自分好みのデザインやカラーでジェルネイルをつけると、嬉しくてテンションが上がりますよね!
お気に入りのネイルをつけた後は「長持ちしてほしいから爪が伸びなければいいのに・・・」なんて思ってしまいます。
しかし、ジェルネイルには適切な付け替え期間があります。
どんなに気に入っていても、つけっぱなしはNGです!
今回の記事では、ジェルネイルのつけっぱなしがダメな理由をご紹介してまいります。
ジェルネイルの付けっぱなしがダメなのは何故?
ジェルネイルはマニキュアよりも長持ちです!
なかなか取れないので、人によっては1ヶ月以上付けっぱなしにしている人もいるようです。
しかし、いくら綺麗に付いてて取れないからといっても、1ヶ月以上やそれ以上つけたままにするのはおすすめできません。
サロンで付けたジェルでも、自分で付けたジェルでも、オフと付け替えの期間を守らないと、爪トラブルの元になりかねないのです。
ここでは、ジェルネイルを付けっぱなしにするのがダメな理由を解説します。
グリーンネイルになりやすい
ジェルネイルを付けっぱなしにすると、グリーンネイルになる可能性があります。
グリーンネイルとは、緑膿菌という細菌が爪に感染し、増殖することで引き起こす爪の病気です。
ジェルネイルを付けたまま長期間放置すると、根元や両サイドが浮いてくることがあり、そこからグリーンネイルの原因となる緑膿菌が入り込んでしまいます。
これが、ジェルネイルを付けっぱなしにすると、グリーンネイルになりやすい理由です。
緑膿菌には季節を問わず感染する可能性がありますが、湿度の高い梅雨時期や夏場は特に感染しやすいため注意しましょう。
グリーンネイルになると、爪の色が緑色に変化し、膿やニオイが発生することもあります。
放置していると感染範囲が広がって症状が悪化する恐れがあるため、すぐにネイルをオフすることが重要です。
爪が割れたり欠けたりしやすい
ジェルネイルを付けっぱなしにすると、浮いた部分やストレスポイント(爪が肉から離れている部分)から爪が割れたり欠けたりする可能性があるので、注意が必要です。
ジェルネイルをすると爪に厚みが出ますが、長期間付けたままにしておくと根元部分が伸びるため、先端部分だけに厚みがある状態になります。
このような状態だと、ストレスポイントに負荷がかかりやすくなるため、爪が割れたり欠けたりする恐れがあるので気をつけましょう。
また、ジェルネイルが浮いている場合は、そこから剥がれやすくなり、自爪の層まで一緒に剥がれてダメージに繋がることもあります。
このような状態を避けるためにも、ジェルネイルは定期的に付け替えを行うことが重要です。
見た目がイマイチ
ジェルネイルを長期間付けっぱなしにすると、単純に見た目が良くないというデメリットもあります。
前項で解説したような、グリーンネイルや割れ・欠けといったトラブルがなかったとしても、根元が伸びたジェルネイルをそのまま付けておくと指先は美しく見えません。
おしゃれ度や清潔感がないように見えてしまうので、だらしない印象を与える可能性があります。
せっかく指先を美しく見せたくてネイルをしているのに、これでは本末転倒ですよね。
清潔感のある素敵な指先をキープするためにも、ジェルネイルの付け替え周期は守るようにしましょう。
ジェルネイルを変える適切な頻度は?
ジェルネイルの適切な付け替え周期は、ハンドとフットで異なります。
ここでは、ハンドネイルとフットネイルを変える適切な頻度を解説するので、参考にしてくださいね。
ハンドネイルは3~4週間
ハンドジェルの適切な付け替え周期は約3〜4週間です。
この期間を超えても、ジェルネイルが浮かずに付いている場合もありますが、根元は確実に伸びてきています。見た目の美しさを保つためや、亀裂・割れ・欠けを防ぐためにも、適切な周期での付け替えを行うようにしましょう。
フットネイルは1ヶ月半~2ヶ月
フットジェルの適切な付け替え周期は、約1ヶ月半〜2ヶ月です。
足の爪は手の爪よりも伸びる速度が遅く、負荷がかかりにくいため、付け替え周期が長くなります。
ジェルネイルがすぐに剥がれないようにするには?
一般的にジェルネイルの持ちは、約3〜4週間です。
しかし、施術後の扱い方や生活習慣によっては、通常よりも早く剥がれてしまうケースもあります。
せっかくキレイに付けたお気に入りのネイルが、すぐに剥がれてしまうとショックですよね。
そこで、ここからはジェルネイルを剥がれにくくし、キレイに長持ちさせるための対策をご紹介します。
水仕事はゴム手袋を付ける
ジェルネイルは水に弱いので、水仕事や家事などで剥がれやすくなる可能性があります。
そのため、洗い物や掃除などで水に触れる時は、ゴム手袋をして指先を守ることが重要です。
これまで素手で水仕事を行っていた人の場合、ゴム手袋を使用するだけでもジェルネイルの持ちがグンと良くなることがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
ネイルオイルやハンドクリームで保湿する
ジェルネイルを長持ちさせるためにも、ネイルオイルやハンドクリームで毎日の保湿ケアを徹底することが大切です。
爪が乾燥していると、体がそのことを察知し、自ら水分や油分を分泌させるようになります。
その結果、ジェルネイルが剥がれやすくなってしまうのです。
日頃から保湿ケアを徹底していれば、このような状態になりにくいため、ジェルネイルを長持ちさせることができます。
セルフネイルの時は正しい事前のネイルケアをする
ジェルネイルの施術後の扱いや保湿ケアも大切ですが、施術の際に行う事前のネイルケアが正しくできているかどうかも、持ちに大きく影響します。
きちんとネイルケアが行われていない爪の上には、ルースキューティクルが貼り付いているため、ジェルネイルの密着が悪くなる可能性が高いです。
ルースキューティクルの上にジェルネイルが乗っているような状態になるので、そこから浮いたり剥がれたりしてしまいます。
このような状態を避けるためにも、セルフでジェルネイルを施術する際は、必ず事前に正しいネイルケアを行うようにしましょう。
また、ジェルネイルはオフも正しく行うことが大切です。
自分でオフをするとなると時間もかかり、なかなか大変ですが、だからといって無理やり剥がすのはNG!
ジェルネイルは基本アセトンで溶けるので、しっかり溶かして、溶けた部分だけを優しくオフするようにしましょう。
ちなみに、1日~3日や、1週間ごとに付け替えするなどもおすすめできません。
頻繁にオフを繰り返すと、その分爪も痛みやすいので注意しましょう。
まとめ
お気に入りのネイルは、できる限り長く付けたままにしておきたいと思いますよね。
しかし、本記事で解説した通り、ジェルネイルを付けっぱなしにしておくことは、衛生面や外見的におすすめできません。
例えジェルがしっかりと密着していたとしても、長期間付けっぱなしにしておくことで、爪が折れたり亀裂が入ったりすることがあるので注意してくださいね。
また、ジェルネイルの浮きを放置した結果、グリーンネイルを発症すると、しばらくネイルをお休みしなければいけなくなってしまいます。
ジェルネイルを長く続けていくためにも、付けっぱなしにするのは避け、適切な周期で付け替えを行うことが重要です。
正しい知識や技術を身につけて、長くジェルネイルを楽しんでいきましょう。