常に大切です。飲むのは水や白湯もいいのですが、おすすめなのは実は「コーヒー」です。コーヒーはt-PAを増やして血栓を予防する働きがあり、また含まれるカフェインが血行を促進することから、温浴効果をより高めてくれます。

入浴中に行うといいのは

お湯に浸かりながら次のことを行うと、より温浴効果を高めることができます。

・足の裏のマッサージ
全体重がかかる足の裏は、最も血液が停滞しやすい部分です。また、足の裏には全身のツボが集まっており、マッサージすることで血流をより活発にすることができます。

・歌を歌う
歌を歌う時は自然に腹式呼吸になり、横隔膜が大きく動きます。横隔膜には自律神経が集中しており、ゆっくり大きく動くことで副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まるのです。

入浴で気をつけたいことは

十分な温浴効果を得るには、入浴のタイミングも大事です。なるべく下記を守るようにしましょう。

・食後の入浴は、1時間はあけてから
食後すぐに入浴すると、活発になった血流が全身を巡り、胃腸に回る血液が少なくなります。食後に入浴するなら、消化を妨げないように、少なくとも1時間たってからがおすすめです。

・運動後、すぐには入浴しない
運動をした後はさっそくお風呂に入り、かいた汗を流したいところです。しかし運動後の筋肉は細かな傷ができたり、少なからず熱を持った状態なので、そのままお湯に浸かってしまうと、疲労の回復を妨げてしまいます。まずは、筋肉をクールダウンさせることが先決です。運動後すぐはシャワー程度で済ませ、30分~1時間ほどたってから入浴するようにしましょう。

まとめ

マニキュアを塗るタイミングは寝る前がおすすめです。お風呂に入る前や、お風呂上がりではせっかく塗ったマニキュアの持ちが悪くなったり、仕上がりがイマイチになってしまうかもしれません。寝る前にしっかり乾かす時間を取りながら塗りましょう。マニキュアがよれてしまわないか不安という方は、ネイルガードを使うのもおすすめです。そしてお風呂の温浴効果は、免疫力アップや体内酵素の活性化など様々なものがあります。普段シャワーで済ませてしまうことが多いという人も、これを機に入浴習慣をつけてみてはいかがでしょうか。







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